JPS5928397Y2 - 液体金属取扱機器 - Google Patents

液体金属取扱機器

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Publication number
JPS5928397Y2
JPS5928397Y2 JP1979170942U JP17094279U JPS5928397Y2 JP S5928397 Y2 JPS5928397 Y2 JP S5928397Y2 JP 1979170942 U JP1979170942 U JP 1979170942U JP 17094279 U JP17094279 U JP 17094279U JP S5928397 Y2 JPS5928397 Y2 JP S5928397Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid metal
housing
thin plate
sealing member
metal vapor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979170942U
Other languages
English (en)
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JPS5688193U (ja
Inventor
真佐夫 黒川
義人 阿部
孝幸 今津
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
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Publication of JPS5688193U publication Critical patent/JPS5688193U/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は内部に液体金属蒸気空間が形成されるハウジング
と、同ハウジングの開口に回転自在に装着された封止部
材とを有し、ハウジングの封止部材との間に液体ディッ
プシール(dip 5eal)構造を設け、ハウジング
下端には液体金属蒸気の進入防止板の取付けられた、液
体金属冷却型増殖炉用回転プラグ、その他の液体金属取
扱機器に係るものである。
第1図は従来の装置を示し、開口部に封止部材aを回転
自在に支承するハウジングbにおける開口部下端内壁に
、封止部材aに指向して延びる環状の液体金属蒸気進入
防止板Cが取付けられ、同進入防止板Cによって液体金
属プールdの液面eより前記ハウジングb及び封止部材
3間の環状空間f及び更にその上部に対する金属蒸気の
侵入を抑制している。
また前記環状空間fより上昇してきた蒸気は、例えば低
融点合金よりなるシール材gが液状で満たされたテ゛イ
ツプシール構造によって、それよりも上方の間隙部への
侵入を防止されている。
しかしながら前記従来のものにあっては、ハウジングの
開口部下端内壁に配設された液体金属蒸気進入防止板C
と封止部材aとの間隙が大きく、液体金属蒸気が環状空
間fに容易に侵入してしまう。
そして前記進入防止板Cと封止部材aとの間隙を小さく
することは、運転時の温度変化により可動部分の熱膨張
及び大型構造物の部分的熱変形等を考慮すると、工作精
度上難かしい。
本案はこのような欠陥を除去するために提案されたもの
であって、内部に液体金属蒸気空間が形成されるハウジ
ングと、同ハウジングの開口に回転自在に装着された封
止部材とを有する機器において、前記ハウジングの開口
内壁に前記封止部材に指向して延びる環状部材を突設し
、同環状部材に薄板積重部材を載架し、同薄板積重部材
の上面に当接する接触突部材を前記封止部材に配設して
なることを特徴とする液体金属取扱機器に係わるもので
ある。
本案においては前記したように、内部に液体金属蒸気空
間が形成され、且つ開口に封止部材が回転自在に装着さ
れたハウジングにおける前記開口内壁に、前記封止部材
に指向して延びる環状部材に薄板積重部材が載架され、
封止部材には同薄板積重部材の上面に当接する接触突部
材が取付けられているので、前記薄板積重部材の水平部
に液体金属蒸気が蒸着し、上方のハウジング及び封止部
材間の間隙部に殆んど進入することがない。
また前記封止部材と薄板積重部材との間隙に金属蒸気が
蒸着して完全にシールされても接触面が小さいので、回
転抵抗が少なく作動させることができる。
更にまた前記薄板積重部材は弾性を有するため、機器の
運転中の温度変化によって封止部材が熱膨張しても、弾
性変形してこれに追随できるので、前記ハウジング及び
封止部材間間隙を最小限に保持して同間隙をシールしう
るものである。
以下本案を高速炉用回転プラグの液体金属蒸気の蒸着防
止装置に適用した図示の実施例について説明する。
1はハウジングでその開口に前記封止部材を構成する回
転プラグ2が回転自在に支持されている。
前記ハウジング1の開口下端内壁には回転プラグ2に指
向して延びる液体金属蒸気侵入防止用の環状部材3が突
設され、同部材3には水平薄板4a間に波形薄板4bを
サンドイッチ状に介装した薄板積重部材4が取付けられ
、回転プラグ2の下端には前記薄板積重部材4上面に当
接する接触突部材5が取付けられている。
(第3図参照)而してハウジング1内の液体金属プール
6の液面より常時金属蒸気が蒸発するものであるが、金
属蒸気は水平板の部分に蒸着し易い特性を有し、前記薄
板積重部材4の水平部に液体金属の蒸気乃至はミストが
蒸着し、接触突金具5との狭隘な間隙を埋めることによ
ってハウジング1及び回転プラグ2間の上部の環状空隙
部への蒸気の進入が防止されるものである。
第4図は1枚の薄板を水平部の長いS字状に成形して薄
板積重部材4を構成した場合を示し、第3図に示した実
施例の場合と同様、突起を有する接触突金具5と薄板積
重部材4との狭い球隙に液体金属蒸気が蒸着してシール
されるようになっている。
第5図は片側を固定した多数の片持状の薄板を重層して
薄板積重部材4を構成した場合を示し、機器運転中の温
度変化により回転プラグ2に取付けた接触突金具5の突
起が前記薄板積重部材4に接触している状態を示すが、
同部材4は片持状多層板のために弾性を有し、温度変化
による回転プラグ2の熱膨張に対応して同プラグ2との
間の間隙を最小限に保持して同間隙をシールするもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液体金属取扱機器の縦断面図、第2図は
本案に係る液体金属取扱機器の一実施例を示す縦断面図
、第3図はその薄板積重部材取付部の縦断面図、第4図
及び第5図は夫々前記薄板積重部材取付部の他の実施例
を示す縦断面図である。 1・・・・・・ハウジング、2・・・・・・回転プラグ
、3・・・・・・環状部材、4・・・・・・薄板積重部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に液体金属蒸気空間が形成されるハウジングと、同
    ハウジングの開口に回転自在に装着された封止部材とを
    有する機器において、前記ハウジングの開口内壁に前記
    封止部材に指向して延びる環状部材を突設し、同環状部
    材に薄板積重部材を載架し、同薄板積重部材の上面に当
    接する接触突部材を前記封止部材に配設してなることを
    特徴とする液体金属取扱機器。
JP1979170942U 1979-12-12 1979-12-12 液体金属取扱機器 Expired JPS5928397Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979170942U JPS5928397Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 液体金属取扱機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979170942U JPS5928397Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 液体金属取扱機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5688193U JPS5688193U (ja) 1981-07-14
JPS5928397Y2 true JPS5928397Y2 (ja) 1984-08-16

Family

ID=29681789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979170942U Expired JPS5928397Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 液体金属取扱機器

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JP (1) JPS5928397Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5688193U (ja) 1981-07-14

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