JPS59227830A - イソブテンの低重合法 - Google Patents

イソブテンの低重合法

Info

Publication number
JPS59227830A
JPS59227830A JP58102886A JP10288683A JPS59227830A JP S59227830 A JPS59227830 A JP S59227830A JP 58102886 A JP58102886 A JP 58102886A JP 10288683 A JP10288683 A JP 10288683A JP S59227830 A JPS59227830 A JP S59227830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
butene
isobutene
catalyst
isobutyne
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58102886A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuo Kamiyama
神山 節夫
Hiroshi Furukawa
寛 古川
Masahiro Kokubo
小久保 雅博
Katsuzo Kaneko
金子 勝三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Toa Nenryo Kogyyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toa Nenryo Kogyyo KK filed Critical Toa Nenryo Kogyyo KK
Priority to JP58102886A priority Critical patent/JPS59227830A/ja
Publication of JPS59227830A publication Critical patent/JPS59227830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、イソブチンの低重合方法に関し、よシ詳しく
はイソブチン及び1−ブテンを含む炭化水素混合物中の
インブテンを、1−ブテンを損失することなく選択的に
低重合させる方法に関する。
背景技術 イソブチンを含有する炭化水素混合物中のイソブチンを
低重合する方法としては、従来がら該混合物を種々の固
体酸触媒と接触させる方法が知られておシ、例えば炭化
水素混合物中のイソブチンの除去方法に利用されている
それらの方法としては、例えば、c4  炭化水素混合
物を、■合成ゼオライ) (ZSM−4)と接触させ、
インブテン全低重合させる方法(特公昭51−2912
1号公報)、■陽イオン交換樹脂と接触させ、インブテ
ンを選択的に低重合させる方法(米国特許第42150
11号明細書、特開昭57−99556号公報等)、0
600〜950℃で焼成したシリカ−アルミナ触媒と接
触させ、インブテンを選択的に低重合させる方法(特開
昭57−149233号公報)等が知られている。
しかしながら、いずれの方法も該炭化水素混合物に含ま
れるイソブチンは殆んど低重合されルモノの、1−ブテ
ンは2−ブテンに異性化されるか、(共)重合され、該
炭化水素混合物中の1−ブテンの利用を計る目的からは
適当でない。
本発明者らは、先に選択的にイソブチンのみを低重合し
、1−ブテンの損失を伴なわない特定の結晶性アルミノ
シリケートからなるイソブチンの低重合用触媒を開発し
た(特開昭57−108023号公報)。この触媒は、
