JPS59254Y2 - 開閉部材の回動支持装置 - Google Patents

開閉部材の回動支持装置

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JPS59254Y2
JPS59254Y2 JP5562978U JP5562978U JPS59254Y2 JP S59254 Y2 JPS59254 Y2 JP S59254Y2 JP 5562978 U JP5562978 U JP 5562978U JP 5562978 U JP5562978 U JP 5562978U JP S59254 Y2 JPS59254 Y2 JP S59254Y2
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opening
closing member
fixed
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torsion bar
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JP5562978U
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English (en)
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JPS54157308U (ja
Inventor
博敏 堀川
Original Assignee
トヨタ車体株式会社
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Priority to JP5562978U priority Critical patent/JPS59254Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、固定部材に対して一側縁両端が支持されほ
ぼ水平の軸のまわりに回動可能とされる開閉部材の回動
支持装置に関し、特に開閉する際の回動操作力を軽減さ
せることのできる回動支持装置の改良に関する。
一般に、はぼ水平の軸のまわりに回動自在に支持された
開閉部材を開閉する際には、該開閉部材の自重に抗して
回動操作しなければならず、開閉部材の重量が大きい場
合には非常な労力を要していた。
これを解決するために、引張りコイルばね、圧縮コイル
ばね、捩りコイルばね、あるいはトーションバー等を利
用して開閉部材の重量に抗する弾撥力を該開閉部材に付
勢することにより、該開閉部材の回動操作力を軽減する
方法がとられている。
この考案は、前述のトーションバーを利用する方法にお
いて、一対のトーションバーを使用して該トーションバ
ー装置全体としての捩れ角、すなわち開閉部材の回動角
度を大きくすることができ、かつトーションバー装置を
コンパクトにまとめることができるようにした回動支持
装置を提供することを目的とするもので゛ある。
以下、この考案を自動車等車両の開口部に設置されて荷
物の積卸し等に使用される昇降装置のプラットフォーム
の回動支持装置として適用した実施例について、図面に
もとづき詳細に説明する。
第1図および第2図は、昇降装置の全体正面図ならびに
側面図で、該昇降装置1は、互いに平行に車両床面2に
立設される一対のコラム3,3と、該コラム3,3の長
手方向に設けられた切込溝4゜4に沿って該コラム3,
3内を昇降するランナ5゜5と、該ランナ5,5を昇降
駆動するシリンダ機構6を内蔵したビーム7と、ランナ
5,5に取付けられた折畳み式のアーム機構8,8と、
該アーム機構8,8の下端にその基部を枢着されたプラ
ットフォーム9とからなっている。
該プラットフォーム9は、第2図に示すように、9a、
9bとで折畳み可能に構成され、前記アーム機構8,8
の下端に枢着された基部を中心にして上方に回動したと
きには前記コラム3,3とほぼ平行となり、下方に回動
したときには車両床面2とほぼ平行となるようになって
いる。
該昇降装置1についてさらに詳細に説明すると、前記コ
ラム3はその横断面が矩形の中空状になっており、その
一辺に前述のとおり該コラム3の長手方向に切込溝4が
設けられている。
前記ランナ5には、軸10,11によってローラ12,
12.・・・・・・が枢着されて、該ローラ12により
コラム3内を円滑に昇降するようになっている。
前記ビーム7の内部には前記シリンダ機構6が内蔵され
ており、該シリンダ機構6のピストンロラド13の先端
には2個のプーリー14.15か軸16により回転自在
に取付けられている。
また、ビーム7の上端部には、2個のブー’J −17
,1Bが軸19にまり回動自在に設けられ、該ビーム7
が取付けられていない他方のコラム3の上端部に一体的
に固着されたプーリーカバー20内にはプーリー21が
軸22により回転自在に設けられている。
一方のコラム3上端と他方のコラム3のプーリーカバー
20との間には矩形断面のパイプ23が取付けられてい
る。
前記ランナ5,5を昇降させるための2本のワイヤ24
