JPS5921340B2 - 良好な加工性を有する微粒状の膨張可能なスチロ−ル重合物の製法 - Google Patents

良好な加工性を有する微粒状の膨張可能なスチロ−ル重合物の製法

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JPS5921340B2
JPS5921340B2 JP51052281A JP5228176A JPS5921340B2 JP S5921340 B2 JPS5921340 B2 JP S5921340B2 JP 51052281 A JP51052281 A JP 51052281A JP 5228176 A JP5228176 A JP 5228176A JP S5921340 B2 JPS5921340 B2 JP S5921340B2
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Description

【発明の詳細な説明】 泡状物質成形体は、工業的には微粒状の膨張可能なスチ
ロール重合物の膨張によつて製造される。
この方法において微粒状のポリスチロールはまず水蒸気
又は熱いガスを用いて、発泡により別々の粒子を生ずる
ようにその軟化点よりも高い温度に加熱される。粒子に
とつて自由膨張のための充分な空間が用いられるこの工
程は、予備発泡と呼ばれる。予備発泡させたスチロール
重合物を次ぎにしばらくの間(約24時間)貯蔵し、次
いで耐圧性の型の中で再び蒸気を用いて加熱することに
よりさらに膨張させると、この際空間の限界により制限
されて、粒子は相互に融着して用いられた型の内部空間
に一致する成形体を生ずる。この第2の工程は仕上げ発
泡と呼ばれる。成形体は変形を避けるため、その内部が
軟化点よりも低い温度に冷却した場合にはじめて型から
取り出すことができる。泡状プラスチツクは良好な断熱
体であるから、成形体の冷却には比較的長い冷却期間を
必要とする。
成形体をあとからの膨張を生ずることなくして最も早く
型から取り出すことができるまでの期間を、多くの場合
「型内滞留期間]と呼ぶ。離型可能性のための判定基準
としては、内部圧力がほとんど大気圧にまで低下するこ
とを用いることもできる。成形体を型から取り出したの
ち、多くはなおしばらくの間完全に冷却するまで貯蔵し
、次いでたとえばプロツクが取り扱われる場合には、切
断して断熱用の泡状物質板とすることができる。
経済上好ましい短時間重合法により、すなわち80〜8
5℃の重合温度において製造され、そして防炎性の有機
・・ロゲン化合物を含有する膨張可能なスチロール重合
物は、発泡に際して気泡数12〜15個/M7nの微細
気泡構造を有する泡状物質を形成する。この種の泡状構
造を有する泡状物質プロックは、離型してかられずかな
期間ののちにその側面が著しく落ち込む傾向を有するば
かりでなく、プロツク内部における融着が弱い。そのほ
か微細な泡状構造は0.0322Kca1/m・時・℃
よりも大きい好ましくない伝熱値(熱伝導率λ)(DI
N526l2によれば前記の値はなお許容される最高値
である)を生ずる。約3〜6個/Muの気泡数を有する
膨張可能なポリスチロールからの泡状物質は、この許容
される最高値よりも低い値を有する。
すなわちこれは一層良好な断熱材料である。ドイツ特許
出願公開第2104867号明細書によれば、80℃以
上において製造され防炎剤としての有機・・ロゲン化合
物を含有する膨張可能なスチロール重合物は、これがス
チロールに可溶なアンモニアのオキシアルキル化物又は
第一級もしくは第二級の脂肪族アミンを含有するならば
、良好に融着しかつ側面落ち込みの傾向のない泡状物質
プロツクに加工できることが知られている。
前記のオキシアルキル化物はアルカノールアミンとも呼
ばれる。本発明者らは予想外にも、スチロールに可溶な
水酸基不含のアミンであつて、後記式1の第一級、第二
級ならびに第三級のアミンが、有機・・ロゲン化合物を
含有する膨張可能なポリスチロールからの泡状物質プロ
ツクの重要な加工特性である「良好な融着性」及び「形
状安定性」にさらに好ましい影響を与えることを見出し
た。
この手段により製造された生成物は特に、一層改善され
た融着を有する泡状物質成形体に加工することができる
。さらに添加剤(アミン)の使用量と、加工特性である
