JPS5921259Y2 - 三重断熱窓 - Google Patents

三重断熱窓

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Publication number
JPS5921259Y2
JPS5921259Y2 JP1978150810U JP15081078U JPS5921259Y2 JP S5921259 Y2 JPS5921259 Y2 JP S5921259Y2 JP 1978150810 U JP1978150810 U JP 1978150810U JP 15081078 U JP15081078 U JP 15081078U JP S5921259 Y2 JPS5921259 Y2 JP S5921259Y2
Authority
JP
Japan
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window frame
fittings
sliding
frame
window
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978150810U
Other languages
English (en)
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JPS5565381U (ja
Inventor
英昭 津川
Original Assignee
新日軽株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新日軽株式会社 filed Critical 新日軽株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は断熱効果がとくに増大された三重断熱窓に関
するものである。
窓の断熱性能を高揚するためには、引違い障子を内外二
重に建付けたいわゆる二重サツシが用いられている。
この種の二重サツシを構成する窓枠には、室内側端部か
ら室外側端部まで一体に連続する単一型と、内側の引違
い障子を建込む内側窓枠と外側の引違い障子を建込む外
側窓枠とを別体に形成し、内側窓枠とをその間に断熱材
を介在させて連結した分割型とが知られており、後者は
窓枠における熱伝達率が格段に小さいので前者よりも断
熱性に優れている。
しかしながら、窓枠及び障子框はともに熱良導性材料で
作られているため、二重サツシでもなお断熱性が完全で
はなく、とくに外気温が著しく低下する寒冷地では、あ
るいは夜間は、室内気温が低下される問題があった。
また、二重サツシにさらに雨戸を開閉できるようにした
ものも提案されているが、とくに夕方の外気温が低いと
きに、雨戸を閉めるために窓を一時開放しなければなら
ないので、室内の熱が外部に逃げてしまう欠点がある。
この考案は分割型窓枠の内側窓枠にさらに室内側におい
て断熱用建具を保持する嵌合部を一体状に設けて、内外
の引違い障子と断熱用建具とで窓開口部を三重に遮閉す
ることにより、断熱効果を格段に向上させた三重断熱窓
を提供することを目的とする。
次に、図面に基いて、この考案の一実施例を説明するF
lは半外付はタイプとされた外側窓枠であり、従来同様
に、上枠H1と、下枠S1、左右の縦枠J1とを、ビス
ホールとビスを用いる周知技術により、矩形に枠組みし
てなり、外側の引違い障子1,2を摺動自在に嵌合する
障子嵌合部a、l)及び網戸3を摺動自在に嵌合する網
戸嵌合部Cを備けているとともに、内障子嵌合部aより
も室内側において基枠から共通の垂直面に沿って外側に
延長する鍔状の取付縁4を有し、かつ、外側窓枠の室内
側端部に内周部から室内方向に突出する連結縁5が設け
られている。
また、基枠には補強壁6が必要に応じて形成されている
7は外装具切縁である。F2は内側窓枠であり、同様に
上枠H2と下枠S2と、左右の縦枠J2とを、ビスホー
ルとビスを用いる周知技術により、矩形に枠組みしてな
り、内側の引違い障子8,9を摺動自在に嵌合する障子
嵌合部d、eを有するとともに、内側窓枠の室外側端部
に前記外側窓枠の各連結縁5に対応して室外方向に突出
する連結縁10が設けられているほか、室内側端部に断
熱用建具11を摺動自在に嵌合保持する建具摺動部fを
一体状に備えている。
前記外側窓枠の連結縁5及び内側窓枠の連結縁10は、
それぞれ矩形に連続しており、前者の連結縁5のなす矩
形は後者の連結縁10のなす矩形よりも大きく、後者の
連結縁を前者の連結縁の内側に入子式に嵌合することが
できる。
そして、内側窓枠の連結縁10の外周にはあり溝状の凹
