JPS5924104Y2 - スイッチ切換装置 - Google Patents

スイッチ切換装置

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Publication number
JPS5924104Y2
JPS5924104Y2 JP14782479U JP14782479U JPS5924104Y2 JP S5924104 Y2 JPS5924104 Y2 JP S5924104Y2 JP 14782479 U JP14782479 U JP 14782479U JP 14782479 U JP14782479 U JP 14782479U JP S5924104 Y2 JPS5924104 Y2 JP S5924104Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
operating rod
switch operating
base
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP14782479U
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English (en)
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JPS5664621U (ja
Inventor
通 森
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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Priority to JP14782479U priority Critical patent/JPS5924104Y2/ja
Publication of JPS5664621U publication Critical patent/JPS5664621U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスイッチ切換装置の改良に関するものである。
従来、テープレコーダ等に於てスイッチ切換動作を行な
うには、オーバーストロークを吸収すべく第1図に示す
如くスライド板(図示せず)上に延出する板バネ1上端
に備えられた保持部材2にてスイッチ操作杆3を保持し
、前記スライド板をスイッチ操作方向に往復運動せしめ
て行なっていた。
しかしながら板バネ1を介して往復運動せしめるとスイ
ッチに加わる応力が不安定になるという問題があった。
即ち板バネ1の弾性係数が過大であるとバネの働きをせ
ず、また過小であるとスイッチが動作しないという状態
になるが、板バネ1の場合は材質、寸法のバラツキから
その弾性係数を最適な一定の値にすることが困難であっ
た。
本考案に斯る従来例の難点を除去するもので、以下一実
施例としてテープレコーダの録音、再生スイッチの切換
装置について図面に従い詳述する。
第2図及び第3図に於て、4はメカニズムシャーシ5上
に植設されたガイドピン6.6′に案内長孔7.7′が
組合ってスイッチの操作方向に摺動自在に備えられ、前
記シャーシ5よりの突出端には録音ボタン8が固着され
てなるレコードスライド板であり シャーシ5との間に
引張バネ9が張架され常時左方向に付勢されている。
また該レコードスライド板4一側辺には本考案の基台と
しての起立舌片10が連設され、該起立舌片10の上辺
中央部には後述する左右翼片11.12の規制手段とし
てのストッパ13が水平外方に折曲延出している。
14は前記起立舌片10件吉例壁に植設された支持軸で
、該支持軸14には保持手段としての鋏状の左右翼片1
1.12が、上方挟持部15.16にて前記ストッパ1
3を挾持するようにして回動自在に軸支される。
17.18は前記左右翼片11.12下端に形成された
バネ係合部で前記引張バネ9よりバネ定数の小さい引張
バネ19が張架されている。
尚、前記左右翼片11.12は支持軸14を交点として
交差しているので、左翼片11のバネ係合部17は右方
に、右翼片12のバネ保合部18は左方に位置する。
20は開口部端縁21を前記左右翼片11.12の挾持
部15゜16にて挾持されるスイッチ操作杆で、スイッ
チ本体22はシャーシ5の上方に位置するプリング基板
23にハンダ付等の手段にて固設される。
本考案は叙上の如く構成されており、以下その動作につ
いて説明する。
第4図から第6図に於て、前記録音ボタン8が右方向即
ちスイッチ22を動作させる方向に押圧されると、前記
レコードスライド板4はシャーシ5との間に張架された
引張バネ9に抗して、前記ガイドピン6.6′に沿って
シャーシ5上を右方へ摺動する。
レコードスライド板4と共に左右翼片11.12が右方
向に移動すると、スイッチ操作杆20も右方向に移動せ
しめられスイッチ22が切換られる。
前記録音ボタン8が更に押圧され続け、レコードスライ
ド板4がロック機構(図示せず)によりロックされる位
置までシャーン5上を摺動すると、第5図に示す如くス
イッチ22の動作変位を越え、スイッチ操作杆20はそ
れ以上右方向に移動できないので、該スイッチ操作杆2
0を挟持押圧する左右翼片11.12も移動できず、従
って該左右翼片11.12は前記支持軸14を中心とし
て反時計方向に回動しようとするが、前記スイッチ操作
杆20の開口部24に上端が内挿されている右翼片12
は前記ストッパ13により反時計方向への回動が規制さ
れるので、前記左翼片11のみが引張バネ19に抗して
反時計方向に回動する。
依ってレコードスライド板4はスイッチ操作杆20の移
動変位よりA寸法だけよけいに右方に移動することにな
る。
次に録音操作が終了し、前記レコードスライド板4のロ
