JPS592271Y2 - 自動車ドアロックの遠隔操作装置 - Google Patents
自動車ドアロックの遠隔操作装置Info
- Publication number
- JPS592271Y2 JPS592271Y2 JP1980160268U JP16026880U JPS592271Y2 JP S592271 Y2 JPS592271 Y2 JP S592271Y2 JP 1980160268 U JP1980160268 U JP 1980160268U JP 16026880 U JP16026880 U JP 16026880U JP S592271 Y2 JPS592271 Y2 JP S592271Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- lock
- remote control
- control device
- car door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車ドアロックの遠隔操作装置に関するもの
である。
である。
従来の自動車ドアロックの遠隔操作装置は、第１図に示
す通り、操作部Ａにおいてモータ１を正逆方向に回転さ
せてクランク２とリンク３を介してロッド４に往復運動
を与え、このロッド４に連結されたワイヤー５に引張力
と押圧力を加え、ドアに設けたロックを解錠又は施錠す
るものである。
す通り、操作部Ａにおいてモータ１を正逆方向に回転さ
せてクランク２とリンク３を介してロッド４に往復運動
を与え、このロッド４に連結されたワイヤー５に引張力
と押圧力を加え、ドアに設けたロックを解錠又は施錠す
るものである。
即ち、ドアにおいてＢはロック駆動部、Ｃはロック部で
あり、ロック駆動部Ｂにおいてロックレバ−６が支点６
ａにより回動自在に設けられてその一側部に上記ワイヤ
ー５が連結され、その他側部にはロック部Ｃに達するロ
ッド７が設けられるもので、ロック部Ｃには更にロッド
８を介して室外ドアバンドル９が接続され、また該ロッ
クレバ−６にはインサイドロックノブ１０が接続されて
いる。
あり、ロック駆動部Ｂにおいてロックレバ−６が支点６
ａにより回動自在に設けられてその一側部に上記ワイヤ
ー５が連結され、その他側部にはロック部Ｃに達するロ
ッド７が設けられるもので、ロック部Ｃには更にロッド
８を介して室外ドアバンドル９が接続され、また該ロッ
クレバ−６にはインサイドロックノブ１０が接続されて
いる。
ところで、この場合に設けるモータ１は比較的小型であ
って回転数が高いので歯車減速装置が必要であり、その
為に作動中に発生する歯車音が不快感を与えていたもの
である。
って回転数が高いので歯車減速装置が必要であり、その
為に作動中に発生する歯車音が不快感を与えていたもの
である。
本考案は上記した点に着目し、モータに代えてソレノイ
ド駆動機構を採用することにより従来技術の欠点を解消
し得るようにしたものである。
ド駆動機構を採用することにより従来技術の欠点を解消
し得るようにしたものである。
以下本考案の一実施例について図面と共に説明すれば、
操作部Ａにおいて第２，３図に示される如くに自動車パ
ネルに固定されるケーシング１１を有し、このケーシン
グ１１内にはプッシュプル型ソレノイド１２が配置され
る。
操作部Ａにおいて第２，３図に示される如くに自動車パ
ネルに固定されるケーシング１１を有し、このケーシン
グ１１内にはプッシュプル型ソレノイド１２が配置され
る。
ソレノイド１２のプランジャ１３にはピン１３ａが固定
され、このピン１３ａにはケーシング１１に固定の軸１
４に中間部をもって軸着されたレバー１５の一側の長孔
１５ ａが係合する。
され、このピン１３ａにはケーシング１１に固定の軸１
４に中間部をもって軸着されたレバー１５の一側の長孔
１５ ａが係合する。
レバー１５の他側には長孔１５ｂが形成され、該長孔１
５ ｂにはケーシング１１内において往復運動可能に配
置されたロッド１６のピン１６ ａが係合する。
５ ｂにはケーシング１１内において往復運動可能に配
置されたロッド１６のピン１６ ａが係合する。
ロッド１６の一側には中立位置保持用コイルスプリング
１７が設けられる。
１７が設けられる。
このコイルスプリング１７の両側はロッド１６に対して
摺動自在に設けられた環状スリーブ１８．１８に当接し
、該環状スリーブ１８．１８の外側はロッド１６の環状
溝１６ ｂ、 １６ ｂに嵌合されたＥクリップから戒
るストッパー１９゜１９により支持されており、該環状
スリーブ１８．１８はケーシング１１の小径孔１１ ａ
に連続した大径孔１１ ｂにおいて移動自在であり、該
