JPH081355Y2 - 配管端末接続構造 - Google Patents

配管端末接続構造

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JPH081355Y2
JPH081355Y2 JP951790U JP951790U JPH081355Y2 JP H081355 Y2 JPH081355 Y2 JP H081355Y2 JP 951790 U JP951790 U JP 951790U JP 951790 U JP951790 U JP 951790U JP H081355 Y2 JPH081355 Y2 JP H081355Y2
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retainers
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tubular
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JP951790U
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慎一 西堀
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株式会社藤井合金製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び考案の概要] 本考案は蛇腹状の可撓管から成る配管端末部をガスコ
ック等の被接続主体に接続する配管端末接続構造に関す
るもので、上記配管端末を接続固定する際に締付ける筒
ネジを回動させるだけで該接続作業が完了するようにし
て該作業が簡便に行えるようにしたものである。
[従来技術及び課題] 台所等では、ガスコックが壁面に取付けられることが
多い。そして、最近では、この壁面の構造を簡略化する
為、石膏ボードが数多く利用されている。
このような壁面には、従来の鋼管配管を採用し難く、
最近では、可撓性を有する金属製の蛇腹管をガス管とし
て採用している。
この蛇腹管は肉厚が薄い金属管の外周壁を一定間隔で
拡大させて管壁の軸線方向断面を波形にするとともに、
該波形を構成する山部の外径を一定に設定したものであ
る。
このような構成としては、具体的には第7図のような
ものが知られている。
この従来のものは、被接続主体(1)としてのガスコ
ックのガス入口(11)から張出させたフランジ(12)と
壁板(30)の裏面に添設する当て板(40)とをボルト
(5),(5)によってネジ止めすることにより、ガス
コック本体を壁板(30)に固定し、このガスコック本体
に継手(20)を介して可撓性を有する金属製の蛇腹管
(2)を接続している。
前記継手(20)は、継手主体(22),筒ネジ(23),
一対のリテーナ(S),(S)及びゴムパッキン(P)
とからなり、前記リテーナ(S),(S)の内面は蛇腹
管(2)の外面に適合する波形に形成されている。
このものでは、蛇腹管(2)の外面をリテーナ
(S),(S)で抱持状態にすると共に、この状態にあ
る蛇腹管(2)を継手主体(22)の筒部(25)に内挿
し、その後、上記筒部(25)に螺合した筒ネジ(23)を
締付けると、蛇腹管(2)の接続作業が完了する。そし
て、この従来のものでは、接続状態にある蛇腹管(2)
は、その外周全体にリテーナ(S),(S)が外嵌状態
になって筒部(25)内に内挿固定されるから、該蛇腹管
(2)が強固に固定できることとなる。
ところが、この従来のものでは、筒ネジ(23)の締付
け作業に先立って、蛇腹管(2)を筒ネジ(23)に挿通
させる作業や該挿通状態にある蛇腹管(2)の先端部に
リテーナ(S),(S)を外嵌させたままこれを継手主
体(22)の筒部(25)に挿入する作業が必要となり、上
記筒ネジ(23)の締付け前の作業が必要となる分だけ接
続作業が面倒になると言う問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて成されたもので、『蛇腹管
(2)の外周に外嵌するように組合わされる複数のリテ
ーナ(S),(S)を継手主体(22)の筒部(25)内に
装填し、該筒部(25)の端部には上記リテーナ(S),
(S)の脱出を阻止する筒ネジ(23)を螺合した配管端
末接続構造』に於いて、蛇腹管(2)の接続が簡便に行
えるようにするため、筒部(25)に蛇腹管(2)の端部
をそのまま挿入して筒ネジ(23)を回動させるだけで該
