JPS592540Y2 - 交流型表面電位計のプロ−ブ - Google Patents

交流型表面電位計のプロ−ブ

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JPS592540Y2
JPS592540Y2 JP10430578U JP10430578U JPS592540Y2 JP S592540 Y2 JPS592540 Y2 JP S592540Y2 JP 10430578 U JP10430578 U JP 10430578U JP 10430578 U JP10430578 U JP 10430578U JP S592540 Y2 JPS592540 Y2 JP S592540Y2
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JP
Japan
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plate
aperture
tuning fork
electrode
inner plate
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Application number
JP10430578U
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JPS5522609U (ja
Inventor
孝夫 菊地
稔 青木
Original Assignee
株式会社リコー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は被測定物体の表面電位の測定、特に微小面積
の電位分布の測定に用いられる表面電位計に関する。
例えば、電子複写機における感光体表面に現われる電荷
像等のように、固体表面に生じた電荷による微小面積の
電位分布を定量的に測定するためには、現在主に感度及
び分解能等の点から交流方式の表面電位計が使用されて
いる。
このような表面電位計として現在市販されているものの
プローブは、例えば第1図乃至第5図に示すように、被
測定体の表面の微小面積から電界を取り入れる小孔すな
わちアパーチュア1を設けたアパーチュアブロック2と
、このアパーチュア1に対面し電界の変化によって誘導
される電束電流を検知する検知電極3を設けた検知ブロ
ック44を装着し、かつ検知電極3とアパーチュア1間
に介装された遮蔽板5を振動させる音叉6、駆動コイル
10、及びセンサコイル11を設けた音叉ブロック7と
、検知電極3による検知信号を増幅するアンプ回路を絶
縁性凝固剤14で固化じたアンプブロック8とから威り
、これらの各ブロックをねじ9で結合して一体としたも
のがある。
上記検知ブロック4は検知電極3を絶縁体12によって
保持し、シールド板3を介して音叉ブロック7上に取付
けられている。
そして、アパーチュアブロック2、音叉ブロック7、ア
ンプブロック8は同電位であり、信号に応じて被測定電
位と同電位に制御され、検知電極3は他の部品から全く
絶縁された構造となっている。
このようなプローブでは、アパーチュアブロック2、音
叉ブロック7およびアンプブロック8は、振動等の対策
上リン青銅等の導電性金属ブロックを図示のように削出
した構造となっているため量産性に乏しく非常に高価で
あり、又プローブの表面全体に被測定電位と同じ電圧す
なわち、0〜±2000 Vが掛るため、取扱い上不便
であるばかりでなく危険であった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたものであって、被
測定体に対向するアパーチュア面を除き、プローブ全体
を接地又は同等の効果のある電源に接続されたシールド
用導体によって絶縁して包み込むことにより、感電防止
をはかり、さらにプローブを構成する各部を板金で構成
することを可能にして、量産性を向上し、コストの安い
交流型表面電位計のプローブを提供するものである。
つぎに添付図面を参照してこの考案の実施例を説明する
第6図乃至第8図はこの考案の一実施例であるプローブ
を示すものであって、第6図は上面図、第7図は縦断面
図、第8図はアパーチュア板をとり除いた上面図である
これらの図において、21は後述のアパーチュア取付面
のみを開口した箱状に形成され、シールド用導体となる
外板、22は外板21と絶縁材23によって電気的に絶
縁された箱状の内板、24は電界を取り入れるアパーチ
ュア25を設け、内板22の上部に取り付けられたアパ
ーチュア板、26はアパーチュア板24とは反対側の内
板22の下部に取り付けられた下板、27は内板22の
中間に取り付けられた中間板、28は中間板27上に音
叉受台29によって取り付けられた音叉、30はアパー
チュア25に対向して設けられる検知電極31を絶縁体
32を介して支持し、中間板27上に取り付けられる電
極受は台、33は中間板27の下面に基板受は台34を
介して取り付けられ、検知電極31に接続されて、検知
信号を増幅するプリアンプ回路を組み込んだ同面基板で
ある。
35は音叉28を駆動し、アパーチュア25と検知電極
31との間に介在する振動片28 aを共振周波数で振
動せしめる駆動コイル、36はその振動を感知するセン
サコイルである。
37は外板21と内板22とアパーチュア板24又は下
板26を絶縁材23を介して固定するための焼縁性の止
めビス、38は図示しない表面電位計本体のプローブ2
0とを接続する人出刃用コードである。
音叉28は電磁性、温度によって寸法変化、弾性係数の
変化の少ない材料、例えばエリンバ−合金等を用い、必
要な共振周波数を得るために板厚、長さ、ヤング率、密
度5幅等を決定される。
検知電極31は燐青銅棒にAuメッキ等を施し耐蝕性を
良くする。
絶縁体32は絶縁性の良いテフロン等でもよいが、体積
抵抗率が大きく、機械的な応力により電荷が発生しにく
い物質としてサファイヤ等が最良である。
内板22、中間板27は基板用の駆動コイル35、セン
サーコイル36等の磁気的な影響を受けないように非透
磁性であって、振動の伝播を防ぐために密度が高く内部
減衰の大きな銅系金属がよい。
又磁気的な影響を受けないならば、防振材(例えば東芝
のサイレンタロイ)がよい。
アパーチュア板24は非透磁性材料例えば燐青銅板で作
り、音叉28の振動部分の付近は薄くし、その他の部分
は厚くするためにアパーチュア板24の表面は第9図に
示すようにアパーチュア25を設けた薄板の表面板24
aと第10図に示すように音叉28の振動部分に対応
する部分を一部欠除して補強を兼ねた裏板24 bとを
組み合わせるとよい。
このように構成されたプローブ20とアパーチュア板2
4側に電位を測定しようとする対象物に対向させると、
アパーチュア板24に開孔したアパーチュア25から、
電界が音叉28の共振周波数と振動振幅とによって決定
される経時的な量だけ検知電極31の先端に到達し、そ
の電導電流が電導電流となって導出される。
この検知電極31は中間板27を貫通して同面基板33
のプリアンプ部の入力に通じている。
検知電極31は絶縁体32で支持され、全く他の部品と
