JPS59207379A

JPS59207379A - 建築構造物

Info

Publication number: JPS59207379A
Application number: JP58082971A
Authority: JP
Inventors: 梅沢　芳郎
Original assignee: Taisei Corp
Current assignee: Taisei Corp
Priority date: 1983-05-12
Filing date: 1983-05-12
Publication date: 1984-11-24
Also published as: JPH0246509B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の分野・概要）この発明は、多数階のフロア−を有する建築構造物に関
し、内部に、複数のエレベータを設置した建築構造物に
おいて、その移動占有体積が小さくて済むような建築構
造物に関するものである。

〔従来技術とその問題点〕

近年、地価の高層と相俟って、ヰ築技術ソ向上により、
多数階のフロア−を有する建築構造物特に、超高層建物
が、数多く建てられている。そして、このような建築構
造物の需要は、今後増々増力１１するものと考えられる
。

ところで従来、超高層の建築構造物の、内部に設置され
るエレベータは、第１Ｊに示す如く、そ、の建築構造物
の内部において、低層用１０．中層用１１．高層用１２
．最高要用１３等、検数の系統に分けて設置されている
。なお、図中２，２は、荷物用エレベータであり、「・
」印は停止階を示すものである。また、これら複数の各
系統のエレベータは、全て１階を基点としてそれぞれ稼
動している。このため、前記複数の各エレベータの上下
移動のだめの必要な空間は、前記建築構造物の体積に対
して、その占める割合が大きくなシ、また、エレベータ
利用のだめの床面積は、建築構造物のの各フロア−の面
和に対しで、その占める割合か、低層階になるほど大き
なものとなる。このことは、該建築構造物の有効利用と
いう観点に照して、犬きブ欠点となる。更に、超高層建
物のエレベータ利用耶にとって、目的階が高層昭てなれ
ばなイはどエレベータの呼０出しに時間がかがったり、
例えば、甲潅階の人が高※階又は奄高シ脇へ移動する場
合には、一旦１階まで降りて、高層階ヌは最高層溜の求
めるフロア−へ行くこととなっこりして、移動がめんど
うである等、多々不都合があつた。

〔発明の目的〕

この発明の目的とするところは、前記の如き従来の欠点
乃至不都合を除去するとともに、建鍋構蹟物の体積中に
占める、エレベータ移動の占有空間、即ちその体積の占
める割合が相対的に小さくて済み、力つ、該建築構造物
のニレベーク利用者の、Ｈ的階への移動が、速やかに行
なうことができろ建築構造物を扶供することにある。

〔発明の要点）従来の工／ベークが、低層階用、中層階用、高層階用、
最高層階用等、複数の系統に分かれていて、その全てが
１階を基点として建築構造物に設置されているのに対し
、との発明の％留とするところは、建築構造物の階を、
例えば、低層階、中Ｖ階、高層階、最高層階等という複
数のブロックに分け、この各ブロック彷に、そのフロッ
ク内でのみ上下移動をする、各階停止のエレベータを設
け、この各ブロックへの連絡用に、急行のエレベータを
設置しゾにとにある。

