JPS59199295A - 昇華転写式コピ−用インキリボンのインキ組成物 - Google Patents
昇華転写式コピ−用インキリボンのインキ組成物Info
- Publication number
- JPS59199295A JPS59199295A JP58075144A JP7514483A JPS59199295A JP S59199295 A JPS59199295 A JP S59199295A JP 58075144 A JP58075144 A JP 58075144A JP 7514483 A JP7514483 A JP 7514483A JP S59199295 A JPS59199295 A JP S59199295A
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- JP
- Japan
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- resin
- dye
- glass transition
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/392—Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
- B41M5/395—Macromolecular additives, e.g. binders
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は昇華転写式コピー用インキリボンのインキ組成
物に関するものであり、特に、原画に極めて近い色調を
もった転写画像を形成するのに適したインキ組成物に関
するものである。
物に関するものであり、特に、原画に極めて近い色調を
もった転写画像を形成するのに適したインキ組成物に関
するものである。
昇華転写式コピーは、昇華性染料と結合剤とを主体とす
るインキ組成物を紙などの耐熱性基材上にインキ層とし
て設けたインキリボンを使用し、このインキリボンを裏
側から感熱ヘッドによって加熱して、インキ層に接触し
て置かれた印画紙上に染料を熱転写きせることに、よっ
てカラー画像を形成する複写法である。
るインキ組成物を紙などの耐熱性基材上にインキ層とし
て設けたインキリボンを使用し、このインキリボンを裏
側から感熱ヘッドによって加熱して、インキ層に接触し
て置かれた印画紙上に染料を熱転写きせることに、よっ
てカラー画像を形成する複写法である。
このような複写法において、原画に極めて近い色調をも
った転写画像を得るためには、インキ組成物に使用きれ
る昇華性染料の色調がよいこと及び各染料がバランスの
とれた熱転写性を有し、色再現範囲が広くかっ色再現性
のよいことが要求され、ざらに、インキリボンと印画紙
との間で熱による融着現象が起こらないことが要求され
る。
った転写画像を得るためには、インキ組成物に使用きれ
る昇華性染料の色調がよいこと及び各染料がバランスの
とれた熱転写性を有し、色再現範囲が広くかっ色再現性
のよいことが要求され、ざらに、インキリボンと印画紙
との間で熱による融着現象が起こらないことが要求され
る。
前記インキ組成物に含すれる昇華性染料としては分散染
料が主に用いられている。
料が主に用いられている。
三原色青紫（Ｂ）、緑ＣＧ）及び赤（Ｒ）のそれぞれの
補色である黄色（Ｙ）、マゼンタの色ＣＭ）及びシアン
の色ＣＣ）の各色調に相当する市販の分散染料のうち、
色調がよくかつ熱転写性のよい染料の例として、染料衣
、例えばカラーインデックス（ＣＥｏｌｏｕｒ Ｉｎ
ｄｅｘ 、 ５ｏｃｉｅｔｙ ｏｆ Ｄｙｅｒ
ｓ ＆ Ｃｏ１ｏｕｒｉｓｔｓ （英）とＡｍｅｒｉ
ｃａｎ Ａｓ５ｏｃｉａｔｉｏｎ ｏｆ Ｔｅｘｔｉｌ
ｅ Ｃｈｅｍｉｓｔｓ ＆Ｃｏ１ｏｒｉｓｔｓ （米〕
の共編、以下Ｃ，１，という）にＣ，Ｉ名で記載の１１
種類及びその他の分散染料１種類（住友化学社製品）の
合計１２種類を挙げることができる。これらの染料は次
の通りである。
補色である黄色（Ｙ）、マゼンタの色ＣＭ）及びシアン
の色ＣＣ）の各色調に相当する市販の分散染料のうち、
色調がよくかつ熱転写性のよい染料の例として、染料衣