溝10′が形成され、その凹溝内に連結縁より外側に突
出する断熱材12が嵌着されている。
断熱材12も内側窓枠の周囲に沿って矩形に連続してい
る。
上述の構成により、まず、外側窓枠F1を室外側より前
記連結縁5を、まぐさ、窓台、柱からなる窓木枠13が
形成する窓開口部の内周面に当接するとともに、取付縁
4を窓木枠の室外側面に当接して、釘14をその取付縁
4から打込んで外側窓枠を建物に固定し、次いで、内側
窓枠F2を室内側より窓開口部内側に嵌合してその連結
縁10を前記外側窓枠の連結縁5の内側に前記断熱材を
圧縮しながら嵌合して外側窓枠の内側窓枠とを、その間
に介在された断熱材12で熱絶縁した状態で連結する。
そして、重ね合わされている連結縁5,10において窓
開口部内側よりねじ15を窓木枠にねじ込むことにより
、両窓枠を窓木枠に固定している。
必要ならば、さらに、内側窓枠の上枠H2,縦枠J2か
らもねし16′をねじ込んで、内側窓枠を一層堅固に固
定してもよい。
前記内側窓枠F2の建具摺動部fは、上枠H2の室内側
端部に窓木枠の室内側面よりも室内側において設けられ
た下方開口の案内溝f1と、下枠S2の室内側端部に窓
木枠の室内側面よりも室内側において設けられたレール
f2とからなっている。
レールf2は図示の例では戸車を載せる、凸条17と凸
条支持部18とから構成され、凸条支持部はその強度を
大きくするため角筒状に形成されているが、凸条支持部
は単純な平板状のものでもよく、あるいは、レールf2
は上方に開口する凹溝状のものであってもよい。
そして、前記建具摺動部は案内溝f1とレールf2とを
、室内壁面に沿って、窓開口部の左右いずれか一方、又
は双方の外側に延長させることにより、室内に開放され
た戸袋部f′を一連に備えており、建具をこの戸袋部f
1に摺動収納すること、窓開口部を全面開放することが
できる。
戸袋部f′1の末端には戸当り溝19と取付縁20を有
する補助縦枠J3が、前記取付縁より釘21を柱22に
打込むことにより取付けられている。
前記建具摺動部fの案内溝f1及びレールf2は窓木枠
の室内側面よりも室内側に位置するように設けられてい
るので、建具摺動部fを窓開口部よりも左右の外側に一
体に延長してこれを戸袋部とし、建具を摺動することに
より窓開口部の全面開放を行なうことが容易にできる。
建具摺動部の延長のしかたにより、建具の片引き、引き
分けのいずれも可能である。
断熱用建具fは熱貫流率の小さい材料で作られた既知の
任意の引戸でよく、窓開口部の間口に応じて一枚、又は
二枚以上が透性けられる。
透光性のものでもよいが遮光性のものを用いる場合(↓
、雨戸化りとなり、夜間の外来光を遮断できるととも(
二目隠しくこもなる。
前述のようにして窓枠F1.F2の取付け、補助縦枠J
3の取付けの終了後に壁下地23が固定され、内外の仕
上げ壁24.25及びコーキング材が施される。
図示の実施例では建具摺動部すが一条だけ形成されてい
る例を説明したが、建具摺動部は2条以上設け、建具を
用達い状に透性てもよい。
この場合は、建具摺動部を窓開口部の外側まで延長して
全開可能にしてもよいが、延長せずに、窓開口部内の一
方側に引寄せるようにしてもよい。
いずれにしても、取付けられた窓枠の各障子嵌合部に障
子1,2,8,9、及び建具摺動部に断熱用建具11を
それぞれ建込み、閉めると、窓は、外側の用達い障子1
,2と、内側の用達い障子8,9と、及び建具11とに
よって、三重に遮閉され、各用達い障子の間及び内側引
速い障子と建具の間に、比較的気密性の高い断熱空気層
27 、28が形成される。
従って、従来の二重窓に比し、格段に高い断熱効果が得
られる。
窓が三重に遮閉されるから、防音効果も従来の窓より著
しく優れていることはいうまでもない。
また、建具11が遮光性のものである場合はこれを開け
れば従来の二重サツシと同様に採光、外の望眺、通風が
可能である。
第3図に示すように、内側窓枠F2と建具摺動部fを別
体に形成し、一体的に接続してもよい。
別体構成とすることにより、外側窓枠F1と内側窓枠F
2とをその間に断熱材12を介在させてあらかじめ連結
し、これを室外側から窓開口部に嵌合して取付けたのち
、建具摺動部fを取付けることができる。
あるいは、内側窓枠F2の上枠H2と下枠S2の室内側
端部に室内方向に突出する連結縁27.28を設けると
ともに、建具摺動部を構成する案内溝f1及びレールf
2にそれぞれ室外方向に突出する連結縁29.30を設
けて、上梓の連結縁と案内溝の連結縁、及び下枠の連結
縁とレールの連結縁とをそれぞれの間に断熱材31を介
在させて、あるいは断熱材を介在させずに、重ね合わせ
、各連結縁をねじ32で連結固定してもよい。