蛇腹管(2)の接続作業が完了するようにすることをそ
の課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決するための本考案の技術的手段は、
『組合わされたリテーナ(S),(S)をこれら全体に
外嵌させた環状バネ(60)で相互接近方向に付勢すると
共に、筒ネジ(23)を所定量ねじ込んだときには、該筒
ネジ(23)の一部が上記リテーナ(S),(S)の相互
離反・接近を阻止するようにこれらリテーナ(S),
(S)と機械的に結合するようにした』ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
蛇腹管(2)を筒部(25)に接続しない初期状態で
は、リテーナ(S),(S)はこれら全体に外嵌した環
状バネ(60)の付勢力に抗して離反した状態になってお
り、この状態で筒部(25)にねじ込まれた筒ネジ(23)
の一部とリテーナ(S),(S)が機械的に結合された
状態になっている。即ち、離反状態にあるリテーナ
(S),(S)が、筒部(25)にじ込まれた筒ネジ(2
3)によって相互接近を阻止された状態になっているの
である。
さて、上記初期状態において、筒ネジ(23)部分から
継手主体(22)の筒部(25)内に蛇腹管(2)の先端部
を挿入すると、該蛇腹管(2)の先端部は離反状態にあ
る上記リテーナ(S),(S)で囲まれる空間内に遊挿
された状態になる。
この状態で筒ネジ(23)を若干緩めると、該筒ネジ
(23)とリテーナ(S),(S)の機械的結合が解除さ
れた状態になり、これにより、該リテーナ(S),
(S)はこれら全体に外嵌された環状バネ(60)の付勢
力によって相互接近せしめられ、これにより、リテーナ
(S),(S)が蛇腹管(2)の外周に外嵌した状態に
なる。
次に、一旦緩めた上記筒ネジ(23)を再度筒部(25)
部分にねじ込むと、該筒ネジ(23)の一部は上記蛇腹管
(2)の外周に嵌合したリテーナ(S),(S)と再び
機械的に結合してこれらの相互離反動作を阻止すること
となる。
すると、リテーナ(S),(S)は蛇腹管(2)に嵌
合状態に維持されると共に、既述従来のものと同様に筒
部(25)からのリテーナ(S),(S)の脱出を上記筒
ネジ(23)が阻止することとなり、これにより、蛇腹管
(2)が筒部(25)に抜け止め状態に接続される。
このように、本考案の上記技術的手段によれば、筒部
(25)に蛇腹管(2)の端部をそのまま挿入して筒ネジ
(23)を回動させるだけで該蛇腹管(2)の接続作業が
完了することとなる。
[効果] 本考案は次の特有の効果を有する。
筒部(25)に蛇腹管(2)の端部をそのまま挿入して
筒ネジ(23)を回動させるだけで該蛇腹管(2)の接続
作業が完了するから、該蛇腹管(2)の接続作業が簡便
に行える。
[実施例] 次に、上記した本考案の実施例を図面に従って詳述す
る。
第1図に示すように、継手主体(22)に設けられた筒
部(25)の端部内周には雌ネジ(26)を刻設した大径部
(24)が形成されており、大径部(24)の刻設部より奥
にはOリング(27)が装填された小径部(28)とこれよ
り更に直径の小さなガス通路(29)が形成されている。
又、第2図に示すように、上記大径部(24)には筒状
に組合わされる四個のリテーナ(S),(S)が装填さ
れており、これらリテーナ(S),(S)群にはこれら
全体を包囲するように環状バネ(60),(60)が外嵌さ
せてある。又、各リテーナ(S),(S)の内面は、第
1図に示す如く、蛇腹管(2)の外面に適合する波形に
形成されていると共に、該リテーナ(S)の両端面(筒
部(25)の軸線方向端面)には係合リブ(42),(49)
が突設されている。更に、筒部(25)の大径部(24)の
奥壁には上記係合リブ(42),(49)が嵌まり込む第1
係合溝(43)が形成されている。
次に、継手主体(22)に形成された上記筒部(25)の
大径部(24)には筒ネジ(23)が螺入されていると共
に、該筒ネジ(23)の先端面にはこれに対応するリテー
ナ(S),(S)の係合リブ(49)が嵌まり込む第2係
合溝(45)が周設されている。又、上記筒ネジ(23)の
先端部(35)の内周は一定範囲に亘って削られて大径部
(39)が形成されていると共に、この大径部(39)から
その奥の小径部に変化する部分は段部(36)となってい
る。
上記継手を生産・組立てする際には、第3図に示すよ
うに、先ず継手主体(22)の筒部(25)にOリング(2