「良好な融着性」及び「形状安定性」ならびに3〜12
個/1tTILの範囲における泡状物質の気泡数との間
には改善された相関関係が存在し、この際気泡数の減少
は同時に融着性及び形状安定性の改善を意味する。さら
に泡状物質成形体(プロツク)の型内滞留期間は泡状物
質の気泡数に対しある関係にあり、より高い気泡数は型
内滞留期間の短縮によつて生ずるので、変えることので
きるアミン添加量により、実際上用途に応じた生成物特
性の連続的な変化を達成することができる。本発明の、
アミンを含有するスチロール重合物はさらに、型内の仕
上げ発泡において変更される蒸気圧により左右される比
較的大きい加工の幅を有する。本発明は、スチロール及
び所望により普通のコモノマーを水性懸濁液中で、ラジ
カル形成開始剤を用いて80℃以上の温度において重合
させ、この重合の前又は重合中に、一般式(式中R,は
脂肪族又は脂環族の4〜20個の炭素原子を有する炭化
水素残基、R2は水素原子又は脂肪族もしくは脂環族の
1〜15個の炭素原子を有する炭化水素残基、R3は水
素原子又は脂肪族もしくは芳香族の1〜15個の炭素原
子を有する炭化水素残基を意味し、R2=R3=Hであ
る場合には、R,は6〜20個の炭素原子を有する)で
表わされる、懸濁液の有機相に可溶な水酸基不含のアミ
ンを加えることを特徴とする、スチロールに可溶な水酸
基不含のアミンをスチロール重合物に対し0.0001
〜1.0重量%含有する、ハロゲン化合物含有の膨張可
能なスチロール重合物の製法である。
アミンは水酸基を除いてはなお他の機能性基を有しても
よく、従つてアミンはたとえばジアミン又はアミノ酸も
しくはそのエステルであつてもよい。本発明に用いられ
るアミンの作用については、懸濁液の有機相中の良好な
溶解性のほか、塩基がある役割をすることが考えられる
本発明に用いられるアミンは、スチロール重合物に対し
0.0001〜1重量%、好ましくは0.001〜0.
1重量%の量において使用される。
すべての場合に使用すべき量は、添加された有機・・ロ
ゲン化合物の量に比して少ない。この物質は有機相、水
相又は反応混合物に、重合前、重合中又は重合の終り近
くに加えることができる。個々の場合に使用すべきアミ
ンの最適量は、加えられた・・ロゲン化合物の種類及び
量、ならびに重合における温度調節によつて定められ、
これは実験により容易に求めることができる。本発明の
スチロール重合物の製造における出発物質は、少なくと
も50重量%のスチロール及び所望により共重合成分と
してたとえばα−メチルスチロール、核ハロゲン化スチ
ロール、アクリルニトリル、アクリル酸もしくはメタク
リル酸と1〜8個の炭素原子を有するアルコールとのエ
ステル、N−ビニル化合物たとえばN−ビニルカルバゾ
ールあるいは一層少ない量のブタジエン又はジビニルベ
ンゾールを含有する単量体混合物である。
重合は好ましくは自体公知の粒状重合法により、80〜
130℃の温度において行なわれる。これは普通の手段
により1種又は数種のラジカル形成物質を用いて開始さ
れ、開始剤の例としては三級ブチルパーベンゾエート、
三級ブチルパーオクトエート、ジ一三級ブチルパーオキ
シド、ジベンゾイルパーオキシド又はこれらの混合物が
あげられる。有機ハロゲン化合物としては特に臭素化合
物、たとえば2〜20の平均重合度を有する臭素化され
たブタジエン又はイソプレンのオリゴマ一が用いられる
臭素化は完全でも部分的でもよい。代表的な例としては
次ぎのものがあげられる。1・2・5・6−テトラブロ
ムシクロオクタン、1・2・5・6・9・10−ヘキサ
ブロムシクロドデカン、たとえば3〜15の重合度を有
する、臭素化されたポリブタジエン及び1−(α・βジ
ブロムエチル)−3・4−ジブロムシクロヘキサン。
さらに本発明に用いられるアミンとの組合わせにおいて
、他の種類の化合物に属する次ぎのハロゲン化合物が有
効である。臭素化された燐酸エステル、核臭素化された
フエニルアルキルエーテル、ペンタプロムモノクロルシ
クロヘキサンならびに1・3・4−トリブロム−4−フ
エニルブタノン一(2)。有機ハロゲン化合物は0.0
5〜1重量%の量において、また防炎剤として用いる場
合には0.4〜3重量%の量において、膨張可能なスチ
ロール重合物に含有されていてよい。後者の目的にとつ
ては、協力作用物質たとえばジ一三級ブチルパーオキシ