優れた触媒性能を示すものの、長期間使用の場合、イソ
ブチンの低重合能力が低下するという問題点があった。
発明の開示 発明の目的 本発明は、1−ブテンが共存する炭化水素混合物中のイ
ンブテンを、先に本発明者らが開発したイソブチン低重
合用触媒を用いて低重合する方法において、触媒活性の
劣化を防ぎ、長期間安定してイソブチンの低重合を持続
し得る方法を提供することを目的とするものでろ95本
発明者らは鋭意研究を続けた結果、少量の水及び/又は
ブタノールを前記低重合反応系に存在させることによシ
、本発明の目的を達成し得ることを見出して本発明を完
成した。
発明の要旨 すなわち、本発明の要旨は、イソブチン及び1−ブテン
を含有する炭化水素混合物を、水及び/又はブタノール
の存在下、水素型結晶性アルミノシリク”−トと接触さ
せることからなる炭化水素混合物中のイソブチンを低重
合する方法にある。
結晶性アルミノシリフート 本発明で用いられる結晶性アルミノンリケードは、天然
又は合成のものが存在し、その−例として天然、半合成
又は合成のゼオライトが挙げられるが、特にモルデナイ
ト結晶構造のゼオライトが望ましい。
モルデナイトは、天然物の他に合成物が有シ、そのシリ
カ/アルミナのモル比は10である。
このようなモルデナイトは市販されている。
又、一般式 %式%(20 (ここで、Mは金属陽イオンであり、nはその金属陽イ
オンの原子価である。)で示され、かつ下記に示す粉末
X線回折図形を有する合成結晶性アルミノシリフートも
同様に使用可能である。
1359±02強 915±015       最強 655±007強 4.51±0.05強 3.97±003       最強 ’5.46±002強 337±002強 五22±002強 (これらの値は、常法により測定した結果である。照射
線は、銅のに一α二直線であ勺、ストリップチャートペ
ン記録計分備えたシンチレーションカウンターを使用し
た。ピークの高埒は′、2θ(θはブラック角)の函数
としてその位置を分光光度計のチャートから読み取り記
録された線に対応するオングストローム単位で表示した
格子面間隔(d)χに対する値を計算したものである。
この結晶性アルミノンリケードは、格子面間隔9.15
大において最強の相対強度を示す。この粉末Xi回折図
形からこの結晶性アルミノシリケートの骨格構造は、従
来公知とされているモルデナイトの結晶構造と同一であ
ることを示す。) このような合成結晶性アルミノンリケードは、酸化物の
モル比で表わして、下記の組成からなる水性反応混合物
を調製し、自己圧において約り50℃〜約300℃で約
10時間〜約40時間維持することによって製造するこ
とができる。
51o2/A40316〜5O Nag O/ 5i02       0.05〜1.
5(N a20 + M 2/’n O)/S 102
    0.05〜1−5H20/ (N a20 +
 M 2//nO)        100 〜1.2
00(ここで、Mは、元素周期律表の第1族および同表
第■族から選択きれる金属陽イオンであシ、nld、そ
の金属陽イオンの原子価である。)上記で、式中、Mは
、元素周期律表の第1族および第■族、特にリチウム、
バリウム、カルシウムおよびストロンチウムから選択さ
れる金属陽イオンであシ、nけ、その金属陽イオンの原
子価である。このM2/noおよびNa2Ou、遊離の
M2/noおよびNa2Oであシ、一般に水酸化物およ
びゼオライト合成において効果を示すような極弱酸塩、
例えばアルミン酸塩、珪酸塩の形態でちる。また、上記
の「遊離Na20J  は、硫酸アルミニウム、硫酸、
硝酸等の添加によシ調節することができる。
