JPS593044Y2 - 木造建物における仕口緊結構造 - Google Patents

木造建物における仕口緊結構造

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JPS593044Y2
JPS593044Y2 JP6736880U JP6736880U JPS593044Y2 JP S593044 Y2 JPS593044 Y2 JP S593044Y2 JP 6736880 U JP6736880 U JP 6736880U JP 6736880 U JP6736880 U JP 6736880U JP S593044 Y2 JPS593044 Y2 JP S593044Y2
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JP
Japan
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arm
hole
bolt
shiguchi
axis
Prior art date
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JP6736880U
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JPS56167106U (ja
Inventor
康雄 藤本
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は木造建物における仕口の緊結構造に用いるアー
ムの改良に関し、従来、羽子板ボルトを用いて行われて
いた仕口部材の補強手段に代えて、仕口部材接触面の中
心付近において、同接触面と直角に外部から挿入した胴
長ボルトを、部材の内部に埋め込んだネジ付アームにて
受けてネジ締め緊結するに際し、アームの角度と軸方向
の移動とを一端から容易に行えるようにしたことを特徴
とするものである。
本考案者は先に、胴長ボルトとネジ付アームとの組み合
せによる基本的な仕口の緊結構造について、昭和52年
8月26日に実願昭52−114953号(実開昭54
−43009号)として出願しているが、従来のこの種
の緊結構造においてはアームの端面にメネジの軸線と平
行なドライバー用の浅い溝が設けられているのみで、こ
の溝ではドライバーによるアームの回転によって胴長ボ
ルトとアームのメネジとの軸線を側面からみて一致させ
ることができるだけであった。
しかし、実際的には平面的にも両者の軸線を一致させな
ければ胴長ボルト先端のネジがアームのメネジにねじ込
めず、従来のドライバー用の溝のみではこのアームの軸
方向の調整が不可能であった。
特に、アームの位置が前方へ進みすぎた場合これを引き
戻すには反対側から押し戻さなければならないという問
題があった。
本考案はこれら従来の不都合を簡単なアイテ゛アにより
改良したもので、以下に本考案の一実施例を示す図面に
基づき詳細に説明する。
第3図は本考案に係る仕口の緊結に用いるボルトとネジ
付アームの組合せ斜視図で、11は胴長ボルト、10は
座金であり、8は長さ方向の中央部にその軸芯を横切る
如くメネジ7を設けたアームである。
そして、本考案においてはこのアーム8の一端にメネジ
の軸芯と平行な比較的深いスリット9を設けたものであ
る。
このスリット9の深さはアーム8の大きさによって適宜
定められるものであるが、第2図に示す如く、ドライバ
ーの先端を差し込んだ際先端部に空間が残る深さで、ド
ライバー先端部を打ち込んだ際、クサビの作用をなすた
めの充分な打ち込み代を有することが必要である。
本考案に係るネジ付アームの使用に際しては、まず、第
1図に示す如く、一方の部材1の仕口端中央部にボルト
孔2を材軸方向に穿ち、このボルト孔の先端部近くの部
材の側部から該ボルト孔2と直交する如くアーム孔3を
穿つ。
また、この部材1と仕口を構成する他方の部材5には、
その側部に前記ボルト孔2の延長線上に同径のボルト孔
6を貫通状に穿つ。
次に、部材1のアーム孔3にアーム8を挿入しメネジ7
が材軸方向に向くように、即ちボルト孔2の軸線と一致
するように材芯部にセットし、この状態で他方の部材5
を接合し、画材のボルト孔2とボルト孔6とを直線状に
一致させ、部材5の外側部から座金10を介して胴長ボ
ルト11を挿入しアーム中央のメネジ7にボルトをねじ
込み締めつけて両部材を強固に圧接固定するものである
が、アーム孔3にネジ付アーム8を挿入しメネジ7の軸
線を胴長ボルト11の軸線と一致させるに際し、本考案
においては第2図に示す如くアームの深いスリット9に
マイナスドライバー12の先端部を少し強く差し込むこ
とにより、ドライバー先端がスリット9にクサビの如く
くい込むのでアームの回転はもとより左右方向の摺動も
可能となる。
従って、胴長ボルト11をボルト孔6からボルト孔2に
差し込みアームのメネジ7と一致させてねじ込む際にド
ライバー12を回転又は左右に摺動させることにより片
側からメネジの角度と位置を容易に調整することができ
るものである。
本考案における結合材側部に穿つアーム孔3は図面に示
す如く貫通させてもよいが、貫通させずに穿ち、アーム
8の長さを部材1の巾より短かく形成して埋め込み、胴
長ボルトにて締め付けた後、開口端を水栓にて埋めれば
体裁のよいものとなる。
以上説明したように本考案は、形状的には従来アームの
端部に設けられたドライバー用溝を一層深く形成した単
純なものであるが、従来不可能であったアームの軸線方
向の移動即ち、アームの左右摺動による調整を可能とし
たという大きな作用効果を有するもので、作業の能率向
上に大いに役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例の分解斜視図、第2図はアームと
ドライバー との関係を示す正面図、第3図は胴長ボル
トとアームとの組合せ状態を示す斜視図である。 1.5・・・・・・部材、2,6・・・・・・ボルト孔
、3・・・・・・アーム孔、7・・・・・・メネジ、8
・・・・・・アーム、9・・・・・・スリット、11・
・・・・・胴長ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二つの部材を突合せ結合するに際し、一方の部材1の端
    面にボルト孔2を設けると共にこの孔と直交する如く側
    面にアーム孔3を設け、他方の部材5の側部には前記ボ
    ルト孔2の延長線上に同径のボルト孔6を貫通状に設け
    、前記部材1のアーム孔3に、長さ方向のほぼ中央部に
    その軸芯を横切る如くメネジ7を設けたアーム8を挿入
    すると共に、部材5のボルト孔6に座金10を介して胴
    長ボルト11を差し込み、前記アーム8のメネジ7との
    間でねじ締めにより両部材1と6を圧接固定するように
    した仕口の緊結構造において、前記アーム8の少くとも
    一端に、メネジ7の軸線と平行でマイナスドライバーの
    先端がクサビの如くくい込み得る比較的深いスリット9
    を設けてなる木造建物における仕口緊結構造。
JP6736880U 1980-05-15 1980-05-15 木造建物における仕口緊結構造 Expired JPS593044Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56167106U JPS56167106U (ja) 1981-12-10
JPS593044Y2 true JPS593044Y2 (ja) 1984-01-27

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ID=29661388

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JP6736880U Expired JPS593044Y2 (ja) 1980-05-15 1980-05-15 木造建物における仕口緊結構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004285817A (ja) * 2003-08-29 2004-10-14 J Kenchiku Syst Kk 木造躯体に組込む木質耐震開口フレーム
JP2008050797A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Noda Corp 枠結合構造

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