、例えばカラーインデックス（ＣＥｏｌｏｕｒ Ｉｎ
ｄｅｘ 、 ５ｏｃｉｅｔｙ ｏｆ Ｄｙｅｒ
ｓ ＆ Ｃｏ１ｏｕｒｉｓｔｓ （英）とＡｍｅｒｉ
ｃａｎ Ａｓ５ｏｃｉａｔｉｏｎ ｏｆ Ｔｅｘｔｉｌ
ｅ Ｃｈｅｍｉｓｔｓ ＆Ｃｏ１ｏｒｉｓｔｓ （米〕
の共編、以下Ｃ，１，という）にＣ，Ｉ名で記載の１１
種類及びその他の分散染料１種類（住友化学社製品）の
合計１２種類を挙げることができる。これらの染料は次
の通りである。
Ｙ ： Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｙｅｌｌｏｗ ８，８６．
１２２，７．１０４及びＤｉｓｐｅｒｓｅ Ｏｒａｎｇ
ｅ ５５ （計６種類）：Ｍ 二Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒ
ｅｄ １５ と５ｏｌｖｅｎｔ Ｒｅｄ １５
５ （計２種類〕；及び Ｃ： ＴＳ−６１８（住友化学社製品の商品名） 、Ｄ
ｉｓｐｅｒｓｅＢｌｕｅ １９８ 、６０及び１１８（
計４種類〕。
１２２，７．１０４及びＤｉｓｐｅｒｓｅ Ｏｒａｎｇ
ｅ ５５ （計６種類）：Ｍ 二Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｒ
ｅｄ １５ と５ｏｌｖｅｎｔ Ｒｅｄ １５
５ （計２種類〕；及び Ｃ： ＴＳ−６１８（住友化学社製品の商品名） 、Ｄ
ｉｓｐｅｒｓｅＢｌｕｅ １９８ 、６０及び１１８（
計４種類〕。
なお、これらの分散染料の熱転写性の評価は例リカゲル
微粒子３００重量部からなるインキをライスペーパーの
表面に、乾燥−カレンダー処理後の塗布厚が２μになる
様に塗布してインキリボンを作成する。このリボンのイ
ンキ層に透明なポリエステルフィルムを重ね、インキリ
ボンの裏側から一定温度に設定したアイロンによって加
熱して転写を行ない、フィルムに転写きれた染料の発色
濃度をマクベス反射濃度計で測定する。
微粒子３００重量部からなるインキをライスペーパーの
表面に、乾燥−カレンダー処理後の塗布厚が２μになる
様に塗布してインキリボンを作成する。このリボンのイ
ンキ層に透明なポリエステルフィルムを重ね、インキリ
ボンの裏側から一定温度に設定したアイロンによって加
熱して転写を行ない、フィルムに転写きれた染料の発色
濃度をマクベス反射濃度計で測定する。
前記１２種類の分散染料のうち各ｆｌｌ！色について特
に次の各染料は色相が最もすぐれ、前記のような評価方
法による熱転写性が最もすぐれている。
に次の各染料は色相が最もすぐれ、前記のような評価方
法による熱転写性が最もすぐれている。
Ｙ ： Ｄｉｓｐｅｒｓｅ Ｙｅｌｌｏｙ□ ３ （以
下り、Ｙ、３ （！：いう〕；Ｍ ： Ｄｉｓｐｅｒｓ
ｅ Ｒｅｄ １５ （以下り、Ｒ，１５という〕；及
び Ｃ： ＴＳ−６１Ｂ これら６種類の分散染料を用いて前記と同様にしてイン
キリボンを作成し、熱転写性の試験を行なった。アイロ
ンの温度及び加熱時間と各染料の発色濃度との関係は第
１表に示す通りであった。
下り、Ｙ、３ （！：いう〕；Ｍ ： Ｄｉｓｐｅｒｓ
ｅ Ｒｅｄ １５ （以下り、Ｒ，１５という〕；及
び Ｃ： ＴＳ−６１Ｂ これら６種類の分散染料を用いて前記と同様にしてイン
キリボンを作成し、熱転写性の試験を行なった。アイロ
ンの温度及び加熱時間と各染料の発色濃度との関係は第
１表に示す通りであった。
８１表
この結果から、シアンの色調を有するＴＳ−６１８は他
の２つの染料と比較して極めて熱転写性が低いことがわ
かる。また、この試験において、各染料とも１２０′Ｃ
で昇華性を示すことがわかった。
の２つの染料と比較して極めて熱転写性が低いことがわ
かる。また、この試験において、各染料とも１２０′Ｃ
で昇華性を示すことがわかった。
従って、インキリボンと印画紙との間に融着現象が起こ
らないようにするには、インキ組成物の結合剤のＴｇは
１２０Ｃより高いことが一般には必要である。
らないようにするには、インキ組成物の結合剤のＴｇは
１２０Ｃより高いことが一般には必要である。
従来、インキリボンのインキ組成物に使用される例えば
シアンの色調を有する昇華性染料は転写効率従って昇華
量及び発色濃度の点からゼ華性のよい染料が選択され、
色調は犠牲にさねできた。
