JPS5924752A - 熱可塑性樹脂の難燃化方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂の難燃化方法

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JPS5924752A
JPS5924752A JP13545282A JP13545282A JPS5924752A JP S5924752 A JPS5924752 A JP S5924752A JP 13545282 A JP13545282 A JP 13545282A JP 13545282 A JP13545282 A JP 13545282A JP S5924752 A JPS5924752 A JP S5924752A
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resin
styrene
acrylonitrile
flame retardant
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Nobuo Izawa
伊沢 信雄
Yoshiaki Kubota
義昭 久保田
Yasuo Kishida
岸田 靖雄
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Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
Kanebo Gohsen Ltd
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Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は熱iiJ塑性4QJ脂の難燃化方法に関する。 従来より合成樹脂(以下グラスチックという)は、その
優iした物性、および成形加工の芥易さとい9点から、
土だ近年、とくに省力(生産性向」ユ)、省ニオ・ルギ
ーの要求から、舷多くの用途にさまざ−まな形で使用さ
れ、家電、機械、自動車、#4%築、その他の分野の発
展に大きな寄与をしている。 しかしながら、テレビなどの電子、電気機械部品、自動
車部品、建築利料などの分野においては、プラスチック
素材の難燃化の要求が、年々厳しさを増しつつある。 そこで、プラスチック本来の優れた特性を損うことなく
、例えば米国アンダーライターズ・ラボラトリ−社の安
全;131格UL−1410(テレビ用)K規定された
拐料規格に適合するような高度の離燃性を付与すること
が必要となって来た。 プラスチックをff111燃化する方゛法は、これまで
にも数多く提案されている。例えは含ハロゲン有機化合
物、含リン有機化合物、含窒素化合物、柚々の無機化合
物が、難燃剤として有効であることが知られている。し
かし、これらの化合物によって上記の難燃規格を満たす
ためには添加級を大にしなけ第1ばならず、プラスチッ
クの優れた物性を損うばかりでなく、大量の離燃剤の均
一分散、混練が難かしく、操業性の劣る場合が多い。 比較的最近、いくつかのプラスチックにおいて、元素リ
ン、特に赤リンが、少量で有効な難燃剤として知られる
ようになったが、実用化されているのは常温附近での液
状原料への混線、成形が可能な一部の硬化性461脂に
おいてのみである。高温、機械的シ望ツクなどの下では
赤リンは発火、ボスフィン発生の危険があり、そのため
赤リンの粒子表面を熱硬化性樹脂で被覆する方法が特公
昭54−39200号公報に記載されているが、高温並
びに機械的衝撃への耐性は不充分で高融点の熱可塑性樹
脂への適用は実現していない。また、赤リンの難燃効果
は十分とは言えず、さらに改良が望′止れている。 本発明者等はJν1かる欠陥を排除すべく研究の結果本
発明を完成した。 本発明の目的は高融点の熱可塑性樹脂を安全且つ容易に
離燃化すると共に赤リンの離燃効果を増大させる方法を
提供するにある。本発明方法はスチレン・アクリロニト
リル共重合体と、熱硬化性樹脂を含浸硬化せしめた赤リ
ン粉末とからなる難燃剤組成物をポリエステル、ポリア
ミド、ポリウレタン、ポリエステルエーテル、ポリアミ
ドエーテル、ボリフェニレンオキザイド、ポリカーボネ
ート及びポリプ
【タールWよりなる′11pから選ばれ
た少なくとも1種の熱可塑性樹脂に配合し、元素状赤リ
ンを0.5〜20M ML%含有せしめることを特徴と
する。 本発明で用いるスチレン・アクリロニトリルコポリマー
は、スチレンとアクリロニトリルの合計1i1に対し、
アクリロニトリルを10乃至〜40重量%、好ましくは
15乃至60重量%共重合させたものであり、ゴム成分
を全体(スチレン、゛アクリロニトリル及びゴム成分)
の40重址%以下、好ましくは50重量%以下混合又は
/および共重合によって配合したものである。 ゴム成分としてはポリブタジェン、スチレン・ブタジェ
ンコポリマー、アクリロニトリル−ブタジェンコポリマ
