JPS5923510A - 電気機器用コイルの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気機器用コイルに係シ、特に、平板状導体か
ら形成されるコイルの製造に関する。

従来のコイルは第１図に示すように帯状の素材１を板厚
方向を軸方向として巻くが、曲げに対する材料の伸縮量
や内部応力が大きいので、（１）　　所定の形に成形す
るのには材料を強力に固定し、コイル形状に沿ったガイ
ドをもつ特殊な巻枠を必要とする。

（２）内周側の板厚の膨らみが大きいため、コイルの軸
方向の長さが長くなシ、電気機器が大形化する。

（３）常温での加工は応力が大きいので、強大な力が必
要となり容計の大きい、従って高価な設備が必要になり
、また、亀裂を生じやすいので、加熱によシ柔軟性を高
めながら徐々に成形せねばならず作業性が悪い。

（４）　　曲げ強度が大きく、曲げによる伸縮量に対す
る膨らみの小さい材料を選定せねばならず使用材料の範
囲が狭い。

本発明の目的は、 （１）特殊な巻枠を必要とせず ：２）常温で成形可能で （３）成形作業能率が高く （４）使用材料の選定範囲の広い （５）小形の 電気機器用コイルを提供するにある。

以下、本発明の一実施例を第２図によル説明する。平板
から、プレス等によυ第２図−（ａ）に示す素材１を折
シ曲げ位置１ａで、 第２図−（Ｃ）に示す様につずら折シに折υ曲げること
によシコイル２・を形成する。

本実施例によれば、型を作ってやれば、素材１は、容易
に犬■に作れるし、折シ曲げにしても、従来技術の曲げ
方向に比べ、明らかに曲げに対する伸縮量が小さく、小
さい力で曲げることが出来る。曲げ方も１０００曲げと
単純である。

曲げ応力が小さく、曲げ方も単純なので、特殊な巻枠を
使わずに済むし、常温でも亀裂発生の恐れも少なく、比
較的、短時間で曲げることができる。曲げに対する伸縮
量が小さいので、板厚の膨らみが小さく、コイルは小形
になる。

曲げ応力が小さいので、曲げ強度の比較的小さい材料で
もよい。曲げに対する一伸−ｋｉ力（小さいので、曲げ
に対する変形臼゛の比較的大きい材料でも、従来技術に
よるよシはコイルが小形に出来る。従って、比較的広い
範囲から材料を選定出来る。

本発明によれば、従来技術に比べて、 （１）　　曲げに対する材料の伸縮量が小さく、従って
曲げに対する材料の内部応力が小さく、曲げ方も単純な
ので、 材料の固定に要する力は比較的小さくて済み、コイル形
状に沿ったガイドをもつ特殊な巻枠も不要でを）る。

（２）　　曲げ応力が小さく、材料強度に余裕があるの
で、常温で加工しても、亀裂の生ずることは少ない。

（３）　　曲げ応力が小さいので、曲げに要する力は比
較的小さくて済み、曲げ方も単純であるから、曲げ作業
は短時間で済む。

（４）曲げ応力が小さいので、曲げ強度の小さい材料で
済み、曲げに対する伸縮量が小さいので、伸縮量に対す
る膨らみの比較的大きい材料でも、従来技術によるよシ
はコイルが小形に出来るので、材料の選定範囲が広くな
る。

（５）曲げに対する材料の伸縮量が小さいので、板厚の
膨らみも小さくなシ、コイルを小形に出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のコイルを示し、（ａ）は素材の形状を、
（ｂ）はコイルを軸方向から見た図、（Ｃ）は（ｂ）の
側面図、第２図（ａ）（ｂ＞　（Ｃ）は第１図（ａ）（
ｂ）（Ｃ）に対応する本発明になるコイルの一実施例の
図、第３図（ａ）　（ｂ）（Ｃ＞は本発明になるコイル
の他の実施列を示す図である。 第２閉 （ａ） 第３図 （０−） −４；

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、平板状の素材から形成されるコイルの製造において
   、平板から波形状のものを打抜き、この波形状のものの
   相隣る反転部を交互に逆向に折シ曲げて重ね合わせるこ
   とを特徴とする電気機器用コイルの製造方法。