環状スリーブ１８．１８は小径孔１１ ａと大径孔ｉｉ
ｂ間の段部１１Ｃにそれぞれ衝合してロッド１６の中
立位置を保持しており、コイルスプリング１７はロッド
１６が施錠或いは解錠動作にしたがって図面における左
方又は右方へ移動した場合において図示の中立位置へ戻
すように付勢する。
摺動自在に設けられた環状スリーブ１８．１８に当接し
、該環状スリーブ１８．１８の外側はロッド１６の環状
溝１６ ｂ、 １６ ｂに嵌合されたＥクリップから戒
るストッパー１９゜１９により支持されており、該環状
スリーブ１８．１８はケーシング１１の小径孔１１ ａ
に連続した大径孔１１ ｂにおいて移動自在であり、該
環状スリーブ１８．１８は小径孔１１ ａと大径孔ｉｉ
ｂ間の段部１１Ｃにそれぞれ衝合してロッド１６の中
立位置を保持しており、コイルスプリング１７はロッド
１６が施錠或いは解錠動作にしたがって図面における左
方又は右方へ移動した場合において図示の中立位置へ戻
すように付勢する。
ロッド１６の他側には複数本のワイヤー２０が連結され
る。
る。
第４図は操作部Ａの他の実施例を示すものであり、この
場合にはプランジャ１３とロッド１６とは軸方向におい
て直接的に接続されている。
場合にはプランジャ１３とロッド１６とは軸方向におい
て直接的に接続されている。
第５図に示される如く、ワイヤー２０の他端はロッド２
１を介してロックレバ−２２に結合される。
１を介してロックレバ−２２に結合される。
即ち、軸２２ ａにより回動自在に設けられるロックレ
バ−２２のピン２２ ｂが該ロッド２１の長孔２１ ａ
に係合しており、インサイドロックノブ２３を押圧する
とロックレバ−２２は時計方向へ回動してドアロックを
施錠状態とし、逆に該ノブ２３を引き上げると解錠状態
となる。
バ−２２のピン２２ ｂが該ロッド２１の長孔２１ ａ
に係合しており、インサイドロックノブ２３を押圧する
とロックレバ−２２は時計方向へ回動してドアロックを
施錠状態とし、逆に該ノブ２３を引き上げると解錠状態
となる。
この場合において、ロックレバ−２２のピン２２ ｂは
ロッド２１の長孔２１ ａ内を移動するのでワイヤー２
０は移動しない。
ロッド２１の長孔２１ ａ内を移動するのでワイヤー２
０は移動しない。
第６図はワイヤー２０と前記ロッド１６との接続部を示
し、ワイヤー１６の端部に接続されるロッド２４に長孔
２４ ａが形成され、ロッド１６に固定した係合片２５
を該長孔２４ ａに位置させて遊びをもたせるようにし
ている。
し、ワイヤー１６の端部に接続されるロッド２４に長孔
２４ ａが形成され、ロッド１６に固定した係合片２５
を該長孔２４ ａに位置させて遊びをもたせるようにし
ている。
第７図においては、ロッド１６の端部に形成した連結具
２６の長孔２６ ａにワイヤー２０の端部に設けたロッ
ド２７の頭部２７ ａを摺動自在に位置させて遊びをも
たせている。
２６の長孔２６ ａにワイヤー２０の端部に設けたロッ
ド２７の頭部２７ ａを摺動自在に位置させて遊びをも
たせている。
本考案は上記した如くに操作部においてソレノイドと該
ソレノイドにより往復運動するロッドを有し、該ロッド
にはその往復動作時においてこれを中立位置に保持する
スプリングが設けられ、該ロッドにはドアロックのロッ
クレバ−に達するワイヤーが連結され、該ワイヤーの両
端部の少なくとも一方における接続部において軸方向の
遊び部分を設けて成るものであるから、自動車ドアロッ
クの遠隔操作を静かに操作することができ、これが迅速
に為し得られる特長を有する。
ソレノイドにより往復運動するロッドを有し、該ロッド
にはその往復動作時においてこれを中立位置に保持する
スプリングが設けられ、該ロッドにはドアロックのロッ
クレバ−に達するワイヤーが連結され、該ワイヤーの両
端部の少なくとも一方における接続部において軸方向の
遊び部分を設けて成るものであるから、自動車ドアロッ
クの遠隔操作を静かに操作することができ、これが迅速
に為し得られる特長を有する。
また本考案においては、上記ロッドに対してばねを２個
の環状スリーブ間において設けると共に該両層状スリー
ブをロッドとケーシングに共に係合させるので、２個の
環状スリーブはロッドの施錠又は解錠の両方向に対する
移動を許容しつつこの際に該ばねを圧縮し、よって１個
のばねにより該ロッドを常に中立位置へ復帰させ、該位
置を保持する。
の環状スリーブ間において設けると共に該両層状スリー
ブをロッドとケーシングに共に係合させるので、２個の
環状スリーブはロッドの施錠又は解錠の両方向に対する
移動を許容しつつこの際に該ばねを圧縮し、よって１個
のばねにより該ロッドを常に中立位置へ復帰させ、該位
置を保持する。