ー、エチレンe酢酸ビニールコポリマー等が挙げられる
が、配合方法とじては、スチレン・アクリロニトリルコ
ポリマー樹IJi7の耐衝撃性を改良するものであるこ
とが望ましい。いわゆるAB8樹脂、As樹脂等が好ま
しく用いられる。 これらのスチレン・アクリロニトリルコポリマーハ、ポ
リスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタ
ジェン、ポリアクリル酸等などK〈らべ、本発明方法に
おいて赤リンの難燃効果を増大させる利点がある。 本発明で用いる熱硬化性樹脂で含浸硬化(コーティング
)された赤リン粉末は、通常平均粒子径的0.1〜10
0ミクロン(μ)、好ましくは、α5乃至30μの赤リ
ンを、いわゆるフェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹
脂、フルフリルアルコール樹脂、アニリン樹脂、ケトン
樹脂、エポキシ樹脂、不飽オロポリエステル樹脂かう成
る群から選はれた4i目jぽでコーティングしたもので
あり、コーティング鼠は通常赤リンに対して1〜30重
量%である。一般に5〜20重殖%のコーティングで粒
子間の凝集の少ない安定化した赤リンが得られ、著しい
空気中における酸化および衝撃抑制効果が現れる。最好
ましい樹脂としてフェノール・アルデヒド系樹脂、尿素
アルデヒド系樹脂、メラミン、アルデヒド系樹脂が挙げ
られる。 熱硬化性樹脂による地理は、通常赤リンの水系副液に樹
脂原料(含初期縮合物)を加え、強攪拌下、各樹脂の通
常の重合条件下で処理すれハヨイ。赤リンに酸化銅、巾
゛化アンチモン、酸化鉛、硫化モリプラーン、酸化亜鉛
、+lつ酸?11L鉛、酸化マンガン、酸化コバルト、
水酸化マグネシュウム、活性炭、メラミン、ンアヌール
削、メラミン/アメレート、ポリアクリロニトリル粉末
等の安定剤、ホスフィン吸収剤、離燃性強化剤、あるい
は必要なら臭素化ジフェニルエーテル、トリプロモフェ
ノールメリゴマー笠のハロゲン化イj俵化合物のような
他の8燃剤粉末を混合して処理することもできる。ホス
フィン吸収剤としては!酸化アンチモンがj1ψも好−
1しく、その場合赤リーンに対して0.01〜2倍h1
の範囲で添加する。 熱ω1j化性樹)1iiコーデイング赤リンのスチレン
・アクリロニトリルコポリマーへの配合成け、組成物全
JiJに対し、元素状赤リンとして20〜70京1%、
好iL<は30〜60重景%とする。 赤リンの配合1.Lは一般に配合操作が低温はど大にで
きるので、スチレン・アクリロニトリルコポリマーの6
1c動住が良いものを1史うのがよく、通常既Vこ述べ
たスチレン・アクリロニトリルコポリマーの組成が選ば
fl、る。好ましくは220℃以下の操作温度を用いる
。配合操作は、通常窒素など不活性ガス雰囲気下、溶融
混練機で、前者を後者の中へよく分散させることによっ
て行う。赤リンに対する機械的#撃を和らげるため、樹
脂の一部、又は全部を粉末状で用いてもよい。また、タ
ルク、クレイなどの比較的柔かいすべりの良い無機微粉
末を併用することもできる。また、この時、先に述べた
赤リンの安定剤、ポスフィン吸収剤、他の難燃剤、顔料
などの粉末を混合使用することもできる。好ましいポス
フィン吸収剤および難燃剤として酸化アンチモン、メラ
ミン、テカフロムジフェニルエーテル々〉が挙げられる
。これらの併用する粉末の混合1辻tit 、各粉末の
性質、使用目的によって異なるが、通常赤リンに対して
0〔11〜2倍mm、好ましくは[]、 05〜1倍朋
ハtとする。 本発明に適用すZ)ポリエステルとしては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチしノンテレフタレー・ト、
ポリへギシレンテレフタレート、ホ!I−p−ヒドロキ
ンエト今ジペンゾエート、ポリ2.2′−ビス−p−オ
キ7フエニルプロパンインフエタt/−ト、ポリ2.2
′−ビス−p−(β−ヒドロキ/j−トギシフェニル)
フ゛ロパンデレフタレート、ポリビス−p−オキシフェ
ニルスルホンイソフタレート、ポリビス−p−(β−ヒ
ドロキシエトキシフェニル)スルホンテレフタレート、
ポリーp、p′−シクロヘキサンジメタツールテレフタ
レート、ポリビス−β−ヒドロキシエ)・キシベンゼン
テレフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリビバ
ロラクトン、ポリ−ε−カプロラクトン、ポリエチレン
オキザレート、ポリエチレンアジペート等が挙げられる
。もちろんこれらの各種共重合体、混合物、変性体も用
いられ、ペンタエリスリトール、ピロメリット酸、トリ
メリット酸等の多官能化合物を一部用いた共重合物も含
まれる。共重合成分となる単駄体としては、上記各ポリ
エステルを構成する単irt体の他に、例えば、オルソ
フタール1】シ、オキジ安息香酸、p+T”−ビフェニ
ルジカルボン酸、テトラブロムテレフタール酸、テトラ
ブロムオルノフタール酸、テトジクロルフタールr2.
