JPS5923090B2 - タツプ切替え式自動電圧調整器 - Google Patents

タツプ切替え式自動電圧調整器

Info

Publication number
JPS5923090B2
JPS5923090B2 JP8011076A JP8011076A JPS5923090B2 JP S5923090 B2 JPS5923090 B2 JP S5923090B2 JP 8011076 A JP8011076 A JP 8011076A JP 8011076 A JP8011076 A JP 8011076A JP S5923090 B2 JPS5923090 B2 JP S5923090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
tap
shunt winding
output voltage
closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8011076A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS535722A (en
Inventor
甲子雄 美頭
忠雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8011076A priority Critical patent/JPS5923090B2/ja
Publication of JPS535722A publication Critical patent/JPS535722A/ja
Publication of JPS5923090B2 publication Critical patent/JPS5923090B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は単巻変圧器の分路巻線にタップを設け電磁接触
器でそのタップを切替えることにより電圧調整を行う自
動電圧調整器に係るものである。
第1図は従来例を示すもので、図中4は単巻変圧器、4
1はその直列巻線でnlはその巻数を示す。42は同じ
く分路巻線で42A、42B、42Cは夫々分路巻線に
設けたタップ、n2〜n4は分路巻線における各タップ
間の巻線を示す。
1a、Ibは第1の電磁接触器の接点、2a、2bは第
2の電磁接触器の接点、3a、3bは第3の電磁接触器
の接点で夫々aは常開接点、bは常閉接点を示5 して
いる。
5は抵抗、E1は入力電圧、E2は出力電圧である。
上記各電磁接触器は制御回路(図示しない)により操作
される。
制御回路は云うまでもなく第1〜第3の電磁接触器が同
時に閉路することのない10ように制御している。その
制御の態様について説明すると、今接点Ibのみが閉じ
ているときにはn1+n2+n3+n4出力電圧E2は
、E2■E1× 接点 n2+n3+n4 2aのみが閉じているときには出力電圧E2は、15n
1+n2+n3E2=E1× 、接点3aのみが閉じ n2+n3 n1+n2 ているときには出力電圧E2は、E2■E0×の如くな
るため、巻数n1〜n4を適当に選ぶこと20によつて
希望の電圧値が得られる。
なお、第1〜第3の電磁接触器は各接点が開から閉、閉
から開に動作する過程で常開及び常閉の両接点が共に閉
路する状態が存在するような構造の電磁接触器を使用し
ている。
常開及び常閉接点25のON、OFF状態を図示すると
第T図のとおりで電磁接触器が吸引されるとき常閉b接
点がOFFするより前に常開a接点がONしその後b接
点がOFFする。逆に落下するときには先にb接点がO
Nして後a接点がOFFする。このような接点30作用
はオーバーラップ形のリレーと称している。タップ切替
え状態の一例を第1図においてタップ42Bから42C
に切替わる場合について説明する図が第2図〜第6図で
ある。すなわち接点2aが閉の状態では第2図に示すよ
うに分路巻線3542はタップ42Bで電源に接続され
ておりタップ42Bからタップ42Cに切替わる場合に
は制御回路より先づ第2の電磁接触器の操作コイルの−
Aクー励磁が解かれる。
その場合電磁接触器のA,b接点は前述のようにオーバ
ーラツプがあるため第3図で示すように接点2aが閉路
状態にあるとき先づ接点2bが閉路し抵抗5を通じて分
路巻線を短絡するので短絡回路にはISlなる電流が流
れる。その後接点2aが完全に開路されると第4図のよ
うに分路巻線は電源端子間に接続されることなく抵抗5
を通じて短絡回路が形成されているので直列巻線に流れ
る負荷電流2によるアンペアターンを打消すだけの電流
1S2が流れて鉄心の過励磁が防止される。次に第3の
