JPS5928227A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPS5928227A JPS5928227A JP57137334A JP13733482A JPS5928227A JP S5928227 A JPS5928227 A JP S5928227A JP 57137334 A JP57137334 A JP 57137334A JP 13733482 A JP13733482 A JP 13733482A JP S5928227 A JPS5928227 A JP S5928227A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/73—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
- G11B5/733—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer characterised by the addition of non-magnetic particles
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録媒体に係り、磁性層と支持体との間に
、特定の帯電防止剤とカーボンブラックとを含む樹脂層
を設けておくことにより、磁気記録媒体の帯電性防止に
極めて優れ、ゴミやホコリが付着しにくいものであり、
さらには磁束密度や感度も良好なものであり、又、磁性
層が剥離しにくい耐久性に富んだ磁気記録媒体を提供す
ることを目的とする。
、特定の帯電防止剤とカーボンブラックとを含む樹脂層
を設けておくことにより、磁気記録媒体の帯電性防止に
極めて優れ、ゴミやホコリが付着しにくいものであり、
さらには磁束密度や感度も良好なものであり、又、磁性
層が剥離しにくい耐久性に富んだ磁気記録媒体を提供す
ることを目的とする。
磁気テープ等の磁気記録媒体は、例えばポリエステルフ
ィルム等の支持体上に、磁性粉末、バインダー、その他
各種の添加物の混合物よりなる磁性層が形成されたもの
であって、絶縁性のものが主体となって構成されている
。特に、磁性層中のγ−Ｆｅｔｕｓ等の磁性粉は電気抵
抗が高いので、磁気テープの電気抵抗は高く、従って磁
気ヘッド、ガイドピン等との摩擦によって磁気テープに
は静電気が極めて帯電しやすく、ゴミ、ホコリ等が付着
しやすい。
ィルム等の支持体上に、磁性粉末、バインダー、その他
各種の添加物の混合物よりなる磁性層が形成されたもの
であって、絶縁性のものが主体となって構成されている
。特に、磁性層中のγ−Ｆｅｔｕｓ等の磁性粉は電気抵
抗が高いので、磁気テープの電気抵抗は高く、従って磁
気ヘッド、ガイドピン等との摩擦によって磁気テープに
は静電気が極めて帯電しやすく、ゴミ、ホコリ等が付着
しやすい。
そこで、アニオン、カチオン、非イオン、両性系の界面
活性剤又はカーボンを磁性層中に添加することが行なわ
れているが、磁性層中に界面活性剤等を含む磁気テープ
は、充分に満足できる帯電防止効果が得られず、かつ磁
束密度及び感度の低下があり、それ程望ましいものでは
ないのが現状である。
活性剤又はカーボンを磁性層中に添加することが行なわ
れているが、磁性層中に界面活性剤等を含む磁気テープ
は、充分に満足できる帯電防止効果が得られず、かつ磁
束密度及び感度の低下があり、それ程望ましいものでは
ないのが現状である。
本発明は上記欠点を除去したものであり、すなわち支持
体と磁性層との間に、特定の帯電防止剤とカーボンブラ
ックとを含む樹脂層を設けておくことにより、磁束密度
、感度の低下がほとんどなく、かつ充分満足できる帯電
防止効果があり、さらには磁性層が剥離１〜にくいもの
となることを見い出したのである。
体と磁性層との間に、特定の帯電防止剤とカーボンブラ
ックとを含む樹脂層を設けておくことにより、磁束密度
、感度の低下がほとんどなく、かつ充分満足できる帯電
防止効果があり、さらには磁性層が剥離１〜にくいもの
となることを見い出したのである。
本発明において用いられる帯電防止剤及びカーボンブラ
ックを含む樹脂層の樹脂としては、ポリウレタン樹脂、
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ニトリルゴム、ブチ
ラール樹脂等が望ましいものであって、例えば日本ポリ
ウレタン社のＮ−２３０４、東洋紡績社のバイロン２０
０．３００、日本ゼオノ社のハイカー１４３２ 、Ｉ
、セキスイ社のエスレツクＢ等がある。
ックを含む樹脂層の樹脂としては、ポリウレタン樹脂、
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ニトリルゴム、ブチ
ラール樹脂等が望ましいものであって、例えば日本ポリ
ウレタン社のＮ−２３０４、東洋紡績社のバイロン２０
０．３００、日本ゼオノ社のハイカー１４３２ 、Ｉ
、セキスイ社のエスレツクＢ等がある。
そして、このような樹脂を、例えばトルエン、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノン等の有機溶剤で溶解した
溶液中に、所定量の特定の帯電防止剤とカーボンブラッ
クとを添加し、均一に混合した後、この帯電防止剤、カ
ーボンブラック及び樹脂を含む溶液をグラビア塗布等の
塗布手段によつソ、乾燥厚が０．１〜１．０μｍ程度と
なるよう支持体上に塗布し、乾燥後、磁性粉末、バイン
ダー、その他各種の添加剤を含む磁性塗料を常法によっ
て塗布し、磁性層を設けるのである。
チルケトン、シクロヘキサノン等の有機溶剤で溶解した
溶液中に、所定量の特定の帯電防止剤とカーボンブラッ
