JPS5924752A - 熱可塑性樹脂の難燃化方法 - Google Patents
熱可塑性樹脂の難燃化方法Info
- Publication number
- JPS5924752A JPS5924752A JP13545282A JP13545282A JPS5924752A JP S5924752 A JPS5924752 A JP S5924752A JP 13545282 A JP13545282 A JP 13545282A JP 13545282 A JP13545282 A JP 13545282A JP S5924752 A JPS5924752 A JP S5924752A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- red phosphorus
- resin
- styrene
- acrylonitrile
- flame retardant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は熱iiJ塑性4QJ脂の難燃化方法に関する。
従来より合成樹脂(以下グラスチックという)は、その
優iした物性、および成形加工の芥易さとい9点から、
土だ近年、とくに省力(生産性向」ユ)、省ニオ・ルギ
ーの要求から、舷多くの用途にさまざ−まな形で使用さ
れ、家電、機械、自動車、#4%築、その他の分野の発
展に大きな寄与をしている。 しかしながら、テレビなどの電子、電気機械部品、自動
車部品、建築利料などの分野においては、プラスチック
素材の難燃化の要求が、年々厳しさを増しつつある。 そこで、プラスチック本来の優れた特性を損うことなく
、例えば米国アンダーライターズ・ラボラトリ−社の安
全;131格UL−1410(テレビ用)K規定された
拐料規格に適合するような高度の離燃性を付与すること
が必要となって来た。 プラスチックをff111燃化する方゛法は、これまで
にも数多く提案されている。例えは含ハロゲン有機化合
物、含リン有機化合物、含窒素化合物、柚々の無機化合
物が、難燃剤として有効であることが知られている。し
かし、これらの化合物によって上記の難燃規格を満たす
ためには添加級を大にしなけ第1ばならず、プラスチッ
クの優れた物性を損うばかりでなく、大量の離燃剤の均
一分散、混練が難かしく、操業性の劣る場合が多い。 比較的最近、いくつかのプラスチックにおいて、元素リ
ン、特に赤リンが、少量で有効な難燃剤として知られる
ようになったが、実用化されているのは常温附近での液
状原料への混線、成形が可能な一部の硬化性461脂に
おいてのみである。高温、機械的シ望ツクなどの下では
赤リンは発火、ボスフィン発生の危険があり、そのため
赤リンの粒子表面を熱硬化性樹脂で被覆する方法が特公
昭54−39200号公報に記載されているが、高温並
びに機械的衝撃への耐性は不充分で高融点の熱可塑性樹
脂への適用は実現していない。また、赤リンの難燃効果
は十分とは言えず、さらに改良が望′止れている。 本発明者等はJν1かる欠陥を排除すべく研究の結果本
発明を完成した。 本発明の目的は高融点の熱可塑性樹脂を安全且つ容易に
離燃化すると共に赤リンの離燃効果を増大させる方法を
提供するにある。本発明方法はスチレン・アクリロニト
リル共重合体と、熱硬化性樹脂を含浸硬化せしめた赤リ
ン粉末とからなる難燃剤組成物をポリエステル、ポリア
ミド、ポリウレタン、ポリエステルエーテル、ポリアミ
ドエーテル、ボリフェニレンオキザイド、ポリカーボネ
ート及びポリプ
優iした物性、および成形加工の芥易さとい9点から、
土だ近年、とくに省力(生産性向」ユ)、省ニオ・ルギ
ーの要求から、舷多くの用途にさまざ−まな形で使用さ
れ、家電、機械、自動車、#4%築、その他の分野の発
展に大きな寄与をしている。 しかしながら、テレビなどの電子、電気機械部品、自動
車部品、建築利料などの分野においては、プラスチック
素材の難燃化の要求が、年々厳しさを増しつつある。 そこで、プラスチック本来の優れた特性を損うことなく
、例えば米国アンダーライターズ・ラボラトリ−社の安
全;131格UL−1410(テレビ用)K規定された
拐料規格に適合するような高度の離燃性を付与すること
が必要となって来た。 プラスチックをff111燃化する方゛法は、これまで
にも数多く提案されている。例えは含ハロゲン有機化合
物、含リン有機化合物、含窒素化合物、柚々の無機化合
物が、難燃剤として有効であることが知られている。し
かし、これらの化合物によって上記の難燃規格を満たす
ためには添加級を大にしなけ第1ばならず、プラスチッ
クの優れた物性を損うばかりでなく、大量の離燃剤の均
一分散、混練が難かしく、操業性の劣る場合が多い。 比較的最近、いくつかのプラスチックにおいて、元素リ
ン、特に赤リンが、少量で有効な難燃剤として知られる
ようになったが、実用化されているのは常温附近での液
状原料への混線、成形が可能な一部の硬化性461脂に
おいてのみである。高温、機械的シ望ツクなどの下では
赤リンは発火、ボスフィン発生の危険があり、そのため
赤リンの粒子表面を熱硬化性樹脂で被覆する方法が特公
昭54−39200号公報に記載されているが、高温並
びに機械的衝撃への耐性は不充分で高融点の熱可塑性樹
脂への適用は実現していない。また、赤リンの難燃効果
は十分とは言えず、さらに改良が望′止れている。 本発明者等はJν1かる欠陥を排除すべく研究の結果本
発明を完成した。 本発明の目的は高融点の熱可塑性樹脂を安全且つ容易に
離燃化すると共に赤リンの離燃効果を増大させる方法を
提供するにある。本発明方法はスチレン・アクリロニト
リル共重合体と、熱硬化性樹脂を含浸硬化せしめた赤リ
ン粉末とからなる難燃剤組成物をポリエステル、ポリア
ミド、ポリウレタン、ポリエステルエーテル、ポリアミ
