JPS5929525Y2 - スライドフアスナ− - Google Patents
スライドフアスナ−Info
- Publication number
- JPS5929525Y2 JPS5929525Y2 JP4436779U JP4436779U JPS5929525Y2 JP S5929525 Y2 JPS5929525 Y2 JP S5929525Y2 JP 4436779 U JP4436779 U JP 4436779U JP 4436779 U JP4436779 U JP 4436779U JP S5929525 Y2 JPS5929525 Y2 JP S5929525Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- slide fastener
- wales
- groove
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Slide Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ジグザグエレメントの如くテープを表裏か
ら挾んで縫糸で止着される連続エレメントを備え、且つ
テープが経編によって成形しであるスライドファスナー
に関するもので、取付けられた連続エレメントがテープ
より抜は出す方向へずれる恐れがなく、安定した噛合状
態が得られるスライドファスナーに仕上げられることを
目的とするものである。
ら挾んで縫糸で止着される連続エレメントを備え、且つ
テープが経編によって成形しであるスライドファスナー
に関するもので、取付けられた連続エレメントがテープ
より抜は出す方向へずれる恐れがなく、安定した噛合状
態が得られるスライドファスナーに仕上げられることを
目的とするものである。
周知のようにこの種のスライドファスナーは普通、編成
されたテープの一側縁にジグザグエレメント等の連続エ
レメントを挾め込み、ミシンによりエレメントを縫着す
る縫糸を、テープに有する両つエール間の溝に刺し通し
て止着しである。
されたテープの一側縁にジグザグエレメント等の連続エ
レメントを挾め込み、ミシンによりエレメントを縫着す
る縫糸を、テープに有する両つエール間の溝に刺し通し
て止着しである。
しかし従来の縫製技術に問題点があり、縫糸を通すウエ
ール間の溝が広くなるように編向する必要があり、こう
して仕上げられたスライドファスナーを使用する際に、
何んらの力をも加えられず静止したような状態では問題
が無く正常な噛合状態を保っているが、使用中には横引
力が加えられたり、長平方向に対して交差する状態で曲
げられたり折られることがあり、前記従来のスライドフ
ァスナーであると、広いウエール間の溝に通した縫糸に
ずれ動く余裕があるため、横引力によりテープがエレメ
ントより僅かに抜は出し、正常な噛合状態ではエレメン
トの頭部が相手のテープ縁に接しているが、抜は出すた
めにエレメントの頭部とテープとの間に隙間が生じる。
ール間の溝が広くなるように編向する必要があり、こう
して仕上げられたスライドファスナーを使用する際に、
何んらの力をも加えられず静止したような状態では問題
が無く正常な噛合状態を保っているが、使用中には横引
力が加えられたり、長平方向に対して交差する状態で曲
げられたり折られることがあり、前記従来のスライドフ
ァスナーであると、広いウエール間の溝に通した縫糸に
ずれ動く余裕があるため、横引力によりテープがエレメ
ントより僅かに抜は出し、正常な噛合状態ではエレメン
トの頭部が相手のテープ縁に接しているが、抜は出すた
めにエレメントの頭部とテープとの間に隙間が生じる。
この状態で更にスライドファスナーが折られているとチ
ェーン割れ即ち折れた部分より噛合していたエレメント
が開いて仕舞う欠点があった。
ェーン割れ即ち折れた部分より噛合していたエレメント
が開いて仕舞う欠点があった。
この考案は、以上の従来の欠点を解梢するために創案さ
れたもので、しかも縫製技術が発達しで狭い位置でも正
確に縫うことが出来るようになったことをも考慮して工
夫されたもので、その実施例によって具体的に説明する
と、第１図に示すように、編成されたテープ１の連続エ
レメント１０を取付ける側縁部に有する数条のウエール
２が、他のウエール３の高さよりも高く形成しであると
共に巾広く形成してあり、且つ前記ウエール２，２間の
溝４の巾が、他のウエール３，３間の溝５よりも狭く形
成してあって、この側縁部にジグザグを威す連続エレメ
ント１０を挾持し、該エレメント１０の脚部１１．１１
に掛けた縫糸１２を前記両つエール２．２間の溝４内に
刺し通して、連続エレメント１０をテープ１に縫着した
ものである。
れたもので、しかも縫製技術が発達しで狭い位置でも正
確に縫うことが出来るようになったことをも考慮して工
夫されたもので、その実施例によって具体的に説明する
と、第１図に示すように、編成されたテープ１の連続エ
レメント１０を取付ける側縁部に有する数条のウエール
２が、他のウエール３の高さよりも高く形成しであると
共に巾広く形成してあり、且つ前記ウエール２，２間の
溝４の巾が、他のウエール３，３間の溝５よりも狭く形
成してあって、この側縁部にジグザグを威す連続エレメ
ント１０を挾持し、該エレメント１０の脚部１１．１１
に掛けた縫糸１２を前記両つエール２．２間の溝４内に
刺し通して、連続エレメント１０をテープ１に縫着した
ものである。
そこで、前述の構造をもつテープ１に仕上げる場合、第
２図図示の編組織によって得られるもので、即ち、第３
図に示す鎖編６、トリコット編７．４針間振るシングル
コード編８及びジグザグ状に振る経挿入糸９を重ねて編
まれるもので、特にテープ１の連続エレメント１０を取
