JPS59203537A - 内視鏡管路の洗浄方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内視鏡に組み込まれた各種管路を漢浄する内視
鏡管路の洗浄方式に胸する。

一般に、内視鈎には送気、送水、吸引などを行なうため
各種の管路が組み込まれている。したがって、使用済み
の内視鏡を洗浄する際にはその内視鏡の外表面ばかシで
なく、その各管路内も洗浄する必要がある。ここで云う
洗浄とは、管路内の汚染を取シ除く、いわゆる水洗いお
よびこの水洗い後に薬液を用いての消毒、さらに、この
消毒後の水洗いであって、通常は上記の順序で洗浄する
のが普通である。ところで、従来、その各管路内を洗浄
する方式では各管路の口金にそれぞれ洗浄液注入用チュ
ーブを接続するとともに、各管路の開閉弁を操作して開
通する状態に設定しておく必要がある。つま多、各管路
へ洗浄液注入用チューブを個別的に接続するとともに、
各開閉弁の切換え操作が必要であシ、その洗浄に際して
の操作が煩雑で面倒であった。

さらに、上記従来の洗浄方式によると、特に、開閉弁に
おける弁体の細部やシリンダの弁体で覆われている部分
の洗浄が不完全になシやすい重大な欠点があった。

そこで、本出願人は、既に上述のような問題を解消した
内視鏡管路の洗浄器具を特願昭５６−１１１９４０号と
して出願している。これは、内視鏡の操作部に設けられ
た送気送液シリンダと吸引シリンダとから洗浄液を供給
し、各管路に送液してその内周面と上記両シリンダの内
周面を同時に洗浄できるようにしたものである。

すなわち、送気送液シリンダおよび吸引シリンダに内挿
されている開閉弁を抜去し、開口したシリンダにアダプ
タを装着する。そして、このアダプタと接続する送液チ
ューブを送液ポンプに接続し、との送液ポンプからの液
体をアダプタを介して上記各シリンダに供給し、このシ
リンダから送液管路、送気管路および吸引管路に送液し
て内視鏡の先端部の吸引口体、ノズルおよびコネクタ部
の送気口体、送液口体および吸引口体から流出して洗浄
するように橙っている。

ところが、内視鏡の各管路はその内径が異方る。具体的
に述べると、一般に送気管路および送液管路は細く、吸
引管路は太いが、これら同一管路においても内視鏡の挿
入部側の管路は細く、ライトガイドケーブル側の管路は
太く構成されている。したがって、これら各管路を連通
させる上記シリンダから送液しても流路抵抗の小さい管
路へ集中して流れ、活路抵抗の大きい管路には洗浄液が
充分に流れない。つまシ、ずべての管路を確実に洗浄で
きないという欠点がある。

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、内視鏡の各管路に対する接続が容易で
あるとともに、各管路および開閉弁用シリンダ内などを
確実に洗浄できるようにした内視鏡管路の洗浄方式を提
供することにある。

以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図中１は内視鏡であシ、この内視鏡１は挿入部２、
操作部３およびライトガイドケーブル４とから構成され
ている。この内視鏡１の内部には後述するように各種の
管路が組み込まれている。まず、挿入部２、操作部３お
よびライトガイドケーブル４にわたって送気管路５と送
ＰＪ、管路６とが挿入配置されている。送気管路５と送
液管路６の先端は合流して挿入部２の先端に設けた送気
送液用ノズル７に接続され、上記送気送液用ノズル７は
観察窓（図示しない。）の外表面に向けて設けられてい
て、その観察窓の外表面に向けて洗浄液および空気を吹
き付けるようになっている。上記ライトガイドケーブル
４の延出先端にはコネクタ部９が設けられ、このコネク
タ部９には送気管路５に連通ずる第１および＠２の送気
口体Ｊ　Ｏ、Ｊ　Ｊ、送液管路６に連通する送液口体１
２および後述する吸引用管路に連通ずる吸引ロ体１３宇
耕櫻巻≠フ旧＃＝＝がそれぞれ設けられている。そして
、上記第１の送気口体１０はコネクタ部’Ｊｆ：″）Ｙ
：、源装置（図示し力い。）に装着したときその光源装
置内の送気ポンプに接続されるようになっている。ま苑
、第２の送気口体１１と送液口体１２はそれぞれ送液タ
ンク（図示しない。）に接続されるようになっている。

さらに、上記吸引口体１３は吸引器（図示しない。）に
接続きれるようになっている。

”一方、上記挿入部２、操作部３およびライトガイドケ
ーブル４の内部にはこれらにわたって吸引管路１５が挿
入配置されている。この吸引管路１５は先端側について
は処音具挿通用チャンネルとして形成されている。そし
て、処置具挿通用チャンネルの先端は挿入部２の先部Ａ
面における吸引口１７に開口し、まだ、処ｆｆ１ｒ−７
Ｊ柿通用チャンネルの基端は操作部３において外部に開
口して鉗子口体１８を形成している。この鉗子口体１８
には着脱自在な栓体１８＆で閉塞されている。なお、１
６は逆止弁１６ａを有する副送液口体で上記送液管路６
に連通している。