ドエーテル、ボリフェニレンオキザイド、ポリカーボネ
ート及びポリプ
【タールWよりなる′11pから選ばれ
た少なくとも1種の熱可塑性樹脂に配合し、元素状赤リ
ンを0.5〜20M ML%含有せしめることを特徴と
する。 本発明で用いるスチレン・アクリロニトリルコポリマー
は、スチレンとアクリロニトリルの合計1i1に対し、
アクリロニトリルを10乃至〜40重量%、好ましくは
15乃至60重量%共重合させたものであり、ゴム成分
を全体(スチレン、゛アクリロニトリル及びゴム成分)
の40重址%以下、好ましくは50重量%以下混合又は
/および共重合によって配合したものである。 ゴム成分としてはポリブタジェン、スチレン・ブタジェ
ンコポリマー、アクリロニトリル−ブタジェンコポリマ
ー、エチレンe酢酸ビニールコポリマー等が挙げられる
が、配合方法とじては、スチレン・アクリロニトリルコ
ポリマー樹IJi7の耐衝撃性を改良するものであるこ
とが望ましい。いわゆるAB8樹脂、As樹脂等が好ま
しく用いられる。 これらのスチレン・アクリロニトリルコポリマーハ、ポ
リスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタ
ジェン、ポリアクリル酸等などK〈らべ、本発明方法に
おいて赤リンの難燃効果を増大させる利点がある。 本発明で用いる熱硬化性樹脂で含浸硬化(コーティング
)された赤リン粉末は、通常平均粒子径的0.1〜10
0ミクロン(μ)、好ましくは、α5乃至30μの赤リ
ンを、いわゆるフェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹
脂、フルフリルアルコール樹脂、アニリン樹脂、ケトン
樹脂、エポキシ樹脂、不飽オロポリエステル樹脂かう成
る群から選はれた4i目jぽでコーティングしたもので
あり、コーティング鼠は通常赤リンに対して1〜30重
量%である。一般に5〜20重殖%のコーティングで粒
子間の凝集の少ない安定化した赤リンが得られ、著しい
空気中における酸化および衝撃抑制効果が現れる。最好
ましい樹脂としてフェノール・アルデヒド系樹脂、尿素
アルデヒド系樹脂、メラミン、アルデヒド系樹脂が挙げ
られる。 熱硬化性樹脂による地理は、通常赤リンの水系副液に樹
脂原料(含初期縮合物)を加え、強攪拌下、各樹脂の通
常の重合条件下で処理すれハヨイ。赤リンに酸化銅、巾
゛化アンチモン、酸化鉛、硫化モリプラーン、酸化亜鉛
、+lつ酸?11L鉛、酸化マンガン、酸化コバルト、
水酸化マグネシュウム、活性炭、メラミン、ンアヌール
削、メラミン/アメレート、ポリアクリロニトリル粉末
等の安定剤、ホスフィン吸収剤、離燃性強化剤、あるい
は必要なら臭素化ジフェニルエーテル、トリプロモフェ
ノールメリゴマー笠のハロゲン化イj俵化合物のような
他の8燃剤粉末を混合して処理することもできる。ホス
フィン吸収剤としては!酸化アンチモンがj1ψも好−
1しく、その場合赤リーンに対して0.01〜2倍h1
の範囲で添加する。 熱ω1j化性樹)1iiコーデイング赤リンのスチレン
・アクリロニトリルコポリマーへの配合成け、組成物全
JiJに対し、元素状赤リンとして20〜70京1%、
好iL<は30〜60重景%とする。 赤リンの配合1.Lは一般に配合操作が低温はど大にで
きるので、スチレン・アクリロニトリルコポリマーの6
1c動住が良いものを1史うのがよく、通常既Vこ述べ
たスチレン・アクリロニトリルコポリマーの組成が選ば
fl、る。好ましくは220℃以下の操作温度を用いる
。配合操作は、通常窒素など不活性ガス雰囲気下、溶融
混練機で、前者を後者の中へよく分散させることによっ
て行う。赤リンに対する機械的#撃を和らげるため、樹
脂の一部、又は全部を粉末状で用いてもよい。また、タ
ルク、クレイなどの比較的柔かいすべりの良い無機微粉
末を併用することもできる。また、この時、先に述べた
赤リンの安定剤、ポスフィン吸収剤、他の難燃剤、顔料
などの粉末を混合使用することもできる。好ましいポス
フィン吸収剤および難燃剤として酸化アンチモン、メラ
ミン、テカフロムジフェニルエーテル々〉が挙げられる
。これらの併用する粉末の混合1辻tit 、各粉末の
性質、使用目的によって異なるが、通常赤リンに対して
0〔11〜2倍mm、好ましくは[]、 05〜1倍朋
ハtとする。 本発明に適用すZ)ポリエステルとしては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチしノンテレフタレー・ト、
ポリへギシレンテレフタレート、ホ!I−p−ヒドロキ
ンエト今ジペンゾエート、ポリ2.2′−ビス−p−オ
キ7フエニルプロパンインフエタt/−ト、ポリ2.2
′−ビス−p−(β−ヒドロキ/j−トギシフェニル)
フ゛ロパンデレフタレート、ポリビス−p−オキシフェ
ニルスルホンイソフタレート、ポリビス−p−(β−ヒ
ドロキシエトキシフェニル)スルホンテレフタレート、
ポリーp、p′−シクロヘキサンジメタツールテレフタ
レート、ポリビス−β−ヒドロキシエ)・キシベンゼン
テレフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリビバ
ロラクトン、ポリ−ε−カプロラクトン、ポリエチレン
オキザレート、ポリエチレンアジペート等が挙げられる
。もちろんこれらの各種共重合体、混合物、変性体も用
いられ、ペンタエリスリトール、ピロメリット酸、トリ
メリット酸等の多官能化合物を一部用いた共重合物も含
まれる。共重合成分となる単駄体としては、上記各ポリ
エステルを構成する単irt体の他に、例えば、オルソ
フタール1】シ、オキジ安息香酸、p+T”−ビフェニ
ルジカルボン酸、テトラブロムテレフタール酸、テトラ
ブロムオルノフタール酸、テトジクロルフタールr2.