クとを添加し、均一に混合した後、この帯電防止剤、カ
ーボンブラック及び樹脂を含む溶液をグラビア塗布等の
塗布手段によつソ、乾燥厚が０．１〜１．０μｍ程度と
なるよう支持体上に塗布し、乾燥後、磁性粉末、バイン
ダー、その他各種の添加剤を含む磁性塗料を常法によっ
て塗布し、磁性層を設けるのである。
同、支持体上に設けた特定の帯電防止剤等を含む樹脂層
上に設ける磁性層の成分については特に制限があるわけ
ではなく、磁性粉末としては例えばｒ Ｆ ｅ ２０
３ 、 Ｆ ｅ ３０４、ＣＯ含有７− Ｆ ｅ ２０
３、メタル等が用いられ、又、バインダーとしては例え
ば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラ
ール、ポリウレタン樹脂、ニトロセルロース、エポキシ
樹脂等が用いられ、又、磁性塗料の有機溶剤としては例
えばトルエン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラノ等が用
いられる。
上に設ける磁性層の成分については特に制限があるわけ
ではなく、磁性粉末としては例えばｒ Ｆ ｅ ２０
３ 、 Ｆ ｅ ３０４、ＣＯ含有７− Ｆ ｅ ２０
３、メタル等が用いられ、又、バインダーとしては例え
ば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラ
ール、ポリウレタン樹脂、ニトロセルロース、エポキシ
樹脂等が用いられ、又、磁性塗料の有機溶剤としては例
えばトルエン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラノ等が用
いられる。
以下、本発明に係る磁気記録媒体の具体的な実施例を幾
つか述べる。
つか述べる。
実施例１
カーボンブラック１５重量部、アミン塩（ライオン油脂
社のエソミンＴ／１２）４重量部、メチルエチルケトン
、トルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤４０
０重量部、ポリウレタンエラストマー１００重量部を、
ボールミル等で均一に混合分散した後、この溶液を、例
えばポリエステルフィルム等の支持体上に塗布し、乾燥
後、さらにその上に磁性塗料（カーボンブラック、帯電
防止剤を含まない）を塗布し、カレンダー処理した後、
約５５℃で約２０時間加熱処理し、所定ｌ］にスリット
して例えばビデオテープレコーダ用の磁気テープを得る
。
社のエソミンＴ／１２）４重量部、メチルエチルケトン
、トルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤４０
０重量部、ポリウレタンエラストマー１００重量部を、
ボールミル等で均一に混合分散した後、この溶液を、例
えばポリエステルフィルム等の支持体上に塗布し、乾燥
後、さらにその上に磁性塗料（カーボンブラック、帯電
防止剤を含まない）を塗布し、カレンダー処理した後、
約５５℃で約２０時間加熱処理し、所定ｌ］にスリット
して例えばビデオテープレコーダ用の磁気テープを得る
。
実施例２
カーボンブラック１５重量部、アルキルエステル型帯電
防止剤（日本乳化剤社のＮｅｗｃｏｌ １５０） ４重
量部、メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブ
チルケトンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラ
ストマー１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と
同様にして磁気テープを得る。
防止剤（日本乳化剤社のＮｅｗｃｏｌ １５０） ４重
量部、メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブ
チルケトンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラ
ストマー１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と
同様にして磁気テープを得る。
実施例３
カーボンブラック１５重量部、アルキルエーテル型帯電
防止剤（丸菱油化工業社の工ＩＪ ミナＮ）３重量部、
メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケ
トンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラストマ
ー１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様に
して磁気テープを得る。
防止剤（丸菱油化工業社の工ＩＪ ミナＮ）３重量部、
メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケ
トンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラストマ
ー１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様に
して磁気テープを得る。
実施例４
カーボンブラック１５重量部、アルキルスルホネート（
バイエル社の５ｔａｔｅｘａｎ ＫＩ） ３重量部、メ
チルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケト
ンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラストマー
１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様にし