7)を装填する。次に、接続する蛇腹管(2)より若干
大きな外径を有する円柱状工具(K)を筒ネジ(23)に
挿通させ、該円柱状工具(K)の先端部に、環状バネ
(60)に抗して離反させたリテーナ(S),(S)を外
嵌させた状態にする。そして、リテーナ(S),(S)
が外嵌状態となった円柱状工具(K)の先端部を筒部
(25)の外径部(24)に挿入し、その後、筒ネジ(23)
を筒部(25)の上記大径部(24)に螺入すると、第1図
に示すように、リテーナ(S),(S)の両端面に突設
された係合リブ(42),(49)がこれらに対応する継手
主体(22)側の第1係合溝(43)と筒ネジ(23)の先端
の第2係合溝(45)に係合し、これにより、各リテーナ
(S),(S)は、これら全体の外周に外嵌させた環状
バネ(60)の付勢力に抗して互いに離反した状態に維持
される。爾後、円柱状工具(K)を継手主体(22)の筒
部(25)から強制的に引き抜くと、継手(20)の生産・
組立てが完了する。
さて、上記継手(20)を用いて配管作業を行なうに
は、第4図に示すように、先ず被覆チューブ(21)を剥
離して露出させた蛇腹管(2)の先端を継手主体(22)
の筒部(25)に挿入する。尚、蛇腹管(2)を挿入する
ときには、リテーナ(S),(S)の先端から蛇腹管
(2)が一山だけ突出した状態にする。
次に、筒ネジ(23)を若干緩めると、継手主体(22)
及び筒ネジ(23)の第1係合溝(43)及び第2係合溝
(45)とこれらに対応するリテーナ(S),(S)の係
合リブ(42),(49)の係合が解除状態になり、第5図
に示すように、環状バネ(60)の付勢力によってリテー
ナ(S),(S)が相互接近してこれが蛇腹管(2)の
外周面に嵌まり込むこととなる。
次に、緩めた筒ネジ(23)を再度ねじ込むと、該筒ネ
ジ(23)の先端近傍の内周部に形成された段部(36)が
リテーナ(S),(S)に当接し、この状態で更に筒ネ
ジ(23)を螺入すると、リテーナ(S),(S)は蛇腹
管(2)に外嵌したままの状態で筒部(25)の小径部
(28)に押込まれる。即ち、リテーナ(S),(S)か
ら突出する蛇腹管(2)の先端部の一山部分は、上記筒
部(25)の小径部(28)に押込まれるリテーナ(S),
(S)で押し潰され、該押し潰された部分がOリング
(27)の内周に当接してシールされることとなるのであ
る。これにより、蛇腹管(2)の接続作業が完了する。
このように、上記のものの場合、筒ネジ(23)を一旦
緩めた後にこれを締込む動作を行なうだけで蛇腹管
(2)の接続作業が行える。
尚、継手主体(22)に於ける蛇腹管(2)の接続側と
反対側には他の蛇腹管等の配管を接続しても良く、又、
ガスコックから一体的に突出するガス配管接続筒が継手
主体(22)を構成するようにしても良い。そして、上記
ガス配管接続筒がそのまま継手主体(22)を構成するよ
うにした場合には、ガスコックの配管設置作業が簡便に
行なえることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の要部断面図,第2図はリテーナ
(S),(S)の装填部の断面図,第3図は本考案実施
例の分解斜視図,第4図〜第6図は本考案実施例の使用
説明図,第7図は従来例の説明図であり、図中、 (2)……蛇腹管 (23)……筒ネジ (25)……筒部 (60)……環状バネ (S)……リテーナ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛇腹管(2)の外周に外嵌するように組合
    わされる複数のリテーナ(S),(S)を継手主体(2
    2)の筒部(25)内に装填し、該筒部(25)の端部には
    上記リテーナ(S),(S)の脱出を阻止する筒ネジ
    (23)を螺合した配管端末接続構造に於いて、組合わさ
    れたリテーナ(S),(S)をこれら全体に外嵌させた
    環状バネ(60)で相互接近方向に付勢すると共に、上記
    筒ネジ(23)を所定量ねじ込んだときには、該筒ネジ
    (23)の一部が上記リテーナ(S),(S)の相互離反
    ・接近を阻止するようにこれらリテーナ(S),(S)
    と機械的に結合するようにした配管端末接続構造。
JP951790U 1990-01-31 1990-01-31 配管端末接続構造 Expired - Lifetime JPH081355Y2 (ja)

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