4−スルホン酸ナトリウムイノフタール酸、ピメリン酸
、スペリン酸、アゼライン酸、グロビレングリコール、
ネオペンチルグリコール、オクタンジオール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール等がある。 本発明に適用するポリアミドとしては、いわゆる4ナイ
ロン、6ナイロン、7ナイロン、9ナイロン、11ナイ
ロン、12ナイロン、6.6ナイロン、6.9ナイロン
、6.10 ナイロン1ピペラジ゛/アジパミド停の
脂肪族ポリアミド、ポリメタキシリレンアジパミド、ポ
リウンデカメチレンテレフタジミド、ポリドデカメチレ
ンチもちろん、これらの各種共重合体、混合物、変性体
も用いられ、共〕1【合体成分となる単量体としては、
上記各ポリアミドの構成単;11体の他、エチレンジア
ミン、−ツートラメチレンジアミン、オクタメチレンジ
アミン、ノナメチレンジ゛rミン、ヒスーγ−アミノプ
ロピルエーテル、バラギンリレンジアミン等、及び既に
記したポリエステルの(111成単鼠(本である各椋ジ
カルボン酸類が挙げられる。また、ジエチレントリアミ
ン、トリメリット酸などの多宕1」ヒ比合物を一部用い
ることもできる。 不発り」に適用するポリウレタンは、各種高分子欧ポリ
オールを、脂肪族、又は/および芳香族ジイソシアナー
トと反応させて得られるプレポリマーを各′Ni鎖伸長
剤によって重合させたものであるが、ポリオールの代表
的なものとしては、ボリエクレンアジペート、ポリプチ
レ/アジペート、ポリ−ε−カブロラクトン、ポリニブ
−L/ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリ
ブートラメチレングリコール等が、ジ・fノシアナート
復1としては、4,4′−ジフェニルメクンジ・fソシ
アプート、トルイレンジイソンアナート、ヘギリ゛メチ
レンジイソシアナート等が、鎖1中LL剤としてはエチ
レングリコール、1.4−プタンジj−ル、ビス−β−
ヒドロキシエトキシベニ/−ヒン、tJ−メチルジェタ
ノールアミン、N。 IJ’ジメチルへキサメチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、エチレンジアミン、NIN′ジCチルエチ
レンジアミン m−1又はP−キンリレンジアミン等が
挙げられる。 本発明に適用するポリエステルエーテル、又はポリアミ
ドエーテルとしては、既に述べたポリエステル、又はポ
リアミドの各原料単量体(又はオリゴマー)と、各種遺
合度のポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリブチレングリコール、あるいはこれらの末端
ヒドロキンル基をアミノ基に変えたポリエーテルジアミ
ンを併用してイ5られるランダム、又はブロック共重合
物を挙げることができる。ポリオールのしドロキシル基
はアク11口ニトリル付加反応(・/’fノエチル化)
のあと、ニトリル基を氷水化−IることIiCよってア
ミノ基に変えることができる。ポリエチレングリコール
としてはシュ、fレングリーコール、トリエチレ:/
り11コールのような低分子iuのものから分子71数
百乃至数万のもの全使うことができる。父、他のポリオ
ール、頃も同HAである。。 木兄明方ucに適用するポリフェニレンAキサイドとし
ては2.6−キシレノールを酸化重合し−C得らfする
もの、またはポリスチレン等によっ゛にれを変イ・1し
たものが誉げらtLる。変性方法としてす5Lブレンド
法、グラフト取合法がある。ポリカーホ”ネートとじて
し12.2’−ビスーP−ヒドロキシフェニルプロパン
等の芳香族ジオールとジフェニルカーボネート、あるい
はホスゲンを反応させて得られるもの、またはこれらを
ポリエステル、ポリオレフィン、ポリスチレン等で変性
したものが挙げられる。ポリアセタールとしてはポリメ
ギジメチレン、あるいは、そのエチレンオキザイドなど
との共重合体が挙げられる。 本発明方法で難燃化される熱可塑性樹脂としては、上記
各ポリマーの混合物も含°まれる。またポリエステル−
rミド類、ポリエステルアミドエーテル類等も本発明方
法で効果的に難燃化できる。 本発明方法では熱硬化性4りj脂コーティング赤リンを
高濃L(に含むスチレン・アクリロニトリルコポリマー
の組成物(通常チップ状)を、上記熱可塑性4Q]脂へ
配合することによって安全にかつ効率的に離燃化するが
配合亀は、元素状赤リンか全体の05〜20重[%、好
ましくは1〜15@逍%含まれるようにする。[15重
汰%未満では難燃化効果が十分でなく、他方、20重区
%を越えても離燃性がさらに向上せず、むしろ樹脂の物
性を損う。配合操作は、連続、または不連続の各1!+
!混線機、父は各fili成形機によって行なうことが
出来、その際必要【て応じて、各補充てん剤、n1°(
料、安定剤、強化相、他の難燃剤、ホスフィン吸収剤、
滑材等の改質剤を適宜配合することがで!!!Z、。 よく知られた:IG 1.G 、a−あるいをユ高流動
点熱ij4塑性樹脂であるポリエチレンテレフタレー)
−?66ナイロン、ポリカーボネート、変性ボリフエニ
レンオキツ°イド、ボリメギシメヂレン等に赤リンを直
接混練うることE」、赤リンの発火、分解、有毒ガスで
あるホスフィンの大川発生の危険を伴ないやすいので、
熱硬化性樹脂でコーティングされた赤リンの場合でも実
用化は困難であったが、本発明方法により、安全に、経
済的に、かつ熱硬比1」、(☆1脂の保護I′Aをほと
んど破かいすることなしに、より〃1果的に離燃化でき
る。まだ、本発明の高濃度赤リン含有スチレンアクリロ
ニトリルコポリマーは、本発明の離燃化対称樹脂の物性
をほとんど損わす:他のポリマーをマトリックスとする
赤リン、あるい″は直接赤リンを配合する場合よりすぐ
れたM燃効果を発揮する。 以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、も
ちろん、これらによって制限されるものでki It
I/′1oまた、実施例中の使用前の単位を示す「部」
、或は「%」に、特に記さない限り、lI!″ti1基
準である。また、ポリマーの重合度(分子址)の尺糺で
ある相対粘度は、ポリウレタンについてはジメチルホル
ムアミド中で、その油のものについてはフェノールとジ
