JPS5926113A - 「ろ」過エレメント組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は濾過エレメント組立体に関するものである。

従来、濾過壁を複数有し、この濾過壁で流体をｐ過する
ようになした濾過エレメントがある。

かかる濾過エレメントをケース内部に収容した際には非
清浄空気のすべてをｉ濾過エレメントに通す必要がある
。

本発明では、このような要求を満足し得る濾過エレメン
ト組立体を提供しようとするものである。

以下本発明を具体的実施例により詳細に説明する。本発
明に用いるン濾過エレメントのｔ月相形状は例えば、第
１図に示すごとく一端の幅寸法が短かく他端のそれが長
い台形型である。この台形型炉材１を、折り返し幅を一
定にしてＢ−Ｂ　′、Ｃ−Ｃ′、・・・、Ｊ−Ｊ　′の
折り返し線でひだ折りすると第２図の如く炉材１の両、
端間で連続した頂部列と底部列が複数形成された断面波
形部を持った炉材２が得られる。この炉材２を第３図の
ごとく、第２図のひだ折り炉材２のひだ折り面積が小さ
い即ち幅寸法の短かい面Ａ−Ａ　′、Ｂ−Ｂ′を内周側
にしてリング状（楕円も含む）に湾曲し、その両端部を
樹脂３によってモールドすることで同心円型ン濾過エレ
メント４が得られる。

また、第４図に本発明に用いる支持プレート５を示す。

この支持プレート５は例えば、弾性を有する樹脂製であ
り、中心円筒部５ａ、中心円筒部５ａと外周部５ｂをつ
なぐ複数の連結部５Ｃ％最外周部にシール用のリップ状
突起５ｄならびにリング状溝部５ｅ、５ｆを備えている
。

第５図に本発明の濾過エレメント組立体６を示ず。すな
わち、上記同心円型２濾過エレメント４と支持プレート
５とを組合ゼたものである。濾過エレメント４の袋状ン
濾過壁４ａの最外周部および最内周部は接着剤７により
各々支持プレート５のリング状溝部５ｅ、５ｆに固定さ
れている。

なお、上記エレメント組立体６は、２濾過エレメント４
と支持プレート５とをインサート成形することにより構
成しても勿論よい。

第６図に、本発明の濾過エレメント組立体を用いた水泗
過器を示す。

濾過エレメント組立体６の支持プレート５はキャップ８
の環状内部段９に位置する。この時、支持プレート５の
リップ状突起５ｄは、キュツブ８の内周部に全周で弾圧
接触している。また、ケース１０とキャップ８とは、接
着剤、溶接、ロー付などにより完全に密着されている。

上記構成において、作用を説明する。汚れた水は矢印の
ごとく濾過エレメント４を通過してン濾過されて清浄に
なる。この時、支持プレート５のリップ状突起５ｄとキ
ャップ８の内周部とは弾圧接４を通過し、濾過される。

つまり、ガスケットなどの部材を使用することなく、簡
単にシールが可能となる。

第７図に本発明の他の実施例を示す。本実施例は、支持
プレート５の最外周部に２重にリップ状突起５ｄ、５ｄ
’を設けたものである。こうしたことにより、流体清浄
器のケース内に組込んだ場合、濾過エレメント組立体の
安定性が増す。

第８図＋８）　（ｂ）に本発明の更に他の実施例を示す
。

本実施例の場合、支持プレート５の最外周部のリップ状
突起５ｄは、外周方向に傾斜して設けられている。この
支持プレート５を流体清浄器に組込んだ実施例を第９図
に示す。キャップ８にテーパをつけることにより第６図
のごとき環状内部段９は不要である。また、流体を流し
た場合、支持プレート５のリップ状突起５ｄに該突起を
押し広げようとする力が加わり、リップ状突起５ｄはキ
ャップ８にさらに押しつけられ、シールが保たれること
になる。

本発明は上述の実施例に限定されず、次のごとく種々の
変形が可能である。

（１）炉材１の形状は、一端が短く他端が長ければ両側
部の形状あるいは全体形状はどんな形状であってもよい
。例えば、台形形状でもよく、あるし）は一端が限りな
く０に近づいた三角形状のが材でも本発明の範囲である
。また、上記一端と他端との長さが同一の炉材でもよい
。

