JPS59200043A - エンジンのシリンダライナ嵌合構造 - Google Patents
エンジンのシリンダライナ嵌合構造Info
- Publication number
- JPS59200043A JPS59200043A JP7222383A JP7222383A JPS59200043A JP S59200043 A JPS59200043 A JP S59200043A JP 7222383 A JP7222383 A JP 7222383A JP 7222383 A JP7222383 A JP 7222383A JP S59200043 A JPS59200043 A JP S59200043A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder liner
- cylinder
- solid lubricant
- cylinder body
- fitting surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/02—Cylinders; Cylinder heads having cooling means
- F02F1/10—Cylinders; Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F1/16—Cylinder liners of wet type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジンのシリンダライナ嵌合構造に関する
ものである。
ものである。
シリンダ本体にシリンダライナを嵌合させる構成のエン
ジンでは、上記シリンダライナは、例えば湿式ライナの
場合、シリンダ本体に対して上下２個所において２０〜
１００μ程度の微小隙間を介在させて嵌合しである。こ
のような微小間隙が介在しているため、ピストンが往復
運動するとき上下死点においてシリンダライナを押圧し
、シリンダ本体壁面との間で金属間接触させて微振動を
発生する。この金属間微振動によりシリンダライナの外
周面にはフレッティング摩耗を生ずるようになる。特に
、シリンダライナの下部嵌合面において、このフレッテ
ィング摩耗は起りやすい。
ジンでは、上記シリンダライナは、例えば湿式ライナの
場合、シリンダ本体に対して上下２個所において２０〜
１００μ程度の微小隙間を介在させて嵌合しである。こ
のような微小間隙が介在しているため、ピストンが往復
運動するとき上下死点においてシリンダライナを押圧し
、シリンダ本体壁面との間で金属間接触させて微振動を
発生する。この金属間微振動によりシリンダライナの外
周面にはフレッティング摩耗を生ずるようになる。特に
、シリンダライナの下部嵌合面において、このフレッテ
ィング摩耗は起りやすい。
従来、このようなフレッティング摩耗を防止するため、
上記嵌合部に液状パツキンやグリースを塗布しておくこ
とが行われているが、寿命等の面において必ずしも確実
なものとはいえない。
上記嵌合部に液状パツキンやグリースを塗布しておくこ
とが行われているが、寿命等の面において必ずしも確実
なものとはいえない。
本発明の目的は上述の問題に鑑み、シリンダライナ外周
面のフレッティングをより確実に防止することができる
シリンダライナ嵌合構造を提供せんとすることにある。
面のフレッティングをより確実に防止することができる
シリンダライナ嵌合構造を提供せんとすることにある。
上記目的を達成する本発明は、シリンダ本体にシリンダ
ライナを嵌合したエンジンにおいて、前記シリンダ本体
とシリンダライナとの嵌合面に固体潤滑剤被膜を介在さ
せたことを特徴とするものである。
ライナを嵌合したエンジンにおいて、前記シリンダ本体
とシリンダライナとの嵌合面に固体潤滑剤被膜を介在さ
せたことを特徴とするものである。
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
図は舶用ディーゼルエンジンを示し、シリンダ本体１に
はシリンダライナー２が嵌合し、シリンダライナ２には
ピストン３が往復動するように挿入されている。ピスト
ン３ば連結棒４によりクランク軸５に連結されている。
はシリンダライナー２が嵌合し、シリンダライナ２には
ピストン３が往復動するように挿入されている。ピスト
ン３ば連結棒４によりクランク軸５に連結されている。
シリンダ本体１上面にはシリンダ頭部６が装着され、さ
らにこのシリンダ頭部６には吸気弁７と排気弁８とが、
上記シリンダライナ２上部の燃焼室に臨むように設けら
れている。
らにこのシリンダ頭部６には吸気弁７と排気弁８とが、
上記シリンダライナ２上部の燃焼室に臨むように設けら
れている。
シリンダライナ２はシリンダ本体１に対し上下２個所に
おいて嵌合し、その嵌合面には固体潤滑剤被膜１０．１
０が介在している。さらに下部側の嵌合部にばＯリング
１１．１１が介在している。また、上下２個所の嵌合部
を挾んだ中間域には、冷却水ジャケット９が形成されて
いる。この冷却水ジャケット９には、海水が冷却水とし
て供給される。
おいて嵌合し、その嵌合面には固体潤滑剤被膜１０．１
０が介在している。さらに下部側の嵌合部にばＯリング
１１．１１が介在している。また、上下２個所の嵌合部
を挾んだ中間域には、冷却水ジャケット９が形成されて
いる。この冷却水ジャケット９には、海水が冷却水とし
て供給される。
上記固体潤滑剤被膜１０に使用する固体潤滑剤としては
、二硫化モリブデン、黒鉛（グラファイト）、二硫化タ
ングステン、金属酸化物。
、二硫化モリブデン、黒鉛（グラファイト）、二硫化タ
ングステン、金属酸化物。
弗素樹脂（四フッ化エチレン等）等が好適である。この
ような固体潤滑剤の一種又は二種以上を耐熱性の有機合
成樹脂中に均一分散させて塗料状の液体にし、これをシ
リンダライナ２嵌合面の上下部のうぢの一方、又は両方
同時にコーティングして固体状の乾燥被膜に形成すれば
、上記固体潤滑剤被膜１０にすることができる。
ような固体潤滑剤の一種又は二種以上を耐熱性の有機合
成樹脂中に均一分散させて塗料状の液体にし、これをシ
リンダライナ２嵌合面の上下部のうぢの一方、又は両方
同時にコーティングして固体状の乾燥被膜に形成すれば
、上記固体潤滑剤被膜１０にすることができる。
上記固体潤滑剤被膜１０はシリンダ本体１側に形成させ
てもよく、またはシリンダライナ２とシリンダ本体１と
の両方に同時に形成させてもよい。
てもよく、またはシリンダライナ２とシリンダ本体１と
の両方に同時に形成させてもよい。
このようにしてシリンダ本体１とシリンダライナ２との
嵌合面に形成される固定潤滑剤被膜１０の全体厚さは、