クロルエタンのγ昆合浴藺、中で、濃度1%でin1]
定したものである。またS成形品の引張強度はA 8
’I’ M D −668、衝*頻j足(ノツチ付)は
同D−256に従って、離燃性は米国アンダーライター
ズ・ラボラトリ−の規格LIL−,94によって611
1定した。 実〃)61!/す1 ポリブタジェンラテックスの共存下、スチレンとアクリ
ロニトリルを重合させて得られた、ゴム成分20M1%
のいわゆるA B S 4Jj脂と、フェノール樹脂コ
ーティング赤リン(赤リン含1186))粉末を表−1
に示す赤リン濃度(元素状赤すン換η)となるように溶
融混練した。 混線操作は、2軸連続混線機を使用し、シリンダ一温度
約190℃、原料供給口に窒素ガスを流し、定量的に赤
リン粉末を溶融ABS樹脂に添加混練し、冷却、チップ
化した。 得られた各種赤リン濃度のABS樹脂チップを、相対粘
度1,85のポリエチレンテレフタレート(PET)と
混合し、射出成形機によって機械的物性試験片、及び離
燃性試験片を作製した。 赤リン濃度は2.5%一定とし、成形機シリンダー温j
几265〜270℃、金型温度130℃とした。−また
、比較のため、同じポリエチレンテレフタレ−1・に上
記赤リン粉末を2,9%(元素状赤リンとして2.5%
)、同じ赤リン粉末を多M[の酸比チタン粉末で赤リン
濃度25%まで稀釈したものを1o5y;、それぞit
直接270℃で浴融混練して、同様に射出成形した。1
だ、さらKm考例として、同じポリエチレンフタレート
をそのま\射出成形した。 各6L A’FM、および射出成形操作は円滑であった
が、≠#=庄#、 混練温度の高
い比較例では、原料供給口、押出口(ダイ)、金型、お
よび得られたチップと成形品において、著しいホスフィ
ン臭がし、継続的操作は困難であった。衝撃と高温によ
る赤リンの7エノール樹脂皮膜の1jtIIW、が大き
かったためと考えられる。 得られた各試験片の物性、および難燃性を、赤リン含有
ナツプ製造条件などと共に表−1に示したが、本発明方
法の高濃度赤リン含有ABS樹脂マスターチップを使用
した場合の難燃性、物性が優れ、ボスフィン発生が署し
く少なく、安全性にも直t1でいることがわかる。 実施例2 実施例1で貝いたAB8樹脂に加えて、アク、リロニト
リル25X′のスチレン・アクリルニトリルコポリマー
(いわゆるAS樹脂)、ボリスチvン、4&叡度ポリエ
チレン、ポリプロピレンを使用し、フェノール樹脂コー
ティング赤リン(赤リン含以86%)粉末と実施例1と
はソ同様にして溶融混線した。ただし、赤リン温度(元
素状赤すン換)T)1135%一定とし、混線温度1d
170〜200℃とした。操作は円滑でホスフィy臭も
ほとんどなかった。 Idられた各41]赤リン含有樹脂チツプを、それぞれ
17部づつ相対粘度2.2のポリヘキサメチレンアジパ
ミド(66ナイロン)83部と混合し、射出成形機によ
って機械的物性試験片、お上び離燃性試験片を作製した
。成形機シリンダ一温度26 S r、、金型温度65
℃としたが、成形操作11円円滑ホスフィン臭ははとん
どなかった。比較のため、上記66す゛イロン93部に
前記フェノール樹脂コーティング赤リン粉末7部浴融混
練し、元素状赤リン濃度45%の赤リンマスターチップ
を得た。混線操作は円滑で、ホスフィン臭はなかった。 得られた赤リンマスターチップを、下記の各ポリマーチ
ラグに表−3の赤リン濃度となるように混合し、射出成
形機によって機械的物性試験片、及び離燃性試験片を作
製した。成形温度条件は表−3に示すように各ポリマー
で異なったが、各成形操作は円滑で、ホスフィン臭は全
くないか、ごくわずかであった。 上記赤リンマスターチップによって難燃化したポリ−〒
−は、分子11800のポリテトラメチレングリコール
55部、!:、4.4’−ジフェニルメタンジイソシア
ナート25部、鎖伸長剤ビス−β−ヒドロキシエトキシ
ベンゼン6部をM合させて得た相対粘度1.9のポリウ
レタン樹脂、市販のポリエステルエーテル樹脂r ヘル
プレンP150BJ (東洋紡績社製)、市販のポリア
ミドエーテル(α1脂「ダイアミドPAE−B65TL
J(ダイセル・ヒ偽ルス社製)、市販のポリフェニレ
ンオキサイド樹脂[ノリル731−JJ(エンジニアリ
ングプラスチックス社製)、市販のポリカーボネート樹
脂「パンライトL−1225j(量大化成社製)および
市販のポリアセタール樹脂Uテナック5’010 J
(旭化成社製)、低密度ポリエチレン「ユカロンMY−
503(三菱油化社製)であるが、比較のため、15%
のパラフィンワックスをコーティングした赤リン粉末を
同じA S (jj脂と溶融混練して得た同濃度の赤リ
ンマスターチップ(元素状赤リン濃度45%)を、とノ
Lらの樹脂チップに配合してΩJ出出展形た場合、およ
び、同じパラフィンワックスコーティング赤リンを直接
こiLらの樹脂に溶融混練し、得らiしたチップ°を射
出成形した場合、また、さらにこり、らの1ffl脂を
その−ま\離燃剤を加えず射出成形した結果も表−5に
01せて示した。 ″熱硬化性偏力ぼの一つであるフェノール樹脂コーティ
ング赤リン粉末を使■したAS樹脂マスターチップに」
:って難燃化する方法が、取扱い女全性(ホスフィン発
生)において、著しく優れていることがわかる。また、
ポリエチレンの場合を除いてAs樹脂の赤リンマスター
チップ実施例4 アクリロニトリル25%のスチレン−アクリロニトリル
コポリマー(いわゆるA u 467脂)と、フェノー
ル樹脂コーティング赤リン粉末(赤リン向度86%)、
酸化アンチモン粉末、およびデカブロムジフェニルエー
テル粉末を浴融混練し、元素状赤リン濃度30%、酸化
アンチモン副産7%、デカブロムジフェニルエーテル2
8%のAIL燃剤組成物を得た。混線操作は約200℃
で行なったが、円rηで、小スフィン臭はなかった。ま
た比較のため、上記と同磯度の酸化ア7fモントテカフ
ロムジフェニルエーテルヲ含み、亦リンを含まない組成
物を作製した。 1Uられた難燃剤組成物を、市販のポリカーボイ・−ト
樹ノ指「パンライトL−1225J(量大化成社製)チ
ップと混合し、表−4の各赤リンvt嵐とし、これらを
射出成形機によっで機械的物性試験片、及びjll(燃
性試験片を作製した。成形rAfif290℃としたが
、操作は円汁Iでホス゛つイン臭はなかった。表−5に
