JPS5922662Y2 - 油入ブツシング - Google Patents
油入ブツシングInfo
- Publication number
- JPS5922662Y2 JPS5922662Y2 JP1221579U JP1221579U JPS5922662Y2 JP S5922662 Y2 JPS5922662 Y2 JP S5922662Y2 JP 1221579 U JP1221579 U JP 1221579U JP 1221579 U JP1221579 U JP 1221579U JP S5922662 Y2 JPS5922662 Y2 JP S5922662Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- gas
- insulating
- bushing
- filled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はガス絶縁電気機器に使用される油入ブッシン
グの改良に関するものである。
グの改良に関するものである。
一般にガス封入電気機器内部の絶縁性ガスのガス圧は3
〜4kg/cm2の圧力で用いられる。
〜4kg/cm2の圧力で用いられる。
しかし、ガス絶縁電気機器に用いられる油入ブッシング
のブッシング内圧力は、0.5〜1.0 kg/cm2
で゛あり、ガス側の圧力に比してかなり低いためバッキ
ングなどによるシール部が経年劣化などによりシール効
果を減じると、ガスがブッシング内に侵入する恐れがあ
る。
のブッシング内圧力は、0.5〜1.0 kg/cm2
で゛あり、ガス側の圧力に比してかなり低いためバッキ
ングなどによるシール部が経年劣化などによりシール効
果を減じると、ガスがブッシング内に侵入する恐れがあ
る。
第1図に従来のブッシングの構造を示しており、1はガ
ス側絶縁管、2は大気側絶縁管、3はブッシングをガス
絶縁電気機器に固着するためのフランジ、4は上記両絶
縁管1,2およびフランジ3を貫通した中心導体、5は
上記中心導体を絶縁した絶縁層、6は中心導体4の一端
と螺合された端子金具、7は上記中心導体4の他端に用
いられ上記面かい管と連通され膨張および収縮を吸収可
能なベローズ7aを有する膨張室、8は圧縮バネ、9は
止メ板、10は上記圧縮バネ8を圧縮する様に上記中心
導体4に螺合されたねしリングで、上記絶縁管1,2お
よびフランジ3の圧縮力を加えている。
ス側絶縁管、2は大気側絶縁管、3はブッシングをガス
絶縁電気機器に固着するためのフランジ、4は上記両絶
縁管1,2およびフランジ3を貫通した中心導体、5は
上記中心導体を絶縁した絶縁層、6は中心導体4の一端
と螺合された端子金具、7は上記中心導体4の他端に用
いられ上記面かい管と連通され膨張および収縮を吸収可
能なベローズ7aを有する膨張室、8は圧縮バネ、9は
止メ板、10は上記圧縮バネ8を圧縮する様に上記中心
導体4に螺合されたねしリングで、上記絶縁管1,2お
よびフランジ3の圧縮力を加えている。
11.12はガス油間のシールをしているパツキン、1
3.14は油−空気間のシールをしているパツキン、1
5はブッシング内の絶縁油である。
3.14は油−空気間のシールをしているパツキン、1
5はブッシング内の絶縁油である。
16はガス絶縁機器の一端、17はガス絶縁機器中のガ
ス部、18はそのシール用のOリングを示している。
ス部、18はそのシール用のOリングを示している。
この様な構造にあっては、ガス側パツキン11゜12の
経年劣化により圧力の高いガス17がパツキン11.1
2などよりブッシング内に侵入する。
経年劣化により圧力の高いガス17がパツキン11.1
2などよりブッシング内に侵入する。
ブッシング内に侵入したガスはある程度油中に溶解され
るが、ある限度以上になれば気泡となって油中を上部へ
昇っていく。
るが、ある限度以上になれば気泡となって油中を上部へ
昇っていく。
この気泡が電界内にあると油に比してガスの比誘電率が
小さいために気泡部の電界強度が大きくなり部分放電を
生じ、ブッシングの劣化やブッシング全体の絶縁破壊を
生じる原因になる。
小さいために気泡部の電界強度が大きくなり部分放電を
生じ、ブッシングの劣化やブッシング全体の絶縁破壊を
生じる原因になる。
またガスの漏れが続けば遂にはガス絶縁機器と同じガス
圧にまでブッシング内圧が上昇しベローズ7aが破壊す
るおそれもある。
圧にまでブッシング内圧が上昇しベローズ7aが破壊す
るおそれもある。
この考案は以上の点に鑑みてなされたものでシール性の
困難な高圧ガスのブッシング内への侵入の全くない油入
ブッシングを提供するものである。
困難な高圧ガスのブッシング内への侵入の全くない油入
ブッシングを提供するものである。
第2図はこの考案の一実施例を示すもので第1図のもの
と相当する部分には同一符号を付し詳細説明を省略する
。
と相当する部分には同一符号を付し詳細説明を省略する
。
19はガス側絶縁管1の外周に設けた第2のガス側絶縁
管、20.21はガス側のパツキン、ガス側絶縁管1,
19の間隙には絶縁油22を封入している。
管、20.21はガス側のパツキン、ガス側絶縁管1,
19の間隙には絶縁油22を封入している。
ブッシングのフランジ3にはベローズ23、油容器24
から構成される圧力抑制部を取り付け、ガス側絶縁管1
と第2のガス側絶縁管19の間隙内絶縁油22は通油管
26により油容器に連通される。
から構成される圧力抑制部を取り付け、ガス側絶縁管1
と第2のガス側絶縁管19の間隙内絶縁油22は通油管
26により油容器に連通される。
またベローズ23の内部は通気口27によりガス部17
と連通されベローズ23内にはガス絶縁機器のガスが充
満している。
と連通されベローズ23内にはガス絶縁機器のガスが充
満している。
この様な構造とすることにより、絶縁油22の温度変化
による体積変化はベローズ23の伸縮により吸収される
と共に、ベローズを介してガス部17のガス圧が常に加
えられており絶縁油22の圧力はガス部17の圧力と常
に等しい。
による体積変化はベローズ23の伸縮により吸収される
と共に、ベローズを介してガス部17のガス圧が常に加
