JPS5922272A - デイスクのクランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばフロッピーディスク装置などに用いる
ことができるディスクのクランプ装置に関するものであ
る。

フロッピーディスク装置などに用いられるディスクのク
ランプ装置は、モータによって回転、鳴動されるスピン
ドルハブにディスク押圧部材を押圧することにより、デ
ィスク乞スピントルノ・ブとディスク抑圧部材とによっ
てクランプするようになっている。

第１図は従来のディスクのクランプ装置ヲ示しており、
モータによって回転駆動されるスピンドルハブ１に対し
押しつけられるべき略円錐状のコレット２は、キャリヤ
乙に緩く嵌められた軸４の先端部に緩く嵌められている
。ｌｌｌ１１１４はばね５によりスピンドルハブ１の力
に回って移動する向きに付勢されており、ストップリン
グ６によって上記イマ」勢力による移動が一定の限度で
規制されるようになっている。軸４にはまた軸受７が嵌
合され、軸受７により円錐状のコレット抑圧部材８が回
転自在に支持されている。軸受７はラジアル力回の力と
スラスト力回の力を受けることができるようになってい
る。抑圧部材８は、コレット２内に押し込まれると、半
径方向の偵数のスリノトヲ有するコレット２を押し拡げ
ることができるようになっているが、抑圧部材８とコレ
ット２との回に反発ばね９が介装されることにより、通
常は抑圧部材８がコレット２の内周面から引き離される
ようになっている。ばね５の弾力はばね９０弾力よりも
強（なっている。

次に、上記従来のディスククランプ装置の動作を説明す
る。まず、図示のようにスピンドルハブ１からコレット
２が引き離された状態においてこのスピンドルハブ１と
コレット２との間にディスク乞挿入し、ディスクの中心
孔がハブ１とコレット２の間に位置するようにセントす
る。仄に、キャリヤ３をスピンドルハブ１の方に回って
移動させコレット２をスピンドルハブ１の中心凹陥部に
嵌入さぜる。コレット２はそのフランジ部２ａによりデ
ィスクの中心孔の縁部乞スピンドルハブ１の端面に押し
つげる。コレット２の移動限界に達してもなおキャリヤ
３が移動させられてばね９が付勢されながらコレット抑
圧部材８がコレット２０）周縁部を押し拡げ、ディスク
中心馨スピンドル・・プ１の中心に合わせる。これ以上
のキャリヤ６０余分な移動はばね５によっ−て吸収され
る。そして、スピンドルハブ１がモータによって回転駆
動されると、スピンドルハブ１、コレット２、これらス
ピンドルハブ１とコレット２とによってクランプされた
ディスク、コレット抑圧都拐７が一体的に回転、駆動さ
れる。これら各部イｇ及びディスクの回転は、　１１１
＋受７の介装によって円滑に行なわれるようになってい
る。

このように、従来のディスククランプ装置によれば、軸
４が不５Ｊ欠のものであり、この軸４を中心としてコレ
ット２、コレット押圧部材８、軸受７などを組みイ１け
ているため、回転軸方向の寸法が大きくなると共に、軸
受７の構造が該雑になり、組立も面倒なものであった。

本発明の目的は、回転軸方向の寸法を小さくすることが
できると共に、回転部と非回転部との間に１個のボール
を介装すれば済むようにして構成及び組み立てを容易に
したディスクのクランプ装置乞提供することにある。

以下、図示の実施例によって本発明を説明する。

第２図において、符号１１はスピンドルハブ、１６はキ
ャリヤであり、スピンドルハブ１１は図示されないモー
タにより回転駆動されるようになっている。キャリヤ１
６には皿状のホルダ１４がスピンドル・・ブ１１の方に
向けて嵌合固着されている。

