JPS592875A - ニアエンド検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）発明の技術分野 本発明は、ロール用紙のニアエンド検出機構に係わり、
特にジャーナル用紙等のニアエンド状態を正確に検知す
ることができるニアエンド検出方式の改°良に関す。

（ｂｌ技術の背景 コンピュータオンラインシステムの普及により、販売時
点情報管理（Ｐｏｉｎｔ　Ｏｆ　５ａｌｅｓ：以下ｐｏ
ｓという）システムの端末機である電子レジスタ装置や
、バンキングシステムの端末機である現金自動支払機等
が開発、実用化されている。これらの装置では取引内容
を記録することが行われている。

即ち、電子レジスタ装置では商品コード、単価、総計、
受取金額、釣銭、年月日、また現金自動支払機では銀行
、支店コード、口座番号、払出金額、払出紙幣の種類、
枚数、残高、年月日が、いずれも顧客に渡すレシート及
び装置内に記録として残すジャーデルのロール用紙に印
字される。　このロール用紙はボビンに巻回きれており
、使用されるにつれて減少する為にこのロール用紙が使
い果される前に、壱の状態を検知して新しいロール用紙
を供給しなければならない。

（ｅ）従来技術と問題点 以下従来方法について第１図〜第４図を参照して説明す
る。第１図は本発明が適用されるＰＯ８端末機の電子レ
ジスタ装置の概要を示す斜視図、第２図は第１図の側面
図、第３図（ａｌ〜（Ｃ）は第２図のニアエンド検出機
構を示す説明図、第４図は異なる従来例を示す側面図で
ある。第１図に示すように電子レジスタ装置ｌは、筺体
２の前面上部にディスプレイ３を配置し、また前面中央
部にキーボード部４の下方にはキャッシュドロア９が、
またディスプレイ３の下方にはレジ〜１・発行口５が配
置されている。第２図に示すようにキーボード部４の後
方、図中右方には制御部８が、その上方にプリンタ部６
が配置されている。キーボード部４の下方には巻取部７
が、またプリンタ部６の後部には給紙部１０が設けられ
ている。

給紙部１０はレシート用とジャーナル用のロール用紙１
２を供給する為２連で構成されているが第３ロー）〜（
Ｃ）にはジャーナル用のみ示しており、ケース１１と、
これに収容されたジャーナル用のロール用紙１２と、側
方に設けられたニアエンド検出機構１３により構成され
ていて、第３図（Ｃ）に示すようにロール用紙１２はケ
ース１１の用紙ピンチ板１４に導かれガイド穴１１ｂよ
り図中矢印六方向に、図示省略した送りローラによって
送り出されるようになっている。ニアエンド検出機構１
３は第３図ｔａ）に示すように、支軸１４で一端を回動
自在に支持され、スプリング１５で図中矢印Ｂ方向に付
勢されたＬ字形の検知レバ１６の先端に設けられたテー
バ付の操作体１７と、マイクロスイッチ１８で構成され
、ケース１１の側壁１１ａに設けられた窓１１ｂに操作
体１７の先端が挿入されて、ロール用紙１２の端面に接
触している。

従って新しいロール用紙１２がケース１１に収容された
時は、ボビン１８の中空穴１８ａの中心位置はロール用
紙１２の半径ａの高さであり操作体１７の先端位置より
上方にあって、前記のようにロール用紙１２の端面に接
している。そしてロール用紙１２が使用されてロール用
紙１２が半径すに小さくなった時に、ボビン１８の中空
穴１８ａに操作体１７の先端が挿入される位置にくるよ
うになっている。また検知レバ■６の中央部の図におい
て右側にマイクロスイッチ１９が配置されており、検知
レバ１６が矢印Ａ方向に回転した時に、　、接触子１９
ａを押してマイクロスイッチ１９を作動させるようにな
っている。