物性と離燃性測定結果を示したが、赤り/映度1%以上
が好ましく、(15%す、下では離燃性不十分であるこ
とがわかる() 実施例5 実施例3とはソ同様にして、ただし酸化アンチモン粉末
を併用して得た元素状赤リン濃度55%、酸化アンチモ
ン濃度3%のA S 4i°rJ脂赤リンマスターチツ
プを、市販のガラス繊維強化ポリアセタール樹脂「テナ
ソクGA520 Jと配合し、射出成形を行った。表−
5の各赤リン濃度で得た機械的物性試験片、難燃性試験
片の測定結果は、20%以上の赤リン濃度では、物性の
低下が太きく、離燃性の向上もないことを示している。
た少なくとも1種の熱可塑性樹脂に配合し、元素状赤リ
ンを0.5〜20M ML%含有せしめることを特徴と
する。 本発明で用いるスチレン・アクリロニトリルコポリマー
は、スチレンとアクリロニトリルの合計1i1に対し、
アクリロニトリルを10乃至〜40重量%、好ましくは
15乃至60重量%共重合させたものであり、ゴム成分
を全体(スチレン、゛アクリロニトリル及びゴム成分)
の40重址%以下、好ましくは50重量%以下混合又は
/および共重合によって配合したものである。 ゴム成分としてはポリブタジェン、スチレン・ブタジェ
ンコポリマー、アクリロニトリル−ブタジェンコポリマ
ー、エチレンe酢酸ビニールコポリマー等が挙げられる
が、配合方法とじては、スチレン・アクリロニトリルコ
ポリマー樹IJi7の耐衝撃性を改良するものであるこ
とが望ましい。いわゆるAB8樹脂、As樹脂等が好ま
しく用いられる。 これらのスチレン・アクリロニトリルコポリマーハ、ポ
リスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタ
ジェン、ポリアクリル酸等などK〈らべ、本発明方法に
おいて赤リンの難燃効果を増大させる利点がある。 本発明で用いる熱硬化性樹脂で含浸硬化(コーティング
)された赤リン粉末は、通常平均粒子径的0.1〜10
0ミクロン(μ)、好ましくは、α5乃至30μの赤リ
ンを、いわゆるフェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹
脂、フルフリルアルコール樹脂、アニリン樹脂、ケトン
樹脂、エポキシ樹脂、不飽オロポリエステル樹脂かう成
る群から選はれた4i目jぽでコーティングしたもので
あり、コーティング鼠は通常赤リンに対して1〜30重
量%である。一般に5〜20重殖%のコーティングで粒
子間の凝集の少ない安定化した赤リンが得られ、著しい
空気中における酸化および衝撃抑制効果が現れる。最好
ましい樹脂としてフェノール・アルデヒド系樹脂、尿素
アルデヒド系樹脂、メラミン、アルデヒド系樹脂が挙げ
られる。 熱硬化性樹脂による地理は、通常赤リンの水系副液に樹
脂原料(含初期縮合物)を加え、強攪拌下、各樹脂の通
常の重合条件下で処理すれハヨイ。赤リンに酸化銅、巾
゛化アンチモン、酸化鉛、硫化モリプラーン、酸化亜鉛
、+lつ酸?11L鉛、酸化マンガン、酸化コバルト、
水酸化マグネシュウム、活性炭、メラミン、ンアヌール
削、メラミン/アメレート、ポリアクリロニトリル粉末
等の安定剤、ホスフィン吸収剤、離燃性強化剤、あるい
は必要なら臭素化ジフェニルエーテル、トリプロモフェ
ノールメリゴマー笠のハロゲン化イj俵化合物のような
他の8燃剤粉末を混合して処理することもできる。ホス
フィン吸収剤としては!酸化アンチモンがj1ψも好−
1しく、その場合赤リーンに対して0.01〜2倍h1
の範囲で添加する。 熱ω1j化性樹)1iiコーデイング赤リンのスチレン
・アクリロニトリルコポリマーへの配合成け、組成物全
JiJに対し、元素状赤リンとして20〜70京1%、
好iL<は30〜60重景%とする。 赤リンの配合1.Lは一般に配合操作が低温はど大にで
きるので、スチレン・アクリロニトリルコポリマーの6
1c動住が良いものを1史うのがよく、通常既Vこ述べ
たスチレン・アクリロニトリルコポリマーの組成が選ば
fl、る。好ましくは220℃以下の操作温度を用いる
。配合操作は、通常窒素など不活性ガス雰囲気下、溶融
混練機で、前者を後者の中へよく分散させることによっ
て行う。赤リンに対する機械的#撃を和らげるため、樹
脂の一部、又は全部を粉末状で用いてもよい。また、タ
ルク、クレイなどの比較的柔かいすべりの良い無機微粉
末を併用することもできる。また、この時、先に述べた
赤リンの安定剤、ポスフィン吸収剤、他の難燃剤、顔料
などの粉末を混合使用することもできる。好ましいポス
フィン吸収剤および難燃剤として酸化アンチモン、メラ
ミン、テカフロムジフェニルエーテル々〉が挙げられる
。これらの併用する粉末の混合1辻tit 、各粉末の
性質、使用目的によって異なるが、通常赤リンに対して
0〔11〜2倍mm、好ましくは[]、 05〜1倍朋
ハtとする。 本発明に適用すZ)ポリエステルとしては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチしノンテレフタレー・ト、
ポリへギシレンテレフタレート、ホ!I−p−ヒドロキ
ンエト今ジペンゾエート、ポリ2.2′−ビス−p−オ
キ7フエニルプロパンインフエタt/−ト、ポリ2.2
′−ビス−p−(β−ヒドロキ/j−トギシフェニル)
フ゛ロパンデレフタレート、ポリビス−p−オキシフェ
ニルスルホンイソフタレート、ポリビス−p−(β−ヒ
ドロキシエトキシフェニル)スルホンテレフタレート、
ポリーp、p′−シクロヘキサンジメタツールテレフタ
レート、ポリビス−β−ヒドロキシエ)・キシベンゼン
テレフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリビバ
ロラクトン、ポリ−ε−カプロラクトン、ポリエチレン
オキザレート、ポリエチレンアジペート等が挙げられる
。もちろんこれらの各種共重合体、混合物、変性体も用
いられ、ペンタエリスリトール、ピロメリット酸、トリ
メリット酸等の多官能化合物を一部用いた共重合物も含
まれる。共重合成分となる単駄体としては、上記各ポリ
エステルを構成する単irt体の他に、例えば、オルソ
フタール1】シ、オキジ安息香酸、p+T”−ビフェニ
ルジカルボン酸、テトラブロムテレフタール酸、テトラ
ブロムオルノフタール酸、テトジクロルフタールr2.