（２）ン月相１は両端間で波形部を連続して設ける必要
はなく、一部波形部を設けない構造でもよも１゜この場
合は、濾過エレメント４の内側に他の機能部品を配置す
る際に好都合である。

（３）炉材１の折り線の間隔を異なるようにすることに
より、ン濾過エレメントを縦断面形状で設地状にできる
。

（４）ン濾過エレメント４のン濾過壁４ａはエレメント
軸心に対して同心円状となっているが、偏心させても勿
論よいし、あるいは濾過壁４ａはその平面が真円状でな
くても楕円状または略Ｕ字形状であっても勿論よい。略
Ｕ字形状の濾過ニレメン日よ第１図における炉材１の折
り紙を円弧と直線の組合せにすることにより構成でき、
また楕円状）濾過エレメントは略Ｕ字形状の濾過エレメ
ントを２つ接合することにより構成される。

（５）本発明における濾過エレメントは、前述した形状
の炉材１を折り曲げ加工して構成されるものに限定され
ず、７戸材の加圧成形あるいは抄紙により、複数のン濾
過壁を有したン濾過エレメントを構成することができる
。

また、特公昭５５−４１８０４号公報あるいは実公昭５
５−５１５３０号公報に記載されているごとく、平板と
波板とを組合せ、これを渦巻状に巻回した構造のｔ濾過
エレメントを適用することができる。なお、この濾過ニ
レメンＩ・では袋状の濾過壁を構成するため、上記平板
と波板とは部分的に接着しである。

（６）支持プレートは弾性を有する樹脂で構成したが、
弾性を有するゴムで構成してもよい。また、支持プレー
トに設けたシール用突起の形状は先西が先細となった弾
性変形容易な形状であるが、種々の形状が考えられる。

（７）支持プレートのシール用突起をキャップとケース
との間で挟持するようにしても勿論よい。

（８）本発明における濾過エレメントは、従来のいわゆ
る菊花型濾過エレメントを用いることもできる。

（９）上記の実施例はいずれも水ン濾過器について、説
明したが、本発明はこの水）濾過器に限定されるもので
はなく、例えば燃料油清浄器、潤滑油清浄器等にも勿論
適用できる。また、空気清浄器や一般空調用清浄器にも
適用可能である。

以上詳述したように、本発明おいては、ン濾過エレメン
トの支持プレー　トの外周囲４こリング状のシール用突
起を一体に設けたから、ケースとのシールのために別部
品としてのガスケットを使用する必要がなく、従って部
品点数の減少を図ることができる。

また、濾過エレメントをケース内に収容する型式の用途
に適用した際には、このｉ濾過エレメントをケース内に
押し込むだけでケース内部にシール固定でき、従って簡
便なシール構造を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明）濾過エレメント組立体の製
作説明に供する図であり、第１図は滑材の展開状態Ｙ示
“ず斜視図、第２図は第１図のン月相を屈曲した状態を
示す斜視図、第３図は第２図の）月相を湾曲してその湾
曲端を接合してなるｔ濾過エレメントを示す斜視図、第
４図は支持プレートを示す一部切欠斜視図、第５図はン
濾過エレメント組立体を示す断面図、第６図は第５図の
濾過エレメント組立体を水ン濾過器に適用した断面図、
第７図は本発明における支持プレートのシール用突起の
他の例を示す断面図、第８図（ａｌ、（ｂｌは本発明に
おける支持プレートのシール用突起の更に他の例を示す
断面図、第９図（ａｌ、（ｂ）はｆｆ１８図（ａ）、（
ｂｌに対応した用途側を示す断面図である。 ４・・・ン濾過エレメント、４ａ・・・濾過壁、５・・
・支持プレート、５ｄ・・・シール用突起、６・・・濾
過エレメント組立体。 代理人弁理士　岡　部　　　隆 第４図 第５図 第６図 番 壷 第　７　図 ち 第　８　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ン濾過壁を複数有したが過エレメントと、この濾過エレ
   メントを支持するよう該エレメントに装着され、かつ外
   周囲にリング状のシール用突起を一体に有した支持プレ
   ートとを具備したン濾過エレメント組立体。