このような構成及び機能を有するので、オペレータによ
るキーボード部４のキー操作等の入力情報によって信号
が制御部８に送られ、制御部８の指令信号により商品番
号、商品名、単価、オペレータへの操作指示が逐次、デ
ィスプレイ３に表示され、最後に必要な計算処理が行わ
れて合針金額及び釣銭等が表示される。同時にプリンタ
部６によってロール用紙１２にレシート及びジャーナル
の印字が行われレシートはロール用紙１２がカットされ
てレシート発行口５より出てくる。またジャーナルは巻
取部７に巻取られる。次にキャッシュドロア９が開いて
前に出てくるので現金の出納が行われる。この間オペレ
ータの操作にミスがあった場合等にはディスプレイ３に
警告表示され、処理の誤りを正すようになっている。

このようにして取引が繰返されて、ロール用紙１２が使
用されて逐次減少して行くにつれて、ボビン１８の中空
穴１８ａの位置が下ってきて、ニアエンドに近付（と中
空穴１８ａにテーパの付いた操作体１７がスプリング１
５の弾力によって進入し、やがてニアエンドに達すると
ニアエンドを検知し、図示省略した警報ランプに点燈す
るがディスプレイ３にニアエンド警報表示される。

しかしながら、この方法によるニアエンド検知では、ロ
ール用紙１２が送り出される毎にケース１．１内で揺れ
るので、操作体１７がボビン１８の中空穴１８ａに挿入
されるタイミングが不明確になりぐ、ニアエンド検出の
精度が悪いという欠点がある。

これに対して、第４図に示すように操作体１７の先端に
円筒形突起４Ｓ　ｌ　７　ａ”を設けて、ロール用紙１
２が上下左右に振動し易い場合に、ボビンＩ８に抑制力
を付与してその運動を抑制してニアエンドを検出する方
法が提案されている（特願昭５６−２１３０７７）。

しかしこの方法では、前記従来方法よりは改善されるが
、操作・体１７がボビン１８の中空穴１８ａの片側のみ
に挿入されるこの種の方法ではロール用紙Ｉ２の振動を
抑えることが難かしく、やはり精度が悪いという欠点が
ある。

（ｄ１発明の目的 本発明の目的は、上記の欠点を解決する為のもので、ロ
ール用紙のニアエンド状態を正確に検知できるニアエン
ド検出方式を提供するにある。

（ｅ）発明の構成 本発明は、ロール用紙の回転を検知する検知手段と、定
量送り数をカウントする計数手段と、演算手段とを備え
て成り、検知手段によっ検知した回転と、計数手段でカ
ウントした送り数を、演算手段によって演算して所定値
と対比してニアエンドを検知する構成を有するニアエン
ド検出方式であり、かくすることにより目的を達成する
ことができる。

（ｆ１発明の実施例 以下本発明の一実施例について、第５図〜第７図を参照
して説明する。第５図は本発明による実施例を示す側面
図、第６図は第５図の断面図、第７図は第５図のブロッ
ク図である。第５図及び第６図に示すように、ロール用
紙１２のボビン１８の中空穴１８ａに、一端に円板部２
０ａを有する軸２０が嵌入され、弾性を有する回転止め
部材２１で固定されている。円板部２０ａには半径方向
に溝２０ｂが設けられている。またＬ字形の検知レバ２
２が角部を支軸２２ｂで回動自在にに支持され、スプリ
ング２２ｃにより図中矢印Ｃ方向に付勢されている。検
知レバ２２の一端には突起部２２ａが設ｊＪられ、円板
ＩＪＳ２０ａに接しており、円板部２０ａの一回転毎に
、満２０ｂに落込むようになっていて、他端近くにはマ
イクロスイッチ２３が配置されていて、突起部２２ａが
溝２０ｂに落込んだ時に検知レバ２２の先端部がマイク
ロスイッチ２３の接触子２３ａを押して作動させる。

