JPH0516365Y2 - - Google Patents

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JPH0516365Y2
JPH0516365Y2 JP9838485U JP9838485U JPH0516365Y2 JP H0516365 Y2 JPH0516365 Y2 JP H0516365Y2 JP 9838485 U JP9838485 U JP 9838485U JP 9838485 U JP9838485 U JP 9838485U JP H0516365 Y2 JPH0516365 Y2 JP H0516365Y2
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lever
rotating member
locking
cam
case
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のドアに施すようにした車両用
ドアロツクの駆動装置に関する。
(従来の技術) この種装置として例えば特開昭59−109678号公
報に記載さているように、ロツク装置本体に、ロ
ツク位置とアンロツク位置とに揺動自在の施錠レ
バーを設け、該レバーに一端を軸支される作動レ
バーを、その中間でケースに軸支すると共に、そ
の他端でカムを介して動力により往復回動する回
転部材に連結させたものは公知である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしかかるものにおいては、カムは回転部材
の一面に形成されるらせん状のカム溝をもつて形
成し、該カム溝に作動レバーに設けた従動子を嵌
挿係合させているため、作動レバーのストローク
量は、回転部材内のカム溝の幅により決定され
て、その回転部材の半径より大きくとれないたと
共に、従動子はカム溝の内壁を滑動するため回転
部材の回転トルクを大きくとらなければならない
等の問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はかかる問題点を解決することを目的と
したもので、ロツク装置本体に、ロツク位置とア
ンロツク位置とに揺動自在の施錠レバーを設け、
該施錠レバーに、作動レバーの一端を軸支し、該
作動レバーの中間をケースに軸支すると共に他端
をカムを介して動力により往復回動する回転部材
に連結した車両用ドアロツクの駆動装置におい
て、前記作動レバーに、該レバーのケースとの軸
支点を中心とした左右一対の作用点を有するカム
を形成すると共に、該カムの作用点に相互に当接
する半径方向の突条を前記回転部材の一面に設
け、該回転部材の他面にコイル状の復帰ばねを嵌
挿する半円弧状の凹溝を前記突条を中心として左
右に延出させて設けると共に該凹溝に連続して半
円弧状の誘導溝を設け、該誘導溝に、ケースから
突設して前記ばねの端部を支承する一対のストツ
パを嵌挿させたことを特徴とする。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、1はロツク装置本体を示し、該本体1内に
は図示しない自動車の車体側のストライカに咬合
うラツチ、及び該ラツチに係合してその回転を防
止するラチエツト等公知の部材が設けられ、該本
体1の背面にはラチエツトの係合を解く開放レバ
ーが揺動自在に軸支され、該開放レバーの一端は
アウトハンドルに、他端はインナハンドルに連結
し、各ハンドルの操作で開放レバーは揺動し、ラ
チエツトのラツチ係合を解いてストライカを開放
し開扉を可能とする。また扉の施錠は開放レバー
とラチエツト間に介在させた施錠レバー2により
公知の手段で行われるシリンダ錠または室内のロ
ツクノブによる施錠操作を行うと各ハンドルを引
いてもラチエツトが作動せず、施錠状態を維持す
るようにしている。同様の該施錠レバー2も本体
の背面に揺動自在に軸支され、その一端はロツド
を介して室内のロツクノブに、その他端は外側扉
に設けたシリンダ錠に連結すると共に、その中央
にロツク装置に取付けたアクチユエータの作動レ
バー3を連結し、該作動レバー3は、ケース4外
の第1レバー5とケース4内の第2レバ6とに分
割され、該第2レバー6は第3図に示すように、
その一面の端部に支軸7を突設し、該支軸7を介
して第2レバー6はケース4内に軸支され、該支
軸7のケース4外の突出部には非円形の係合軸部
7aと該端部7aの先端に突出する截頭円錐状の
尖頭部7bとを設け、該係合軸部7aで第1レバ