シアンの色調を有する昇華性染料は転写効率従って昇華
量及び発色濃度の点からゼ華性のよい染料が選択され、
色調は犠牲にさねできた。
従って、従来のインキ組成物では色再現性が不充分であ
り、満足できる色調をもった接写画像を得るのが困難で
あった。
り、満足できる色調をもった接写画像を得るのが困難で
あった。
本発明者らは、これらの問題点に鑑み、鋭意研究の結果
、熱転写性のバランスがすぐれ、原画に極めて近い色調
を有する転写画像を形成し、かつ熱転写の際に印画紙と
の間で融着現象を起こさない昇華転写式コピー用インキ
リボンのインキ組成物を得ることができた。即ち、本発
明は昇華性染料と結合剤とを主体とする昇華転写式コピ
ー用インキリボンのインキ組成物において、前記結合剤
が昇華性染料の昇華開始温度よりも高いカラス転移点を
有する樹脂と、前記樹脂との相溶性が悪くかつ前記昇華
開始温度よりも低いガラス転移点を有する樹脂とからな
ることを特徴とするインキ組成物を提供するものである
。
、熱転写性のバランスがすぐれ、原画に極めて近い色調
を有する転写画像を形成し、かつ熱転写の際に印画紙と
の間で融着現象を起こさない昇華転写式コピー用インキ
リボンのインキ組成物を得ることができた。即ち、本発
明は昇華性染料と結合剤とを主体とする昇華転写式コピ
ー用インキリボンのインキ組成物において、前記結合剤
が昇華性染料の昇華開始温度よりも高いカラス転移点を
有する樹脂と、前記樹脂との相溶性が悪くかつ前記昇華
開始温度よりも低いガラス転移点を有する樹脂とからな
ることを特徴とするインキ組成物を提供するものである
。
本発明のインキ組成物に含まれる結合剤において、昇華
性染料の昇華開始温度（即ち１２０１１：’）よりも高
いカラス転移点を有する樹脂（以下、樹月旨Ａというつ
の例として、酢酸セルロース、エチルセルロース、セル
ロースアセテ−１−フチレ−１−、セルロースプロピオ
ネート、メラミン、ポリカーボネート、フェノール樹脂
などが挙げられる。また、前記樹脂入との相溶性が悪く
かつ前記昇華温度よりも低いガラス転移点を有する樹脂
（以下、樹脂Ｂという）の例として、ポリスチレン（以
下、Ｐ８と記す〕、ポリメタクリル酸メチル（以下、Ｐ
ＭＭＡという）、その他のアクリル系樹脂（例えばポリ
メタクリル酸ブチル、ポリアクリル酸メチル）、線状ポ
リウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ酢酸
ビニル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、塩ビ／酢ビ／Ｐ
ＶＡ共重合体、エポキシ樹脂などが挙げられる。樹脂Ｂ
は全結合剤樹脂中５〜３０重量襲の割合で使用すること
かでき、５重量％より少ないと効果を示さず、また６０
０重量％り多いと、インキリボンと印画紙との間に融着
現象が起こり易く、好ましくない。
性染料の昇華開始温度（即ち１２０１１：’）よりも高
いカラス転移点を有する樹脂（以下、樹月旨Ａというつ
の例として、酢酸セルロース、エチルセルロース、セル
ロースアセテ−１−フチレ−１−、セルロースプロピオ
ネート、メラミン、ポリカーボネート、フェノール樹脂
などが挙げられる。また、前記樹脂入との相溶性が悪く
かつ前記昇華温度よりも低いガラス転移点を有する樹脂
（以下、樹脂Ｂという）の例として、ポリスチレン（以
下、Ｐ８と記す〕、ポリメタクリル酸メチル（以下、Ｐ
ＭＭＡという）、その他のアクリル系樹脂（例えばポリ
メタクリル酸ブチル、ポリアクリル酸メチル）、線状ポ
リウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ酢酸
ビニル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、塩ビ／酢ビ／Ｐ
ＶＡ共重合体、エポキシ樹脂などが挙げられる。樹脂Ｂ
は全結合剤樹脂中５〜３０重量襲の割合で使用すること
かでき、５重量％より少ないと効果を示さず、また６０
０重量％り多いと、インキリボンと印画紙との間に融着
現象が起こり易く、好ましくない。
本発明のインキ組成物において、昇華性染料は、全結合
剤樹脂１００重量部に対して１０〜１０００重量部の割
合で使用することができ、１０重量部より少ないと発色