4−スルホン酸ナトリウムイノフタール酸、ピメリン酸
、スペリン酸、アゼライン酸、グロビレングリコール、
ネオペンチルグリコール、オクタンジオール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール等がある。 本発明に適用するポリアミドとしては、いわゆる4ナイ
ロン、6ナイロン、7ナイロン、9ナイロン、11ナイ
ロン、12ナイロン、6.6ナイロン、6.9ナイロン
、6.10  ナイロン1ピペラジ゛/アジパミド停の
脂肪族ポリアミド、ポリメタキシリレンアジパミド、ポ
リウンデカメチレンテレフタジミド、ポリドデカメチレ
ンチもちろん、これらの各種共重合体、混合物、変性体
も用いられ、共〕1【合体成分となる単量体としては、
上記各ポリアミドの構成単;11体の他、エチレンジア
ミン、−ツートラメチレンジアミン、オクタメチレンジ
アミン、ノナメチレンジ゛rミン、ヒスーγ−アミノプ
ロピルエーテル、バラギンリレンジアミン等、及び既に
記したポリエステルの(111成単鼠(本である各椋ジ
カルボン酸類が挙げられる。また、ジエチレントリアミ
ン、トリメリット酸などの多宕1」ヒ比合物を一部用い
ることもできる。 不発り」に適用するポリウレタンは、各種高分子欧ポリ
オールを、脂肪族、又は/および芳香族ジイソシアナー
トと反応させて得られるプレポリマーを各′Ni鎖伸長
剤によって重合させたものであるが、ポリオールの代表
的なものとしては、ボリエクレンアジペート、ポリプチ
レ/アジペート、ポリ−ε−カブロラクトン、ポリニブ
−L/ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリ
ブートラメチレングリコール等が、ジ・fノシアナート
復1としては、4,4′−ジフェニルメクンジ・fソシ
アプート、トルイレンジイソンアナート、ヘギリ゛メチ
レンジイソシアナート等が、鎖1中LL剤としてはエチ
レングリコール、1.4−プタンジj−ル、ビス−β−
ヒドロキシエトキシベニ/−ヒン、tJ−メチルジェタ
ノールアミン、N。 IJ’ジメチルへキサメチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、エチレンジアミン、NIN′ジCチルエチ
レンジアミン m−1又はP−キンリレンジアミン等が
挙げられる。 本発明に適用するポリエステルエーテル、又はポリアミ
ドエーテルとしては、既に述べたポリエステル、又はポ
リアミドの各原料単量体(又はオリゴマー)と、各種遺
合度のポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリブチレングリコール、あるいはこれらの末端
ヒドロキンル基をアミノ基に変えたポリエーテルジアミ
ンを併用してイ5られるランダム、又はブロック共重合
物を挙げることができる。ポリオールのしドロキシル基
はアク11口ニトリル付加反応(・/’fノエチル化)
のあと、ニトリル基を氷水化−IることIiCよってア
ミノ基に変えることができる。ポリエチレングリコール
としてはシュ、fレングリーコール、トリエチレ:/ 
り11コールのような低分子iuのものから分子71数
百乃至数万のもの全使うことができる。父、他のポリオ
ール、頃も同HAである。。 木兄明方ucに適用するポリフェニレンAキサイドとし
ては2.6−キシレノールを酸化重合し−C得らfする
もの、またはポリスチレン等によっ゛にれを変イ・1し
たものが誉げらtLる。変性方法としてす5Lブレンド
法、グラフト取合法がある。ポリカーホ”ネートとじて
し12.2’−ビスーP−ヒドロキシフェニルプロパン
等の芳香族ジオールとジフェニルカーボネート、あるい
はホスゲンを反応させて得られるもの、またはこれらを
ポリエステル、ポリオレフィン、ポリスチレン等で変性
したものが挙げられる。ポリアセタールとしてはポリメ
