JPS5927250B2 - 円弧状線包み保護カバ−の製造方法及びその装置 - Google Patents

円弧状線包み保護カバ−の製造方法及びその装置

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JPS5927250B2
JPS5927250B2 JP114577A JP114577A JPS5927250B2 JP S5927250 B2 JPS5927250 B2 JP S5927250B2 JP 114577 A JP114577 A JP 114577A JP 114577 A JP114577 A JP 114577A JP S5927250 B2 JPS5927250 B2 JP S5927250B2
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春夏 陳
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は円弧状線包み保護カバー(特にオートバイ或い
は自動車のタイヤの保護用カバー)を成形する製造方法
及びその装置に関するもので、特に原料板を予め〒定の
形に剪断し、更にその周縁を線包みした(即ちへリを鉄
線などで包む)後、直接プレスして高速成形する円弧状
線包み保護カバーの製造方法及びそれに用いられる装置
に関するものである。
従来の線包みの円弧状保護カバーを製造する際の成形方
法によれば、多くは下部のような二種類の生産過程と方
式を採用している。
(1)原料板を保護カバーを展開した時の形に剪断した
後、これをプレスして成形し、然る後成形された成形物
の周縁を修整して更に成形物の三辺或いは四辺の周縁に
鉄線類のような硬質の線を包み込み、それによつて円弧
状の保護カバーを強化する。
これは最も普遍的な製造方法で長く用いられているけれ
ども、明らかなことはこのような方法は先づ原料板をプ
レスして円弧状に成形した後、更にその周縁を修整して
線を包み込むのでとても容易な事ではなく、特にプレス
して成形した後、その周縁に皺(しわ)がよる現象があ
るので品質が不良となり、更に周縁に線を包み込むので
、どうしてもその生産速度に影響し、大量生産に適しな
くなる。
そのため、この方面の生産業者は次のような第二の製造
方法を開発することを試みている。(2)原料板を剪断
して一定の形のカバー板にした後、僅かに該カバー板の
二辺だけそのへーに線” を包み込み(若しもその三辺
或いは四辺に線を包むと、ローリングの時に包み線がロ
ーラにつき当つて操作ができなくなるので)、ヘリの線
を包み込んだ後の該カバー板は更にローリングをかけて
円弧状の保護カバーに仕上げる。
このように周縁に線を包み込んだ後のカバー板にローリ
ングをかけて製造する方法は、実際の製造の時には、二
辺のヘリにだけ硬(゜を包み込んであるカバー板をロー
リングするので比較的容易に生産できるけれども、その
生産規格の統一と完全を要求するのが難しいことは想像
できる所である。
このような方法はその製造過程を先述の第一の方法と比
較すると一つの過程を省略できるように見えるけれども
、事実上はそれほど便利でもない。これはローリングを
経た後は、その横截面が僅かに丸溝形(まるみぞがた)
を呈するだけで、その円弧形はカバー板がローリングさ
れた時の残留ストレスによつて変形してできたものであ
るが故に、その彎曲度は〒様でなく、特に作業能率を高
めることに対しては、円弧状保護カバーの生産作業にや
はりそれほど多くの利点を与えることは出来ない。且つ
製品の強度は僅かにその二側面にだけ線の包み込みがあ
るので、三側面(即ち三辺)に線の包み込みのある製品
に比べれば、その強度は少し劣る。本発明は上記諸欠截
を改善する為に、新規な製造装置を提供することによつ
て、円弧状線包み保護カバーの連続生産化を達成させる
ものである。以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。
被加工体20の三つの線包み周縁21と22,22或い
は四つの線包み周縁21,21及び22,22はすでに
線を被覆して硬くなつている(第3A〜3B図に示され
るように)型具15は、下部ベース30、一対の摺動型
10,10、及び摺動プロツク11より形成されており
、型具15の下部ベース30の上にある摺動型10,1
0の一端或いは両端には(第6A〜6B図に示されるよ
うに)、摺動プロツク11が配設されている。該摺動プ
ロツク11はその後側面110が圧縮スプリング12の
押圧力を受けるので、下部ベース30の右上スロツト3
1の溝32内で長手方向の摺動が出来るようになつてお
り、且つ圧縮スプリング12の押圧を受けて常に前の方
向に伸張しようとし、型口101の内側に入り込もうと
する。そのため上記摺動プロツク11前端の円弧状端部
111は少し摺動型10,10の型口101内に入り込
み、その進入する長さは上述圧縮スプリング12の調整
ねじ120によつて調節出来る。上記摺動型10,10
は型具15の下部ベース30の上に移動可能なように取
りつけられ、該摺動型10,10の内側部近くには、そ
れぞれ一本の溝14,14(第5A〜5B図に示される
如く)が開設されている。該摺動型10,10と組み合
わされるものは一つの制圧型40とポンチ50であつて
、該制圧型40の構造は制圧板41の下に中間にポンチ
スロツト43を開設してある円弧形の制圧プロツク42
を固着したもので、上記制圧型40の円弧形制圧プロツ
ク42は被加工体20の線包み周縁22,22を上述摺
動型10,10の溝14,14内に押し込むのに使われ
る。そして被加工体20を予め彎曲の板状体にブレスし
ておく。上記制圧型40の中間に開設されたポンチスロ
ツト43はポンチ50のプレス作動を案内するのに用い
られる。該ポンチ50の構造は当然上述摺動型10,1
0の型口101に合わせて適当な円弧状に形成せしめる
。もしポンチ50を下向きにプレスさせると、制圧型4
0によつて預圧固定されて彎曲の板状体となつた該半成