えられており絶縁油22の圧力はガス部17の圧力と常
に等しい。
このため第2のガス側絶縁管19の端面のパツキン20
.21部の内外は同一圧力となり、ガスがパツキン20
.21を通ってブッシング内に侵入することはなくなる
と共に第2のガス側絶縁管19も薄いものでよくそれ程
機械的強度を有しない。
.21部の内外は同一圧力となり、ガスがパツキン20
.21を通ってブッシング内に侵入することはなくなる
と共に第2のガス側絶縁管19も薄いものでよくそれ程
機械的強度を有しない。
ガス側絶縁管1の外部の絶縁油22はガス圧と同圧とな
っているが、絶縁油のシールはガスのシールに比べては
るかに容易であるためガス側絶縁管1の端面のガスケツ
H1,12の設計は極めで容易となり、シールの信頼性
は極めて高くなる。
っているが、絶縁油のシールはガスのシールに比べては
るかに容易であるためガス側絶縁管1の端面のガスケツ
H1,12の設計は極めで容易となり、シールの信頼性
は極めて高くなる。
またベローズ23と油容器24の間に電気接点25を設
は油の膨張収縮によるベローズ23の伸縮では働かない
様に調整しておけば、仮にガスケツ)11,12部より
絶縁油22がブッシング内に侵入しても容易に検出する
ことができる。
は油の膨張収縮によるベローズ23の伸縮では働かない
様に調整しておけば、仮にガスケツ)11,12部より
絶縁油22がブッシング内に侵入しても容易に検出する
ことができる。
しがもこの場合ブッシング内絶縁油15に比べて絶縁油
22は少量であるのでブッシングの内圧上昇はわずかで
あり、また絶縁の低下も劣化も生じない。
22は少量であるのでブッシングの内圧上昇はわずかで
あり、また絶縁の低下も劣化も生じない。
また本考案によればガスケツ)−11,12よりの絶縁
油の侵入が生じてもブッシング内絶縁油を侵入量だけ抜
き取り油容器24に補充すればそのまま使用してさしつ
かえな〈従来のように緊急に処置する必要もなく保守、
管理上極めて容易となる。
油の侵入が生じてもブッシング内絶縁油を侵入量だけ抜
き取り油容器24に補充すればそのまま使用してさしつ
かえな〈従来のように緊急に処置する必要もなく保守、
管理上極めて容易となる。
なお、上記説明では大気中にて使用されるブッシングの
例を説明したが、大気側絶縁管21が絶縁油中で使用さ
れる場合も全く同様の効果が期待できる。
例を説明したが、大気側絶縁管21が絶縁油中で使用さ
れる場合も全く同様の効果が期待できる。
第1図は従来の油入ブッシングの断面図、第2図はこの
考案の一実施例を示す断面図である。 図中、1,19はガス側絶縁管、2は大気側絶縁管、3
はフランジ、11.12.20.21はパツキン、22
は絶縁油、23はベローズ、24は油容器、25は電気
接点を示す。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
考案の一実施例を示す断面図である。 図中、1,19はガス側絶縁管、2は大気側絶縁管、3
はフランジ、11.12.20.21はパツキン、22
は絶縁油、23はベローズ、24は油容器、25は電気
接点を示す。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)ガス絶縁電気機器に用いられる油入ブッシングに
おいて、ガス絶縁機器側絶縁管を2重に形威し前記絶縁
管の間隙に絶縁油を充填密封し、前記絶縁油の体積変化
を吸収変形するベローズをガス中に設けたことを特徴と
する油入ブッシング。 - (2)ベローズの寸法変化を検出する警報装置を設けた
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
油入ブッシング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1221579U JPS5922662Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 油入ブツシング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1221579U JPS5922662Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 油入ブツシング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55112332U JPS55112332U (ja) | 1980-08-07 |
JPS5922662Y2 true JPS5922662Y2 (ja) | 1984-07-06 |
Family
ID=28828069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1221579U Expired JPS5922662Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | 油入ブツシング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922662Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5400227B2 (ja) * | 2010-09-13 | 2014-01-29 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁電気機器 |
US9215825B2 (en) | 2010-12-17 | 2015-12-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas insulated switchgear |
-
1979
- 1979-01-31 JP JP1221579U patent/JPS5922662Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55112332U (ja) | 1980-08-07 |
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