4−スルホン酸ナトリウムイノフタール酸、ピメリン酸
、スペリン酸、アゼライン酸、グロビレングリコール、
ネオペンチルグリコール、オクタンジオール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール等がある。 本発明に適用するポリアミドとしては、いわゆる4ナイ
ロン、6ナイロン、7ナイロン、9ナイロン、11ナイ
ロン、12ナイロン、6.6ナイロン、6.9ナイロン
、6.10 ナイロン1ピペラジ゛/アジパミド停の
脂肪族ポリアミド、ポリメタキシリレンアジパミド、ポ
リウンデカメチレンテレフタジミド、ポリドデカメチレ
ンチもちろん、これらの各種共重合体、混合物、変性体
も用いられ、共〕1【合体成分となる単量体としては、
上記各ポリアミドの構成単;11体の他、エチレンジア
ミン、−ツートラメチレンジアミン、オクタメチレンジ
アミン、ノナメチレンジ゛rミン、ヒスーγ−アミノプ
ロピルエーテル、バラギンリレンジアミン等、及び既に
記したポリエステルの(111成単鼠(本である各椋ジ
カルボン酸類が挙げられる。また、ジエチレントリアミ
ン、トリメリット酸などの多宕1」ヒ比合物を一部用い
ることもできる。 不発り」に適用するポリウレタンは、各種高分子欧ポリ
オールを、脂肪族、又は/および芳香族ジイソシアナー
トと反応させて得られるプレポリマーを各′Ni鎖伸長
剤によって重合させたものであるが、ポリオールの代表
的なものとしては、ボリエクレンアジペート、ポリプチ
レ/アジペート、ポリ−ε−カブロラクトン、ポリニブ
−L/ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリ
ブートラメチレングリコール等が、ジ・fノシアナート
復1としては、4,4′−ジフェニルメクンジ・fソシ
アプート、トルイレンジイソンアナート、ヘギリ゛メチ
レンジイソシアナート等が、鎖1中LL剤としてはエチ
レングリコール、1.4−プタンジj−ル、ビス−β−
ヒドロキシエトキシベニ/−ヒン、tJ−メチルジェタ
ノールアミン、N。 IJ’ジメチルへキサメチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、エチレンジアミン、NIN′ジCチルエチ
レンジアミン m−1又はP−キンリレンジアミン等が
挙げられる。 本発明に適用するポリエステルエーテル、又はポリアミ
ドエーテルとしては、既に述べたポリエステル、又はポ
リアミドの各原料単量体(又はオリゴマー)と、各種遺
合度のポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリブチレングリコール、あるいはこれらの末端
ヒドロキンル基をアミノ基に変えたポリエーテルジアミ
ンを併用してイ5られるランダム、又はブロック共重合
物を挙げることができる。ポリオールのしドロキシル基
はアク11口ニトリル付加反応(・/’fノエチル化)
のあと、ニトリル基を氷水化−IることIiCよってア
ミノ基に変えることができる。ポリエチレングリコール
としてはシュ、fレングリーコール、トリエチレ:/
り11コールのような低分子iuのものから分子71数
百乃至数万のもの全使うことができる。父、他のポリオ
ール、頃も同HAである。。 木兄明方ucに適用するポリフェニレンAキサイドとし
ては2.6−キシレノールを酸化重合し−C得らfする
もの、またはポリスチレン等によっ゛にれを変イ・1し
たものが誉げらtLる。変性方法としてす5Lブレンド
法、グラフト取合法がある。ポリカーホ”ネートとじて
し12.2’−ビスーP−ヒドロキシフェニルプロパン
等の芳香族ジオールとジフェニルカーボネート、あるい
はホスゲンを反応させて得られるもの、またはこれらを
ポリエステル、ポリオレフィン、ポリスチレン等で変性
したものが挙げられる。ポリアセタールとしてはポリメ
ギジメチレン、あるいは、そのエチレンオキザイドなど
との共重合体が挙げられる。 本発明方法で難燃化される熱可塑性樹脂としては、上記
各ポリマーの混合物も含°まれる。またポリエステル−
rミド類、ポリエステルアミドエーテル類等も本発明方
法で効果的に難燃化できる。 本発明方法では熱硬化性4りj脂コーティング赤リンを
高濃L(に含むスチレン・アクリロニトリルコポリマー
の組成物(通常チップ状)を、上記熱可塑性4Q]脂へ
配合することによって安全にかつ効率的に離燃化するが
配合亀は、元素状赤リンか全体の05〜20重[%、好
ましくは1〜15@逍%含まれるようにする。[15重
汰%未満では難燃化効果が十分でなく、他方、20重区
%を越えても離燃性がさらに向上せず、むしろ樹脂の物
性を損う。配合操作は、連続、または不連続の各1!+
!混線機、父は各fili成形機によって行なうことが
出来、その際必要【て応じて、各補充てん剤、n1°(
料、安定剤、強化相、他の難燃剤、ホスフィン吸収剤、
滑材等の改質剤を適宜配合することがで!!!Z、。 よく知られた:IG 1.G 、a−あるいをユ高流動
点熱ij4塑性樹脂であるポリエチレンテレフタレー)
−?66ナイロン、ポリカーボネート、変性ボリフエニ
レンオキツ°イド、ボリメギシメヂレン等に赤リンを直
接混練うることE」、赤リンの発火、分解、有毒ガスで
あるホスフィンの大川発生の危険を伴ないやすいので、
熱硬化性樹脂でコーティングされた赤リンの場合でも実
用化は困難であったが、本発明方法により、安全に、経
済的に、かつ熱硬比1」、(☆1脂の保護I′Aをほと
んど破かいすることなしに、より〃1果的に離燃化でき
る。まだ、本発明の高濃度赤リン含有スチレンアクリロ
ニトリルコポリマーは、本発明の離燃化対称樹脂の物性
をほとんど損わす:他のポリマーをマトリックスとする
赤リン、あるい″は直接赤リンを配合する場合よりすぐ
れたM燃効果を発揮する。 以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、も
ちろん、これらによって制限されるものでki It
I/′1oまた、実施例中の使用前の単位を示す「部」
、或は「%」に、特に記さない限り、lI!″ti1基
準である。また、ポリマーの重合度(分子址)の尺糺で
ある相対粘度は、ポリウレタンについてはジメチルホル
ムアミド中で、その油のものについてはフェノールとジ
クロルエタンのγ昆合浴藺、中で、濃度1%でin1]
定したものである。またS成形品の引張強度はA 8
’I’ M D −668、衝*頻j足(ノツチ付)は
同D−256に従って、離燃性は米国アンダーライター
ズ・ラボラトリ−の規格LIL−,94によって611
1定した。 実〃)61!/す1 ポリブタジェンラテックスの共存下、スチレンとアクリ
ロニトリルを重合させて得られた、ゴム成分20M1%
のいわゆるA B S 4Jj脂と、フェノール樹脂コ
ーティング赤リン(赤リン含1186))粉末を表−1
に示す赤リン濃度(元素状赤すン換η)となるように溶
融混練した。 混線操作は、2軸連続混線機を使用し、シリンダ一温度
約190℃、原料供給口に窒素ガスを流し、定量的に赤
リン粉末を溶融ABS樹脂に添加混練し、冷却、チップ
化した。 得られた各種赤リン濃度のABS樹脂チップを、相対粘
度1,85のポリエチレンテレフタレート(PET)と
混合し、射出成形機によって機械的物性試験片、及び離
燃性試験片を作製した。 赤リン濃度は2.5%一定とし、成形機シリンダー温j
几265〜270℃、金型温度130℃とした。−また
、比較のため、同じポリエチレンテレフタレ−1・に上
記赤リン粉末を2,9%(元素状赤リンとして2.5%
)、同じ赤リン粉末を多M[の酸比チタン粉末で赤リン
濃度25%まで稀釈したものを1o5y;、それぞit
直接270℃で浴融混練して、同様に射出成形した。1
だ、さらKm考例として、同じポリエチレンフタレート
をそのま\射出成形した。 各6L A’FM、および射出成形操作は円滑であった
が、≠#=庄#、 混練温度の高
い比較例では、原料供給口、押出口(ダイ)、金型、お
よび得られたチップと成形品において、著しいホスフィ
ン臭がし、継続的操作は困難であった。衝撃と高温によ
る赤リンの7エノール樹脂皮膜の1jtIIW、が大き
かったためと考えられる。 得られた各試験片の物性、および難燃性を、赤リン含有
ナツプ製造条件などと共に表−1に示したが、本発明方
法の高濃度赤リン含有ABS樹脂マスターチップを使用
した場合の難燃性、物性が優れ、ボスフィン発生が署し
く少なく、安全性にも直t1でいることがわかる。 実施例2 実施例1で貝いたAB8樹脂に加えて、アク、リロニト
リル25X′のスチレン・アクリルニトリルコポリマー