水性反応混合物を調節するにあたり、使用する上記組成
物の酸化物の反応試剤源は、合成ゼオライトの製造に一
般に使用されるものである。
例えば、シリカ源は、珪酸ナトリウム、シリカゲル、珪
酸、水性コロイド状シリカゾル溶解シリカ、粉末シリカ
および無定形シリカ等である。
ミナ、アルミナ三水和物、アルミン酸ナトリウムおよび
アルミニウムの塩化物、硝酸塩、硫酸塩等の各種アルミ
ニウム塩等を使用することができる。M2/noによシ
表わされる金属酸化物は、水溶性塩の形態または水酸化
物の形態で反応混合物に添加はれる。ナトリウム陽イオ
ン源としてのNa2Oは、水酸化ナトリウム、アルミン
酸ナトリウム貰たけ珪酸ナトリウムの形態で添加され、
また、リチウム陽イオン源としてのL120け、水酸化
物、ハロゲン化物、硫酸塩、硝酸塩および塩素酸塩(L
1cto4)  等の形態で添加される。水性反応混合
物は、上記シリカ源、アルミナ源、アルカリ源、および
水を混合することによ少調製される。特に、好適なシリ
カ源は、珪酸ナトリウム、水ガラス、コロイド状シリカ
等でろル、アルミナ源は、アルミン酸ナトリウム、硫酸
アルミニウム等である。
この結晶性アルミノシリケートの製造にあたシ、水性反
応混合物の水分含量は重要であシ、前述の如く、該反応
混合物はH20/ (N a20 十M2/no)モル
比により表わして100以上、好ましくは500〜50
0以上の範囲の水分含量を有することが必要である。水
分含量を上記範囲に設定することによ沙反応試剤のゲル
の混合および攪拌も容易となる。
上記の如く、反応試剤を混合した後、反応混合物は、自
己圧において、約001〜約500℃の範囲で約001
〜約40時間維持される6結晶化に際して、水性反応混
合物中に鉱化剤を加えることによシ結晶化生成物の結晶
性を一層向上させることができ、無定形アルミノ珪酸塩
の生成を抑制することができる。鉱化剤としては、Na
C4+Na2003、Na2SO4+Na25e04 
KOL、  KBr 、  KF 、  Ba0j!4
 またはEaEr2等のアルカリ金属またはアルカリ土
類金属の塩を使用することができる。この場合において
、その添加液は、鉱化剤としての塩の陰イオンをX−(
n価の陰イオンは1価当量とする。)とするとき、好”
r、 シVr X−/5i02  モ#比は、約001
〜約20の範囲である。
生成した結晶性アルミノシリケートけ、濾過により溶液
から分離した後、水洗し乾燥する。
乾燥後、生成物を空気または不活性気体雰囲気中におい
て約200℃以上の温度で焼成することにより脱水する
本発明で用いられる水素型結晶性アルミノシリケートは
、上記の結晶性アルミノシリケート、  中に通常含ま
れるアルカリ金属、アルカリ土類金属等の金属カチオン
の一部又は全部を水素イオンに置換したものである。こ
の水素型への変換は、通常結晶性アルミノシリケートを
水溶性アンモニウム塩、例えば塩化アンモニウム、硝酸
アンモニウム−aWRアンモニウム、酢酸アンモニウム
等の水溶液で処理し、結晶性アルミノシリケート中の上
記金属カチオンをアンモニウムイオンに変換した後に焼
成するか、又は結晶性アルミノシリフートを酸、例えば
塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の水溶液等で処理して、含
まれる金属カチオンを水素イオンに変換することによっ
て達成される。但し、水素型の結晶性アルミノシリケー
トは、市販品が存在し、又合成も可能であるから、その
ような結晶性アルミノシリケートを使用する場合は、上
記の処理は不要である。水素型への変換によって、上記
金属カチオンを、その含有量が、金属酸化物として0.