ギジメチレン、あるいは、そのエチレンオキザイドなど
との共重合体が挙げられる。 本発明方法で難燃化される熱可塑性樹脂としては、上記
各ポリマーの混合物も含°まれる。またポリエステル−
rミド類、ポリエステルアミドエーテル類等も本発明方
法で効果的に難燃化できる。 本発明方法では熱硬化性4りj脂コーティング赤リンを
高濃L(に含むスチレン・アクリロニトリルコポリマー
の組成物(通常チップ状)を、上記熱可塑性4Q]脂へ
配合することによって安全にかつ効率的に離燃化するが
配合亀は、元素状赤リンか全体の05〜20重[%、好
ましくは1〜15@逍%含まれるようにする。[15重
汰%未満では難燃化効果が十分でなく、他方、20重区
%を越えても離燃性がさらに向上せず、むしろ樹脂の物
性を損う。配合操作は、連続、または不連続の各1!+
!混線機、父は各fili成形機によって行なうことが
出来、その際必要【て応じて、各補充てん剤、n1°(
料、安定剤、強化相、他の難燃剤、ホスフィン吸収剤、
滑材等の改質剤を適宜配合することがで!!!Z、。 よく知られた:IG 1.G 、a−あるいをユ高流動
点熱ij4塑性樹脂であるポリエチレンテレフタレー)
−?66ナイロン、ポリカーボネート、変性ボリフエニ
レンオキツ°イド、ボリメギシメヂレン等に赤リンを直
接混練うることE」、赤リンの発火、分解、有毒ガスで
あるホスフィンの大川発生の危険を伴ないやすいので、
熱硬化性樹脂でコーティングされた赤リンの場合でも実
用化は困難であったが、本発明方法により、安全に、経
済的に、かつ熱硬比1」、(☆1脂の保護I′Aをほと
んど破かいすることなしに、より〃1果的に離燃化でき
る。まだ、本発明の高濃度赤リン含有スチレンアクリロ
ニトリルコポリマーは、本発明の離燃化対称樹脂の物性
をほとんど損わす:他のポリマーをマトリックスとする
赤リン、あるい″は直接赤リンを配合する場合よりすぐ
れたM燃効果を発揮する。 以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、も
ちろん、これらによって制限されるものでki It 
I/′1oまた、実施例中の使用前の単位を示す「部」
、或は「%」に、特に記さない限り、lI!″ti1基
準である。また、ポリマーの重合度(分子址)の尺糺で
ある相対粘度は、ポリウレタンについてはジメチルホル
ムアミド中で、その油のものについてはフェノールとジ
クロルエタンのγ昆合浴藺、中で、濃度1%でin1]
定したものである。またS成形品の引張強度はA 8 
’I’ M D −668、衝*頻j足(ノツチ付)は
同D−256に従って、離燃性は米国アンダーライター
ズ・ラボラトリ−の規格LIL−,94によって611
1定した。 実〃)61!/す1 ポリブタジェンラテックスの共存下、スチレンとアクリ
ロニトリルを重合させて得られた、ゴム成分20M1%
のいわゆるA B S 4Jj脂と、フェノール樹脂コ
ーティング赤リン(赤リン含1186))粉末を表−1
に示す赤リン濃度(元素状赤すン換η)となるように溶
融混練した。 混線操作は、2軸連続混線機を使用し、シリンダ一温度
約190℃、原料供給口に窒素ガスを流し、定量的に赤
リン粉末を溶融ABS樹脂に添加混練し、冷却、チップ
化した。 得られた各種赤リン濃度のABS樹脂チップを、相対粘
度1,85のポリエチレンテレフタレート(PET)と
混合し、射出成形機によって機械的物性試験片、及び離
燃性試験片を作製した。 赤リン濃度は2.5%一定とし、成形機シリンダー温j
几265〜270℃、金型温度130℃とした。−また
、比較のため、同じポリエチレンテレフタレ−1・に上
記赤リン粉末を2,9%(元素状赤リンとして2.5%
)、同じ赤リン粉末を多M[の酸比チタン粉末で赤リン
濃度25%まで稀釈したものを1o5y;、それぞit
直接270℃で浴融混練して、同様に射出成形した。1