て磁気テープを得る。
バイエル社の５ｔａｔｅｘａｎ ＫＩ） ３重量部、メ
チルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケト
ンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラストマー
１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様にし
て磁気テープを得る。
実施例５
カーボンブラック１５重量部、アルキルホスフェート（
第１工業製薬社のニレノンＮ［１１９Ｍ）４重量部、メ
チルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケト
ンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンニジストマー
１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様にし
て磁気テープを得る。
第１工業製薬社のニレノンＮ［１１９Ｍ）４重量部、メ
チルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケト
ンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンニジストマー
１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様にし
て磁気テープを得る。
実施例６
カーボンブラック１５重量部、第４級アンモニウム塩（
アメリカンシアナミド社のＯＡ’ｒＡＮＡＯ５Ｎ）４重
量部、メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブ
チルケトンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンニジ
ストマー１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と
同様にして磁気テープを得る。
アメリカンシアナミド社のＯＡ’ｒＡＮＡＯ５Ｎ）４重
量部、メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブ
チルケトンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンニジ
ストマー１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と
同様にして磁気テープを得る。
実施例７
カーボンブラック１５重量部、ンルビタン誘導体（東邦
化学社のツルポンＳ）４重量部、メチルエチルケトン、
トルエン及びメチルイソブチルケトン４００重量部、ポ
リウレタンエラストマ−１ｏＯ重量部の混合溶液を用い
て、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
化学社のツルポンＳ）４重量部、メチルエチルケトン、
トルエン及びメチルイソブチルケトン４００重量部、ポ
リウレタンエラストマ−１ｏＯ重量部の混合溶液を用い
て、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
実施例８
カーボンブラック１５重量部、ベタイン型帯電防止剤（
日本乳化剤社のチクスツールＲ２）５重量部、メチルエ
チルケトン、トルエン及びメチルインブチルケトンの混
合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラストマー１００
重量部の混合溶液ヲ用イテ、実施例１と同様にして磁気
テープを得る。
日本乳化剤社のチクスツールＲ２）５重量部、メチルエ
チルケトン、トルエン及びメチルインブチルケトンの混
合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラストマー１００
重量部の混合溶液ヲ用イテ、実施例１と同様にして磁気
テープを得る。
実施例９
カーホンブラック１５重量部、イミダシリン型帯電防止
剤（ライオン油脂社のリボインＬＨ）３重量部、メチル
エチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケトンの
混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラストマー１０
０重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様にして磁
気テープを得る。
剤（ライオン油脂社のリボインＬＨ）３重量部、メチル
エチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケトンの
混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラストマー１０
０重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様にして磁
気テープを得る。
実施例１０
カーボンブラック１５重量部、アミン塩（ライオン油脂
社のエソミノＴ／１２）２重量部、アルキルホスフェー
ト（第１工業製薬社のニレノンＮα１９Ｍ）２重量部、
メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケ
トンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラストマ
ー１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様に
して磁気テープを得る。
社のエソミノＴ／１２）２重量部、アルキルホスフェー
ト（第１工業製薬社のニレノンＮα１９Ｍ）２重量部、
メチルエチルケトン、トルエン及びメチルイソブチルケ
トンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラストマ
ー１００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様に
して磁気テープを得る。
実施例１１
カーボンブラック１５重量部、アルキルエーテル型帯電
防止剤（丸菱油化工業社の工ＩＪ ミナＮ）２重量部、
第４級アンモニウム塩（アメリカンシアナミド社の０Ａ
ＴＡＮＡＯＳＮ） ３重量部、メチルエチルケトン、ト
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤４００重
量部、ポリウレタンニジストマー１００重量部の混合溶
液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
防止剤（丸菱油化工業社の工ＩＪ ミナＮ）２重量部、
第４級アンモニウム塩（アメリカンシアナミド社の０Ａ
ＴＡＮＡＯＳＮ） ３重量部、メチルエチルケトン、ト
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤４００重
量部、ポリウレタンニジストマー１００重量部の混合溶
液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
実施例１２
カーボンブラック１５重量部、アルキルスルホネート（
バイエル社の５ｔａｔｅｘａｎ ＫＩ ） ２重量部、
第４級アンモニウム塩（アメリカンシアナミド社の０Ａ
ＴＡＮＡＯＳＮ） ４重量部、塩化ビニル−酢酸ビニル
−ビニルアルコール共重合体１００重量部、メチルエチ
ルケトン、トルエン及びメチルインブチルケトンの混合
溶剤４００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様
にして磁気テープを得る。
バイエル社の５ｔａｔｅｘａｎ ＫＩ ） ２重量部、
第４級アンモニウム塩（アメリカンシアナミド社の０Ａ
ＴＡＮＡＯＳＮ） ４重量部、塩化ビニル−酢酸ビニル
−ビニルアルコール共重合体１００重量部、メチルエチ
ルケトン、トルエン及びメチルインブチルケトンの混合
溶剤４００重量部の混合溶液を用いて、実施例１と同様
にして磁気テープを得る。
実施例１３
カーボンブラック１５重量部、第４級アンモニウム塩（
アメリカンシアナミド社の０ＡＴＡＮＡＯ５Ｎ）４重量
部、メチルエチルケトン、トルエン、メチルイソブチル
ケトンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラスト
マー１００重量部の組成のものを用い、まずカーボンブ
ラックに第４級アンモニウム塩を添加して表面に吸着さ
せた後、混合溶剤、ポリウレタンエラストマーを加えて
混合分散を行ない、この溶液を用いて実施例１と同様に
して磁気テープを得る。
アメリカンシアナミド社の０ＡＴＡＮＡＯ５Ｎ）４重量
部、メチルエチルケトン、トルエン、メチルイソブチル
ケトンの混合溶剤４００重量部、ポリウレタンエラスト
マー１００重量部の組成のものを用い、まずカーボンブ
ラックに第４級アンモニウム塩を添加して表面に吸着さ
せた後、混合溶剤、ポリウレタンエラストマーを加えて
混合分散を行ない、この溶液を用いて実施例１と同様に
して磁気テープを得る。
比較例１
実施例１においてカーボンブラック及びアミン塩を含む
ポリウレタンエラストマ一層を設けず、ポリエステルフ
ィルム等の支持体上に直接磁性塗料（カーボンブラック
を含む）を塗布して、磁気テープを得る。
ポリウレタンエラストマ一層を設けず、ポリエステルフ
ィルム等の支持体上に直接磁性塗料（カーボンブラック
を含む）を塗布して、磁気テープを得る。
比較例２
カーボンブラック１５重量部、メチルエチルケトン、ト
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤４００重
量部、ポリウレタンエラストマー１００重量部の混合溶
液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
ルエン及びメチルイソブチルケトンの混合溶剤４００重
量部、ポリウレタンエラストマー１００重量部の混合溶
液を用いて、実施例１と同様にして磁気テープを得る。
上記のようにして得られた磁気テープについて、その帯
電防止効果（温度４０℃、湿度２５％にて測定、帯電圧
（■）、半減期（秒）、初期と５０回繰り返し走行後の
静摩擦係数（μＳ））、及び磁性層の耐剥離性（磁性層
表面に粘着テープを貼り付け、はがす時の耐久塵）を測
定すると表に示す通りである。
電防止効果（温度４０℃、湿度２５％にて測定、帯電圧
（■）、半減期（秒）、初期と５０回繰り返し走行後の
静摩擦係数（μＳ））、及び磁性層の耐剥離性（磁性層
表面に粘着テープを貼り付け、はがす時の耐久塵）を測
定すると表に示す通りである。
（１１）
上記の結果かられかるように、本発明に係る磁気テープ
は、湿度２５％といったように静電気の発生しやすい環
境下において用いても、帯電圧は６５０〜７３０■と低
く、かつ半減期も２８〜３３秒と短かく、さらには初期
のμＳと５０回繰り返１〜走行後のμＳとの間にはそれ
程差がなく、磁気テープは繰り返し走行によってもほと
んど悪影響が起きないのに対し、比較例の磁気テープは
、帯電圧が１０５０〜１１６０Ｖと高く、かつ半減期も