(いわゆるAS樹脂)、ボリスチvン、4&叡度ポリエ
チレン、ポリプロピレンを使用し、フェノール樹脂コー
ティング赤リン(赤リン含以86%)粉末と実施例1と
はソ同様にして溶融混線した。ただし、赤リン温度(元
素状赤すン換)T)1135%一定とし、混線温度1d
170〜200℃とした。操作は円滑でホスフィy臭も
ほとんどなかった。 Idられた各41]赤リン含有樹脂チツプを、それぞれ
17部づつ相対粘度2.2のポリヘキサメチレンアジパ
ミド(66ナイロン)83部と混合し、射出成形機によ
って機械的物性試験片、お上び離燃性試験片を作製した
。成形機シリンダ一温度26 S r、、金型温度65
℃としたが、成形操作11円円滑ホスフィン臭ははとん
どなかった。比較のため、上記66す゛イロン93部に
前記フェノール樹脂コーティング赤リン粉末7部浴融混
練し、元素状赤リン濃度45%の赤リンマスターチップ
を得た。混線操作は円滑で、ホスフィン臭はなかった。 得られた赤リンマスターチップを、下記の各ポリマーチ
ラグに表−3の赤リン濃度となるように混合し、射出成
形機によって機械的物性試験片、及び離燃性試験片を作
製した。成形温度条件は表−3に示すように各ポリマー
で異なったが、各成形操作は円滑で、ホスフィン臭は全
くないか、ごくわずかであった。 上記赤リンマスターチップによって難燃化したポリ−〒
−は、分子11800のポリテトラメチレングリコール
55部、!:、4.4’−ジフェニルメタンジイソシア
ナート25部、鎖伸長剤ビス−β−ヒドロキシエトキシ
ベンゼン6部をM合させて得た相対粘度1.9のポリウ
レタン樹脂、市販のポリエステルエーテル樹脂r ヘル
プレンP150BJ (東洋紡績社製)、市販のポリア
ミドエーテル(α1脂「ダイアミドPAE−B65TL
J(ダイセル・ヒ偽ルス社製)、市販のポリフェニレ
ンオキサイド樹脂[ノリル731−JJ(エンジニアリ
ングプラスチックス社製)、市販のポリカーボネート樹
脂「パンライトL−1225j(量大化成社製)および
市販のポリアセタール樹脂Uテナック5’010 J
(旭化成社製)、低密度ポリエチレン「ユカロンMY−
503(三菱油化社製)であるが、比較のため、15%
のパラフィンワックスをコーティングした赤リン粉末を
同じA S (jj脂と溶融混練して得た同濃度の赤リ
ンマスターチップ(元素状赤リン濃度45%)を、とノ
Lらの樹脂チップに配合してΩJ出出展形た場合、およ
び、同じパラフィンワックスコーティング赤リンを直接
こiLらの樹脂に溶融混練し、得らiしたチップ°を射
出成形した場合、また、さらにこり、らの1ffl脂を
その−ま\離燃剤を加えず射出成形した結果も表−5に
01せて示した。 ″熱硬化性偏力ぼの一つであるフェノール樹脂コーティ
ング赤リン粉末を使■したAS樹脂マスターチップに」
:って難燃化する方法が、取扱い女全性(ホスフィン発
生)において、著しく優れていることがわかる。また、
ポリエチレンの場合を除いてAs樹脂の赤リンマスター
チップ実施例4 アクリロニトリル25%のスチレン−アクリロニトリル
コポリマー(いわゆるA u 467脂)と、フェノー
ル樹脂コーティング赤リン粉末(赤リン向度86%)、
酸化アンチモン粉末、およびデカブロムジフェニルエー
テル粉末を浴融混練し、元素状赤リン濃度30%、酸化
アンチモン副産7%、デカブロムジフェニルエーテル2
8%のAIL燃剤組成物を得た。混線操作は約200℃
で行なったが、円rηで、小スフィン臭はなかった。ま
た比較のため、上記と同磯度の酸化ア7fモントテカフ
ロムジフェニルエーテルヲ含み、亦リンを含まない組成
物を作製した。 1Uられた難燃剤組成物を、市販のポリカーボイ・−ト
樹ノ指「パンライトL−1225J(量大化成社製)チ
ップと混合し、表−4の各赤リンvt嵐とし、これらを
射出成形機によっで機械的物性試験片、及びjll(燃
性試験片を作製した。成形rAfif290℃としたが
、操作は円汁Iでホス゛つイン臭はなかった。表−5に
物性と離燃性測定結果を示したが、赤り/映度1%以上
が好ましく、(15%す、下では離燃性不十分であるこ
とがわかる() 実施例5 実施例3とはソ同様にして、ただし酸化アンチモン粉末
を併用して得た元素状赤リン濃度55%、酸化アンチモ
ン濃度3%のA S 4i°rJ脂赤リンマスターチツ
プを、市販のガラス繊維強化ポリアセタール樹脂「テナ
ソクGA520 Jと配合し、射出成形を行った。表−
5の各赤リン濃度で得た機械的物性試験片、難燃性試験
片の測定結果は、20%以上の赤リン濃度では、物性の
低下が太きく、離燃性の向上もないことを示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) スチレン・アクリロニトリル共重合体と、熱
硬化性樹脂を含浸硬化せしめた赤リン粉末とからなる難
燃剤組成物をポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン
、ポリエステルエーテル、ポリアミドエーテル、ボリフ
エニレンオキツイド、ポリカーボネート及びポリアセタ
ー1しffよりなる群から選はノした少なくとも1.1
jJiO熱可塑性樹脂に配合し、元素状赤リンを05〜
20重量%含有せしめる仁とを特徴とする熱可塑性tl
/J−i脂と難燃化方法。 (2) スチレン・アクリロニトリル共重合体が10
〜40重皿%のアクリロニトリルを含有するものである
特許請求の範囲第1項記載の方法。 (5) スチレン・アクリロニトリル共重合体がゴム
成分を含有するものである特許請求の範囲第1項又は第
2項記載の方法。 (4)難燃剤組成物中の元素状赤リンの含有証が20〜
70重−M%である特許請求の範囲第1項記載の方法。 (5) 熱硬化性樹脂がフェノール・アルデヒド糸回
Jlllr 、尿素・アルデヒド系樹脂、メラミン・ア
ルデヒド系a1脂である特許請求の範囲第1項記載の方
法。 (6) 熱硬化性樹脂を元素状赤リンに対し1〜30
爪量%付与する特t?′r舖求の範囲第1項記載の方法
。 (7) 熱硬化性樹脂を含浸硬化せしめた赤リン粉末
の平均粒子径が01〜100μである特許に−j求の範
囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13545282A JPS6042256B2 (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | 熱可塑性樹脂の難燃化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13545282A JPS6042256B2 (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | 熱可塑性樹脂の難燃化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5924752A true JPS5924752A (ja) | 1984-02-08 |
JPS6042256B2 JPS6042256B2 (ja) | 1985-09-20 |
Family
ID=15152038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13545282A Expired JPS6042256B2 (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | 熱可塑性樹脂の難燃化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042256B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60170646A (ja) * | 1984-02-16 | 1985-09-04 | Daicel Chem Ind Ltd | 樹脂組成物 |
EP0349339A2 (en) * | 1988-06-30 | 1990-01-03 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Thermoplastic resin composition |
EP0351140A2 (en) * | 1988-07-06 | 1990-01-17 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Thermoplastic resin composition |