さらに、上記処置具挿通用チャンネルは吸引管路１５０
基端側に対し吸引開閉弁用シリンダ１９を介して接続さ
れている。また、上記送気管路５と送液管路６の途中に
は送気送液開閉弁用シリンダ２θが介挿されている。こ
の各開閉弁用シリンダ１９．２０は操作部３の側面に並
べて近接する状態で設置されている。上記吸引開閉弁用
シリンダ１９は有底円筒状をｋし、その開口縁にはフラ
ン−）２３が一体に設けられている。捷た、送気送液開
閉弁用シリンダ２０も同様に有底円筒状をなし、その開
口線には７ランジ２４が一体に設けられている。上記各
開閉弁用シリンダ１９．２０にはそれぞれ栓体３２゜３
３が装着され、開口端を閉塞している。さらに、各栓体
３２，３３の内周面には上記７ランジ２３．２４と係合
する保合溝３２ｍ、３３ｈが刻設されていて、シリンダ
２３．２４の内圧うになっている。また、上記コネクタ
部９の第２の送気口体１ノと送液口体１２とは第３図に
示すように注入口金３７に開口している。この注入口金
３７には接続口体３８が嵌着され、この接続口体３８の
内部空間を介して上記第２の送気口体１１と送液口体１
２とが連通している。

一方、上記コネクタ部９の第１の送気口体１０と吸引口
体１３とには洗浄器具４０が接続される。この洗浄器具
４０は器具本体４１を備えている。との器具本体４１は
合成樹脂またはガラスによって円筒状に成形され、その
先端部には先細のテーパ部を介して切換弁４３が設けら
れている。この切換弁４３は円筒状の弁筺４４とこの弁
筺４４内に回動自在に収納された弁体４５およびこの弁
体４５を回動させる操作レバー４６とから構成されてい
る。そして、上記弁筺４４には器具本体４１と連通する
注液口４７を有しているとともに、この注液口４７と９
０°偏倚した位置に第１．第２の接続口体弁体４５を回
動させることによシ注液口４７を第１の接続口体４８と
第２の接続口体４９とに選択的に連通できるようになっ
ている。そして、この第１、第２の接続口体４８．４９
には第１．第２の送液チー−ブ５１　＊　５２の一端が
接続されている。第１の接続チューブ５１の他端は上記
第１の送気口体１０に接続され、第２の接続チューブ５
２の他端は吸引口体１３に接続される。さらに上記器具
本体４１０基端部には後述するシリンジと接続される嵌
合孔５３が設けられている。また、図中５９はシリンジ
６００シリンジ本体で、この先端のチー７９状の接続口
体６１は上記器具本体４１の嵌合孔５３に着脱可能に接
続されている。そして、このシリンジ本体５９にはピス
トン６２が進退自在に挿入されている。さらに、内視鏡
１の挿入部２の先端部は図示しない容器などに収容され
た液体り中に浸漬される。

つぎに、上記内視鏡１の各管路の洗浄について説明する
。まず、第１図に示すように鉗子口体１８、吸引開閉弁
用シリンダ１９、送気送液開閉弁用シリンダ２０にそれ
ぞれ栓体１８ａ。

３２．３３を装着するとともに、第１の送気口体１０と
吸引口体１３とに送液チューブ５１゜５２を接続し、さ
らに注入口体３７に接続口体３８を取着した状態で挿入
部２の先端部を液体り中に浸漬する。また、洗浄器具４
０の切換弁４３を第２図に鎖線で示すように操作し、注
液口４７を第２の送液チューブ５２に連通させる。

このような状態でシリンジ本体５９に対してピストン６
２を後退（引き抜く）させると、器具本体４１内は負圧
になる。器具本体４１内が負正になると、これに第２の
送液チューブ５２を介して連通した吸引管路１５の全長
力Ｓ負圧となる。したがって、第１図に矢印で示すよう
に挿入部２の先端部の吸引口１７から吸引％路１５に液
体りが吸引され、吸引開閉弁用シリンダ１９内を通って
吸引口体１３からシリンジ本体６９内に流入する。

