JPS592455B2 - ポリプロピレン成形材料 - Google Patents
ポリプロピレン成形材料Info
- Publication number
- JPS592455B2 JPS592455B2 JP2426477A JP2426477A JPS592455B2 JP S592455 B2 JPS592455 B2 JP S592455B2 JP 2426477 A JP2426477 A JP 2426477A JP 2426477 A JP2426477 A JP 2426477A JP S592455 B2 JPS592455 B2 JP S592455B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- molecular weight
- polypropylene
- molding material
- polypropylene molding
- Prior art date
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- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリプロピレンに有機充填剤を充填することに
より、ポリプロピレンの衝撃性、曲げ弾１を１、１１デ
←：１１性および成形品の外観をいつそう良好にせしめ
たポリプロピレン成形材料に関する。
より、ポリプロピレンの衝撃性、曲げ弾１を１、１１デ
←：１１性および成形品の外観をいつそう良好にせしめ
たポリプロピレン成形材料に関する。
従来、有機充填剤を配合することによつて樹脂の性質を
改良することがプラスチックの射出成形分野や押出成形
分野において工業的に広く実施されており、これらの分
野において有機充填剤は補強性、寸法安定性、剛性、耐
熱性を向上させるために利用されている。
改良することがプラスチックの射出成形分野や押出成形
分野において工業的に広く実施されており、これらの分
野において有機充填剤は補強性、寸法安定性、剛性、耐
熱性を向上させるために利用されている。
しかしながら有機充填剤とくにセルロース系物質につい
ては１３０℃の熱風循環乾燥機で２時間乾燥を行つた場
合、５〜１０％の乾燥減量に相当する水分を保持してい
る。そしてこのセルロース系物質の保持水分は１８０℃
以上において急速に遊離水蒸気を発生させる。この水分
が複合材料とした場合に成形性を低下させ、衝撃強度、
剛性、耐熱性、硬度を低下させ、さらに成形品表面にフ
ラッシュ現象を発生させ、成形品の光沢および外観を著
しくそこねている原因となつている。本発明は衝撃強度
、剛性、耐熱性、硬度等の諸物性を向上させ、さらに成
形性を良好にし、かつ成形品の外観、特に光沢を改良し
たポリプロピレン成形材料を提供せんとするものである
。
ては１３０℃の熱風循環乾燥機で２時間乾燥を行つた場
合、５〜１０％の乾燥減量に相当する水分を保持してい
る。そしてこのセルロース系物質の保持水分は１８０℃
以上において急速に遊離水蒸気を発生させる。この水分
が複合材料とした場合に成形性を低下させ、衝撃強度、
剛性、耐熱性、硬度を低下させ、さらに成形品表面にフ
ラッシュ現象を発生させ、成形品の光沢および外観を著
しくそこねている原因となつている。本発明は衝撃強度
、剛性、耐熱性、硬度等の諸物性を向上させ、さらに成
形性を良好にし、かつ成形品の外観、特に光沢を改良し
たポリプロピレン成形材料を提供せんとするものである
。
さらに詳細には数平均分子量が４０、０００〜１５０、
００の結晶性ポリプロピレンに２０メッシュを通過する
有機充填剤５〜５５重量％と１、０００〜１０、０００
の数平均分子量をもつ低分子量ポリオレフィン３〜２０
重量％を混合分散されていることを特徴とするポリプロ
ピレン成形材料を提供せんとするものである。Ｊ 以下
その詳細を説明すると、先ず本発明で対象となる結晶性
ポリプロピレンはホモポリマーおよびエチレン、ブチレ
ン等の、α−オレフィンとのコポリマーである。
００の結晶性ポリプロピレンに２０メッシュを通過する
有機充填剤５〜５５重量％と１、０００〜１０、０００
の数平均分子量をもつ低分子量ポリオレフィン３〜２０
重量％を混合分散されていることを特徴とするポリプロ
ピレン成形材料を提供せんとするものである。Ｊ 以下
その詳細を説明すると、先ず本発明で対象となる結晶性
ポリプロピレンはホモポリマーおよびエチレン、ブチレ
ン等の、α−オレフィンとのコポリマーである。
そしてさらに酸化防止剤、中和剤、紫外線吸収剤、帯電
防止剤、顔料、分散剤、ク 滑剤、可塑剤、無機充填剤
といつた通常の添加剤、ウー充填剤を任意に用いること
が可能であり、本発明の効果に対し障害とはならない。
防止剤、顔料、分散剤、ク 滑剤、可塑剤、無機充填剤
といつた通常の添加剤、ウー充填剤を任意に用いること
が可能であり、本発明の効果に対し障害とはならない。
次に有機充填剤としては木粉、セルロースパウダー、モ
ミガラ、パルプおよびこれらの混合物が用いられ、粒度
としては２０メツシユ、好ましくは８０メツシユより細
かいものを用いる。この有機充填剤の充填量は５〜５５
重量％、好ましくは２５〜４０重量％充填するもので５
６重量％以上では成形性が極端に低下し、成形品の外観
が悪くなり機械的性質、特に衝撃強度が低下する。低分
子量ポリオレフインは分子量が１，０００〜１０，００
０１好ましくは１，０００〜５，０００で１０，０００
より大きくなると成形品の外観が悪くなり、量的には３
〜２０重量％、好ましくは５〜１５重量％で３重量％未
満では表面改良の効果がなく、２１重量％以上になると
衝撃強度、耐熱性＝７ｉフ電？；？Ｘ：ご′．′：′：
岑―である。
ミガラ、パルプおよびこれらの混合物が用いられ、粒度
としては２０メツシユ、好ましくは８０メツシユより細
かいものを用いる。この有機充填剤の充填量は５〜５５
重量％、好ましくは２５〜４０重量％充填するもので５
６重量％以上では成形性が極端に低下し、成形品の外観
が悪くなり機械的性質、特に衝撃強度が低下する。低分
子量ポリオレフインは分子量が１，０００〜１０，００
