JPS5932902Y2 - 測温抵抗体 - Google Patents

測温抵抗体

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JPS5932902Y2
JPS5932902Y2 JP3466480U JP3466480U JPS5932902Y2 JP S5932902 Y2 JPS5932902 Y2 JP S5932902Y2 JP 3466480 U JP3466480 U JP 3466480U JP 3466480 U JP3466480 U JP 3466480U JP S5932902 Y2 JPS5932902 Y2 JP S5932902Y2
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JP
Japan
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metal
metal lid
support piece
engagement
end tube
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Expired
Application number
JP3466480U
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English (en)
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JPS56137041U (ja
Inventor
正雄 手塚
Original Assignee
助川電気工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、測温抵抗体に関する。
従来より上記抵抗体としては、第1図、第2図に示す如
きものがあるが、測温抵抗体に用いられる従来の測温抵
抗素子は、それ自体が支持構造をもつものではない為、
第1図に示したもの\ように金属外筒aと導線b 、
b’との間にマグネシャ等の無機絶縁粉末Cを充填し、
この金属外筒aに接合した端管dに測温抵抗素子eを収
納して、そのリード線f、f’を上記導線b 、 b’
と接続し、上記端管dに無機絶縁粉末C′を充填した後
、その開口端を金属蓋gで閉成したものにあっては、上
記測温抵抗体eは端管dに対してフリーの状態である為
、無機絶縁粉末C′を充分かつ、密に充填できず、この
結果、無機絶縁粉末C′の気孔率(残留空気)が犬とな
って感度が低下し、また測温抵抗素子eは振動によって
動揺し易くなって、リード線f、f’等の断線事故が絶
えない難点があった。
そこで上述難点を解消すべく第2図に示したものが本願
人によって提案されている。
これは金属外管aと、これに接合した端管dに一対の導
線り。
h′を内装して、金属蓋gにその端部を固定導通し、こ
の導線h 、 h’により測温抵抗素子eを支持してな
るものであるから、それなりに十分効果的ではあるが、
金属外管aと端管dに共通して一対の導線り、h’を内
装する作業は煩雑であって、製作工程が複雑化するもの
であった。
そこで本考案は上述のように測温抵抗素子を二次的に支
持するよう構成したものを改良して、測温抵抗素子の機
械的支持を簡単かつ、確実にでき、しかも測温抵抗素子
のセラミック製外殻に割れ着生ずることのないようにし
、しかも耐振性に優れた測温抵抗体を得ようとするもの
である。
以下本考案の実施例を示した図面について詳述すれば、
第3図、第4図において、金属外筒1と複数本の導線2
,2′の間にマグネシャ等の無機絶縁粉末3を強固に充
填して、その金属外筒1には端管4を同軸的に接合5し
、該端管4には測温抵抗素子6を収納する。
こ5で、少なくとも一対の導線2,2′は、金属外筒1
から任意所望長さ端管4内に延出させておき、この延出
端と、上記測温抵抗素子6のリード線7,7′とをそれ
ぞれ接続し、さらに端管4内には、マグネシャ等の無機
絶縁粉末3′を強固(密)に充填し、該端管4の開口端
4′を金属蓋8にて閉成すると共に、上記測温抵抗素子
6を支持部材9により次のように支持して構成される。
即ち、上記支持部材9は、セラミック若しくは金属で形
成されるもので、その一端は2個の挾持片10.10’
を適当な間隔に並設した二股状とし、これにより上記測
温抵抗素子6を密に挟着可能に形成すると共に、その基
端9aから支持片11を軸方向へ一体に延出して形成し
てあり、上記両挾持片10,10’により上記測温抵抗
素子6の少なくとも先端部を密に挟着して、支持部材9
を測温抵抗素子6と共に上記端管4内に収納し、カバる
状態で、上述のように端管4内に無機絶縁粉末3′を充
填する。
この際、支持部材9の支持片11先端部が、金属蓋8と
の固定しろ分だけ端管4の開口端4′から外側へ延出さ
せておく。
よって、上記支持片11を把持して、支持部材9と測温
抵抗体6を端管4の中心に保持させた状態で、当該端管
4内に無機絶縁粉末3′を充填し、然る後、溶接等にて
端管4の開口端4′に金属蓋8を固定し、閉成すると共
に、支持片11の先端と金属蓋8を固定する。
こ\で 上記支持片11の先端部左右両側には係合凹部
11a、11aを対称に設けておき、一方金属蓋8の内
面中心には係合凹穴8aを設け、該係合凹穴8aに上記
支持片11先端を圧入係嵌して支持部材9を金属蓋8に
固定するようにするとよい。
この際上記係合凹穴8aは、その開口部左右に、上記係
合凹部11a、11aと相対的に係嵌可能な係合突部8
b 、8bを第5図に示す如く対設して、内部よりも開
口部は狭口に形成させておくと、上記係合凹穴8aに支
持片11の先端部を圧入することだけで離脱のない固定
を容易ならしめることができる。
また、こ\で上記測温抵抗素子6としては、第3図に示
す、図示しない測温抵抗線をセラミック外殻6aで開成