.25は、第1図に一点鎖線で示すように、各一端がビ
ーム7内の適所に係止され、′一方のワイヤ24はピス
トンロッド13先端のプーリー14、ビーム7上端部の
プーリー17を経由して前記パイプ23内を通り、コラ
ム3上端のプーリー21を経由してその他端がランナ5
の上端に係止され、他方のワイヤ25はピストンロッド
13先端のプーリー15およびビーム7上端部のプーリ
ー18を経由してその他端がランナ5の上端に係止され
ている。
前記シリンダ機構6を作動させて、ピストンロッド13
を伸長させると、該ピストンロッド13先端のブーIJ
−14,15が下降し、2本のワイヤ24゜25が引
張られてランナ5,5はそれぞ゛れコラム3.3内を上
昇し、これによってプラットフォーム9は上昇すること
になる。
逆に、ピストンロッド13を引込ませることにより、ラ
ンナ5,5はそれぞれコラム3,3内を下降し、プラッ
トフォーム9は下降する。
また、前記アーム機構8について説明すると、ランナ5
に設けられているローラー12.12・・・・・・の軸
10.11によって2本の横リンク26.27の各一端
がそれぞれ枢着され、前記コラム3の切込溝4から外方
に突出した他端がそれぞれ縦リンク28に軸29.30
により枢着されて、これらランナ5゜2本の横リンク2
6.27および縦リンク28とで平行四辺形リンクが形
成されている。
前記縦リンク28の下端には前述のとおりプラットフォ
ーム9の基端が回動可能に枢着されている。
該アーム機構8によって、縦リンク28は前記コラム3
に対して常にほぼ平行状態に保持されるとともに、第2
図に示す引出した状態から、第4図に示す格納状態とす
ることができる。
つぎに、この考案に係るプラットフォーム9の回動支持
装置について説明すると、第5図に詳細に示すように、
開閉部材としてのプラットフォーム9は、その基部両端
を固定部材としての縦リンク28の下端に支軸31と回
動軸32とによりほぼ水平の軸のまわりに回動自在に支
持されている。
該支軸31は一方の縦リンク28の下端にそのコの字状
断面を貫通させて設けた軸受部材33に嵌合され、該縦
リンク28の外側面に固着したプレート34によって軸
方向の摺動が抑えられるとともに、該支軸31の端部に
軸方向に突設した矩形断面の突起35を前記プレート3
4のほは沖央部に穿設した矩形断面の穴36に嵌合する
ことによって前記縦リンク28と該支軸31とは一体的
に固着されて、前記プラットフォーム9の一端を回動自
在に支持している。
また、前記回動軸32は、他方の縦リンク28の下端に
そのコの字状断面を貫通させて設けた軸受部材37に回
動自在に嵌合され、かつ前記プラットフォーム9の他端
に回動自在に嵌合されて、該プラットフォーム9の他端
を回動自在に支持している。
該回動軸32は、前述の支軸31と同様に、縦リンク2
8の外側面に固着したプレート38により軸方向の摺動
が抑えられている。
該回動軸32のプラットフォーム9側の端部には、ブラ
ケット39をその軸方向と直角方向に固着し、該ブラケ
ット39の端面には前記回動軸32の軸方向と平行に一
対の矩形断面の孔40.41を該回動軸32の軸中心に
対して対称的に穿設する。
また、前記支軸31のプラットフォーム9側の端部には
、ブラケット42を固着し、該ブラケット42の端面に
は前記支軸31と同軸的に矩形断面の孔43を穿設する
前記回動軸32の一端に固着したブラケット39に穿設
した2個の孔40.41には、一対の矩形断面のトーシ
ョンバー44.45の各一端を回動しないようにそれぞ
れ嵌合し、一方のトーションバー44の他端を前記支軸
31の一端に固着したブラケット42に穿設した孔43
に回動しないように嵌合する。
他方のトーションバー45の他端は、前記プラットフォ
ーム9の前記支軸31近傍に該支軸31とほぼ平行に穿
設した矩形断面の孔46に回動しないように嵌合する。
なお、この実施例においては、矩形断面をしたトーショ
ンバー44.45を使用しているが、トーシヨンバーの
断面形状はもちろんこれに限られるものではなく、円形
断面、楕円形断面、または他の多角形断面あるいはこれ
らの中空状としたものであってもよい。
円形断面の場合には、トーションバーの端部にセレーシ
ョン加工を施したり、あるいは端部のみ多角形断面に形
成するなどして、前記ブラケット39.42あるいはプ
ラットフォーム9に対して嵌合した際に、回動しないよ
うに固着する手段が必要である。
次に、以上のように構成してなるプラットフォーム9の
回動支持装置の作用について説明すると、第4図および
第5図に示したプラットフォーム9の格納状態において
、前記トーションバー44゜45はほは゛自由状態、す
なわち捩り力が加わらない状態となるよう組付けられて
おり、この状態がら第2図に示すプラットフォーム9を
引出した状態まで前記支軸31および回動軸32を中心
にして回動すると、前記トーションバー45の他端が開
閉部材としてのプラットフォーム9に固着され、もう一
方のトーションバー44の他端が支軸31に固着されて
、固定部材としての縦リンク28に対して回動しないよ