〔発明のの実施例〕

次に本発明の実施例につき図面を用いて詐明する。

第２図は、本発明Ｑ〜実施例である建築構造物の正面縦
誌面図を示すものである。なお、第１図と同一の符号の
ものは向−のものを示す。同図は、多数階のフロア−を
有する建築構造物の具体例と′して、超高層の建築構造
物について適用したものを示している。図中、１は、５
４のフロア−を有する超高層建築構造物である。この建
築構造物１け、エレベータの駆動機械室のある４つの機
械階８ａ、８ｂ、８ｃ、８ｄを不している。そして、こ
の４つの機械段に区切られて、低層階、中層階、高層階
、最高層階と、４つのブロックが形成される。すなわち
、図にみるごとく、第１階から第１３階までが低層階て
あり、機械階８ａの第１４階から第２６階までが中層階
である。そ１Ｃ，機械菅８ｂの第２７階から第３９偕苔
でか高層階であり、機械階８ｃの第４０階から機械階８
ｄの第５４階までが最高層偕である。なお、各機械階は
、一般に避難階ともなつている。この４つのブロックに
対応して、各階停止のエレベータとして、それぞれ低層
階エレベータ３、中層階エレベータ４．高層階エレベー
タ５、最高層階エレベータ６が、建築構造物１に、それ
ぞれ図示の如く、中央部分に急行エレベータ７を挟んで
配置されている。また、これら４つのブロックへの連絡
のために、各ブロックの最下階に停止するように設けら
れたどの急行エレベータ７は、超高層建築構造物１のほ
ぼ中央に配置されている。建築構造物中の各エレベータ
を、このように１階を基点とぜずに、独立させて構成す
ることにより、低層階エレベータ３は、低層階において
のみ各階停止の上下移動をし、中層階エレベータ４ば、
中層階においてのみ各階停止の手下移動をし、高層階エ
レベータ５は、高層階においてのみ各階停止の上下移動
をし、最高層階エレヘータ６は、最高層階においてのみ
各階停止の］二下移動をする。

そして、これら各エレベータの制御は、低層階エレベー
タ３については８ａの桜椋階でなされ、中層階エレベー
タ４についてば８ｂの機械階でなされ、高層階エレベー
タ５についてば８ｃの機械階でなされ、最高層階エレベ
ータ６については、８ｄの機械服でなされる。寸だ、各
ブロックへの連絡用のエレベータ７は、各ブロックの最
下階以外は全て通過し、この制御は、機械階８ｃでなさ
れる。

この実施例によれは、全ての階におりるエレベータのし
める床面積は、急行ｒレベータと各停エレベータの２系
統のみのスペースを必要とするだけで、従来の方式（１
７階以下では４系統、３１階以下では３系統とエレベー
タの占める床面積が人さい）と比べてエレベータの占め
ろ床面槓は少なく、建物として有効に使用し得る床面積
が増大する。

第３図は、この発明の他の実施例を示す娃築構造吻の正
面縦断面図を示すものであり、図中、第２図に示すもの
と同一符号のものは、前記実施例と同一のものを示す。

前記実施例との構成上の相違は、低層階３、中層階４．
高層階５の各ブロックの最上階を１階だけ延長し、機械
階處で延ば１たものであって、９ａ、９ｂ、９ｃば、そ
れぞれそのフロア−を示すものである。捷だ、最高脅階
の最十階５４階に急行エレベータの停止階を設け、ここ
まで急行ユレヘ〜りを延長している。その作用は、前記
急行エレベータ７への連絡と、土層ブロックの各階停止
エレベータへの連絡である。

このようにすることによル、各ブロック間を各階停止で
も連絡でき、必要に応じて急行エレベータを待つことな
く、その移動時間を短縮できる。

ここツ、これら実施例において、各ブロックにおけるフ
ロア−の数をほぼ均等にすれば、との階へ行く場合でも
時間はほぼ等しくな９、代引偕、高層階の区別なく利用
できる。したがって、従来の如く、低層階、中層階、高
層階、最高層階等において、その停止階数を順次低減す
るような対策をとらなくて済むのである。特に、第３図
に示す実施例にあっては、異なる階層への移動が、短時
間でスト−ズに行なえる効果がある。

〔構成要素の応用・設計変更）前記の構成要素の急行エレベータ７は、前記各ブロック
の最下階に停止するように配置されているが、これを各
ブロックの中央階で停止１るように配置しても：い。壕
だ、特に、第３図に示すものにあっては、例えば、最上
階、最下階そして中央階と、各ブロックにおいて複数階
で急行エレベータを停止させることができる。さらに、
前記急行エレベータは、前記各ブロックのエレベータの
保守点検等の緊急事態の場合に備えて、各階停止ができ
るようにしてもよい。寸だ、急行エレベ−り及υ各ブロ
ックに配Ｑするエレベータは、必要に応じて級数配置群
シてもよい。