05重量%以下、特に0.01重量%以下としたものを
用いるのが望ましい。
本発明で用いられる水素型結晶性アルミノシリケートは
、シリカ(Si02)/アルミナ(Az2o3)比がど
のようなものも使用可能であるが、その比(モル比)が
60〜500、特に50〜500のものを用いるのが効
果的である。シリカ/アルミナ比をそのように高めるに
は、結晶性アルミノンリケードを、酸抽出処理、すなわ
ち、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸又は酢酸、ギ酸
等の有機酸と接触させ、アルミナを抽出することによっ
て達成できる。これらの酸の濃度は適宜選択できる。抽
出条件は、20〜120℃で1〜100時間接触させる
のが望ましい。抽出処理は2回以上行ってもよい。
さらに、上記の酸抽出処理に水蒸気処理を組合せてもよ
い。水蒸気処理は、水蒸気の存在下、結晶性アルミノン
リケードを150〜700℃、望ましくは300〜55
0℃の温度範囲で加熱処理するものである。
本発明において、水素型結晶性アルミノシリケートは、
粉末状又はベレット状、タブレット状等に成型した後反
応触媒として使用することができる。又、使用に当って
は空気中、300〜900℃で0.5〜10時間焼成す
るのが望ましい。
又、水素型結晶性アルミノシリケートは、反応触媒とし
て使用する前に、予め炭化水素と反応温度よりも高い温
度で接触させると、触媒活性を長時間持続させることが
できる。この前処理の際に使用する炭化水素は、どのよ
うな炭化水素でもよいが、オレフィン、ジオレフィン、
芳香族炭化水素等の不飽和炭化水素が望′ましく、特に
原料となる炭化水素混合物を用いるのが操作上有利であ
る。
前処理は液相又は気相で5不反応(原料炭化水素の接触
反応)の反応温度よシも高く300℃以下の温度で、1
0分〜5時間接触させるのが望ましく、IP+に液相で
、反応温度140〜200℃、反応時間05〜2時間、
液時空間速度(LH8V)1〜20時間−1の条件で行
うのが望ましい。
炭化水素混合物 本発明で用いられる炭化水素混合物は、イソブチン及び
1−ブテンを含有するものならばどのような混合物でも
用いることができるが、工業的には、例えば石油の精製
、分解、改質等により得られるC4  炭化水素の混合
物、石油の熱分解によりエチレンを製造する際に副生ず
るC4留分からブタジェンを除去したブタン−ブテン留
分或いはn−ブタン、イソブタンを含む炭化水素の混合
物の脱水素で得られるC4  炭化水素混合物等が有利
に用いられる。、これらの0番  炭化水素混合物はそ
のまま用いられる。
これらの炭化水素は、通常n−ブテン(1−ブテン、ト
ランス−2−ブテン、シス−2−ブテン)及びインブテ
ンの他に、n−ブタン、イソブタン、ブタジェン並びに
微量のC3炭化水素及びC5炭化水素を含む。これら各
成分の含有量は、特に限定されないが、高純度の1−ブ
テンの製造を目的とする場合は、少なくとも20モル係
の1−ブテン、0.1〜50モル係のイソブチンを含む
炭化水素混合物を用いるのが有利である。
本発明は、水及び/又すよブタノールの存在下、前記の
炭化水素混合物を、前記の水素型結晶性アルミノシリケ
ートと接触させて、該炭化水素混合物中に含まれるイソ
ブチンを選択的に低重合させるものであるが、低重合方
法は、固定床又は流動床に該アルミノシリケートを存在
でせ、核炭化水素混合物と水及び/又はブタノールを供
給して回分的或いは連続的に接触を行なわせるものであ
る。
反応は、気相又は液相で、通常、20〜180℃の反応
温度、大気圧〜1o o ky/σ2の反応圧力で行な
われるが、望ましくは、液相、60〜140℃の反応温
度、上記の温度で液相を維持できる圧力(通常10〜5
0 kg/1yn2)の反応圧力という反応榮件である
。又、反応時間は、反応形式が回分式の場合、通常05
〜50時間であυ、連続式の場合、通常液時空間速度(
LH8V)が0.01〜50、好ましくけ01〜10原
料容量/時間/触媒容量(V/H/V )である。
低重合反応時に用いられるブタノールは、n−ブタノー
ル(NBA )、インブタノール(よりA)。
第二級ブタノール(SBA ) 、第三級ブタノール(
TEA )のいずれでもよいが、NBA及びよりAは、
イソブチンと反応してエーテルを生成することがらシ、
望ましくばSB、A及びTBAである。
水及び/又はブタノールの使用量は、その使用量が少な
過ぎる場合には、低重合用触媒のイソブチン低重合の選
択性及び低重合用触媒の活性劣化防止の改善には効果が
少なく、又過剰のそれを避けるためには低重合反応温度
を上げる必要がおυ、これによって低重合用触媒の選択
性を下げ、活性を劣化させることになる等の理由から、
該炭化水素混合物に対して0005〜2.0モル係、好
ましくは0.01〜1.0モル%、更に好ましくは0,
1〜05モル係である。
上記の低重合方法により、原料の炭化水素混合物中に含
まれるイソブチンは殆んど完全に低重合し、二量体、三
量体又はそれ以上の低重合体を与えるが、1−ブテンは
殆んど異性化又は(共)重合されない。
かくして得られたイソブチンの低重合体は、インブテン
