JPS5924217Y2 - X線保護装置 - Google Patents

X線保護装置

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Publication number
JPS5924217Y2
JPS5924217Y2 JP1976077726U JP7772676U JPS5924217Y2 JP S5924217 Y2 JPS5924217 Y2 JP S5924217Y2 JP 1976077726 U JP1976077726 U JP 1976077726U JP 7772676 U JP7772676 U JP 7772676U JP S5924217 Y2 JPS5924217 Y2 JP S5924217Y2
Authority
JP
Japan
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voltage
cathode
thyristor
negative voltage
circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976077726U
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English (en)
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JPS52168527U (ja
Inventor
輝夫 後藤
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカラーテレビジョン受像機の陰極線管からX線
が放射しないようにしようとするものである。
第1図は従来のX線保護回路であり、フライバックパル
スをダイオード1で整流し、コンデンサ2で平滑して直
流化し、これ可変抵抗3で電圧調整し、ツェナーダイオ
ード4のカソードに加える。
ツェナーダイオードのアノードとアース間にサイリスタ
5の感度調整用の抵抗6と異常パルス吸収用のコンテ゛
ンサ7を接続し、同アノードをサイリスタ5のゲートに
接続する。
サイリスタ5は水平発振回路6′の電源回路とアース間
に接続しておく。
今、フライバックトランスの高圧が異常に上昇したとす
るとダイオード1のカソード電圧が上昇し、この電圧が
一定値を越えるとツェナーダイオード4が導通し、サイ
リスタ5が導通する。
この結果水平発振回路6′の電源回路がアースされ、水
平発振動作が停止する。
したがって、水平発振回路6′が停止し、高圧の発生が
なくなり、陰極線管からX線が出ることはない。
陰極電管からX線が出るのは高圧とビーム電流の積に比
例して発生するので゛、第1図の回路では高圧のみを検
出しているので充分なX線に対する保護作用をしないこ
とになる。
そこで本考案はビーム電流も充分に考慮して適切な保護
回路を作るようにしたものであり、以下本考案の一実施
例について図面とともに説明する。
第1図と同一部分は同一番号を付して説明を省略する。
第2図がその実施例であり、フライバックトランス8の
巻線9よりダイオード川にフライバックパルスを供給し
、巻線10の一端を抵抗11を介してダイオード12の
アノードに接続する。
このダイオード1zのカソードは接地しておき、ダイオ
ード12のアノードに抵抗13を介して直流電圧を印加
し、又抵抗14を介して一端が接地された平滑用コンデ
ンサ15の一端に接続し、さらに抵抗16を介して映像
増幅回路17に接続し7ておく。
このダイオード12等よりなる点線が囲んだ回路は自動
輝度制限回路を構成している。
コンデンサ7と抵抗6とのアース側端子は上記平滑用コ
ンデンサ15を介して接地するとともにダイオード18
のカソードとダイオード19のアノードに接続しておく
この両ダイオード18.19はサイリスタ5と直列接続
され、それぞれの他端は接地されている。
このダイオード18.19の並列回路の代りにツェナー
ダイオードを用いてもよい。
もちろん、ツェナーダイオードを用いる場合はカソード
をアースし、アノードをサイリスタ5のカソードおよび
゛抵抗6のアース側端子に接続しておく。
今、フライバックトランス8の高圧が異常に上昇したと
すると、第1図で説明した場合と同様ダイオード1のカ
ソード電圧が上昇し、ツェナーダイオード4が導通し、
サイリスタ5が導通して水平発振回路6/の電源回路が
サイリスタ5ダイオード19を通じてアースされ水平発
振が停止して高圧の発生をなくし、X線が発生しないよ
うにする。
上記高圧が異常に上昇したとき自動輝度制限回路は動作
状態にないものとする。
すなわちダイオード12のアノードの電圧は負の状態に
ないものとする。
ところが、陰極線管のビーム電流が増加したとすると、
ダイオード12のアノード電圧が負になり、ダイオード
18にアース側から抵抗14を通り電流が流れてサイリ
スタ5のカソードはダイオード18の接触電位の分だけ
負になる。
この負電圧が抵抗6を介してツェナーダイオード4のア
ノードに加えられ、ツェナーダイオード4のアノード電
圧がその分だけ引き下げられる。
従ってサイリスタ5はツェナーダイオード4のカソード
に加わる電圧が上述の場合よりも少し小さい電圧で導通
するようになる。
すなわち、異常高圧が発生したとき、上記の異常電圧よ
