JPS5932780Y2 - 防蝕カバ− - Google Patents

防蝕カバ−

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Publication number
JPS5932780Y2
JPS5932780Y2 JP8092679U JP8092679U JPS5932780Y2 JP S5932780 Y2 JPS5932780 Y2 JP S5932780Y2 JP 8092679 U JP8092679 U JP 8092679U JP 8092679 U JP8092679 U JP 8092679U JP S5932780 Y2 JPS5932780 Y2 JP S5932780Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
side edge
corrosion
flange
cover body
Prior art date
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Expired
Application number
JP8092679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55181093U (ja
Inventor
貢 栗原
Original Assignee
大東興業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大東興業株式会社 filed Critical 大東興業株式会社
Priority to JP8092679U priority Critical patent/JPS5932780Y2/ja
Publication of JPS55181093U publication Critical patent/JPS55181093U/ja
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、海洋構造物の鋼管を被覆する防蝕カバーの改
良に関する。
近年、海水の飛沫及び干満等の影響によって海洋構造物
の鋼管が被る腐蝕な防止する為に、ガラス繊維強化プラ
スチック(F、 R,P、 )等を素材とするカバーな
該鋼管に周覆し、その両者間隙にモルタルな充填する防
蝕法が広く行なわれている。
本考案は当防蝕法において用いられる割型の防蝕カバー
の改良に係るものである。
この割型カバーは海水に曝されている既設鋼管を周覆す
るものであり、大別すると2種類のカバーが存在する。
その一つはフランジがカバ一本体と一体成形されてなる
もので、他力はフランジとカバ一本体とが個別に成形さ
れた後これらが固着されてなるものである。
いずれの場合においても、第1図から理解されるように
2個のカバーが使用され、ボルト40な締め付け、カバ
一本体10゜10′ の側縁部に突設されるフランジ1
1,11’を互いに衝合させて、これらのカバーを鋼管
20に取付ける。
そして鋼管20とカバ一本体10゜10′ との間隙
に膨張性の高いモルタル30が充填され、これらが一体
化することによって、その防蝕の効果を発揮するもので
ある。
しかしフランジi i 、 i i’ がカバ一本体側
縁部に突設されているので、殊にフランジとカバ一本体
とが固着されてなる割型カバーにおいては、その海域の
漂流物の激突あるいは作業中の操作ミスによる衝撃がフ
ランジ11 、11’ に加わると、カバ一本体10
、10’ とフランジ11 、11’ との固着面
(第2図示の2点鎖線)から当該フランジの一部または
全部が第3図示のように破損離脱してしまうことが屡々
起った。
このとき、取付は時のフランジの締付けによってカバ一
本体同士は僅かに当接しているだけであるから、充填モ
ルタル30が海水に曝されてしまう。
その結果防蝕カバ一本体の剥離な引き起こすこととなり
、延いては当防蝕法の効果を低減ならしめてしまうとい
う実状であった。
そこで叙上の従来割型カバーの欠陥に鑑み、本考案は、
カバ一本体の偶発的剥離現象を未然に防止し得る防蝕カ
バーを提供せんとする。
本考案カバーにおいて、取り付けられる両力バ一本体の
側縁部は重ね合わされる接合面を有するように構成され
ている。
以下本考案の一実施例を第4図に基づいて詳述する。
i o 、 i o’ は夫々略半円周面形状のカバ一
本体であり、その外側周面12上の側縁部14゜14′
にはフランジ11 、11’ が固着されている。
この−力の側縁部14は、フランジ11の衝台面(図示
1点鎖線)根部から内側周面13に亘り傾斜した接合面
15を有し、その衝合面より奥まって形成されている。
また同カバ一本体100対向側の側縁部(図示せず)は
、このカバ一本体10と共に取り付けられる別のカバ一
本体10′ノ側縁部14’ と同様の形状をなしてい
る。
したがって両側縁部14 、14’ は互いに略対偶形
状をなし、そして側縁部14は他のカバ一本体10′の
側縁部14′ と夫々重ね合わされるように構成され
ている。
本カバーを鋼管20に取り付ける場合は、側縁部14
、14’ の接合面15に水中硬化型接着剤を塗布して
からフランジIL1i’vボルト締めすればよい。
したがって本考案が上記の構成であるから、次の効果を
有する。
フランジに何らかの撃力が加わって、これがカバ一本体
から離脱した場合においても、側縁部同士は強く接合さ
れているから、充填モルタルが海水に露出することがな
く、カバ一本体の剥離を防止することができる。
またカバ一本体同士を接合面に塗った接着剤で圧着させ
ろ際、フランジの締付は力と充填モルタルの膨張力とに
よって、側縁部同士が自ずと圧着されるから、別設の圧
着力を必要とせず、したがって従来カバーの取付は手順
を採用すれば十分である。
更にこのカバ一本体同士が一定面圧で接合されることに
なるから、カバー同士の仮止め作用と伴にボルトの締付
はピッチを従来の半分以下にすることができ、このボル
トに対する集中応力を減小させることができろ。
これによってボルトの脆弱化を防止し、その耐用年数な
長くすることができるので、本防蝕カバーは従来カバー
より永年の使用に耐え得るという効果もある。
尚、本実施例における側縁部の形状はその成形におけろ
手軽さのために選ばれたものであって、他の種々の形状
ヲ採用することができる。
例えば階段形状あるいは凹凸形状等の側縁部を形成する
ことも可能であり、側縁部が互いに重ね合わされる接合
面を有すれば実施し得ることが理解されよう。
またカバ一本体とフランジとが一体成形されてなるカバ
ーにおいても、上記接合面を設けた場合利益するところ
が多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前割型防蝕カバーが鋼管に取り付けられた状
態な示す断面図、第2図は同カバーのフランジ部分を示
す拡大断面図、第3図は同カバーのフランジがカバ一本
体から離脱した状態を示す拡大断面図、第4図は本考案
カバーの側縁部を拡大して示す断面図である。 10 、10’ ・・・・・・カバ一本体、11 、1
1’ ・・・・・・フランジ、12・・・・・・外側周
面、13・・・・・・内側周面、14.14’ ・・・
・・・側縁部、15・・・・・・接合面、20・・・・
・・鋼管、30・・・・・・モルタル、40・・・・・
・ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 既設鋼管を防蝕する割型カバーであって、フランジ11
    を有するカバ一本体10の側縁部14に、この側縁部1
    4に接合されろ側縁部14′ と重なり合う接合面1
    5を形成し、この側縁部14′ と接合面15とを接
    着するようなしたこと゛を特徴とする防蝕カバー。
JP8092679U 1979-06-15 1979-06-15 防蝕カバ− Expired JPS5932780Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8092679U JPS5932780Y2 (ja) 1979-06-15 1979-06-15 防蝕カバ−

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JP8092679U JPS5932780Y2 (ja) 1979-06-15 1979-06-15 防蝕カバ−

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Publication Number Publication Date
JPS55181093U JPS55181093U (ja) 1980-12-26
JPS5932780Y2 true JPS5932780Y2 (ja) 1984-09-13

Family

ID=29314247

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JP8092679U Expired JPS5932780Y2 (ja) 1979-06-15 1979-06-15 防蝕カバ−

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0313036Y2 (ja) * 1986-02-17 1991-03-26

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JPS55181093U (ja) 1980-12-26

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