に比べ沸点が著しく高いことから5イソフテンとの分離
が困難であった1−ブテンを容易に分離することができ
る。その分離方法は特定するものではなく、蒸留等の公
知の方法を採用すればよい。
こうして、イソブチンを殆んど含まない留分を得ること
ができるが、更にその留分がら1−ブテンを分Alt回
収する方法は、特定の方法を採る必要がなく、通常行な
われている蒸留、抽出、抽出蒸留等の方法で行なえばよ
い。
発明の効果 本発明の方法により、原料の炭化水素混合物中に含まれ
るイソブチンを、1−ブテンの2−ブテンへの異性化及
び1−ブテンの(共)重合を殆んど起すことなく、殆ん
ど完全に、1−ブテンとの分離が容易な二量体又は三量
体以上の低重合体に転換することができ、その低重合体
の除去工程を組み合せると、イソブチンを完全に除去す
ることができる。従って、該低重合体を除去した留分か
らイソブチン分殆んど含まない高純度の1−ブテンを回
収することができる。
更に、本発明に係る水素型結晶性アルミノシリゲートの
活性劣化は殆んどなく、長期間安定したイソブチンの低
重合を持続することができる。
以下、本発明を具体例にょシ詳細に説明する。
なお例における係は、特に断らない限シ重量規準である
実施例1 低重合用触媒の調製 シリカ/アルミナ(モル比)〔以下、s / Aという
。〕1o%Na2O含有量6.2%で下記のX線回折図
形を有する市販のNa型合成モルデナイト成型品(ツー
トン社製、商品名ゼオロン900 Na )  を、2
規定の塩酸を該モルデナイト112当シ15CC用いて
80’Cで1゜5時間処理し、更に同処理を一回行った
後、塩素イオンが検出されなくなる迄水洗し、110℃
で乾燥した。
1α16±[1,2強     !L97±0.02 
   H強9.15±[11,9強   6.46±0
.01   最強655十0.05    強    
 367±0.01     強580±o、os  
   強     622±0.01     強次に
、水蒸気を10%含む熱空気で700’C23時間処理
(水蒸気処理)した後、12規定の塩酸fr:Uモルデ
ナイト17当り15匡用いて、90℃で8時間処理し、
塩素イオンが検出されなくなる迄水洗し、110℃で乾
燥、空気中700℃で6時間焼成して、 Na2O含有
量0、013係、S/A114の水素型モルデナイト成
型品(触媒A)を得た。このモルデナイト成型品をX線
分析したところ、上記と同じX線回折図形を示し、七ル
デナイト結晶構造を保持していることが判った。
イソブチンの低重合反応 上記で調製した触媒Aを充填した筒状反応器に、C4炭
化氷菓混合物(イソブチン1.5モル係、1−ブテンろ
0モル係、2−ブチ245モル係、ブタン23,5モル
係)並びに水及び/又はブタノールCSBA (第二級
ブタノール)又はTBA (第三級ブタノール)〕を供
給し、第1表に示す反応東件でイソブチンの低重合反応
を行った。得られた生成物をガスクロマトグラフ分析し
、イソブチンの転化率及び1−ブテンの損失率を第1表
に記載した。
なお、実験番号5で得られた低重合生成物は、分析の結
果92モモル係・fツブテンの二量体であシ、8モル係
がインブテンの三量体以上の低重合体であることが判シ
、これは本発明の方法が二量体への選択性が極めて高い
ことを示している。
比較例1 実施例1において、水及びブタノールを使用しない以外
は実施例1と同様にして(反応温度は50℃)、インブ
テンの低重合反応を行い、その結果を第1表に示した。
実施例2 低重合用触媒の調製 実施例1で触媒A調製の原料として用いた市販の合成モ
ルデナイト成型品を、12規定の塩酸を該モルデナイト
1v当υ15CC用いて90℃で20時間処理した後、
塩素イオンが検出はれなくなる迄水洗し、120℃で乾
燥後、更に空気中600℃で6時間焼成して、Na2O
含有鼠0.08係、S/A20の水素型モルデナイト成
型品(触媒B)を調製した。上記と同様の塩酸処理(9
0℃で20時間)を2回、上記の市販合成モルデナイト
成型品に施した以外は、同様にして、Na2O含有io
、03%、S/ A 52の水素型モルデナイト成型品
(触媒C)を調製した。
更に、実施例1で調製された触媒Aに、触媒Aを調製す
る際に行った水蒸気処理及び塩酸処理を繰り区すことに
よってシリカ/アルミナ比を高めて、触媒D(Na20
 0.005%、B/h198)、触媒E (Na2O
0,003%、S/A476)、触媒F (Na2O[
1,002%、s / A377)を調製した。
上記のようにして調製した各触媒は、いずれも原料とし
て用いた市販合成モルデナイトと同じX線回折図形を示
した。
イソブチンの低重合反応 上記で調製された各種の触媒を用いて、実施例1の実験
番号5と同一条件下でイソブチンの低重合反応を行った
。それらの結果を222表に示した。
第  2  表 130 52 99.8 3,4 95.4 3.25
 A  114 99.3 2,8 95.9 2.3
14 D  I9B  99.0 3.0 95.2 
2.715 B  476 9a4 3.2 94゜7
2.916 F  577 95.6 4.9 86.
1 4.5実施例6 触媒Aを充填した筒状反応器へ、C4炭化水素混合物工
