JPS592329Y2 - フエルト被覆ロ−ル - Google Patents
フエルト被覆ロ−ルInfo
- Publication number
- JPS592329Y2 JPS592329Y2 JP1978014556U JP1455678U JPS592329Y2 JP S592329 Y2 JPS592329 Y2 JP S592329Y2 JP 1978014556 U JP1978014556 U JP 1978014556U JP 1455678 U JP1455678 U JP 1455678U JP S592329 Y2 JPS592329 Y2 JP S592329Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- felt
- roll
- cylindrical
- core
- coated roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はロール芯金5と被覆された円筒状フェルト1
が固定されていないことを特徴としているフェルト被覆
ロールに関するものである。
が固定されていないことを特徴としているフェルト被覆
ロールに関するものである。
従来からロール芯金(鉄またはゴムライニングした鉄ロ
ール等)に円筒状のフェルトを被覆し、両側面部をフラ
ンチ、帯金または針金などでロール芯金やボスに固定し
ていた。
ール等)に円筒状のフェルトを被覆し、両側面部をフラ
ンチ、帯金または針金などでロール芯金やボスに固定し
ていた。
またロール芯金表面に接着剤などで固定する等の方法で
製作されたフェルト被覆ロールが使われている。
製作されたフェルト被覆ロールが使われている。
このフェルト被覆ロールが使用されるどきの主な配置は
第3図、第4図、第5図に示すような状態でロールに接
して流れていく。
第3図、第4図、第5図に示すような状態でロールに接
して流れていく。
シート状物質9には金属板類、フィルム類、繊維製品類
紙類、皮革類等がある。
紙類、皮革類等がある。
このフェルト被覆ロールの役目は主に水、油、溶剤類を
シー1〜から絞ることやシートへの均一な散布、シート
の汚れ等の拭き取り、シートの表面風合いの向上や保護
などである。
シー1〜から絞ることやシートへの均一な散布、シート
の汚れ等の拭き取り、シートの表面風合いの向上や保護
などである。
従来のフェルト被覆ロールの欠点として、流れてゆくシ
ート状物質9との摩擦から被覆した円筒状フェル1へ1
が捩れ、そのためフェルトに厚さの斑を生じたり、また
ロール側面の固定部付近でフェルトが破損したり、フェ
ルトに折れ皺が生じたりする。
ート状物質9との摩擦から被覆した円筒状フェル1へ1
が捩れ、そのためフェルトに厚さの斑を生じたり、また
ロール側面の固定部付近でフェルトが破損したり、フェ
ルトに折れ皺が生じたりする。
また流れてゆくシート状物質9の厚さ等に、左右で異る
ような物があるとフェルトが片側へ抜けるような力を受
けるため、ロール側面の一方ではフェルトが伸びてちぎ
れそうになり、他方ではフェルトに弛みか生じて皺や凹
凸の原因になるというようなことが多々あった。
ような物があるとフェルトが片側へ抜けるような力を受
けるため、ロール側面の一方ではフェルトが伸びてちぎ
れそうになり、他方ではフェルトに弛みか生じて皺や凹
凸の原因になるというようなことが多々あった。
また円筒状フェルトをロール芯金表面に接着剤で測定さ
せ、この欠点に対処する場合もあるが、この方法は円筒
状フェルトをロール芯金に被せ、接着させるということ
が容易な作業でないし、またシート状物質に対し油、熱
湯、溶剤等が使われる場合には接着剤の接着効果もたち
まち低下を来してしまうということが起った。
せ、この欠点に対処する場合もあるが、この方法は円筒
状フェルトをロール芯金に被せ、接着させるということ
が容易な作業でないし、またシート状物質に対し油、熱
湯、溶剤等が使われる場合には接着剤の接着効果もたち
まち低下を来してしまうということが起った。
図に従って本考案のフェルI・被覆ロールの構造を説明
する。
する。
ロール芯金5は金属製または金属の表面にゴムライニン
グをしたものであり、これに被覆するフェルl−1は羊
毛を圧縮し縮絨させたものとか、あるいは合成繊維のウ
ェッブを円筒形に形成しつつニードルパンチングにて針
刺してなる不織布構造になっている。
グをしたものであり、これに被覆するフェルl−1は羊
毛を圧縮し縮絨させたものとか、あるいは合成繊維のウ
ェッブを円筒形に形成しつつニードルパンチングにて針
刺してなる不織布構造になっている。
この円筒状フェルトの端部はリング2にネジ、接着剤あ
るいは針金でしばる等の方法で測定されており、かつ円
