JPS5931897Y2 - 両開き戸開閉装置 - Google Patents

両開き戸開閉装置

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Publication number
JPS5931897Y2
JPS5931897Y2 JP1978053361U JP5336178U JPS5931897Y2 JP S5931897 Y2 JPS5931897 Y2 JP S5931897Y2 JP 1978053361 U JP1978053361 U JP 1978053361U JP 5336178 U JP5336178 U JP 5336178U JP S5931897 Y2 JPS5931897 Y2 JP S5931897Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
rod
connecting rod
pinion
pneumatic cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978053361U
Other languages
English (en)
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JPS54156936U (ja
Inventor
忠彦 工藤
睦夫 成田
俊夫 藤原
茂 北村
Original Assignee
日本国有鉄道
ダイハツデイ−ゼル株式会社
株式会社工進精工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本国有鉄道, ダイハツデイ−ゼル株式会社, 株式会社工進精工所 filed Critical 日本国有鉄道
Priority to JP1978053361U priority Critical patent/JPS5931897Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電車等の乗降口戸を遠隔から操作するに適
した両開き戸開閉装置にに関し、小型であって電車の昇
降戸の上方の鴨居内に装置することができ、鴨居の前壁
を開くことによって装置全体を露出させて、装置の着脱
、保守を容易にする両開き戸開閉装置を得ることを目的
とした考案である。
上述のような両開き戸開閉装置は、乗降口戸の上部の鴨
居内に収納してその駆動用の空圧シリンダを遠隔から操
作するように構成されているが、−例に第1図に示すも
のがある。
すなわち、水平に配置した駆動用空圧シリンダ1のロッ
ド2の端部3を、両開き戸の一方の戸4aの上面外側端
5に取付けたブラケット6aの中間部に連結し、さりに
該ブラケット6aの上部から水平に連杆7aを突出させ
てその杆端8を前記空圧シリンダ1の両端外方に横軸の
まわりに回転自在に配設したブー’J9a、9bに捲回
しである無端ベルト10の上の部分に取付け、また両開
き戸の他方の戸4bの上面外側端11に取付けたブラケ
ット6b上部から水平に突出させた連杆7bの杆端を前
記ベルト10の下の部分に取付けたもので、前記各連杆
7a 、7bの中央にはそれぞれの水平移動を案内する
案内具13.14を設けている。
したがって、駆動用空圧シリンダ1に送圧すると、ロッ
ド2が移動してその端部に連結したブラケット6aを介
して両開き戸の一方の戸4aを開くとともに、前記ブラ
ケット上部に設けである連杆7aを水平動させるから、
該杆を取付けたベルト10がプーリ9a 、9bの周り
を回動し、もう一方の連杆7bをも反対方向に移動させ
るので、ブラケット6bを介して両開き戸の他方の戸4
bを開かせて両開きを実現できる。
また、第2図に示すように、前記の連杆、プーリ、ベル
トに代えて、ブラケット6aの上部にラック15を水平
に突出させてそのラック15をピニオン16に噛合させ
るとともに、他のブラケット6bに水平に突出させたラ
ック17を前記ピニオン16に噛合させた方式のものが
あるが、この方式においても前述例と全く同様に駆動用
空圧シリンダ1の作動に応じて両開きが行なわれること
は詳説するまでもない。
ところが上述した従来の二側の方式では、開き戸行程と
同長のシリンダロッド行程が要求され、長尺の空圧シリ
ンダを配設することになるので装置が大型になり開閉装
置の構成および原価上から望ましくない。
これを解決するために、開き戸行程の半分のシリンダニ
程をもつ空圧シリンダで済む第3図に示す方式が案出さ
れている。
すなわち、ブラケット6aの上部にラック15を取付け
るとともに、ブラケット6bにもラック17を突出させ
て両ラック歯にピニオン16を噛合させ、さらに前記ラ
ック15には他のピニオン18を噛合させて該ピニオン
18の回転軸19には駆動用空圧シリンダ20のロッド
21端を回転自在に連結させるとともに、該ピニオン1
8をさらに固定ラック22に噛合させてなるもので、差
動作用によって空圧シリンダ20のロッド行程の二倍の
開き戸工程が得られてシリンダ長を約半分に縮小できる
が、その行程比が固定しており、他の比に変えられない
不便がある。
本考案は、このような不便を解消するために、ベルトを
捲回した両プーリの一方のプーリに同軸にピニオンを結
合し、該ピニオンに駆動用空圧シリンダロッドに連結し
たラックを噛合させ両開き戸の各々のブラケットに水平
な連杆7a 、7bの一端を、該連杆の他端を前記ベル
トに取付けることによって上述の欠点を除いた両開き戸
開閉装置を提供し得たものである。
つぎに、この考案の実施例を図面について更に詳しく説
明する。
第4〜6図において、両開き戸の一方の戸4aの上面外
側端5に取付けたブラケット6aの上部から水平に連杆
7aを突出させてその杆端8を、プーリ23とプーリ2
4とに捲回したベルト10に締結金具25を介して取付
ける。
また両開き戸の他方の戸4bの上面外側端11に取付け
たブラケット6bの上部から水平に突出させた連杆7b
の杆端を、ベルト10に前記連杆7aと同様にして取付
け、前記プーリ23に同軸にピニオン26を結合し、該