ホルダ１４にはコレット抑圧部材１８が緩く挿通されて
いる。コレット抑圧部材１８の外周部には、ディスク抑
圧部材としてのコレット１２が軸方向に相対移動可能に
嵌められている。コレット１２は略円錐形に作られてス
ピンドルハブ１１の中心凹陥部に嵌まることができるよ
うになっていて、そのフランジ部１２ａとスピンドルハ
ブ１１の端面との間でディスク２０の中心孔の縁部をク
ランプすることができるようになっている。コレット１
２にはまた放射状に複数の片開放溝が形成されて（・て
、その内方からコレット抑圧部材１８によって押される
ことにより外方に拡開づ−ることかできるようになって
いる。コレット１２とコレット抑圧部材１８との間には
、これら双方の部材を互いに引き離す向きに付勢する反
発ばね１９が介装されている。コレット抑圧部材１８か
らはスピンドルハブ１１の力に向って爪部１８ａが一体
に突出していて、爪部１８ａはボール受２１の外周縁部
の切欠に係合している。ボール受２１の外周線部はその
回転軸方向の移動によりコレット１２の内向フラン７部
１２ａに当接するようになっている。ホール化２１の中
心部はホルダ１４の方に向って立ち上がってボール受部
２１．ａが形成されていて、このボール受部２１ａによ
り１個のホ゛−ル１７が受は止められている。ボール１
７及びボール受部２１ａ　Ｋは、球面状の底部を有、１
−るばね受２２が波せられている。ばね受２２のフラン
ジ部２２ａとホルダ１４との間には、これら双方の部材
？互いに離間させる向きに付勢する反発ばね１５が介装
されている。ホルダ１４にはフランジ１４ａが形成され
てイテ、キャリヤ１３と一体的にホルダ１４がスピンド
ルハブ１１から離間１−る回きに移動するときフランジ
１４ａがコレット抑圧部材１８の中心孔の縁部に当接す
るようになっている。ばね１５の弾力ばばね１９の弾力
よりも強くなっている。

次に、上記実施例の動作を説明する。図示の状態は、デ
ィスク２０がコレット１２とスピンドルハブ１１との間
にクランプされた状態になって℃・る。

即ち、キャリヤ１６と一体にホルダ１４が移動すること
により、予め１５ｉ定位置に挿入されたディスク２０の
中心孔をコレット１２が貫いてコレット１２のフランジ
部１２ａがディスク２ｏの中心孔のｍＨｂｋスピンドル
ハブ１１に押しつける。コレット１２が限界位置まで移
動したあともコレ、／）押圧熱料１８はばね１９ン句勢
しながら移動し、コレット抑圧部材１８がコレット１２
ヲ内方から押してコレット１２を拡開させ、ディスク２
１の芯出しを行なう。このときコレット１２の内向きフ
ランジ７ｆＢ１２ｂがボール受２１−の外周縁部から離
間する。コレット押圧部材１８が限界位置まで移動した
あとは、キャリヤ１６及びホルダ１４だけがばね１５に
付勢しながら移動し、ホルダ１４のフランジ部１４ａが
コレット押圧部材１８の中心孔の縁部から離間する。こ
うしてディスク２０かクランプされた状態においてスピ
ンドルハフ１１カモークで回転駆動されると、スピンド
ルハフ１１と一体的にディスク２０．コレット１２、コ
レットホルダ１８、ボール受２１が回転駆動される。

これに対してキャリヤ１６、ホルダ１４、ばネ受２２は
回転しない。従って、１個のボール１７は回転系と非回
転系との間に介装されていて、ラジアル軸受とスラスト
軸受の役目をはたし、回転系の円滑な回転を・床障する
。

ディスクのクランプを７Ｍ除する場合は、キャリヤ１ろ
ケスビントルハブ１１から離間さぜる向きに移動させる
。キャリヤ１３の移動と共にホルダ１４も移動するが、
バネ受２２はばね１５によって付勢さ、ｈているハ・ら
、ばね受２２とボール１７とボール受２１の位置関係に
は変化がない。ボール受２１がある程度移動すると、そ
のフランジ部１４ａがコレット抑圧？ＮＩｆ　４７１Ｂ
に轟接して、それ以後はコレット押圧部材１８暑引き連
れて一体的に移動する。また、コレット押圧ｔＳＩＳ＋
１１１８は、その爪部１８ａがボール受２１に係合して
いるから、コレット押圧部材１８とともにボール受２１
も一体的に移動する。これに対してコレット１２はばね
１９によりスピンドルハブ１１の方に向って押圧された
ままであるが、コレット押圧部材１８の相対移動により
コレット押圧部材１８がコレット１２から離間し、コレ
ット１２はその外周部が自己の・弾力により渦少する。

ボール受２１がある程度移動するとその外周縁部がコレ
ット１２の内向きフランジ部ｉ２ｂ　Ｋ当り、その後は
コレット１２がスピンドルハブ１１から離間し、ディス
ク２０を取り出すことができる状態になる。