２０〜３０μ程度にすることが好ましい。また、上記固
体潤滑剤被膜工０を形成すると同時に、従来の液状パツ
キン又はグリースを併用するようにしてもよい。
嵌合面に形成される固定潤滑剤被膜１０の全体厚さは、
２０〜３０μ程度にすることが好ましい。また、上記固
体潤滑剤被膜工０を形成すると同時に、従来の液状パツ
キン又はグリースを併用するようにしてもよい。
上述したシリンダライナの嵌合構造によると、
、・シリンダライナ２とシリンダ本体１との間の嵌
合面に固体潤滑剤被膜１０が介在しているので、金属同
士の直接接触はなくなり、かつ固体潤滑剤被膜１０の潤
滑機能に基づき摩擦抵抗を著しく小さくするため、従来
の単なる液状パツキン又はグリースを塗布するものに比
べて、金属間の微振動に基づくフレッティング防止が一
層確実なものになる。また、高度の潤滑性のため、シリ
ンダライナの組立を容易にする。
、・シリンダライナ２とシリンダ本体１との間の嵌
合面に固体潤滑剤被膜１０が介在しているので、金属同
士の直接接触はなくなり、かつ固体潤滑剤被膜１０の潤
滑機能に基づき摩擦抵抗を著しく小さくするため、従来
の単なる液状パツキン又はグリースを塗布するものに比
べて、金属間の微振動に基づくフレッティング防止が一
層確実なものになる。また、高度の潤滑性のため、シリ
ンダライナの組立を容易にする。
上述したように本発明は、シリンダ本体にシリンダライ
ナを嵌合したエンジンにおいて、前記シリンダ本体とシ
リンダライナとの嵌合面に固体潤滑剤被膜を介在させた
ので、従来の液状パツキン又はグリースを単に塗布する
ものに比べ、金属間の微振動に基づくフレッティングを
−Ｎ確実に防止することができる。
ナを嵌合したエンジンにおいて、前記シリンダ本体とシ
リンダライナとの嵌合面に固体潤滑剤被膜を介在させた
ので、従来の液状パツキン又はグリースを単に塗布する
ものに比べ、金属間の微振動に基づくフレッティングを
−Ｎ確実に防止することができる。
図は本発明の構造を適用した舶用ディーゼルエンジンの
縦断面図である。 ｌ・・シリンダ本体、 ２・・シリンダライナ、 ３
・・ピストン、 １０・・固体潤滑剤被膜。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士斎下和彦
縦断面図である。 ｌ・・シリンダ本体、 ２・・シリンダライナ、 ３
・・ピストン、 １０・・固体潤滑剤被膜。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士斎下和彦
Claims (1)
- シリンダ本体にシリンダライナを嵌合したエンジンにお
いて、前記シリンダ本体とシリンダライナとの嵌合面に
固体潤滑剤被膜を介在させたことを特徴とするエンジン
のシリンダライナ嵌合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7222383A JPS59200043A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | エンジンのシリンダライナ嵌合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7222383A JPS59200043A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | エンジンのシリンダライナ嵌合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59200043A true JPS59200043A (ja) | 1984-11-13 |
Family
ID=13483036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7222383A Pending JPS59200043A (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | エンジンのシリンダライナ嵌合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59200043A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4868067A (en) * | 1985-09-17 | 1989-09-19 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Cooperating slidable aluminum alloy members |
| WO1992020916A1 (de) * | 1991-05-22 | 1992-11-26 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit eingesetzten zylinderlaufbuchsen |
| WO2012069692A1 (en) | 2010-11-22 | 2012-05-31 | Wärtsilä Finland Oy | Engine block arrangement and method for preventing fretting |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP7222383A patent/JPS59200043A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4868067A (en) * | 1985-09-17 | 1989-09-19 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Cooperating slidable aluminum alloy members |
| WO1992020916A1 (de) * | 1991-05-22 | 1992-11-26 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Brennkraftmaschine mit eingesetzten zylinderlaufbuchsen |
| WO2012069692A1 (en) | 2010-11-22 | 2012-05-31 | Wärtsilä Finland Oy | Engine block arrangement and method for preventing fretting |
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