９５〜１５２秒と長く、さらには５０回繰り返し走行後
のμＳは初期のμＳに比べて著しく大きくなっており、
従って比較例の磁気テープは、テープ走行時における磁
気ヘッド、ガイドピン等との摺接によって静電気が発生
しやすく、帯電現象が起きやすく、ゴミやホコリを付着
しやすいものであるのに対し、本願発明の磁気テープは
、テープ走行時における磁気ヘッド、ガイドピン等との
摺接によっても帯電現象は起きに＜＜、ゴミやホコリ等
を付着しにくいものであり、さらには走行性も良好なも
のであることがわかる。
は、湿度２５％といったように静電気の発生しやすい環
境下において用いても、帯電圧は６５０〜７３０■と低
く、かつ半減期も２８〜３３秒と短かく、さらには初期
のμＳと５０回繰り返１〜走行後のμＳとの間にはそれ
程差がなく、磁気テープは繰り返し走行によってもほと
んど悪影響が起きないのに対し、比較例の磁気テープは
、帯電圧が１０５０〜１１６０Ｖと高く、かつ半減期も
９５〜１５２秒と長く、さらには５０回繰り返し走行後
のμＳは初期のμＳに比べて著しく大きくなっており、
従って比較例の磁気テープは、テープ走行時における磁
気ヘッド、ガイドピン等との摺接によって静電気が発生
しやすく、帯電現象が起きやすく、ゴミやホコリを付着
しやすいものであるのに対し、本願発明の磁気テープは
、テープ走行時における磁気ヘッド、ガイドピン等との
摺接によっても帯電現象は起きに＜＜、ゴミやホコリ等
を付着しにくいものであり、さらには走行性も良好なも
のであることがわかる。
又、本発明の磁気テープは、磁性層中にカーボ（１２）
’ ンブラックを含むものではないので、磁性塗料の分散性
は良好であり、磁束密度の低下、感度の低下といった磁
気特性の劣下もない。
’ ンブラックを含むものではないので、磁性塗料の分散性
は良好であり、磁束密度の低下、感度の低下といった磁
気特性の劣下もない。
又、本発明の磁気テープは、支持体と磁性層との間にカ
ーボンブラック及びアミン塩等を含むバインダー樹脂層
を設けているので、磁性層の耐久性に優れており、特に
バインダー樹脂層を設けるにしても、単にカーボンブラ
ックしか含まれていない場合よりも一段と良いものであ
る。
ーボンブラック及びアミン塩等を含むバインダー樹脂層
を設けているので、磁性層の耐久性に優れており、特に
バインダー樹脂層を設けるにしても、単にカーボンブラ
ックしか含まれていない場合よりも一段と良いものであ
る。
同、実施例６と１３との比較より、カーボンブラック表
面に特定の帯電防止剤が吸着されたものであっても磁気
記録媒体の特性にはほとんど影響なく、又、本発明にお
いて用いられるカーボンブラックとしては、例えばグラ
ファイトカーボン、ケラチェノブラックＥＣ（アクゾ社
）、パルカンＸＯ（キャボット社）、アセチレンブラッ
ク（電気化学工業製）、その他カラー用カーボン、充填
用カーボン等があり、又、カーボンブラック等を含む樹
脂溶液にコロネー）Ｌ（日本ポリウレタン製）等のポリ
インシアネートを５〜１００重量部添加しておき、この
溶液を塗布後５５℃程度で２４〜７２時間加温Ｌ〜、そ
し後磁性塗料を塗布して磁気テープを得るようにしても
よい。
面に特定の帯電防止剤が吸着されたものであっても磁気
記録媒体の特性にはほとんど影響なく、又、本発明にお
いて用いられるカーボンブラックとしては、例えばグラ
ファイトカーボン、ケラチェノブラックＥＣ（アクゾ社
）、パルカンＸＯ（キャボット社）、アセチレンブラッ
ク（電気化学工業製）、その他カラー用カーボン、充填
用カーボン等があり、又、カーボンブラック等を含む樹
脂溶液にコロネー）Ｌ（日本ポリウレタン製）等のポリ
インシアネートを５〜１００重量部添加しておき、この
溶液を塗布後５５℃程度で２４〜７２時間加温Ｌ〜、そ
し後磁性塗料を塗布して磁気テープを得るようにしても
よい。
又、アミン塩等の帯電防止剤及びカーボンブラックは、
磁性層と支持体との間の層に介在させられるものである
が、磁性層中に含まれている磁性粉１００重量部に対し
てアミン塩等の帯電防止剤は約３〜４０重量部、カーボ
ンブラックは約１０〜３５重量部あれば帯電防止効果は
充分にあり、又、磁性層の剥離も起きにくいものである
。
磁性層と支持体との間の層に介在させられるものである
が、磁性層中に含まれている磁性粉１００重量部に対し
てアミン塩等の帯電防止剤は約３〜４０重量部、カーボ
ンブラックは約１０〜３５重量部あれば帯電防止効果は
充分にあり、又、磁性層の剥離も起きにくいものである
。
上述の如く、本発明に係る磁気記録媒体は、磁性層と支
持体との間に、アミン塩、アルキルエステル型、アルキ
ルエーテル型、アルギルスルホネート、アルキルホスフ
ェート、第４級アンモニウム塩、ソルビタン誘導体、ペ
タイノ型、又はイミダシリン型の帯電防止剤の少なくと
も一種類と、カーボンブラックとを含む樹脂層を設けた
ので、このような例えば磁気テープ、フロッピーディス
ク、ハードディスク等の磁気記録媒体を静電気の発生し
やすい環境下で使用しても帯電現象は効果的に防止でき
、又、摩擦係数は小さく、磁性層の摩耗はそれだけ少な
く、かつ走行性も良好であり、さらには磁性層の剥離が
起きにくく、耐久性に富んだものであり、又、磁束密度
、感度の低下といった磁気特性の劣下も起きないもので
ある等の特長を有する。
持体との間に、アミン塩、アルキルエステル型、アルキ
ルエーテル型、アルギルスルホネート、アルキルホスフ
ェート、第４級アンモニウム塩、ソルビタン誘導体、ペ
タイノ型、又はイミダシリン型の帯電防止剤の少なくと
も一種類と、カーボンブラックとを含む樹脂層を設けた
ので、このような例えば磁気テープ、フロッピーディス
ク、ハードディスク等の磁気記録媒体を静電気の発生し