以上の説明で明らかな通り、上記実施１＋１によれば、
回転系と非回転系との間に１個のホールを介装するだけ
で、従来の装誼のように軸を中心として回転系と非回転
系とを組み付ける必要がないから、軸方向の寸法を小さ
くすることができ、また、従来のよ５に複雑なホールベ
アリングを使用づ−ることな（，１個のボールを使用す
れは足りるから、構成及び組立が容易になると（・う長
ノツ［がある。

次に、第６図の実施列を説明する。第６図にお（・で、
２０はディスク、３１はスピンドルハブ、６２はコレッ
ト、屁はキャリヤ、３５はばね、３６はばね受、６７は
ボール、３８はボール受を兼ねるコレット抑圧部材、３
９はばねである。コレット３２とコレット押圧都利３８
の外周部は交互に切り欠かれて（・て、図示のようにコ
レット５２がスピンドルハブ６１に押しつけられた状態
ではコレット３２の外周１隊の突出部がコレット押圧部
材３８の切欠部に、また、コレット押圧部材６Ｂの外周
縁の突出部がコレット３２の切欠部にそれぞれ交互にか
み合うようになっている。ばね５５はキャリヤろろとば
ね受ろ６との間に、また、ばねろ９はコレット３２とコ
レット抑圧部イＡ６８との１川に介装され、これらのば
ねによって互いに押圧しようとする向きに伺勢されたば
ね受３６とコレット押圧部材ろ８との間には１個のボー
ル３］が介装されている。キャリヤ易には保合部祠４０
が固層されていて、保合部材４０は、図示のようにコレ
ットろ２がスピンドルハブ３１に押圧さぜられた状態て
はどの部材にも接しないが、キャリヤ易が図にあ・いて
上方に移動１−るとき、まずコレット押圧部材３８の外
周縁部３８ａに当り、次にコレットろ２のフランジ状外
周線部ろ２ａに当るようになっている。はね３５の弾力
ははね３９の弾力よりも大きくなっている。

図示の状態は、キャリヤ３６がスピンドルハブ６１の方
に移動させられて、まず、コレット３２がスピンドルハ
ブ３１　Ｋ押圧され、コレット３２とスピンドルハブ６
１とによってディスク２１がクランプされ、次にばね３
９に抗しコレット押圧部材６８が押されてコレット５２
乞拡開させた状態にあり、さらに、ばね３５に抗しキャ
リヤ５６が押されて、係合部材４０がコレット６２及び
コレット抑圧部材ろ８の外周縁部から離間した状態にな
っている。この状態においてスピンドルハブ３１が回転
、駆動されルト、スピンドルハブ６１、コレットろ２、
コレット抑圧部桐３８などでなる回転系が、キャリヤ５
６、ばね受げ６６などでなる非回転系に対し、ホール６
７を境にして相対的に回転する。ディスク２０ヲ取り出
す場合は、キャリヤ５６を図において上方に移動させた
上で取り出す。部ち、キャリヤ６３が図において上方に
移動すると、まず、保合部材４０がコレット押圧部材６
８の外周ｍ　ｆ４ｔｉ　３８ａ　Ｙ持ち上けてコレット
抑圧部材５８ヲコレノト３２から離間させ、次に係合部
材４０がコレット３２の外周縁部３２ａ′！！１″持ち
上げてコレットろ２乞スビントルノ・プＳ１から離間さ
せる。従って、この状態においてディスク２０を取り外
すことができる。

このように、本発明によれば、回転系と非回転系と’ｃ
　ｉ（１＋を介して連結するのではなく、１個のボール
を介して連結したから、回転軸力向の寸法を小さくする
ことができると共に、構造の複雑なボールベアリングな
どを用いる必要がないから、構成及び組みケでの面単ブ
エディスクのクランプ装置馨提供することができる。ま
た、回転部と非回転部はある程度ホール３７を中心に相
対移動可能であるから、回転部及びディスクはスピンド
ルハフになじみ、自動調芯作用ももたらす点間おいて有
利である。

小発明は磁気ディスク、光学ディスク、その他のあらゆ
るディスクのクランプ装置として用（・ることがてきる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のディスクのクランプ装置の列馨示す縦断
面図、第２図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第６
図は本発明の他の実施例を示す縦断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　モータによって回転駆動されるスピンドルハブに、
   ディスク抑圧部材を押圧することによりディスクをクラ
   ンプするようにしたディスクのクランプ装置ｆｉにおい
   て、上記スピンドルと一体的に回転するディスク抑圧部
   材を有する回転系と、上記ディスク抑圧部材を保持する
   ための非回転系とを１詞のボールを介して連結したこと
   を時機とするディスクのクランプ装置。