ー5に設けた非円形の係合凹陥部8に係合させる
と共に該尖頭部7bで第1レバー5に設けた軸孔
9に圧入係合させ、更に第2レバー6は支軸7を
突設する頭部と、支軸7を中心として円弧状の嵌
挿孔10を開口する略円盤状の胴部と、ケース4
の内壁に設けた左右1対の衝壁11,11に当接
する回動規制片12を有する脚部とからなり、そ
の背面には嵌挿孔10の下縁から回動規制片12
に渉つて嵌挿孔10の両側に段差状の作用点1
3,13を有するカム14を形成し、該カム14
に嵌挿されて作用点13,13に当接する突条1
5を半径方向に突設する回転部材16を第2レバ
ー6の背面に重合し、該回転部材16の支軸17
は前記嵌挿孔10に嵌挿させると共に該回転部材
16はケース4に設けたモータ18の回転軸18
aと減速歯車18bを介して連動させ、更に回転
部材16はその背面にコイル状の復帰ばね19を
嵌挿する第1半円溝20と、ケース6の内壁から
突出する1対のストツパー21を嵌挿する第2半
円溝22とを連続して設け、かくて回転部材16
が回動されるとき復帰ばね19はその回動方向の
端部をストツパー21に保持されて圧縮され、そ
の圧縮力の解除により回動部材16は復帰ばね1
9により中立位置に復帰し、その突条15が回転
量ほど戻されて、両衝壁11,11の中間位置に
位置付けられ、この位置で突条15の半径方向軸
線上に回転部材16の支軸17と作動レバー3の
支軸7が並ぶようにした。
次にその作動を第4図に基づいて説明すると、
同図aに示すように施錠レバー2がロツク位置に
あるとき作動レバー3の回動規制片12はケース
4の左側の衝壁11に当接すると共に、回転部材
16の復帰ばね19は非圧縮状態に存してその突
条15を、両衝壁11,11間の中間位置で且つ
作動レバー3の右側の作用点13に当接してい
る。この状態でモータ18をアンロツク側に駆動
するとき回転部材16は同図bに示すように反時
計方向に回動してその突条15は右側の作用点1
3を押し上げ作動レバー3はその回動規制片12
がケースの右側の衝壁11に当接するまで回動さ
れて施錠レバー2をアンロツク位置に揺動させ、
この間復帰ばね19はケース側より第2半円溝2
2内に突出するストツパ21で、その一端が保持
されているため回転部材16の回動につれ、他端
が幅広の第1半円溝20の端壁で押し込まれて圧
縮され、そのモータの停止と同時に回転部材16
は同図cに示すように復帰ばね19の作用で作動
レバー3をその位置に残したまま中立位置へ復帰
してその突条15は左側の作用点13に当接し、
かつ衝壁11,11の中間位置へ位置付けられ
る。この状態からモータ18をロツク側に駆動す
るとき回転部材16は同図dに示すように時計方
向に回動してその突条15は左側の作用点13を
押し上げ作動レバー3はその回動規制片12がケ
ースの左側の衝壁11に当接するまで回動させて
施錠レバー2はロツク位置に揺動され、次いでそ
のモータ18の停止と同時に回転部材16は同図
aの状態に復帰する。
ところで各ドアのロツク装置本体の施錠レバー
がロツク位置にあるかアンロツク位置にあるか
は、運転者には解らないものであり、従つてロツ
ク位置にあるにも拘らず、モータ18をロツク側
に駆動するような誤動作の場合には、回転部材1
6は同図aの状態から同図dの状態に回動するだ
けで、突条15はカム作用点13の右側から左側
へ移動し、左側作用点13に当接しても作動レバ
ー3の回動規制片12はケース側の左側衝壁11
に当接状態にあるから、それ以上作動レバー3は
揺動することがなくモータの駆動停止回転部材1
6は再び復帰ばねにより復帰するたけで誤作動に
伴うトラブルは防止される。
またマニアル操作による施錠レバーの揺動は、
施錠から開錠の場合a図からc図のように、又開
錠から施錠の場合はc図からa図のように施錠レ
バーに連結して揺動する作動レバー3の回動規制
片12は揺動方向と逆側の衝壁11に当接してお
り、また回動部材16の突条15も揺動方向と逆
側の作用点13に当接しているので作動レバー3
は自由に開錠から施錠に、施錠から開錠へと揺動
し得る。
(考案の効果) このように本考案によるときは作動レバー3
に、該レバー3のケース4との軸支点7を中心と
した左右一対の作用点13,13を有するカム1
4を形成し、該カム14の作用点13,13に当
接する半径方向の突条15を回転部材16の一面
に設けたものであるから作動レバー3のケース4
との軸支点7とカム14の作用点13,13との
間隙は回転部材16の半径以上に大きくとれて作