やすい環境下で使用しても帯電現象は効果的に防止でき
、又、摩擦係数は小さく、磁性層の摩耗はそれだけ少な
く、かつ走行性も良好であり、さらには磁性層の剥離が
起きにくく、耐久性に富んだものであり、又、磁束密度
、感度の低下といった磁気特性の劣下も起きないもので
ある等の特長を有する。
（１５）
１４９−
Claims (1)
- 磁性層と支持体との間に、アミン塩、アルキルエステル
型、アルキルエーテル型、アルキルスルホネート、アル
キルホスフェート、第４級アンモニウム塩、ンルビタン
誘導体、ベタイン型、又はイミダシリン型の帯電防止剤
の少なくとも一種類と、カーボンブラックとを含む樹脂
層を設けたことを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57137334A JPS5928227A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 磁気記録媒体 |
| DE19833328595 DE3328595A1 (de) | 1982-08-09 | 1983-08-08 | Magnetaufzeichnungsmaterial |
| US06/904,842 US4664975A (en) | 1982-08-09 | 1986-09-05 | Magnetic recording media comprising an antistatic agent-containing resin layer provided between a support and a magnetic recording layer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57137334A JPS5928227A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5928227A true JPS5928227A (ja) | 1984-02-14 |
| JPH0332127B2 JPH0332127B2 (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=15196223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57137334A Granted JPS5928227A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928227A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63175057A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-19 | Mitsubishi Kasei Vinyl Co | 塩化ビニル系重合体組成物 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50104003A (ja) * | 1974-01-16 | 1975-08-16 | ||
| JPS52206U (ja) * | 1975-06-20 | 1977-01-05 | ||
| JPS5555433A (en) * | 1978-10-17 | 1980-04-23 | Hitachi Maxell Ltd | Magnetic recording medium |
| JPS5555432A (en) * | 1978-10-17 | 1980-04-23 | Hitachi Maxell Ltd | Magnetic recording medium |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52206B2 (ja) * | 1972-08-30 | 1977-01-06 |
-
1982
- 1982-08-09 JP JP57137334A patent/JPS5928227A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50104003A (ja) * | 1974-01-16 | 1975-08-16 | ||
| JPS52206U (ja) * | 1975-06-20 | 1977-01-05 | ||
| JPS5555433A (en) * | 1978-10-17 | 1980-04-23 | Hitachi Maxell Ltd | Magnetic recording medium |
| JPS5555432A (en) * | 1978-10-17 | 1980-04-23 | Hitachi Maxell Ltd | Magnetic recording medium |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63175057A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-19 | Mitsubishi Kasei Vinyl Co | 塩化ビニル系重合体組成物 |
| JPH0547581B2 (ja) * | 1987-01-13 | 1993-07-19 | Mitsubishi Kasei Vinyl |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0332127B2 (ja) | 1991-05-10 |
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