ックが解除されると、前記引張バネ9の応力によりレコ
ードスライド板4は左方に移動しスイッチ操作杆20も
左方に移動せしめられスイッチ22が元の状態に切換え
られる。
しかしレコードスライド板4が更に左方に移動すると、
第6図に示す如くスイッチ22の動作変位を越え、スイ
ッチ操作杆20はそれ以上左方向に移動できないので、
左右翼片11.12も移動できず、従って該左右翼片1
1.12は前記支持軸14を中心として、前述とは逆の
時計方向に回動しようとするか゛、左翼片11は前記ス
トッパ13により時計方向への回動が規制されるので、
前記右翼片12のみが引張バネ19に抗して時計方向に
回動する。
依ってレコードスライド板4はスイッチ操作杆20の移
動変位より8寸法だけよいに左方に移動することになる
次に他の実施例について若干説明する。
第7図に於て25は前述と同様の動作をする起立舌片で
あり、26は左翼片27の反時計方向への回動を規制す
るストッパで、28は右翼片29の時計方向への回動を
規制するストッパである。
30は左右翼片27.29を外方に拡開する為の圧縮バ
ネで、スイッチ操作杆31の開口部32に内挿された左
右翼片27.29の上端を押拡げ該スイッチ操作杆31
を保持する応力を与える。
当該実施例に於てもその作用は前述の実施例と異なるこ
とはなく、引張バネの代りに圧縮バネによりスイッチ切
換力がコントロールされるだけである。
上述した如く本考案のスイッチ切換装置に依れば、スイ
ッチ操作杆の往復操作時に切換えられるスイッチと、該
スイッチ操作杆の操作方向に往復自在に備えられた基台
と、該基台に設けられた枢支軸に鋏状に交差して回動自
在に軸支された一対の翼片と、前記各翼片を互いに逆方
向に回動附勢して該各翼片の夫々一端側にて前記スイッ
チ操作杆を押圧保持するべく該各翼片の他端間に懸架さ
れたコイルバネと、前記基台の往或いは復操作時に前記
スイッチ操作杆をその操作方向とは逆方向に押圧保持し
ている翼片側の回動を阻止して該スイッチ操作杆をその
操作方向に押圧保持している翼片側にコイルバネの回動
附勢力を働させるストッパとより構成したので、常時は
スイッチ操作杆を互いに逆方向に回動附勢された二対の
翼片にて安定的に押圧保持することが出来ると共に、ス
イッチの切換操作時にはスイッチ操作杆の操作方向に対
応した翼片側にコイルバネの弾性力を働かせて切換える
ようにしているので、スイッチの切換動作を確実に行な
わせることが出来る。
そして、スイッチの往復切換操作時に生じる基台の往方
向と復方向のオーバーストロークも単一のコイルバネに
て確実に吸収させることが出来る。
また、本考案に依ればスイッチを切換動作せしめる応力
を、バネ定数の設定を板バネよりも高精度で且つバラツ
キの少なくできるコイルバネを使用してコントロールし
ているので、板バネを使用した場合に比してスイッチの
切換動作を安定性良く確実に行なわせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例、第2図は本考案の一実施例の夫々の要
部を示す斜視図であり、第3図〜第6図は本考案の一実
施例を示す平面図及び動作状態を示す側面図、そして第
7図は他の実施例の要部を示す側面図である。 10・・・・・・起立舌片、11.27・・・・・・左
翼片、12.29・・・・・・右翼片、13,26.2
8・・曲ストッパ、14・・・・・・支持軸、19・・
・・・・引張バネ、2o・・曲スイッチ操作杆、22・
曲・スイッチ、30・・・・・・圧縮バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイッチ操作杆の往復操作時に切換えられるスイッチと
    、該スイッチ操作杆の操作方向に往復自在に備えられた
    基台と、該基台に設けられた枢支軸に鋏状に交差して回
    動自在に軸支された一対の翼片と、前記各翼片を互いに
    逆方向に回動附勢して該各翼片の夫々一端側にて前記ス
    イッチ操作杆を押圧保持するべく該各翼片の他端間に懸
    架されたコイルバネと、前記基台の往或いは復操作時に
    前記スイッチ操作杆をその操作方向とは逆方向に押圧し
    ている翼片側の回動を阻止して該スイッチ操作杆をその
    操作方向に押圧している翼片側にコイルバネの回動附勢
    力を働かせるストッパとより成ることを特徴とするスイ
    ッチ切換装置。
JP14782479U 1979-10-24 1979-10-24 スイッチ切換装置 Expired JPS5924104Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14782479U JPS5924104Y2 (ja) 1979-10-24 1979-10-24 スイッチ切換装置

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JP14782479U JPS5924104Y2 (ja) 1979-10-24 1979-10-24 スイッチ切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5664621U JPS5664621U (ja) 1981-05-30
JPS5924104Y2 true JPS5924104Y2 (ja) 1984-07-17

Family

ID=29378967

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JP14782479U Expired JPS5924104Y2 (ja) 1979-10-24 1979-10-24 スイッチ切換装置

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