ド、ジクミルパーオキシド、ポリーp−ジイソプロピル
ベンゾールなどの存在が有利なことがある。懸濁安定剤
としては有機の保護コロイドたとえばポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン又はポリビニルピロリドン
共重合物、あるいは鉱物性の懸濁助剤たとえば微細に分
散された燐酸トリカルシウム、硫酸バリウムなどを用い
ることができる。
本発明方法のための発泡剤としては、スチロール重合物
を溶解することなくかつその沸点が重合物の軟化点より
も低い液状又はガス状の有機化合物たとえば、脂肪族炭
化水素たとえばプロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン
又はシクロヘキサン、あるいは・・ロゲン化炭化水素た
とえば塩化メチル、ジクロルジフルオルメタン、トリク
ロルモノフルオルメタン又は1・2・2−トリフルオル
−1・1・2−トリクロルエタンが用いられる。
また発泡剤の混合物を用いることもできる。発泡剤は普
通には単量体に対し2〜20重量%、好ましくは3〜1
2重量%の量において用いられる。膨張可能なスチロー
ル重合物はさらに添加剤としてたとえば色素、充填剤及
び安定剤を含有することができる。
これは製造後には微粒状で、たとえば小球状で存在し、
そして一般に0.1〜6mT1L、好ましくは0.4〜
37nmの粒径を有する。これは常法により予備発泡さ
せた状態において、気密に閉鎖されない型の中で加熱す
ることによりさらに発泡させ、そして融着させてその寸
法が用いられた型の内部空間に適合する泡状物質成形体
とされる。本発明のスチロール重合物は優れた形状安定
性を有する成形体に加工することができる。約1×1×
0.5mの寸法を有する泡状物質プロツクは、離型のの
ちきわめてわずかな程度の側面落ち込みの傾向があるに
すぎない。この泡状物質の成形体又はプロックはさらに
、個々の粒子の特に良好な融着により特色づけられてい
る。従つてこれは特に良好な機機的安定性を有する。実
施例 1 実験1a 攪拌装置を備え、そして窒素を用いて洗浄された内容1
0001の耐圧容器に次ぎの混合物を装入する。
150DHの硬度を有する水454kg、酢酸ナトリウ
ム365r、スチロール412kg、アクリルニトリル
4.2kg、三級ブチルパーベンゾエート1.07kg
、ジベンゾイルパーオキシド632t1ジクミルパーオ
キシド825f7、1・2・5・6・9・10−ヘキサ
ブロムシクロドデカン2.7kg及びn−ドデシルアミ
ン21f7。
この混合物を閉鎖された容器中で攪拌下に80℃におい
て3時間、100℃において2時間、そして最後に11
5℃において7時間重合させる。フイケンチヤ一(ツエ
ルローゼヘミ一13巻、58頁、1932年)による8
5〜90のK値を有するポリビニルピロリドンの10%
水溶液15kgを、平均粒径が1,2〜1.6m7!L
となるように時期を選んで供給する。80℃に達してか
ら3.5時間後に、イソペンタン25重量%及びn−ペ
ンタン75重量%からの混合物30k9を10〜15分
間に容器に供給する。
得られた膨張可能なポリスチロール粒子を0.3重量%
の含水量となるまで乾燥したのち、これを市販の普通の
予備発泡装置中で蒸気の流れにより157/lのかさ比
重となるまで予備発泡させる。
予備発泡したものを続いて約24時間空気の侵入下に室
温において貯蔵する。次いでこれを100×50×10
0CrrLの寸法を有する市販の型の中で蒸気の作用下
に仕上げ発泡させて泡状物質プロックとする。加工の幅
を検査するため0.5〜0.9ゲージ気圧の加圧を有す
る蒸気を泡状物質プロツク製造のために使用する。前記
の蒸気圧範囲において、大きな側面の落ち込みがきわめ
て小さく(形状安定性)、かつきわめて良好な融着を有
するプロツクが得られ、これは加工の幅が比較的大きい
ことを示す。数値で表わした結果は後掲の表に示すとお
りである。
泡状物質プロツクの中央部から採取した泡状物質薄片(
厚さ約0.3m0につき、1m7!L当りの気泡数を顕
微鏡下で数え上げることによつて求める。
これは4.9個/U!となる。この泡状物質の断熱性の
検査によれば、熱伝導率=0.0308Kca1/m・
時・℃である。
実験1b aに記載のものと同じ混合物を用い、ただし2倍量(4
27)のn−ドデシルアミンの存在下に重合を行なう。