第６図は作動時の検知レバ２２の位置を示しており、２
点鎖線は、検知レバ２２の突起部２２ａが円板部２０ａ
の面に接している時の位置を示している。

第７図において、２４はカウンタで、ジャーナル印字等
の改行駆動の改行信号ａをカラン・トするもので、マイ
クロスイッチ２３が作動して信号すが入力するとそれ迄
のカウント数を出力（信号Ｃ）すると共に、カウントを
クリアされ、以後の改行信号ａのカウントを行う機能を
もっている。２５は比較部で、メモリ２５ａをもち、ロ
ール用紙１２のニアエンド時の一回転の長さに見合う改
行数、即ちニアエンド判定数ｎｌを記憶しており、カウ
ンタ２４から入力された改行数０２と比較してｎ２＜ｎ
ｌの時に、ニアエンド信号ｄを出力する機能をもってい
る。２′６は画面制御部でニアエンド信号ｄにより警報
表示信号ｅをディスプレイ３送って表示するものである
。

このような構成及び機能を有するので、第５図及び第６
図において、ロール用紙１２が使用される時は、ロール
用紙１２のボビン１８と共に軸２０の円板部２０ａが回
転し、−回転毎に検知レバ２２の突起部２２ａが円板部
２０ａの溝２０ｂに落込んで、検知レバ２２の他端がマ
イクロスイッチ２３゛を作動させるが、第７図のカウン
タ２４がカウントする改行数ｎ２は、当初ｎ２＞ｎｌで
推移する。そしてロール用紙１２が使用されて行きロー
ル用紙１２の径が小さくなってきて、ｎ２〈ｎｌになる
と、比較部２５より警報ｄが出て、画面制御部２６を経
てディスプレイ３に表示され、ニアエンドが知らされる
。このようにしてニアエンドを検出することができる。

上記例は、ロール用紙１２が一回転する円周の長さ、即
ち改行数の変化でニアエンドを検知する方法を説明した
が、所定の改行数（例えば２０行）に対してロール用紙
１２が何回転するかを所定のニアエンド判定回転数と比
較して検知する方法を用いても同様の効果が得られる。

またロール用紙１２の一回転の検知に円板部２０ａを有
する軸２０を用いた例を説明したが、ロール用紙１２め
端面の法線方向に一本黒線を入れ、反射型センサで回転
情報を得る方向も考えられる。

（ｇ１発明の詳細 な説明したように本発明によれば、減少して行くロール
用紙の回転と印字改行数との関係で検知するので、ケー
ス内でロール用紙が振動しても関係なく、高精度にニア
エンド検出ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されるｐｏｓ端末機の電子レジス
タ装置の概要を示す斜視図、第２図は第１図の側面図、
第３図（ａｌ〜（Ｃ１は第２図のニアエンド検出機構を
示す説明図、第４図は異なる従来例を示す側面図、第５
図は本発明による実施を示す側面図、第６図は第５図の
断面図、第７図は第５図のブロック図である。 図において、１は電子レジスタ装置、３はディスプレイ
、１０は給紙部、１１はケース、１２はロール用紙、１
６．２２は検知レバ、１７は操作体、１８はボビン、１
９．２３はマイクロスイッチ、２０は軸、２０ａは円板
部、２０ｂは溝部、２４はカウンタ、２５は比較部を示
す。 第１１￥１ 第７図 ’ｙ　　Ｖ　’６　（ 第３図（す ０ °）　　　　　　　　第４閃 １（１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ケースに収容されたボビンに巻回されて間欠定量送りに
   よって使用されるロール用紙のニアエンド検出方式であ
   って、前記ロール用紙の回転を検知する検知手段と、前
   記定量送り数をカウントする計数手段と、演算手段とを
   備えて成り、前記検知手段によって検知した前記回転と
   、前記針数手段でカウントした送り数を、前記演算手段
   によって演算してニアエンドを判定する所定値と対比し
   てニアエンドを検知する構成を有することを特徴とする
   ニアエンド検出方式。