ピニオン26には駆動用空圧シリンダ27のロッド28
端に連結したラック29を噛合させて構成されている。
両連杆7a、7bにはその水平動を案内する案内具13
.14を設け、前記ラック29の背部には案内プーリ3
0を配置し、前記両開き戸4a 、4bの各々に戸吊り
ローラ31.31を装着して戸レール32に載置し、該
ローラ31の下側の補助ローラ33と協働して戸の円滑
な開閉動を実現させ、また戸レールの中央に設けた検知
スイッチ34によって両開き戸閉鎖を検知確認している
このように構成するから、駆動用空圧シリンダ27に送
圧してそのロッド28を移動させラック29を駆動する
と、ピニオン26が回転し、同時に同軸の結合駆動プー
リ23が回転するから捲回したベルト10が両プーリの
回りを回動し、該ベルト10に取付けである連杆7aが
第4図において左方に、連杆7bが右方に水平移動して
両開き戸の各々が開放されることになる。
この場合、無端ベルト10を歯付ベルトとし、これに対
応して歯を形成したブーIJ 23 、24と噛合い係
合させるようにすれば、ベルト、プーリ間の滑りをなく
して装置の動作を安定させるのに有効である。
この装置において、ピニオン26とプーリ23とのそれ
ぞれのピッチ円の径を違えて形成すれば、ラック29の
移動距離、すなわち駆動用シリンダ27のロッド行程と
締結金具25の移動距離、すなわち開き行程との比率を
任意に変化させることができ、例えばピッチ円の外径比
を2以上にしておけば上記行程比を2以上とすることが
できる。
従ってロッド行程の小さい駆動用空圧シリンダで行程の
大きな両開き戸の開閉を行なうことができ、装置全体を
小型に構成できる。
このため狭い乗降口戸上の鴨居内への収納が容易となっ
て取付け、保守等の施工が至便である。
即ち、蝶番35により鴨居の上部に枢着されて前壁を構
成する蓋36を開くことにより、戸の開閉装置全体が露
出するから、戸閉め位置の調整、検知スイッチの作動調
整、注油等の点検、保守や装置全体または部品の着脱作
業が容易になる。
また、シリンダ行程と開き戸行程との行程比を2以上に
できるから、緊急時等に戸の手動開放を行なう場合にも
開き抵抗が小さくなって非常開放が容易となる利点があ
る等実用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は、従来の車両用両開き戸開閉装置の3例を
示す各正面図、第4〜6図は本考案の実施例を示し、第
4図は、要部を切断してあられした正面図、第5図は、
第4図の拡大A矢視側断面図、第6図は、同じく拡大B
−B側断面図である。 4a 、 4b :戸、5a 、 5b ニブラケット
、7a。 7b二連杆、10:ベルト、23 、24 :プーリ、
26:ピニオン、27:駆動用空圧シリンダ、28:ロ
ッド、29ニラツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1)横軸のまわりに回転可能で、無端ベルト10を上下
    に捲回した一対のブーIJ 23 、24の一方のプー
    リ23番こ1、同軸にピニオン26を結合し、該ピニオ
    ン26には駆動用空圧シリンダ27のロッド28に連結
    したラック29を噛合させ、2個のブーIJ23,24
    、無端ベルト10およびこれらの間に位置させた空圧シ
    リンダ27を、戸4a 、4bの上方の鴨居内に収納可
    能に配置し、一方の戸4aの上面外側端5から上方にプ
    ーリ23の上にまで突出させたブラケット6aに、一方
    の水平な連杆7aの一端を連結し、該連杆7aの他端を
    無端ベルト10の上方部分に連結し、他方の戸4bの上
    面外側端11から上方にブーIJ24の下まで突出させ
    たブラケット6bに、他方の水平な連杆7bの一端を連
    結し、該連杆7bの他端を無端ベルト10の下方部分に
    連結してなる両開き戸開閉装置。 2)無端ベルト10を歯付ベルトとし、これに対してブ
    ーIJ23,24にも歯を形成した実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の両開き戸開閉装置。
JP1978053361U 1978-04-24 1978-04-24 両開き戸開閉装置 Expired JPS5931897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978053361U JPS5931897Y2 (ja) 1978-04-24 1978-04-24 両開き戸開閉装置

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JP1978053361U JPS5931897Y2 (ja) 1978-04-24 1978-04-24 両開き戸開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54156936U JPS54156936U (ja) 1979-10-31
JPS5931897Y2 true JPS5931897Y2 (ja) 1984-09-07

Family

ID=28946190

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JP1978053361U Expired JPS5931897Y2 (ja) 1978-04-24 1978-04-24 両開き戸開閉装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413205B1 (ko) * 2001-06-19 2003-12-31 한국철도기술연구원 도시철도차량용 도어엔진의 동력전달구조

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JPS54156936U (ja) 1979-10-31

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