動レバー3は小さな力で大きな出力が得られるた
め、その回転部材16の駆動力を小型化できると
共にカム14の作用点13,13は突条15によ
り押し上げられるためカムの滑動抵抗を少なくし
て円滑に作動でき而も回転部材16の他面にはコ
イル状の復帰ばね19を嵌挿する半円弧状の凹溝
20を前記突条15を中心として左右に延出させ
て設けると共に該凹溝20に連続して半円弧状の
誘導溝22を設け、該誘導溝22にケース4から
突設して前記ばね19の端部を支承する一対のス
トツパ21を嵌挿したものであるから回転部材1
6は復帰ばね19を介して施錠位置及び開錠位置
では、その突条15が回転部材16の回転中心1
7と作動アーム3のケース4との軸支点7とを結
ぶ線上に位置付けられると共に一方のカムの作用
点13に当接して保持されるため、回転部材16
の回転により作動レバー3は直ちに揺動され更に
ロツク位置におけるモータのロツク側への再駆動
によるものも回転部材16は空振り回動のみで作
動レバー3を作動させることがないのでそのモー
タの誤動作による破損が防止できる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので第1図は
ロツク装置本体の一部欠截正面図、第2図は背面
図、第3図は要部の分解斜面図、第4図は作動説
明図、第5図は要部の正面図である。 1……ロツク装置本体、2……施錠レバー、3
……作動レバー、4……ケース、7……支軸、1
3……作用点、14……カム、15……突条、1
6……回転部材、19……復帰ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツク装置本体に、ロツク位置とアンロツク位
    置とに揺動自在の施錠レバーを設け、該施錠レバ
    ーに、作動レバーの一端を軸支し、該作動レバー
    の中間をケースに軸支すると共に他端をカムを介
    して動力により往復回動する回転部材に連結した
    車両用ドアロツクの駆動装置において、前記作動
    レバーに、該レバーのケースとの軸支点を中心と
    した左右一対の作用点を有するカムを形成すると
    共に、該カムの作用点に相互に当接する半径方向
    の突条を前記回転部材の一面に設け、該回転部材
    の他面にコイル状の復帰ばねを嵌挿する半円弧状
    の凹溝を前記突条を中心として左右に延出させて
    設けると共に該凹溝に連続して半円弧状の誘導溝
    を設け、該誘導溝に、ケースから突設して前記ば
    ねの端部を支承する一対のストツパを嵌挿させた
    ことを特徴とする車両用ドアロツクの駆動装置。
JP9838485U 1985-06-28 1985-06-28 Expired - Lifetime JPH0516365Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9838485U JPH0516365Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9838485U JPH0516365Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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Publication Number Publication Date
JPS627561U JPS627561U (ja) 1987-01-17
JPH0516365Y2 true JPH0516365Y2 (ja) 1993-04-28

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ID=30966270

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9838485U Expired - Lifetime JPH0516365Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2662730B2 (ja) * 1988-03-31 1997-10-15 アイシン精機株式会社 ドアロック装置

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JPS627561U (ja) 1987-01-17

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