電磁接触器の操作コイルが励磁されると第5図に示すよ
うに接点3bが開路される前に接点3aが閉路され抵抗
5を通じて短絡電流1S3が流れ次の瞬間、接点3bが
開路完了し第6図に示すようにタツプ42Cの接続が得
られる。逆にタツプ42Cからタツプ42Bに移る動作
は第6図から第2図の方向に全く逆の順序をたどる。他
のタツプについても基本動作は全く同様である。抵抗5
の値はIs,,Is3のような短絡電流が過大とならな
いような適正値が選ばれる。従来のタツプ切替え回路に
おけるタツプ切替え過程で第4図に示す状態、すなわち
前述のように分路巻線が電源端子間に接続されることな
く抵抗を通じて分路巻線の一部が短絡されている状態で
負荷電流12が零すなわち無負荷状態ならば出力電圧E
2はE2+E,となり、負荷電流12が流れているとき
には短絡回路電流1S2が流れ、抵抗5および短絡され
ている分路巻線のインピーダンスとの電圧降下により出
力電圧E2はE2〈E1となる。
すなわち出力電圧はタツプを切替える毎に一旦入力電圧
以下となりステツプ電圧幅よりはるかに大きな電圧変動
をする。各タツプの入出力電圧特性とタツプ切替え時の
出力電圧変動の関係を図示したものが第8図である。こ
のようなタツプ切替え時の大きな電圧変動は電灯負荷の
場合に不快なチラツキを感じさせる等、良質な電気の供
給を妨げるものである。また前述の第4図から第5図の
状態に移つた時、すなわち分路巻線が電源端子間に接続
されることなく抵抗を通じて分路巻線の一部が短絡され
ている状態から分路巻線のタツプが電磁接触器接点によ
り電源端子に接続された瞬時には、分路巻線を通じて電
磁接触器接点に大きな励磁突入電流が流れ、接点の溶着
損傷を起こす恐れがある。
この励磁突入電流を押えるためには単巻変圧器の磁束密
度を十分低くする必要があり、単巻変圧器の鉄心を通常
の変圧器に比べ非常に大きなものにしなければならない
。これらの現象はタツプを切替える毎に発生する。本発
明は分路巻線の各タツプに接続された各電磁接触器の常
開又は常閉接点の他方の接点と抵抗との直列接続体によ
つて分路巻線と電源端子を接続することにより従来のも
のの欠点を除去しようとするものであり、以下本発明の
実施例について説明する。
第9図は本発明のものの一実施例であり第1図に示す従
来の回路に対応するもので、そのタツプ42Bから42
Cに切替わる場合について説明する図が第10図〜第1
4図である。
すなわち接点2aが閉の状態では第10図に示すように
分路巻線42はタツプ42Bで電源に接続されており出
n1+N2+N3力電圧E2はE2=E1×?となり、
夕 N2+N3 ツプ42Bからタツプ42Cに切替わる場合には制御回
路により先づ第2の電磁接触器の操作コイルの励磁が解
かれる。
その場合電磁接触器にはオーバーラツプがあるため第1
1図に示すように接点2aが閉路状態で先づ接点2bが
閉路し、その後接点2aが完全開路されると第12図示
すように分路巻線42は抵抗5を通じて電源端子に接続
され電流1rが流れる。この状態の出力電圧E2nl+
N2+N3はE1×?から電流1rによる抵抗と N2+N3 分路巻線のインピーダンスとのわずかな電圧降下分を減
じた値となる。
次に第3の電磁接触器の操作コイルが励磁されると第1
3図に示すように接点3bが開路される前に接点3aが
閉路し抵抗5を通じて短絡電流1sが流れる。そして次
の瞬間接点3bが開路完了し第14図に示すようにタツ
プ42Cの接続が得られ出力電圧E2はE2=E1×n
1+N2?となる。
従つてタツプ切替え過程においN2 て従来のように出力電圧E2が入力電圧E1より低くな
ることは決してなく、第8図に示すように出力電圧変動
はほゾステツプ電圧幅となる。
またタツプ切替え過程において分路巻線は常に電源端子
に接続されているので従来のように励磁突入電流が流れ
ることもない。逆にタツプ42Cからタツプ42Bに移
る動作は第14図から第10図の方向に全く逆の順序を
たどる。他のタツプについても基本動作は同じである。
抵抗5の値はIrおよびIsのような短絡電流が過大と
ならないようにまた第12図に示す状態で出力電圧降下
が大きくならないようその兼合で適正値を選べばよい。
また電磁接触器接点と抵抗との接続体を電源端子と分路
巻線のどの位置に接続するかは任意で各タツプ切替え時
の出力電圧変動が最も小さくなるように選べばよい。次
に、電磁接触器の接点1a,1bについて説明する。接
点1aは接点2b,3b及び抵抗5とでタツプ42Aか
ら42Bへ、又はタツプ42Bから42Aに切替える際
、一時的にも分路巻線42を電源から切離さないための
ものであり、その動作は第11図〜第13図で説明した
のと同様である。