このように、建具摺動部を別体に形成した場合は、断熱
建具11を全開可能に建付ける際に、内側窓枠を形成す
る型材と案内溝f1及びレールf2を形成する型材とを
格別に所定の長さに切断できるので、歩溜りがよい。
以上のように、この考案によれば、分割型窓枠を用いて
いるから、窓枠の熱伝導が遮断され、加えて、内側窓枠
の引違い障子よりも室内側に建具摺動部を設けてその建
具摺動部に断熱用建具を摺動可能に保持しているので、
全部の引違い障子及び断熱用建具を閉めたときは、窓は
三重に遮閉されるため、従来よりも格段に優れた断熱効
果を遮音効果が得られる。
また、断熱用建具に遮光性のものを用いる場合は、夜間
、光の漏出、侵入が防止され、目隠しにもなるので、安
全平穏な生活が可能である。
さらに、建具摺動部はもつとも室内側に設けられるから
、これを窓開口部から室内壁面に沿って外側に延長する
ことにより、断熱用建具をすべて窓開口部外側に摺動収
納して、窓開口部の全面開放ができるようにすることが
容易である。
そして、断熱用建具は室内に面するので、これに各種の
絵を描き、写真、壁紙等を貼ることにより、室内装飾用
に供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであり、第1図は縦
断面図、第2図は横断面図、第3図は他の実施例を示す
縦断面図である。 Fl・・・・・・外側窓枠、a、b・・・・・・外側引
違い障子の障子嵌合部、1,2・・・・・・外側引違い
障子、C・・・・・・網戸嵌合部、3・・・・・・網戸
、F2・・・・・・内側窓枠、d、e・・・・・・内側
引違い障子の障子嵌合部、8,9・・・・・・内側引違
い障子、f・・・・・・建具摺動部、fl・・・・・・
案内溝、f2・・・・・・レール、11・・・・・・断
熱用建具、f′・・・・・・戸袋部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)内側窓枠の引違い障子よりも室内側に断熱用建具
    を摺動可能に保持する建具摺動部を一体状に設け、この
    内側窓□枠と外側窓枠とを、その周囲の間に断熱材を介
    在させ、連結してなる三重断熱窓。
  2. (2)断熱用建具摺動部が窓開口部から室内壁面に沿っ
    て外側に延出され、断熱用建具が窓開口部を全面開放で
    きるようにしたことを特徴とする(1)項に記載の三重
    断熱窓。
JP1978150810U 1978-10-31 1978-10-31 三重断熱窓 Expired JPS5921259Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978150810U JPS5921259Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 三重断熱窓

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JP1978150810U JPS5921259Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 三重断熱窓

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Publication Number Publication Date
JPS5565381U JPS5565381U (ja) 1980-05-06
JPS5921259Y2 true JPS5921259Y2 (ja) 1984-06-22

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ID=29135461

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JP1978150810U Expired JPS5921259Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 三重断熱窓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6188432B2 (ja) * 2013-06-06 2017-08-30 トヨタホーム株式会社 建物の障子設置構造

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JPS5565381U (ja) 1980-05-06

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