EP0381391A2 (en) * | 1989-01-30 | 1990-08-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Resin composition |
EP0471937A2 (de) * | 1990-08-21 | 1992-02-26 | Firma Carl Freudenberg | Träger für Kupferfolien von flexiblen Leiterplatten |
US5212256A (en) * | 1988-05-24 | 1993-05-18 | Sumitomo Chemical Co., Ltd. | Thermoplastic resin composition |
EP0574054A2 (en) * | 1992-05-21 | 1993-12-15 | ENICHEM S.p.A. | Flame retardant thermoplastic composition containing an impact-resistant vinyl aromatic copolymer |
WO1998030632A1 (fr) * | 1997-01-10 | 1998-07-16 | Teijin Limited | Composition de resine ignifuge |
CN104479349A (zh) * | 2014-12-18 | 2015-04-01 | 陈梓煜 | 一种用于3d打印的阻燃复合材料及其制备方法 |
CN110626028A (zh) * | 2019-09-27 | 2019-12-31 | 厦门长塑实业有限公司 | 一种耐高温阻燃聚酰胺薄膜及其制备方法 |
-
1982
- 1982-08-02 JP JP13545282A patent/JPS6042256B2/ja not_active Expired
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60170646A (ja) * | 1984-02-16 | 1985-09-04 | Daicel Chem Ind Ltd | 樹脂組成物 |
US5212256A (en) * | 1988-05-24 | 1993-05-18 | Sumitomo Chemical Co., Ltd. | Thermoplastic resin composition |
EP0349339A2 (en) * | 1988-06-30 | 1990-01-03 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Thermoplastic resin composition |
EP0351140A2 (en) * | 1988-07-06 | 1990-01-17 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Thermoplastic resin composition |
EP0381391A2 (en) * | 1989-01-30 | 1990-08-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Resin composition |
EP0471937A2 (de) * | 1990-08-21 | 1992-02-26 | Firma Carl Freudenberg | Träger für Kupferfolien von flexiblen Leiterplatten |
EP0574054A2 (en) * | 1992-05-21 | 1993-12-15 | ENICHEM S.p.A. | Flame retardant thermoplastic composition containing an impact-resistant vinyl aromatic copolymer |
EP0574054A3 (en) * | 1992-05-21 | 1995-12-13 | Enichem Spa | Flame retardant thermoplastic composition containing an impact-resistant vinyl aromatic copolymer |
WO1998030632A1 (fr) * | 1997-01-10 | 1998-07-16 | Teijin Limited | Composition de resine ignifuge |
US6133358A (en) * | 1997-01-10 | 2000-10-17 | Teijin Ltd. | Flame-retardant resin composition |
CN104479349A (zh) * | 2014-12-18 | 2015-04-01 | 陈梓煜 | 一种用于3d打印的阻燃复合材料及其制备方法 |
CN110626028A (zh) * | 2019-09-27 | 2019-12-31 | 厦门长塑实业有限公司 | 一种耐高温阻燃聚酰胺薄膜及其制备方法 |
CN110626028B (zh) * | 2019-09-27 | 2021-07-16 | 厦门长塑实业有限公司 | 一种耐高温阻燃聚酰胺薄膜及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6042256B2 (ja) | 1985-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3789489B2 (ja) | 耐衝撃性ポリアセタール組成物の製造方法 | |
JPH035424B2 (ja) | ||
JPS5924752A (ja) | 熱可塑性樹脂の難燃化方法 | |
JP3835964B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
JPS5945351A (ja) | 難燃性組成物 | |
CN110105724A (zh) | 阻燃性的复合材料及其制备方法 | |
JPS58194947A (ja) | カルボニル基及びヒドロキシル基含有エチレン重合体を含有してなるポリフエニレンエ−テル組成物 | |
DE68922962T2 (de) | Thermoplastische Formmasse und Verfahren zu deren Herstellung. | |
CN117362996A (zh) | 一种阻燃耐老化工程塑料及其制备方法 | |
KR101296850B1 (ko) | 열안정성이 우수한 난연성 수지 조성물, 및 상기 조성물에 의해 형성된 성형품 | |
US5705550A (en) | Polyarylene sulfide resin composition | |
CN114752178A (zh) | 一种基于耐电子束辐照高分子材料改性的动力电池外壳 | |
JP2001026719A (ja) | リサイクル樹脂組成物及びその製造方法 | |
DE4308534A1 (de) | Flammhemmende Polyamide | |
JPH02199162A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
JPS598736A (ja) | 難燃剤組成物 | |
JPS6281444A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JPH059376A (ja) | 難燃性ウレタン系組成物 | |
JPS60248775A (ja) | 樹脂組成物 | |
JPH03182550A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
JPS5938266B2 (ja) | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 | |
DE69121481T2 (de) | Harzmasse | |
JP2000178421A (ja) | コネクター用難燃性ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物およびそれからなるコネクター | |
JP3484803B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
JP3380072B2 (ja) | 流動性に優れた強化芳香族ポリカーボネート樹脂組成物および成形品 |