つぎに、上記切換弁４３を第２図に実線で示するように
切換えて注液口４７を第１の送液チューブ５２に連通さ
せたなら、ピストン６２を前進（押し込む）させる。す
ると、シリンジ本体５９内の液体りが図中矢示のごとく
第１の送液チューブ５１から第１の送液口体１０を通っ
て送り管路５の上流側管路部５ａに流入するとともに、
液体りの一部は接続口体３８の内部空間を通って送液管
路６の上流側管路部６ａに流入する。これら上流側管路
部５ａ、６ａに流入した液体りは、送気送液開閉弁用シ
リンダ２０内を通って下流側管路部５．ｂ　、　６　ｂ
　ｉｃ流れ、ノズル７から流出する。したがって、この
ような液体りの流れによシ、各管路５，６．１５の全長
および各シリンダ１９．２０内を洗浄することができる
。また、上述した洗浄操作を数回繰シ返せば、各管路５
．６．１５と各シリンダ１９．２０の洗浄を一層確実に
行なえる。

また、液体りはノズル７から流出する方向に流れるので
、このノズル７に付着している汚物を確実に外部に排出
することができる。

なお、上記一実施例では液体りを吸引口体１３から吸引
してノズル７から流出させたが、ピストン６２を後退さ
せるときに注液口４７を第１の送液チューブ５１に連通
させ、前進させ１７から流出させ、各管路５，６．１５
の全長と各シリンダ１９．２０内を洗浄できる。

また、液体りを吸引口体１３から吸引してノズル７から
流出させたのち、第１の送気口体１０から吸引して吸引
口１７から流出さぜるようにすれば、それぞれの工程に
おいて各管路５゜６．１５での液体りの流れ方向が異な
るから、洗浄効果を高めることができる。

また、挿入部２の先端部に２つのノズル７を設け、送気
管路５と送液管路６の下流側管路部５ｂ　、６ｂをそれ
ぞれ別々に上記ノズル７に連通させてもよい。

また、上記実施例における液体りは水または薬液であシ
、薬液を用いる場合には一般に消宿と呼んでいるが、こ
こで云う洗浄とはいわゆる水洗い洗浄および消毒を含む
ものである。

さらに、液体りを吸引したシ圧送する手段も々んら限定
されず、たとえばポンプなどを用いて行なうようにして
もよい。

脣た液体りに浸漬させる部分は挿入部２の先端部だけに
限定されず、挿入部２全体あるいは内祝鐘１全体を浸漬
させてもよい。

本発明は以上説明したように、送気送液開閉弁用シノン
ダと吸引開閉弁用シリンダとを閉状態にし、コネクタ部
に設けられた送気口体と送液口体とを連通させるととも
に少なくとも挿入部の先端部を液体中に浸漬し、その液
体を上記コネクタ部の送気口体と吸引口体とのいずれか
一方から吸引したのち、上記挿入部の先端部の吸引口と
ノズルとのいずれか一方から流出させるようにした。し
たがって、液体を各管路の全長および各シリンダ内に流
がすことかでき、しかも各管路の太さが異なっても確実
に流がすことかできるから、上記各管路と各シリンダと
の洗浄を良好かつ容易に行なえる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は洗浄時の全体
の櫃略的構成図、泥２図は洗浄器具の断面図、第３図は
コネクタ部の拡大図である。 １・・・内視鋳、３・・・操作部、５・・・送気管路、
６・・・送液管路、７・・・ノズル、９・・・コネクタ
部、１０．１１・・・送気口体、１２・・・送液口体、
１３・・・吸引口体、１５・・・吸引管路、１７・・・
吸引口、１９・・・吸引開閉弁用シリンダ、２０・・・
送気送液開閉弁用シリンダ、３２．３３・・・栓体、４
０・・・洗浄器具。 出願人代理人　　弁理士　銘　江　武　彦東京都渋谷区
幡ケ谷２丁目４３番 ２号才リンパス光学工業株式会 社内 ０発　明　者　中村開明 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番 ２号才リンパス光学工業株式会 ＴＪ−ｒ】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送気管路、送液管路および吸引管路を備えた内祝り５の
   操作部に、上記送気管路と送液管路とが接続された送気
   送液開閉弁用シリンダと、上記吸引管路が接続された吸
   引開閉弁用シリンダとが設けられ、上記内視鏡の挿入部
   の先端部に上記吸引管路と連通ずる吸引口および上記送
   気管路と送液管路とに連通ずるノズルを設けるとともに
   、上記操作部に接続されたライトガイドケーブルのコネ
   クタ部に上記吸引管路に連通ずる吸引口体、上記送気管
   路に通過する送気口体および上記送液管路に連通ずる送
   液口体が設けられた内ａ！　！Ｎの上記各管路を洗浄す
   る方式において、上記送気送液開閉弁用シリンダと吸引
   開閉弁用シリンダとを閉状態にし、上記送気ロ体七送静
   ロ体とを連通させるとともに、少なくとも上記挿入部の
   先端部を液体中に浸漬し、その液体を上記コネクタ部の
   送気口体と吸引口体とのいずれか一方から吸引したのち
   、上記４＠ｉ入部の先端部の吸引口とノズルとのいずれ
   か一方から流出させることを特徴とする内視＠　＠路の
   洗浄方式。