更にまた本考案においては、ロッドにドアロックのロッ
クレバ−に対する複数のワイヤを軸方向において同一範
囲の遊び部分を設けて連結して成るものであるから、ロ
ッドを中立位置に保持することとあいまって、複数のド
アロックを各ドア側において各別に解錠又は施錠操作し
得ると共に操作部のモータによりロッドを介して一斉に
複数のドアロックを施錠、解錠操作し得る。
クレバ−に対する複数のワイヤを軸方向において同一範
囲の遊び部分を設けて連結して成るものであるから、ロ
ッドを中立位置に保持することとあいまって、複数のド
アロックを各ドア側において各別に解錠又は施錠操作し
得ると共に操作部のモータによりロッドを介して一斉に
複数のドアロックを施錠、解錠操作し得る。
第１図は自動車ドアロックの遠隔操作装置の概略図、第
２図は本考案の要部を示す縦断面図、第３図は第２図の
ＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図、第４図は他の実施例について
の断面図、第５図はワイヤーの端部における遊び接続機
構の一実施例を示す正面図、第６，７図は同上の他の実
施例についての一部縦断平面図である。 Ａ・・・・・・操作部、１２・・・・・・ソレノイド、
１６・・・・・・往復運動するロッド、１７・・・・・
・中立位置保持用スプリング、２０・・・・・・ワイヤ
ー、２１ ａ、 ２４ ａ、 ２６ ａ・・・・・・遊
び接続部。
２図は本考案の要部を示す縦断面図、第３図は第２図の
ＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図、第４図は他の実施例について
の断面図、第５図はワイヤーの端部における遊び接続機
構の一実施例を示す正面図、第６，７図は同上の他の実
施例についての一部縦断平面図である。 Ａ・・・・・・操作部、１２・・・・・・ソレノイド、
１６・・・・・・往復運動するロッド、１７・・・・・
・中立位置保持用スプリング、２０・・・・・・ワイヤ
ー、２１ ａ、 ２４ ａ、 ２６ ａ・・・・・・遊
び接続部。
Claims (1)
- 操作部においてソレノイドと該ソレノイドにより往復運
動するロッドを有し、該ロッドの一側にはその往復動作
時において該ロッドを中立位置に保持するスプリングを
該ロッドに対して移動自在に設けた２個の環状スリーブ
間において設けると共に該内環状スリーブをロッドとケ
ーシングに共に係合させ、該ロッドの他端にはドアロッ
クのロックレバ−に達する複数のワイヤを軸方向におい
て同一範囲の遊び部分を設けて連結して成ることを特徴
とする自動車ドアロックの遠隔操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980160268U JPS592271Y2 (ja) | 1980-11-11 | 1980-11-11 | 自動車ドアロックの遠隔操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980160268U JPS592271Y2 (ja) | 1980-11-11 | 1980-11-11 | 自動車ドアロックの遠隔操作装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5782550U JPS5782550U (ja) | 1982-05-21 |
| JPS592271Y2 true JPS592271Y2 (ja) | 1984-01-21 |
Family
ID=29519258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980160268U Expired JPS592271Y2 (ja) | 1980-11-11 | 1980-11-11 | 自動車ドアロックの遠隔操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS592271Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2525295Y2 (ja) * | 1991-01-18 | 1997-02-05 | マツダ株式会社 | 車両のリッド開閉機構 |
-
1980
- 1980-11-11 JP JP1980160268U patent/JPS592271Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5782550U (ja) | 1982-05-21 |
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