０１好ましくは１，０００〜５，０００で１０，０００
より大きくなると成形品の外観が悪くなり、量的には３
〜２０重量％、好ましくは５〜１５重量％で３重量％未
満では表面改良の効果がなく、２１重量％以上になると
衝撃強度、耐熱性＝７ｉフ電？；？Ｘ：ご′．′：′：
岑―である。
この低分子量ポリオレフインは成形性を向上させること
は言うまでもなく、有機充填剤による剛性、寸法安定性
、耐熱性をいつそう向上させ、特に成形品の表面を改良
する上で非常に有用なものであり、３〜２０重量％配合
せしめることにする。結晶性ポリプロピレンに有機充填
剤および低分子量を混合分散させる方法は１軸、２軸押
出機、ロール、バンバリ一等の溶融混練機が利用できる
。
は言うまでもなく、有機充填剤による剛性、寸法安定性
、耐熱性をいつそう向上させ、特に成形品の表面を改良
する上で非常に有用なものであり、３〜２０重量％配合
せしめることにする。結晶性ポリプロピレンに有機充填
剤および低分子量を混合分散させる方法は１軸、２軸押
出機、ロール、バンバリ一等の溶融混練機が利用できる
。
成形方法は射出成形法が最適であるが押出、圧縮等の各
種成形方法も採用し得る。本発明のポリプロピレン成形
材料は各種の構造材料として使用される。
種成形方法も採用し得る。本発明のポリプロピレン成形
材料は各種の構造材料として使用される。
実施例 １〜５
下表に示すように結晶性ポリプロピレンは数平均分子量
５０，０００のもの、有機充填剤として２０メツシユを
通過する木粉、低分子量ポリオレフインとして低分子量
ポリプロピレン（数平均分子量４，０００）を用いて、
重量組成比を変化させ、粉体混合機で５〜１０分混合し
、温度２００℃でベント付２軸押出機（６５ｍ１！Ｌφ
）を使用し押出ペレツトを作成した。
５０，０００のもの、有機充填剤として２０メツシユを
通過する木粉、低分子量ポリオレフインとして低分子量
ポリプロピレン（数平均分子量４，０００）を用いて、
重量組成比を変化させ、粉体混合機で５〜１０分混合し
、温度２００℃でベント付２軸押出機（６５ｍ１！Ｌφ
）を使用し押出ペレツトを作成した。
Claims (1)
- １ 数平均分子量が４０，０００〜１５０，０００の結
晶性ポリプロピレンに２０メッシュを通過する有機充填
剤５〜５５重量％と１，０００〜１０，０００の数平均
分子量をもつ低分子量ポリオレフィン３〜２０重量％を
混合分散させたことを特徴とするポリプロピレン成形材
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2426477A JPS592455B2 (ja) | 1977-03-04 | 1977-03-04 | ポリプロピレン成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2426477A JPS592455B2 (ja) | 1977-03-04 | 1977-03-04 | ポリプロピレン成形材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53109548A JPS53109548A (en) | 1978-09-25 |
| JPS592455B2 true JPS592455B2 (ja) | 1984-01-18 |
Family
ID=12133367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2426477A Expired JPS592455B2 (ja) | 1977-03-04 | 1977-03-04 | ポリプロピレン成形材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS592455B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01101658U (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-07 | ||
| US6841239B2 (en) | 2001-09-28 | 2005-01-11 | Katuyuki Hasegawa | Composite wood and manufacturing method thereof |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58217552A (ja) * | 1982-06-12 | 1983-12-17 | Kasai Kogyo Co Ltd | 複合樹脂組成物 |
| CN102732044B (zh) * | 2012-07-20 | 2014-04-09 | 鑫盛(湖州)塑木科技有限公司 | 一种耐老化塑木复合材料板材及其制备方法 |
| JP2014214202A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | 株式会社プライムポリマー | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
-
1977
- 1977-03-04 JP JP2426477A patent/JPS592455B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01101658U (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-07 | ||
| US6841239B2 (en) | 2001-09-28 | 2005-01-11 | Katuyuki Hasegawa | Composite wood and manufacturing method thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53109548A (en) | 1978-09-25 |
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