は絶縁状態にある。
プリアンプ部で増幅された信号は入出力コード38によ
って図示しない表面電位計本体に導かれる。
音叉28は駆動コイル35で励振され、振動片28を振
動させている。
また、この振動状態をセンサコイル36を感知している
アパーチュア板24、下板26、中間板27、音叉受は
台29及び内板22は同電位に保たれ、絶縁材23を介
して外板21が覆っている。
この外板21を複写機等の被測定体を収納する筐体の側
板で(図示せず)等に固定して接地するか、又は低イン
ピーダンスの低圧電源等に接続して実質的に接地と同等
の状態にする。
絶縁材23は絶縁性の良いテフロン等を用い、外板21
と内板22及びアパーチュア板24又は下板26をこの
絶縁材23を介して固定するため止めビス37もやはり
絶縁性の良いテフロン等で作られている。
なお、外板21と内板22との間の絶縁材として、テフ
ロン等の高絶縁性高耐電圧物質を混入した熱可塑性の凝
固剤39を用いて、外板21と内板22間を第11図に
示すように、うずめてもよい。
この場合同面基板33上の電気部品を同時にこの凝固剤
39でうずめると、電気部品の振動を防止し、ノイズを
減らすことができ、さらに良い結果となる。
40は凝固剤39を入れるための孔である。
また、第12図に示すように同面基板33上の電気部品
のみを凝固剤39で固めるために、内板22の一部に孔
40を明けて、中間板27から下にのみ凝固剤39を入
れて固化し、外板21と内板22との間は、第7図に示
したようにテフロン板のような板状絶縁材で絶縁しても
良い。
第11図および第12図において、第8図と同一部分に
は同一符号を付しであるが、内板22はここでは下板2
6を一体に構成して示している。
以上説明したように、この考案による交流型表面電位計
のプローブは、各構成部分を金属ブロックの削り出しの
ような工数を要する機械加工によることなく、板金及び
樹脂によって容易に製作することができるため量産性が
あり、安価に供給できる。
また、アパーチュア板組外の外周面が接地又は接地と同
等の低インピーダンスの低圧電源に接続されたシールド
用導体(外板)によって覆われているので、安全で取扱
いに便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は従来の表面電位計のプローブを示す
図であり、第1図は外観斜視図、第2図はアパーチュア
ブロックの裏面側斜視図、第3図は音叉ブロックの内部
構造を示す斜視図、第4図は検知ブロックの側面図、第
5図はアンプブロックの斜視図、第6図乃至第10図は
この考案の一実施例を示す図であり、第6図は上面図、
第7図は縦断面図、第8図はアパーチュア板を取り除い
て示した上面図、第9図はアパーチュア板の表面板の一
例を示す斜視図、第10図はアパーチュア板の裏板の一
例を示す斜視図、第11図、第12図は夫々この考案の
他の実施例の細部を省略して示す第7図と同様な断面図
である。 20・・・・・・プローブ、21・・・・・・外板、2
2・・・・・・内板、23・・・・・・絶縁材、24・
・・・・・アパーチュア板、25・・・・・・アパーチ
ュア、27・・・・・・中間板、28・・・・・・音叉
、30・・・・・・電極受台、31・・・・・・検知電
極、32・・・・・・絶縁体、33・・・・・・同面基
板、39・・・・・・凝固剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くとも一面を開口した角筒状又は箱状の内板と、該内
    板の上記開口を閉止するとともに電界を取り入れるアパ
    ーチュアを有するアパーチュア板と、前記内板の中間部
    に前記アパーチュア板と平行に設けた中間板と、該中間
    板の前記アパーチュアと対向する側の面に設けた音叉及
    び電極受台と、該電極受台に絶縁体を介して支持されて
    前記アパーチュアに対向配置された検知電極と、該検知
    電極と前記アパーチュアとの間に介在し前記音叉によっ
    て振動される振動片と、前記中間板の前記アパーチュア
    板と反対側の面に取付けられ前記検知電極によって検知
    された信号を増幅するプリアンプ部を組込んだ回路基板
    と、前記内板と絶縁材を介して電気的に接続゛され前記
    アパーチュア板取付面以外の全面を覆う箱状の金属板か
    らなる外板とによって構成され、前記アパーチュア板、
    中間板、及び電極受台が導電体であって同電位に保たれ
    、前記外板が接地又は低インピーダンスの低圧電源に接
    続されてなる交流型表面電位計のプローブ。
JP10430578U 1978-07-31 1978-07-31 交流型表面電位計のプロ−ブ Expired JPS592540Y2 (ja)

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JP10430578U JPS592540Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 交流型表面電位計のプロ−ブ

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JP10430578U JPS592540Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 交流型表面電位計のプロ−ブ

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Publication Number Publication Date
JPS5522609U JPS5522609U (ja) 1980-02-14
JPS592540Y2 true JPS592540Y2 (ja) 1984-01-24

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ID=29045574

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JP10430578U Expired JPS592540Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 交流型表面電位計のプロ−ブ

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JPS55155727A (en) * 1979-05-23 1980-12-04 Hitachi Ltd Exhaust gas desulfurizing method
JP2006003131A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Canon Inc 電位センサ

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JPS5522609U (ja) 1980-02-14

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