付ける側縁部では、第１針列ａと第２針列す間のトリコ
ット編７の糸を他の糸より太くしてあり、第１針列ａと
第２針列すにのみ経挿入糸９が設けられ、また、第２針
列すと第３針列Ｃに設けた鎖編６の糸も他の糸より太く
しである。
２図図示の編組織によって得られるもので、即ち、第３
図に示す鎖編６、トリコット編７．４針間振るシングル
コード編８及びジグザグ状に振る経挿入糸９を重ねて編
まれるもので、特にテープ１の連続エレメント１０を取
付ける側縁部では、第１針列ａと第２針列す間のトリコ
ット編７の糸を他の糸より太くしてあり、第１針列ａと
第２針列すにのみ経挿入糸９が設けられ、また、第２針
列すと第３針列Ｃに設けた鎖編６の糸も他の糸より太く
しである。
この考案は以上の構造であって、連続ニレメンＮＯを縫
着した縫糸１２が他の溝５より狭くしたウエール２，２
間の溝４に刺し通したものであるから、該溝４内で縫糸
１２がれ動く余裕が無く、テープ１に横引力が加えられ
ても、テープ１がエレメント１０より僅かも抜は出すこ
とがなく、常にエレメント１０の頭部が相手のテープ１
縁に接触した状態を保持しているものである。
着した縫糸１２が他の溝５より狭くしたウエール２，２
間の溝４に刺し通したものであるから、該溝４内で縫糸
１２がれ動く余裕が無く、テープ１に横引力が加えられ
ても、テープ１がエレメント１０より僅かも抜は出すこ
とがなく、常にエレメント１０の頭部が相手のテープ１
縁に接触した状態を保持しているものである。
従って、この考案によるスライドファスナーが使用され
、その間に長手方向に対し交差する状態に曲げられたり
あるいは折られても、エレメントの頭部が常に相手のテ
ープ縁に接していることから、その接触が抵抗となりチ
ェーン割れすることなく安定した状態で噛合を保持され
るものである。
、その間に長手方向に対し交差する状態に曲げられたり
あるいは折られても、エレメントの頭部が常に相手のテ
ープ縁に接していることから、その接触が抵抗となりチ
ェーン割れすることなく安定した状態で噛合を保持され
るものである。
また、テープエレメントを取付ける側のウエールが他の
ものより高く巾広く形威しであることから、エレメント
を強固に取付は得るものである。
ものより高く巾広く形威しであることから、エレメント
を強固に取付は得るものである。
第１図はこの考案によるスライドファスナーを示す断面
図、第２図は同じくテープの編成組繊を示す平面図、第
３図はテープを編成する組織を分解して示す平面図であ
る。 １・・・・・・テープ、２，３・・・・・・ウエール、
４，５・・・・・・ウエール間の溝、６・・・・・・鎖
編、７・・・・・・トリコット編、８・・・・・・シン
グルコード編、９・・・・・・経挿入糸、１０・・・・
・・連続エレメント、１１・・・・・・エレメントの脚
部、１２・・・・・・縫糸。
図、第２図は同じくテープの編成組繊を示す平面図、第
３図はテープを編成する組織を分解して示す平面図であ
る。 １・・・・・・テープ、２，３・・・・・・ウエール、
４，５・・・・・・ウエール間の溝、６・・・・・・鎖
編、７・・・・・・トリコット編、８・・・・・・シン
グルコード編、９・・・・・・経挿入糸、１０・・・・
・・連続エレメント、１１・・・・・・エレメントの脚
部、１２・・・・・・縫糸。
Claims (1)
- 編成されたテープ１の一側縁部に有する数条のウエール
２が、他のウエール３よりも高さが高く且つ巾広く形成
して、−側縁部の各ウエール２，２間の溝４の巾が他の
溝５よりも狭く形成してあって、該テープ１に連続エレ
メント１０を縫着した縫糸１２が前記狭い溝４に刺し通
しであることを特徴とするスライドファスナー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4436779U JPS5929525Y2 (ja) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | スライドフアスナ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4436779U JPS5929525Y2 (ja) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | スライドフアスナ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55143712U JPS55143712U (ja) | 1980-10-15 |
| JPS5929525Y2 true JPS5929525Y2 (ja) | 1984-08-24 |
Family
ID=28920550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4436779U Expired JPS5929525Y2 (ja) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | スライドフアスナ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5929525Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-03 JP JP4436779U patent/JPS5929525Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55143712U (ja) | 1980-10-15 |
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