また、その目的は接点1a,2b,3b及び抵抗5の接
続体がない時、タツプ42Aから42Bへの切替時に、
一時的にいずれの接点も開路して分路巻線42が電源か
ら開路されるか、又は、いずれの接点も閉路して分路巻
線42の巻線N4部分が短絡されることがある。前者の
場合は負荷電流が流れている時にはその電流が全て励磁
電流となり、鉄心は極度に飽和して分路巻線42には尖
つた波形の高電圧が誘起され、分路巻線42の絶縁破壊
につながる。一方、後者の場合は巻線N4の部分の短絡
焼損の可能性がある。又、タツプ42Aのみ電磁接触器
の常閉接点1bを使用している点について説明すれば次
の通りである。
何らかの事故により、全ての電磁接触器が無励磁になつ
た場合に第9図に示すような回路構成とするためで、仮
りにタツプ42A接点1a1抵抗5を含む接続体部分に
接点1bを接続したような場合、抵抗5を通して電源に
接続され、長時間の事故状態が続くと抵抗5は焼損する
か、又、それを防ぐには大容量の抵抗が必要となる。
第15図はタツプ数4の場合の別の実施例を示すもので
図中14は単巻変圧器、141はその直列巻線でNll
はその巻数を示す。
142は同じく分路巻線で、142A,142B,14
2Cは分路巻線に設けたタツプ、Nl2〜Nl4は分路
巻線における各タツプ間の巻数を示す。
11A,llbノ は第1の電磁接触器、12a,12bは第2の電磁接触
器、13a,13bは第3の電磁接触器、14a,14
bは第4の電磁接触器の各接点5でA,bの関係は第9
図の場合と同じである。
15は抵抗である。
今接点11bのみが閉じているとき分路巻線は電源端子
より励磁されず短絡されているので入出力間では単巻変
圧器のインピーダンス電圧降下分だけのわずかな電圧降
下のみで実用上E1キE2である。次に接点12aのみ
が閉じているときには出力電圧E2はE2=ElXll
l+112+113+114、接点13aのみが閉じN
l2+Nl3+Nl4ているときには出力電圧E2はE
2=ElXシγ訳?台を二咀接点14aのみが閉じてい
るとNll+Nl2き出力電圧E2はE2=E1×?と
なる。
Nl2 これはタツプ数が変つても基本的には実施例で示すもの
と同様である。
なお、接点11bは電源から開路された分路巻線142
の一部である巻線Nl3,nl4を短絡し、接点12a
,13a,14aの開放による分路巻線142の絶縁破
壊を防止している。一方、接点11aは第15図に示す
状態からタツプ142Aが接点12aにより接続された
状態に変わるときに、一時的に分路巻線142を電源に
接続する接続体を構成するものであり、そのタツプ切替
時の動作は第11図〜第13図の接点2bと同様である
。以上の通りであり、電磁接触器の接点11a,11b
は第9図において説明したように、必須不可欠のもので
はないが、あれば好適と言える。本発明は以上のように
簡単な回路でありながら、単巻変圧器のタツプ切替え過
程において瞬時も分路巻線が電源端子から切離されるこ
とがなく、従つて出力電圧変動が小さくなり、更に励磁
突入電流の流れることのない信頼性の高(/哨動電圧調
整器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のものの回路図、第2図〜第6図は第1図
における動作の一例を説明する概念図、第7図は電磁接
触器の接点動作を説明する図、第8図は第1図における
入出力電圧特性とタツプ切替え時の出力電圧変動を示す
図、第9図および第15図は本発明の実施例を示す回路
図、第10図〜第14図は第9図における動作の一例を
説明する概念図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 分路巻線に複数個のタップを設けた単巻変圧器と、
    常開接点と常閉接点を有し、これらの接点がその開閉動
    作時に共に閉路する状態が存在するようにされた複数個
    の電磁接触器を備え、上記複数個の電磁接触器の常開又
    は常閉のいずれか一方の接点を夫々上記各タップと電源
    端子との間に接続すると共に、上記各電磁接触器の他方
    の接点と抵抗との直列接続体を、上記電源端子と上記分
    路巻線のタップ切替え時の出力電圧変動が最も小さくな
    る位置に接続するようにしたタップ切替え式自動電圧調
    整器。
