JPS592834A - サンドイツチハニカムパネルの成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、サンドイツチノーニカムパネルノ成形方法の
改善に関する。

従来のサンドイッチ−・ニカムパネルの成形方法は、一
般に所定形状に成形したノ・ニカムコ°１のセル両端面
またはシート材に適宜方法で接着剤を塗布した後、所定
形状に成形したノ・ニカムコアまたはシート材を重着し
、次にホットプレス等によって接着剤を硬化させる成形
方法が用いられていた。

従って、製造工程が途中で途切れ、かつ煩雑であるため
、作業性が悪くコスト高となるという欠点を有していた
。

本発明は、上述の事情に鑑みなされたものであって、ハ
ニカムコアのセル両端面への接着剤の塗布工程、シート
材の重着工程及び接着剤の硬化工程を連続して行うこと
により１作業能率の良好なサンドイッチハニカムパネル
の成形方法を提案することを目的としたものである。

以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて説明す
る。

第」図は本発明方法を具体的に実施したサンドイッチハ
ニカムパネルの成形装置を示す全体斜視図、第２図は第
１図の仮想線で囲まれた円Ｈの個所の接着剤塗布装置、
シート材重着装置の詳細斜視図、第３図は第１図の仮想
線で囲まれた円■の個所のカッター装置の詳細斜視図で
ある。

図において、１はエンドレス状または所定形状に成形さ
れたハニカムコアである。２はハニカムコア１の搬送用
コンベアで、このハニカムコア搬送用コンベア２上に載
置されたー・ニカムコアｌは矢示Ａ方向に搬送され、接
着剤塗布工程を形成する接着剤塗布装置３，３によりセ
ル両端面に接着剤を塗布されつつさらに矢示Ａ方向に搬
送される。

すなわち接着剤塗布装置３，３は、それぞれ接着剤貯溜
槽４と、この貯溜槽４内に下端部を没入するよう設けら
れた供給ロール５と、この供給ロール５から直接若しく
は中間ロールを介して接着剤を転写されるように設けら
れた塗布ロール６とから成り、互の塗布ロール６．６が
上下方向に所定の間隔を存して対応する位置に配設され
ており、また互の塗布ロール６．６は適宜駆動源（図示
せず）により回転し、ハニカムコア１を矢示Ａ方向に搬
送するよう構成されている。従ってハニカムコア１は塗
布装置３，３によりセル両端面に接着剤を塗布されつつ
矢示Ａ方向に搬送される。次に、この接着剤を塗布され
たシ・ニカムコア１は、支持台１７に回転自在に支承さ
れたシートロール７．７からガイドロール８，８・・・
により案内され、ハニカムコア１に対してその上下方向
からそれぞれ適宜角度をもって、前記接着剤塗布装置３
，３から矢示Ａ方向に所定距離能れた位置に上下方向に
所定間隔を存して配設された一対のニップロール９，９
に先端部が臨む位置まで送られている二枚の長尺シート
材１０．１０間に搬送される。そこで接着工程を形成す
る一対のニップロール９゜９により、ハニカムコア１の
セル両端面には先端側より順次シート材１０．１０が圧
接されることにより重着される。次にこのシート材１ｏ
・１゜が重着されたサンドイッチハニカムパネルＩＮ！
、接着剤を硬化させる硬化工程を形成する硬化装置】２
により、その間を対を成すコンベア’１３１１３に挟持
され搬送されつつ硬化される。すなわち、この硬化装置
１２は、密閉状に遮蔽された硬化炉室１２ａの対向する
位置にサンドイッチハニカムパネル１１の入口及び出口
を有しており、この硬化炉室１２ａ内の入口と出口間に
は、上下に対をなすコンベア１３．１３が設けられてい
る、この対をなすコンベア１３・１３は駆動源（図示ｉ
ず）により人口側から出口側へ同一速度にて進行するよ
う構成されている。よってサンドイッチハニカムパネル
１１はコンベア１３．１３に挟持されつつ矢示Ａ方向に
搬送され出口より搬出される。また、サンドイッチハニ
カムパネル１１は、硬化炉室１２ａ内を搬送される間に
、硬化炉室１２ａ内に設けられた適宜熱源、例えば対を
なすコンベア１３．１３のそれぞれの内側にコンベアに
沿って設けられた熱板（図示せず）若しくは適宜位置に
配設された噴出口（図示せず）から加熱空気を噴出させ
る等によって、接着剤が硬化されるのである。

事後このサンドイッチハニカムパネル１１は、裁断工程
たるサンドイッチハニカムパネル１１を、　　シート材
１００幅方向に沿って截断する裁断器１５と、シート材
１０の長手方向に沿ってサンドイッチハニカムパネル１
１の端部を截断するトリム用スリッター、バンドソー等
１６より成るカッター装置１４により所定サイズに截断
される。

以上の各工程を経、サンドイッチ−・ニカムパネル１１
は連続的に成形されるのである。

本発明方法は、上述の如く、エンドレス状または所定形
状に成形された・・ニカムコアを搬送用コンベア上に載
置することによって、ハニカムコアのセル両端面への接
着剤の塗布工程、シート材の重着工程及び接着剤の硬化
工程を連続して行うことが可能であるため、サンドイッ
チハニカムパネルの成形作業工程が著しく単純となり、
かつ作業能率の向上により低コストのサンドイッチハニ
カムパネルを提供することが可能になる等その有する効
果は大なるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明方法に係るサンドイッチハニカムパネル
の成形方法を具体的に実施した例としての成形装置を示
すもので、第１図は全体斜視図、第２図は第１図の仮想
線で囲まれた円■の個所の接着剤塗布装置、シート材重
着装置の詳細斜視図第３図は第１図の仮想線で囲まれた
円■の個所のカッター装置の詳細斜視図である。 １・・・ハニカムコア、 ２・・・搬送用コンベア、 ３．３・・・接着剤塗布装置、 ９．９・・・ニップロール、 １０．１０・・・長尺シート材、 １１・・・サンドイッチハニカムパネル、１２・・・硬
化装置、 １４・・・カッター装置。 特許出願人　　昭和飛行機工業株式会社代理人　　　鴨
　下　正　己 十２′図 十３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水平方向に送られるノ１ニカムコアのセル両端面に接着
   剤を塗布しつつ搬送する接着剤塗布工程と、次にこのハ
   ニカムコアのセル両端面にハニカムコアの上下方向から
   別に送り込まれる２板の長尺シート材を対向して設けら
   れたニップロールにより圧接重着するシート材重着工程
   と、このハニカムコアのセル両端面にシート材を重着さ
   れたサンドイッチハニカムパネルを搬送しつつ接着剤を
   硬化させる接着剤硬化工程とを有することを特徴とする
   サンドイッチハニカムパネルの成形方法。