りも低い値でサイリスク5が導通することになる。
つまり、ビーム電流が大きくなった場合にはより低い異
常高圧でサイリスタ5が導通することになり、より効果
的な保護ができる。
チャンネル切替時、調整時等に瞬時ビーム電流が異常に
上昇することがあり、この場合にはダイオード12のア
ノード電位が大きく負になることになるが、この場合で
もサイリスタ5のカソードはダイオード18の接触電位
以下にはならないので高圧が異常にならないかぎり、サ
イリスタ5が導通することはない。
コンデンサ15で平滑しておけばより安定な動作となる
ダイオード18.19の代にツェナーダイオードを用い
た場合、ビーム電流が増加してダイオード12のアノー
ドが負になり、サイリスタ5のカソードが負電位になる
が、その最大値はツェナーダイオードのツェナー電圧に
固定され、ダイオード18゜19と同様の作用をする。
陰極線管のアノードに印加された高圧が一定値を越えた
ことを検出する手段としてはダイオード1、コンデンサ
2、抵抗3、ツェナーダイオード4による回路に限定さ
れるものではなく他の回路を用いてもよい。
また、水平発振回路のオンオフを制御することに限定さ
れず、高圧の発生に関与する回路を制御すればよい。
さらにサイリスタのカソードに加える負電圧も自動輝度
制限回路の負電圧を用いれば便利であるが特別に回路を
設けてもよい。
以上の通り、本考案によれば、ビーム電流が大きくなっ
た状態で高圧が異常上昇したときはビーム電流が正常時
の異常高圧の値よりも低い異常高圧の値で保護回路が動
作し、X線の発生を確実におさえることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のX線保護装置の回路図、第2図は本考案
の一実施例におけるX線保護装置の回路図である。 1・・・・・・ダイオード、2・・・・・・平滑コンデ
ンサ、4・・・・・・ツェナーダイオード、5・・・・
・・サイリスタ、8・・・・・・フライバックトランス
、12・・・・・・ダイオード、18.19・・・・・
・ダイオード。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)陰極線管のアノードに印加される高圧が一定値を
    越えたことを検出する検出手段と、この検出手段の検出
    電圧がゲートに加えられて導通非導通が制御されるサイ
    リスクを設けてこのサイリスタのアノードを水平発振回
    路等の上記高圧発生に関与する回路に接続してこのサイ
    リスタが導通したときに上記高圧の発生を停止するよう
    構威し、上記陰極線管のビーム電流が増加したときに負
    の電圧を発生する回路を設け、この負の電圧を上記サイ
    リスタのカソードにガロえるとともにこのカソードとア
    ース間に上記負電圧が加わらないときには導通し、負電
    圧が加わったとき一定値以上の負電圧にならないように
    制御する素子を接続するとともに、上記カソードの電圧
    を上記検出手段に加えて上記負電圧発生時に上記検出す
    る高圧の一定値を引下げる抵抗を上記サイリスタのカソ
    ードとゲートとの間に接続したX線保護装置。
  2. (2)素子として相互に逆極性で並列接続されたダイオ
    ードを用いた実用新案登録請求の範囲第1項記載のX線
    保護装置。
  3. (3)素子としてツェナーダイオードを用いた実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のX線保護装置。
  4. (4)負電圧として自動輝度制限回路に得られる負電圧
    を用いた実用新案登録請求の範囲第1項記載のX線保護
    装置。
JP1976077726U 1976-06-14 1976-06-14 X線保護装置 Expired JPS5924217Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976077726U JPS5924217Y2 (ja) 1976-06-14 1976-06-14 X線保護装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1976077726U JPS5924217Y2 (ja) 1976-06-14 1976-06-14 X線保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52168527U JPS52168527U (ja) 1977-12-21
JPS5924217Y2 true JPS5924217Y2 (ja) 1984-07-18

Family

ID=28553917

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JP1976077726U Expired JPS5924217Y2 (ja) 1976-06-14 1976-06-14 X線保護装置

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JPS52168527U (ja) 1977-12-21

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