JP8011076A 1976-07-06 1976-07-06 タツプ切替え式自動電圧調整器 Expired JPS5923090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8011076A JPS5923090B2 (ja) 1976-07-06 1976-07-06 タツプ切替え式自動電圧調整器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8011076A JPS5923090B2 (ja) 1976-07-06 1976-07-06 タツプ切替え式自動電圧調整器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS535722A JPS535722A (en) 1978-01-19
JPS5923090B2 true JPS5923090B2 (ja) 1984-05-30

Family

ID=13709035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8011076A Expired JPS5923090B2 (ja) 1976-07-06 1976-07-06 タツプ切替え式自動電圧調整器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5923090B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0624171B2 (ja) * 1985-10-23 1994-03-30 株式会社日立メディコ 単巻変圧器
JPS648001A (en) * 1987-07-01 1989-01-12 Hokkaido Prefecture Stabilization of size of wood and shape fixing treating method of bending wood
JP2011201196A (ja) 2010-03-26 2011-10-13 Dow Corning Toray Co Ltd リグノセルロース材料用処理剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPS535722A (en) 1978-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2483723A (en) Electromagnetic circuit maker and breaker
JPS5923090B2 (ja) タツプ切替え式自動電圧調整器
CN110649583B (zh) 一种基于磁耦合增强特性的阻感型直流限流装置及方法
US7154251B2 (en) Dual controlled output voltage, anti-saturation, auto-transformer circuit methodology
JP3487487B2 (ja) 電源切替回路
CN209860589U (zh) 一种消除励磁涌流的装置
US2535169A (en) Alternating current supply system
US3381198A (en) Starter for alternating current driven motors
US2858455A (en) Electric circuit comprising of a transformer and a series condenser in one of the windings
JPH06284571A (ja) 突入電流防止回路
US2540838A (en) Welding transformer control system
US1763202A (en) Circuit breaker
US2514012A (en) Current-limiting and protective arrangement
US1343207A (en) Electric-arc-welding system
US2047228A (en) Motor starting system
JPS62171Y2 (ja)
US2158275A (en) High leakage transformer
JPS5923454B2 (ja) 負荷時タツプ切換器
JP2000148260A (ja) 節電装置
SU1046783A1 (ru) Контактор дл регулировани напр жени трансформатора без размыкани тока нагрузки
US2158926A (en) Electric circuit
JP3497764B2 (ja) 電圧制御装置
JP3342805B2 (ja) 変圧器タップ切替装置
USRE20147E (en) Transformer tap changing
JP3143146B2 (ja) 励磁突流抑制抵抗付負荷時タップ切換変圧器