だ、さらKm考例として、同じポリエチレンフタレート
をそのま\射出成形した。 各6L A’FM、および射出成形操作は円滑であった
が、≠#=庄#、           混練温度の高
い比較例では、原料供給口、押出口(ダイ)、金型、お
よび得られたチップと成形品において、著しいホスフィ
ン臭がし、継続的操作は困難であった。衝撃と高温によ
る赤リンの7エノール樹脂皮膜の1jtIIW、が大き
かったためと考えられる。 得られた各試験片の物性、および難燃性を、赤リン含有
ナツプ製造条件などと共に表−1に示したが、本発明方
法の高濃度赤リン含有ABS樹脂マスターチップを使用
した場合の難燃性、物性が優れ、ボスフィン発生が署し
く少なく、安全性にも直t1でいることがわかる。 実施例2 実施例1で貝いたAB8樹脂に加えて、アク、リロニト
リル25X′のスチレン・アクリルニトリルコポリマー
(いわゆるAS樹脂)、ボリスチvン、4&叡度ポリエ
チレン、ポリプロピレンを使用し、フェノール樹脂コー
ティング赤リン(赤リン含以86%)粉末と実施例1と
はソ同様にして溶融混線した。ただし、赤リン温度(元
素状赤すン換)T)1135%一定とし、混線温度1d
170〜200℃とした。操作は円滑でホスフィy臭も
ほとんどなかった。 Idられた各41]赤リン含有樹脂チツプを、それぞれ
17部づつ相対粘度2.2のポリヘキサメチレンアジパ
ミド(66ナイロン)83部と混合し、射出成形機によ
って機械的物性試験片、お上び離燃性試験片を作製した
。成形機シリンダ一温度26 S r、、金型温度65
℃としたが、成形操作11円円滑ホスフィン臭ははとん
どなかった。比較のため、上記66す゛イロン93部に
前記フェノール樹脂コーティング赤リン粉末7部浴融混
練し、元素状赤リン濃度45%の赤リンマスターチップ
を得た。混線操作は円滑で、ホスフィン臭はなかった。 得られた赤リンマスターチップを、下記の各ポリマーチ
ラグに表−3の赤リン濃度となるように混合し、射出成
形機によって機械的物性試験片、及び離燃性試験片を作
製した。成形温度条件は表−3に示すように各ポリマー
で異なったが、各成形操作は円滑で、ホスフィン臭は全
くないか、ごくわずかであった。 上記赤リンマスターチップによって難燃化したポリ−〒
−は、分子11800のポリテトラメチレングリコール
55部、!:、4.4’−ジフェニルメタンジイソシア
ナート25部、鎖伸長剤ビス−β−ヒドロキシエトキシ
ベンゼン6部をM合させて得た相対粘度1.9のポリウ
レタン樹脂、市販のポリエステルエーテル樹脂r ヘル
プレンP150BJ (東洋紡績社製)、市販のポリア
ミドエーテル(α1脂「ダイアミドPAE−B65TL
 J(ダイセル・ヒ偽ルス社製)、市販のポリフェニレ
ンオキサイド樹脂[ノリル731−JJ(エンジニアリ
ングプラスチックス社製)、市販のポリカーボネート樹
脂「パンライトL−1225j(量大化成社製)および
市販のポリアセタール樹脂Uテナック5’010 J 
(旭化成社製)、低密度ポリエチレン「ユカロンMY−
503(三菱油化社製)であるが、比較のため、15%
のパラフィンワックスをコーティングした赤リン粉末を
同じA S (jj脂と溶融混練して得た同濃度の赤リ
ンマスターチップ(元素状赤リン濃度45%)を、とノ
Lらの樹脂チップに配合してΩJ出出展形た場合、およ
び、同じパラフィンワックスコーティング赤リンを直接
こiLらの樹脂に溶融混練し、得らiしたチップ°を射
出成形した場合、また、さらにこり、らの1ffl脂を
その−ま\離燃剤を加えず射出成形した結果も表−5に
01せて示した。 ″熱硬化性偏力ぼの一つであるフェノール樹脂コーティ
ング赤リン粉末を使■したAS樹脂マスターチップに」
:って難燃化する方法が、取扱い女全性(ホスフィン発
生)において、著しく優れていることがわかる。また、
ポリエチレンの場合を除いてAs樹脂の赤リンマスター