うに固着されていることから、前記トーションバー45
の他端は前記支軸31を中心にしてプラットフォーム9
とともに回動するが、方、トーションバー44の他端は
回動することなく、前記トーションバー45は捩り力を
受け、1この捩り力によって前記回動軸32のブラケッ
ト39が回動軸32とともに該回動軸32を中心にして
回動し、さらに該ブラケット39の回動によってもう一
方のトーションバー44に捩り力が伝えられる。
この一対のトーションバー44.45が一体的に作用し
、その捩り力によって、プラットフォーム9の自重によ
るモーメントを打消す方向に弾撥力が付勢されて、該プ
ラットフォーム9をほぼ水平状態にまで軽快に開くこと
ができる。
逆に、プラットフォーム9を閉じる場合にも、前記一対
のトーションバー44.45の弾撥力に付勢されて軽快
に閉じることができる。
従来、一般に開閉部材の回動操作力を軽減させるために
使用されているトーションバーは、その一端が開閉部材
に固着され、他端が固定部材に固着されているもので、
開閉部材の回動角度を大きく、すなわちl・−ジョンバ
ーの捩れ角を大きくする必要がある場合には、該トーシ
ョンバーの断面二次モーメントを小さくするために該ト
ーションバーの太さを細くするか、またはトーションバ
ーの長さを長くしなければならない。
しかし、トーションバーの太さを細くすると、開閉部材
の回動操作力に対して必要な付勢力が得られず、またト
ーションバーの長さを長くすることは開閉部材の大きさ
によって制限を受けるために実際上不可能であった。
この考案によれば、トーションバー自体の捩れ角を大き
くすることなく、トーションバー装置全体としては大き
な捩れ角を得ることができ、がっ所要の弾撥力を得るこ
とができ、しがもトーションバー自体の長さを長くする
必要もなくトーションバー装置全体をコンパクトにまと
めることができ、限られたスペース内に納めなければな
らないためトーションバーの長さを長くすることができ
ず、かつ開閉部材の開き角度を大きくする必要がある場
合の回動支持装置として特に有効である。
また、開閉部材の基部両端をそたぞれ回動自在に支持す
る2つの軸を有効に利用して一対のトーションバーを組
込んだことにより、複雑な構造となることもなく、優れ
た回動支持装置を安価に提供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案を自動車等車両に設けられて荷物の積卸
し等に使用される昇降装置におけるプラットフォームの
回動支持装置として適用した一実施例を示したもので、
第1図は昇降装置の全体正面図、第2図はつの側面図、
第3図は折畳んだ状態を示す昇降装置の全体正面図、第
4図はその側面図、第5図は第4図における矢印A方向
から見た要部拡大図である。 1・・・・・・昇降装置、3・・・・・・コラム、5・
・・・・・ランナ、6・・・・・・シリンダ機構、8・
・・・・・アーム機構、9・・・・・・プラットフォー
ム、28・・・・・・縦リンク、31・・・・・・支軸
、32・・・・・・回動軸、39.42・・・・・・ブ
ラケット、44,45・・・・・・トーションバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉部材の一側縁一端を固定部材に固着した支軸により
    回動支持し、他端を固定部材および該開閉部材に対して
    回動自在とした回動軸により回動支持して前記開閉部材
    をほぼ水平の軸のまわりに回動可能とし、一対のトーシ
    ョンバーの各一端を前記回動軸の端部にそれぞれ固着し
    、一方のトーションバーの他端を前記支軸の端部に固着
    するとともに、他方のトーションバーの他端を前記開閉
    部材に固着したことを特徴とする開閉部材の回動支持装
    置。
JP5562978U 1978-04-25 1978-04-25 開閉部材の回動支持装置 Expired JPS59254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5562978U JPS59254Y2 (ja) 1978-04-25 1978-04-25 開閉部材の回動支持装置

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JP5562978U JPS59254Y2 (ja) 1978-04-25 1978-04-25 開閉部材の回動支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS54157308U JPS54157308U (ja) 1979-11-01
JPS59254Y2 true JPS59254Y2 (ja) 1984-01-06

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ID=28951689

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