(イソブチン5.2モル係、1−ブテン32,6モル%
、2−ブテン37.5モル%、ブタン247モル%)又
はC4炭化水素混合物■(インブテン168モル係、1
−ブテン31.5モル%、2−ブテン658モル係、ブ
タン15.9モル%)と、これらの原料炭化氷菓に対し
てo、sモル%のTBAを、LH8V 1. OV/H
/V ノ速度で供給し、温度80℃、圧力35 kg7
cm2の条件下で、イソブチンの低重合反応を行った。
それらの結果を第3表に示した。
第6表 17  1   99.2  3,2  93.8  
2.518   II    99.3  4.3  
9o、7  6.9実施例4 低重合触媒の調製 純水1502中に硫酸アルミニウム91り、濃硫酸1,
1v、塩化ナトリウム14fを溶解し、これに水ガラス
(3号水ガラス−日本工業規格制定)492を添加し、
1.5 Na2O+ A12o3”17、 OSin、
・641H20からなる組成を有する水性反応混合物を
得た。この混合物を1時間室温にて熟成した後5オート
クンーブに張り込み速やかに昇温し、180℃にて20
時間加熱した。
得られた固体生成物は室温迄冷却して沖過し、十分水洗
した後5110℃で乾燥した。
生成物の一部を、空気中700℃で焼成した後、水を吸
着させて化学分析を行い、酸化物のモル比で表わして、
1.14 Na2O+ Al2O3”17、5 sio
、、・& 6 H2Oの化学組成を有し、かつX線分析
によりモルデナイトの結晶構造を有する合成結晶性アル
ミノシリケートであることが確められた。
上記で得られた該アルミノンリクートに、実施例1にお
ける触媒Aの調製の際と同様の塩酸処理、水蒸気処理を
施し、Na2O含有量0.08係、S/A97の水素型
結晶性アルミノシリケートの粉末を得た。次いで、この
粉末を、バインダーとしてのアルミニウムヒドロゲルと
焼成後の重量比が7:3となるように混合し、水を加え
て混練後1.5 msφx4閾のベレットに押出成形し
た。このベレットを110℃で乾燥後、空気中、600
℃で6時間焼成して低重合触媒(触媒G)を調製した。
イソブチンの低重合反応 触媒Gi実縮例1と同様に筒状反応器に充填し、C4炭
化水素混合物(インブテン1.5モル係、1−ブラフ3
0モル係、2−ブラフ45モル係、ブタンその他235
モル係)並びに第4表に示す没の水及び/又はブタノー
ルを第4表に示す反応条件下で供給してイソブチンの低
重合反応を行った。得られた生成物をガスクロマトグラ
フ分析し、イソブチンの転化率及び1−ブテンの損失率
を第4表に示した。
なお5実験番号21で得られた低重合体生成物は、分析
の結果90モモル係イソブチンの二砕体であり、10モ
ル係がイソブチンの三量体以上の低重合体であることが
判った。
比較例2 実施例4において、水及びブタノールをf用しない以I
Aは実施例4と同様にして(反応温度は50℃)、イソ
ブチンの低重合反応を行い、その結果を第4表に示した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)イソブチン及び1−ブテンを含有する炭化水素混合
    物を、水及び/又はブタノールの存在下、水素型結晶性
    アルミノシリケートと接触させることからなる炭化水素
    混合物中のインブテンを低重合する方法。 2)ブタノ−ルが第二級ブタノール又は第三級ブタノー
    ルである特許請求の範囲1)項記載の方法。 3)水素型結晶性アルミノシリケートが30〜s o 
    o ノシ!7 カ(5ioz)/アルミナ(Az、o3
    )(モル比)を有するものである特許請求の範囲1)項
    又は2)項記載の方法。
JP58102886A 1983-06-10 1983-06-10 イソブテンの低重合法 Pending JPS59227830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58102886A JPS59227830A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 イソブテンの低重合法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58102886A JPS59227830A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 イソブテンの低重合法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59227830A true JPS59227830A (ja) 1984-12-21

Family

ID=14339343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58102886A Pending JPS59227830A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 イソブテンの低重合法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59227830A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003519671A (ja) * 2000-01-14 2003-06-24 アルコ ケミカル テクノロジィ, エル.ピー. オレフィンの選択的オリゴマー化