チップ実施例4 アクリロニトリル25%のスチレン−アクリロニトリル
コポリマー(いわゆるA u 467脂)と、フェノー
ル樹脂コーティング赤リン粉末(赤リン向度86%)、
酸化アンチモン粉末、およびデカブロムジフェニルエー
テル粉末を浴融混練し、元素状赤リン濃度30%、酸化
アンチモン副産7%、デカブロムジフェニルエーテル2
8%のAIL燃剤組成物を得た。混線操作は約200℃
で行なったが、円rηで、小スフィン臭はなかった。ま
た比較のため、上記と同磯度の酸化ア7fモントテカフ
ロムジフェニルエーテルヲ含み、亦リンを含まない組成
物を作製した。 1Uられた難燃剤組成物を、市販のポリカーボイ・−ト
樹ノ指「パンライトL−1225J(量大化成社製)チ
ップと混合し、表−4の各赤リンvt嵐とし、これらを
射出成形機によっで機械的物性試験片、及びjll(燃
性試験片を作製した。成形rAfif290℃としたが
、操作は円汁Iでホス゛つイン臭はなかった。表−5に
物性と離燃性測定結果を示したが、赤り/映度1%以上
が好ましく、(15%す、下では離燃性不十分であるこ
とがわかる() 実施例5 実施例3とはソ同様にして、ただし酸化アンチモン粉末
を併用して得た元素状赤リン濃度55%、酸化アンチモ
ン濃度3%のA S 4i°rJ脂赤リンマスターチツ
プを、市販のガラス繊維強化ポリアセタール樹脂「テナ
ソクGA520 Jと配合し、射出成形を行った。表−
5の各赤リン濃度で得た機械的物性試験片、難燃性試験
片の測定結果は、20%以上の赤リン濃度では、物性の
低下が太きく、離燃性の向上もないことを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  スチレン・アクリロニトリル共重合体と、熱
    硬化性樹脂を含浸硬化せしめた赤リン粉末とからなる難
    燃剤組成物をポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン
    、ポリエステルエーテル、ポリアミドエーテル、ボリフ
    エニレンオキツイド、ポリカーボネート及びポリアセタ
    ー1しffよりなる群から選はノした少なくとも1.1
    jJiO熱可塑性樹脂に配合し、元素状赤リンを05〜
    20重量%含有せしめる仁とを特徴とする熱可塑性tl
    /J−i脂と難燃化方法。 (2)  スチレン・アクリロニトリル共重合体が10
    〜40重皿%のアクリロニトリルを含有するものである
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 (5)  スチレン・アクリロニトリル共重合体がゴム
    成分を含有するものである特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の方法。 (4)難燃剤組成物中の元素状赤リンの含有証が20〜
    70重−M%である特許請求の範囲第1項記載の方法。 (5)  熱硬化性樹脂がフェノール・アルデヒド糸回
    Jlllr 、尿素・アルデヒド系樹脂、メラミン・ア
    ルデヒド系a1脂である特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 (6)  熱硬化性樹脂を元素状赤リンに対し1〜30
    爪量%付与する特t?′r舖求の範囲第1項記載の方法
    。 (7)  熱硬化性樹脂を含浸硬化せしめた赤リン粉末
    の平均粒子径が01〜100μである特許に−j求の範
    囲第1項記載の方法。
JP13545282A 1982-08-02 1982-08-02 熱可塑性樹脂の難燃化方法 Expired JPS6042256B2 (ja)

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