品は直ちに順調にプレスされて適当な円弧状をもつた線
包み保護カバーとなる(第4A〜4B図を参照)。上述
のような新規な製造装置によるプレス作業の過程を簡単
に述べると次のようである。(1)準備作業(第1A図
に示す如く) 摺動型10,10を型具15の下部ベース30の上に取
りつけ、然る後被加工体20の右側の線包み周縁21を
摺動プロツク11の円弧状端部111の上縁112に安
置する。
更に、制圧型40とポンチ50を正確に摺動型10,1
0の型口101の垂直上方に取りつける。(2)預圧プ
レス(第1B図及び第5A図に示す)上記の制圧型40
を先に下向きに移動させてプレスを行わせ、それによつ
て被加工体20を予め彎曲の板状体にプレスしておき、
且つ被加工体20両側の線包み周縁22,22を摺動型
10,10の溝14,14の中に嵌入させ、同時に被加
工体20の線包み周縁22,22をきつく押圧する。(
3)プレスの完成(第1C図・第5B図・第6B図に示
す)上述摺動型10,10の特徴は、その一端(或いは
両端)に配設された摺動プロツク11がプレスの時に厚
み方向と直交する方向に摺動できるばかりでなく、さら
にその両側の摺動型10,10を厚み方向に内向きに摺
動させてポンチによる成形を補助するものである。
且っ二つの摺動型10,10の上縁内側に設けられた溝
14,14は上述被加工体両側の線包み周縁22,22
をひき止めることが出来、更に上述制圧型40にきつく
圧しつけられ、これによつて始めてポンチ50が降下す
る時に、該摺動型10,10が厚み方向に内向きにより
合うように摺動して被加工体20の変形に対してつつぱ
り材としての役目をなし、それによつて破裂を免れ、又
被加工体20の滑りぬけるのを防止することもできる。
そのために確実にプレスの作業を完成させることができ
、被加工体を確実にプレスして適当な円弧状の線包み保
護カバーに仕上げるものである。被加工体20の成形過
程及び順序は2Aから第4B図までの各図に示す通りで
ある。
本発明の製造方法は上述の製造装置によつて順調に完成
できる。
即ち一定形状の剪断、線包み、プレスなどの主要なる過
程を経て完成されるものである。簡単に述べると、先づ
原料板を保護カバーを展開した時の形と寸法に剪断して
被カバー板となした後、該カバー板の三辺或いは四辺の
周縁に硬質の線を被覆し、最後に線を被覆(線包み)し
た該被加工体を前述型具の上にのせ、直接プレスして成
形するのである。本発明の方法によれば、その製造過程
を大巾に短縮することができる。発明者のテストの結果
に依れば、この方法は従来の方法に比べて%以上の工作
時間が節約でき、従つて、大巾なコストダウンが期特出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本製造方法による予備作業時の各部主要構造
を分離して示した側面図。 第1B図は本製造方法によつてプレス作業を行つている
間の各部構造の説明図である。第1C図は本製造方法に
よるプレス作業が完成した時の構造説明図である。第2
A,2B図は原料板を一定の形の加工体に剪断した場合
の透視図である。第3A,3B図は第2A,2B図にそ
れぞれ示された被加工体の三周縁及び四周縁を被覆物で
線包みした場合の透視図である。第4A,4B図は第3
A,3B図にそれぞれ示された線包みした被加工体をプ
レスして成形した保護カバーを示す透視図である。第5
A,5B図は本発明の製造装置を用いてプレス成形する
前後の情況を示す説明図である。第6A26B図はカバ
ー板の四周縁に線包みしてプレス作業を行う時の状況を
示す説明図である。第7図は本発明の製造装置の構造を
分解して示す透視図である。10,10・・・・・・摺
動型、11・・・・・・摺動プロツク、12・・・・・
・圧縮スプリング、14,14・・・・・・溝、15・
・・・・・型具、20・・・・・・被加工体、21,2
1・・・・・・線包み周縁、22,22・・・・・・線
包み周縁、30・・・・・・下部ベース、40・・・・
・・制圧型、41・・・・・・制圧板、42・・・・・
・制圧プロツク、50・・・・・・ポンチ、101・・
・・・・型口、110・・・・・・後側面、111・・
・・・・円弧状端部、120・・・・・・調整ねじ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原料板を適宜な形状に剪断した後、その周縁の三辺
    あるいは四辺に被覆物を線包みして被加工体20を形成
    した後、前記被加工体20を一組の摺動型10,10と
    摺動ブロック11上に載置し、制圧型40を下降させて
    前記被加工体20の線包み周縁22,22を前記摺動型
    10,10の溝14,14内に嵌入した後、ポンチ50
    により成形することを特徴とする線包み保護カバーの製
    造方法。 2 下部ベース30上に、内側部に近くに溝14,14
    を有する一対の摺動型10,10を、厚み方向に摺動可
    能に設け、下部ベース30の上端に摺動ブロック11を
    厚み方向と直交する方向に摺動可能に設けた型具15と
    、一対の摺動型10,10により形成される型口101
    にポンチ50を案内するポンチスロツトを有する制圧型
    40とよりなり、線包み保護カバー成形時に、摺動型1
    0,10が厚み方向内側に摺動し、摺動型10,10の
    溝14,14と被加工体20の線包み周縁22,22が
    係合するようにしたことを特徴とする線包み保護カバー
    の製造装置。
JP114577A 1977-01-11 1977-01-11 円弧状線包み保護カバ−の製造方法及びその装置 Expired JPS5927250B2 (ja)

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JPS5388058A JPS5388058A (en) 1978-08-03
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