得られた生成物の前処理及び加工を実験1aの方法に従
つて行なうことにより、0.9ゲージ気圧の比較的高い
圧力を有する蒸気による処理下でも、大きな側面のきわ
めて小さい落ち込みを示すにすぎない泡状物質プロツク
が得られる。おだやかな条件下に製造された泡状物質プ
ロツクが示す側面の落ち込みはOである。数値で表わし
た結果は後掲の表に示すとおりである。実験1aと同様
にしてプロツクの中央部から切り取つた泡状物質薄片に
つき気泡数を求めると、これは3.9個/Mmとなり、
そして0.0296Kca1/m・時・℃の熱伝導率を
示す。実験1c 第3の実験においては実験1aに記載のものと同じ混合
物を用いて同じ条件下に、ただしN−N−ジシクロヘキ
シルアミン21f7の存在下に重合を行なう。
得られる膨張可能なポリスチロール粒子は、後掲の表か
ら知られるように、良好な寸法保持性及び融着性を有す
る泡状物質プロツクに加工することができる。プロツク
の中央部から切り取つた泡状物質薄片は4.8個/Mm
の気泡数を有し、そして実験1a及び1bと比較して好
ましい熱伝導率が予想される。実験1d 2倍量である427のN−N−ジシクロヘキシルアミン
を用いて、実験1aもしくは1cと同様な混合物を重合
させる。
この手段によつて得られる生成物は、きわめて良好な形
状安定性及び優れた融着性を有するプロツクに加工する
ことができる。型内で採用される0.9ゲージ気圧の最
高の蒸気処理圧力においてさえも、大きな側面のきわめ
てわずかな落ち込みが認められるにすぎない。加工の結
果は数値により後掲の表に示すとおりである。泡状物質
薄片の3.4個/mlの気泡数により、0.0322K
ca1/m・時・℃以下の熱伝導率が予想される。
実施例 2 実験2a 次ぎの混合物から出発する。
DH=15物の水454k9、酢酸ナトリウム3307
、スチロール387kg、三級ブチルパーベンゾエート
1.0k9、ジベンゾイルパーオキシド0.59k9、
1・2・5・6・9・10−ヘキサブロムシクロドデカ
ン0.25k9及びn−テトラデシルアミン8.57。
この混合物を閉鎖された容器中で攪拌下に90℃におい
て4時間、105℃において2時間、そして最後に12
0℃において3時間重合させる。
85のK値を有するポリビニルピロリドンの10%水溶
液15k9を、平均粒径が1.2〜1.6mmとなるよ
うに時期を選んで供給する。
90℃に達してから3時間後に、イソペンタン25重量
%及びnペンタン75重量%からの混合物30k9を1
0〜15分間に容器に供給する。
膨張可能なスチロール重合物の仕上げ処理及びその生成
物の加工試験を、実施例1aに示した方法と同様に行な
う。0.5〜0.9ゲージ気圧の蒸気圧範囲において製
造された泡状物質プロツクは、さきに行なわれた実験に
比して著しく少ないアミン使用量のため、わずかに増大
した側面落ち込みの傾向を示す。
しかし利点としてはより短い型内滞留期間が得られる。
融着性は変りなく良好である。より短い型内滞留期間と
調和して、泡状物質プロック中央部からの薄層の泡状構
造は一層微細であり、気泡数は74個/Mmである。
実験2b n−テトラデシルアミンの量を増加して217とし、他
の点では実験2aに記載のものと同じ混合物を重合させ
る。
同様な仕上げ処理及び加工試験によれば、実験2aによ
る生成物に比して著しく改善された形状安定性(大きな
側面の落ち込みの減少)を有する泡状物質プロツクが得
られる。同様に泡状構造の粗大化が認められ、顕微鏡下
で5.3個/Mmの気泡数が数えられる。熱伝導率の測
定値は0.0314Kca1/m・時・℃である。実1
験2C第3の実験においては実験2aに記載のものと同
じ混合物を用いて同じ条件下に、ただしN−ブチル−N
−2−エチルヘキシルアミン427の存在下に重合を行
なう。
得られる膨張可能なポリスチロール粒子は加工により良
好な寸法保持性及び優れた融着性を有する泡状物質プロ
ツクとすることができる。プロックの中央部から切り取
つた泡状物質薄片は37個/Muの気泡数を有し、実験
2a及び2bのものと比較して好ましい熱伝導率が予想
される。
実施例 3この実験においては次ぎの混合物を重合させ
る。
15実DHの硬度を有する水480kg、酢酸ナトリウ
ム3607、スチロール410k9、三級ブチルパーベ
ンゾエート1.2k9、ジベンゾイルパーオキシド0.