筒状フェルトと芯金5の間およびボス4との間は固定さ
れていない。
るいは針金でしばる等の方法で測定されており、かつ円
筒状フェルトと芯金5の間およびボス4との間は固定さ
れていない。
すなわち円筒状フェルト1と芯金5との間はわずかな隙
間があってもよいし、またかりに外見上密着しているよ
うにみえても円周方向の力が加われば滑りを生じ、比較
的容易に動くようになっている。
間があってもよいし、またかりに外見上密着しているよ
うにみえても円周方向の力が加われば滑りを生じ、比較
的容易に動くようになっている。
円筒状フェルト1は芯金5の表面の一部分によって支え
られ、芯金5が円筒状フェルト全体のベアリングとして
の役目も行なっている。
られ、芯金5が円筒状フェルト全体のベアリングとして
の役目も行なっている。
端にとめであるリンク゛2は円筒状フェルト1が左右の
方向(ロール軸方向)の成分をもつ力を受けた場合にそ
の方向にずれるので、ロール芯金5の面から外れないよ
うにするためのものである。
方向(ロール軸方向)の成分をもつ力を受けた場合にそ
の方向にずれるので、ロール芯金5の面から外れないよ
うにするためのものである。
このように本考案のフェルト被覆ロールは使用されるフ
ェルトに対し捩りの力や片側への抜けの力が異常に強く
働くときにはフェルトを固定しているリングがロール芯
金に対して自由に回転するとか、またわずかに左右に移
動するとかしてフェルトに生ずる過大な歪みを防ぐもの
である。
ェルトに対し捩りの力や片側への抜けの力が異常に強く
働くときにはフェルトを固定しているリングがロール芯
金に対して自由に回転するとか、またわずかに左右に移
動するとかしてフェルトに生ずる過大な歪みを防ぐもの
である。
本考案により従来のフェルト被覆ロールの欠点は取り除
かれ、歪み等の諸問題を解決出来る。
かれ、歪み等の諸問題を解決出来る。
第1図はフェル1−被覆ロールの正面断面図、第2図は
フェルト被覆ロールの側面図、第3,4゜5図はフェル
ト被覆ロールの使用説明図である。 1・・・・・・円筒状フェルト、2・・・・・・リング
、3・・・・・・シャフト、4・・・・・・ボス、5・
・・・・・ロール芯金、6・・・・・・フェルト被覆ロ
ール、7・・・・・・普通ロール、8・・・・・・シリ
ンダー 9・・・・・・シート状物質。
フェルト被覆ロールの側面図、第3,4゜5図はフェル
ト被覆ロールの使用説明図である。 1・・・・・・円筒状フェルト、2・・・・・・リング
、3・・・・・・シャフト、4・・・・・・ボス、5・
・・・・・ロール芯金、6・・・・・・フェルト被覆ロ
ール、7・・・・・・普通ロール、8・・・・・・シリ
ンダー 9・・・・・・シート状物質。
Claims (1)
- ロール芯金5に被せた円筒状フェルト1をロール側面部
でロール芯金5およびボス4から遊離しているリング2
と固定させたことを特徴としたフェルト被覆ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978014556U JPS592329Y2 (ja) | 1978-02-08 | 1978-02-08 | フエルト被覆ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978014556U JPS592329Y2 (ja) | 1978-02-08 | 1978-02-08 | フエルト被覆ロ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54118565U JPS54118565U (ja) | 1979-08-20 |
JPS592329Y2 true JPS592329Y2 (ja) | 1984-01-23 |
Family
ID=28834674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978014556U Expired JPS592329Y2 (ja) | 1978-02-08 | 1978-02-08 | フエルト被覆ロ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592329Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-08 JP JP1978014556U patent/JPS592329Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54118565U (ja) | 1979-08-20 |
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