第３図の実施例においては、上のブロックの最下階が下
のブロックの最下階（延長した部分）と重複するもので
あるが、上のブロックの最下階側を延長して、下のフロ
ックの最上階と連絡させてもよい。これらの場合に、最
上階のみならす、下のブロックの上階部分の複数階が土
のフロアづの下階部分の複数階と重複させて配置するこ
とができ、急行エレベータは、これら重複部分の任滴の
階に停止させることかできるものである。

ところで、前記の実施例は、超高層建築構造物について
述べＣいるが、これは、超高層建築構造物に限定される
ものではなく、一般の多数階のフロアーを有する建築構
造物であってもよいことはもちろんである。

以上説明してきたが、急行エレベータの制御方法につい
ては特に掲示しないけれども、出社および退社時にのよ
うにこみあう場合は、急行エレベータを三つのクループ
に分けて、Ａのグループは、１階から１４階の間のみを
上下するようにし、Ｂのグループは１階から２７階寸で
の間を１４階にオイて停止することなく上下させ、Ｃの
グループは１階から４０階寸での間を１４階と２７階に
２いて停止することなく上下するようにす汎は、なお一
層円滑な移動が行える。また、前記の三つのクループの
他に１階から５４階寸での間を１４階。

２７階、４０階江おいて停止することなく上下する１つ
こりクループを作ってもさしっが乏−ない。

以上述べたように、エレベータの制一方法、烏、行エレ
ベータの停止階等は、必要に応じて適官設計変更なし得
るものである。

なお、本実流側においＣは、地上階についてのみ記述し
であるが、地下階については、せいぜい３乃至４階位し
かないと思われるので、急行エレベータ及び各停エレベ
ータの両刀、捷たけどちらか一方を、地下の各階におい
て乗降可能としてよいし、また、地下においてもそうと
うの階数を准する場合は、地上と同様に急行エレベータ
を、地下の最下階または必要な階において乗降可能とし
、地下の各階Ｋｈいては各階で乗降可能な、地下専用の
各階停止のエレベータを設けてもさしつかえない。

〔発明の効果〕

以上べた如き構成であるから、本発明にルっては、次の
如き幼芽・が得られ５゜（１）前記各エレベータの、上下移動のだめの必要空間
の、建築構造物の体積中に占める割合が、相対的に小さ
くなるので、該建築構造物の有効利用可能部分が増える
。

（２）本発明の翁用件は、その構造から、建築構造物の
階数が増えれば増えるほど大きなものとなる。

以上の如くであるから、本発明は、産業上の利益に大い
に貢献するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の建築構造物の正面縦断面図、第２図は
、本発明の一実施例を示す建築構造物の正面縦断面図、
第３図は、本発明の他の実施例を示す建築構造物の正面
縦断面図、図中１は建築構造物、３は低層階エレベータ
、４は中層階エレベータ、５は高層階エレベータ、６は
最高層階エレベータ、７は急行エレベータ、８ａ、８ｂ
、８ｃ、８ｄは様械階、９ａ、９ｂ、９ｃ、９ｄは他の
実施例の延長部分である。特許出願人大成建設株式会社代理人弁理」−４森哲也弁理士内藤嘉昭弁理士渭水正弁理士梶山佑是

Claims

【特許請求の範囲】

（１）多数階のフロアーを有する建築構造物において、
前記多数階を、複数の階を具える検数のブロックに分け
て、こわら各ブロックにおいてはそれぞれ各階停止のエ
レベータを設け、がっ、前記各ブロックの少ブくとも１
つの階に停止階を持つ急行のエレベータを前記各ブロッ
クへの連絡用に設けたことを重機とする建築構造物。
（２）上下に連続すＤフロックの下のブロックの最上階
を、その４のフロックの最下階ミで延長して上］のブロ
ック間で、最上階と最下階が重なるようにしたことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の建築構造物。