33k9、ジクミルパーオキシド0.82kg、ペンタ
プロムモノクロルシクロヘキサン3.5k9及びN−N
−ジヘキシルアミン21y0この混合物を閉鎖された容
器中で攪拌下に90℃において3時間、100℃におい
て1時間、110℃において1時間、そして最後に11
5℃において5時間保持する。
10%のポリビニルピロリドン水溶液(13kg)の添
加の時点は、平均粒径が1.4〜1.6m1Lとなるよ
うに選ばれる。
90℃に達してから2.5時間後にn−ペンタン31k
9を15分間に混合物に供給する。
仕上げ処理された膨張可能なスチロール重合物は、実験
1aの方法による加工試験に付される。
その製造に際して、型内で0.5〜0.9ゲージ気圧の
蒸気処理圧力を採用することのできるプロツクが得られ
、このものは大きな側面の著しい落ち込みは認められな
い。さきに行なわれた実験と同様にして、プロツクの中
央部から切り取つた泡状物質薄片につき気泡数を求める
と、これは4.2個/Mmであり、0.0298Kca
1/m・時・℃の熱伝導率を示す。
実施例 4この実験においてはハロゲン化合物であるペ
ンタプロムフエニルアルリルエーテルの存在下に次ぎの
混合物を重合させる。
5のDHの硬度を有する水450k9、酢酸ナトリウム
330y、スチロール420kg、アクリルニトリル4
.5k9、三級ブチルパーベンゾエート1.3k9、三
級ブチルパーオクトエート0.15k9、ジクミルパー
オキシド0.76k9、ペンタプロムフエニルアルリル
エーテル4.2k9及びN−N−ジシクロヘキシルアミ
ン2170この混合物を閉鎖された容器中で攪拌下に8
5℃において2時間、105℃において2時間、次いで
115℃において10時間重合させる。
10%のポリビニルピロリドン水溶液の添加の時点は、
平均粒径が1.4〜1.6m1となるように選ばれる。
85℃に達してから3.5時間後に、n−ペンタン75
重量%及びイソペンタン25重量%からの混合物26k
gを15分間に容器に供給する。
優れた融着を有する寸法安定性の泡状物質プロツクに加
工することのできる生成物が得られる。泡状物質プロツ
クの中央部から採取した泡状物※炙質薄片につき気泡数
を求めると、これは4.2個/朋である。断熱性の検査
によればこの泡状物質の熱伝導率は0.0302Kca
1/m・時。℃である。比較実験実施例1aと同様に実
験を行ない、ただし泡を調節するアミンを加えない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スチロール及び所望により普通のコモノマーを水性
    懸濁液中で、ラジカル形成開始剤を用いて80℃以上の
    温度において重合させ、この重合の前又は重合中に、一
    般式▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中R_1は脂肪族又は脂環族の4〜20個の炭素原
    子を有する炭化水素残基、R_2は水素原子又は脂肪族
    もしくは脂環族の1〜15個の炭素原子を有する炭化水
    素残基、R_3は水素原子又は脂肪族もしくは芳香族の
    1〜15個の炭素原子を有する炭化水素残基を意味し、
    R_2=R_3=Hである場合には、R_1は6〜20
    個の炭素原子を有する)で表わされる、懸濁液の有機相
    に可溶な水酸基不含のアミンを加えることを特徴とする
    、スチロールに可溶は水酸基不含のアミンをスチロール
    重合物に対し0.0001〜1.0重量%含有する、ハ
    ロゲン化合物含有の膨張可能なスチロール重合物の製法
JP51052281A 1975-05-09 1976-05-10 良好な加工性を有する微粒状の膨張可能なスチロ−ル重合物の製法 Expired JPS5921340B2 (ja)

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