したもの、または第4図に示す、図示しないマイカ芯体
とマイカ外装体との間に測温抵抗線が巻装され、このマ
イカ外装体の外側を金属製枠体からなる外殻6bで開成
したものが用いられる。
以上説明したように本考案に係る測温抵抗体によれば、
測温抵抗素子6は、端管4に内装して、金属蓋8に固定
した支持部材9に嵌合支持してなるものであるから、端
管4内に無機絶縁粉末3′を充填するときに、支持片1
1を把持して支持部材9と共に測温抵抗素子6を保持さ
せた状態で上記無機絶縁粉末3′の充填を行なうことが
でき、したがって測温抵抗素子6が動いてしまって偏心
したり、リード線7,7′が断線することはないので、
充填作業を充分強固に行うことができ、その結果、気孔
率が小さくできて好感度になり、また、測温抵抗素子6
を支持部材9により金属蓋8に堅牢に固定できるから、
耐振性に優れて、リード線7.7′や、それらと測温抵
抗線および導線2,2′の接合部の切断事故を防止でき
ることはもとより、特に本考案によれば、支持部材9を
、金属外筒1内に挿通配設するものではなく、端管4の
先端部のみに収納すればよいので、製造工程を簡略化で
きてコストダウンできると共に、支持部材9は金属蓋8
に対して嵌着、測温抵抗素6に対して挟着支持するので
あって溶着によるものではないから、溶着による不安全
さや、セラミック製外殻の測温抵抗素子を用いた場合に
おける外殻割れを防止し得る等の効果あり、また、支持
部材9の支持片11と金属蓋8とは、その支持片11の
端部を係合凹穴8a内に嵌めこみ、係合突部8b 、8
b、係合凹部11a、11aを相互に係合することによ
り、離脱することなく嵌着されているから、悪影響ある
溶接手段を回避しながらも溶接に匹敵するぐらいの固定
状態が得られ、このような固定強度に依存して上記のご
とく測温抵抗素子6が振動なく安定して支持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は測温抵抗体の従来例をそれぞれ示した
各縦断側面図、第3図、第4図は本考案に係る測温抵抗
体の異種例を示した各縦断側面図、第5図は、同抵抗素
子を挾持する支持部材と金属蓋との固定例を示す拡大縦
断側面図である。 1・・・・・・金属外筒、2,2′・・・・・・導線、
3,3′・・・・・・無機絶縁粉末、4・・・・・・端
管、6・・・・・・測温抵抗素子、7,7′・・・・・
・リード線、8・・・・・・金属蓋、8a・・・・・・
係合凹穴、8b・・・・・・係合突部、9・・・・・・
支持部材、11・・・・・・支持片、11a・・・・・
・係合凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属外筒に無機絶縁粉末を充填介在して内装した少なく
    とも一対の導線とリード線を接続し、上記金属外筒に接
    合した端管には無機絶縁粉体を充填介在して上記リード
    線と接続した測温抵抗素子を内装せしめ、端管を金属蓋
    で閉成してなるものにおいて、セラミック若しくは金属
    で形成された支持部材は、その長手方向の一側端゛に上
    記測温抵抗素子を挾持するための互いに並行した複数の
    挟持片を有するとともにその長手方向の他端側には上記
    金属蓋と相互に嵌着するための支持片を有し、金属蓋の
    内面には上記支持片の端部を嵌入するための係合凹穴と
    該係合凹穴の入口を狭口とする係合突部とが形成され、
    支持片の端部外周には該係合突部と係嵌可能に対応する
    係合凹部が形成され、当該支持部材は、その支持片の端
    部を係合口穴内に嵌めこむとともに係合突部と係合凹部
    とを互いに係合することにより金属蓋と相互に嵌着され
    、測温抵抗素子は支持部材の複数とした挟持片により挟
    着されて支持されている測温抵抗体。
JP3466480U 1980-03-17 1980-03-17 測温抵抗体 Expired JPS5932902Y2 (ja)

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JP3466480U JPS5932902Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17 測温抵抗体

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Publication Number Publication Date
JPS56137041U JPS56137041U (ja) 1981-10-17
JPS5932902Y2 true JPS5932902Y2 (ja) 1984-09-14

Family

ID=29630303

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JP3466480U Expired JPS5932902Y2 (ja) 1980-03-17 1980-03-17 測温抵抗体

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US9927303B2 (en) * 2014-01-21 2018-03-27 Okazaki Manufacturing Company Temperature sensor for high temperature
WO2024062521A1 (ja) * 2022-09-20 2024-03-28 株式会社芝浦電子 温度センサおよび回転電機

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JPS56137041U (ja) 1981-10-17

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