JP2004505008A (ja) * 1999-12-23 2004-02-19 エクソンモービル ケミカル パテンツ インコーポレイテッド イソブテンの選択的二量化方法
JP2009511473A (ja) * 2005-10-07 2009-03-19 ライオンデル ケミカル テクノロジー、 エル.ピー. 選択的なオレフィンオリゴマー化

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742639A (en) * 1980-08-28 1982-03-10 Toa Nenryo Kogyo Kk Purification of n-butene
JPS57108023A (en) * 1980-12-26 1982-07-05 Toa Nenryo Kogyo Kk Oligomerization catalyst for isobutene

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742639A (en) * 1980-08-28 1982-03-10 Toa Nenryo Kogyo Kk Purification of n-butene
JPS57108023A (en) * 1980-12-26 1982-07-05 Toa Nenryo Kogyo Kk Oligomerization catalyst for isobutene

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004505008A (ja) * 1999-12-23 2004-02-19 エクソンモービル ケミカル パテンツ インコーポレイテッド イソブテンの選択的二量化方法
JP4691303B2 (ja) * 1999-12-23 2011-06-01 エクソンモービル ケミカル パテンツ インコーポレイテッド イソブテンの選択的二量化方法
JP2003519671A (ja) * 2000-01-14 2003-06-24 アルコ ケミカル テクノロジィ, エル.ピー. オレフィンの選択的オリゴマー化
JP2009511473A (ja) * 2005-10-07 2009-03-19 ライオンデル ケミカル テクノロジー、 エル.ピー. 選択的なオレフィンオリゴマー化

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4499313A (en) Process for hydration of olefins
US4329532A (en) Process for the preparation of aromatic hydrocarbon mixture
US4544793A (en) Crystalline zeolite, method of preparing same and process for the production of olefins using same as catalyst
US4548913A (en) Catalyst, a process for its preparation and an isomerization process in the presence of this catalyst
JPS6345646B2 (ja)
JPS6241574B2 (ja)
US5003125A (en) Process for oligomerizing light olefins
JP2002509477A (ja) アルキル化触媒およびその応用
JPH0455178B2 (ja)
US4772456A (en) Process for preparing crystalline silicas
JPS59227830A (ja) イソブテンの低重合法
JPS5845111A (ja) 結晶アルミノ珪酸塩及びその製造法
KR910004135B1 (ko) 탈수소화 공정에 의한 비닐방향족 탄화수소의 제조방법
JPS6254406B2 (ja)
US5683673A (en) Process for the manufacture of a zeolite
EP0739308B1 (en) Process for the manufacture of a zeolite
JPS6221337B2 (ja)
CA1212659A (en) Catalysts for oligomerization of isobutene
JPH035436B2 (ja)
JPH0118012B2 (ja)
JPS6248648B2 (ja)
JPS6158451B2 (ja)
JPH0339969B2 (ja)
JPH04240113A (ja) 金属含有ゼオライトおよびその製造法
JPH0359048B2 (ja)