濃度が低過ぎ、一方、１ｏｏｏ重量部より多くしても特
に顕著な効果は認められず、コストの面で不利となる。
剤樹脂１００重量部に対して１０〜１０００重量部の割
合で使用することができ、１０重量部より少ないと発色
濃度が低過ぎ、一方、１ｏｏｏ重量部より多くしても特
に顕著な効果は認められず、コストの面で不利となる。
前記樹脂Ａ及びＢのカラス転移点及び相溶性は自動演算
式粘弾性測定装置（東し社製、以下、ＴＥＡ装置という
〕を用いて測定される。即ち、樹脂ＡとＢとの割合を変
えて適当な溶剤に溶解して濃度約１０重量饅の溶液をつ
くり、この溶液そＴＢＡ装置専用ブレード（Ｂｒａｉｄ
）に含浸し、動的損失率（Ｇ“つの温度依存性を測定し
、得られたグラフから、Ｇ“の極太値に対応する温度が
ガラス転移点として求められる。また、樹脂ＡとＢとの
相溶性については、前記のグラフにおいて、Ｇ“が２つ
の極太値を示す場合、これらの樹脂は相溶性が悪く、こ
の２つの極大値に対応する２つの温度が、それぞれの樹
脂のカラス転移点である。２つの樹脂が相溶性を有する
場合、Ｇ″の温度依存性を示すグラフは極太値が１つだ
け存在し、これに相当する温度即ち樹脂混合物のカラス
転移点は俗樹脂のカラス転移点の中間に位置するように
なる。
式粘弾性測定装置（東し社製、以下、ＴＥＡ装置という
〕を用いて測定される。即ち、樹脂ＡとＢとの割合を変
えて適当な溶剤に溶解して濃度約１０重量饅の溶液をつ
くり、この溶液そＴＢＡ装置専用ブレード（Ｂｒａｉｄ
）に含浸し、動的損失率（Ｇ“つの温度依存性を測定し
、得られたグラフから、Ｇ“の極太値に対応する温度が
ガラス転移点として求められる。また、樹脂ＡとＢとの
相溶性については、前記のグラフにおいて、Ｇ“が２つ
の極太値を示す場合、これらの樹脂は相溶性が悪く、こ
の２つの極大値に対応する２つの温度が、それぞれの樹
脂のカラス転移点である。２つの樹脂が相溶性を有する
場合、Ｇ″の温度依存性を示すグラフは極太値が１つだ
け存在し、これに相当する温度即ち樹脂混合物のカラス
転移点は俗樹脂のカラス転移点の中間に位置するように
なる。
以下、本発明の実施例について談明する。なお、実施例
では、昇華性染料として分散染料Ｔ Ｓ −６１８が用
いられている。これは、シアンの色調が最もすぐれた染
料であるが、他の色調の染料さ比較して極めて昇華しに
くいＴＳ−６１８を用いることによって、不発明による
効果が一層明確に示されるためであり、本発明に月いら
れる昇華性染料がこれに限定されることを意味するもの
ではない。
では、昇華性染料として分散染料Ｔ Ｓ −６１８が用
いられている。これは、シアンの色調が最もすぐれた染
料であるが、他の色調の染料さ比較して極めて昇華しに
くいＴＳ−６１８を用いることによって、不発明による
効果が一層明確に示されるためであり、本発明に月いら
れる昇華性染料がこれに限定されることを意味するもの
ではない。
実施例１及び２
樹脂Ａとして酢酸セルロースを用い、樹脂Ｂと１、ＴＰ
Ｓ−’ＦｍいＴ、１２表の組成物にメチルエチルケトン
５４０ｏ重量部を加えてインキを調製した。また、比較
例として、Ｐｓを含才ないインキを第２表に示す組成物
から同様にして調製した。
Ｓ−’ＦｍいＴ、１２表の組成物にメチルエチルケトン
５４０ｏ重量部を加えてインキを調製した。また、比較
例として、Ｐｓを含才ないインキを第２表に示す組成物
から同様にして調製した。
数字はすべて重量部を表わす。
第 ２ 宍
これらのインキをそれぞれ用いて、ライスペーパーに、
乾燥−カレンダー処理後の塗布厚が２μになるよう？こ
塗布してインキリボンを作成した。
乾燥−カレンダー処理後の塗布厚が２μになるよう？こ
塗布してインキリボンを作成した。
紙の表面にポリエステル樹脂を塗布した印画紙をインキ
リボンのインキ層に重ね、インキリボン側から感熱ヘッ
ドによ・す２Ｑ、ｍｓの印加パルス幅増加率から染料の
昇華量の増加率を求めた。第１図の線ＰＳは、この増加
率とＰＳの添加量との関係を示Ｔ０ 晋ＰＳかられかるように、４１ｒＳ −６１ａは、昇華
量かがりスチレンの添加量と共に直線的に増加し、昇華
性が改＠ざ孔る。才た、この実施例及び比較例に２いて
、インキリボンと印画紙との間で融着現象は起こらなか
った。
リボンのインキ層に重ね、インキリボン側から感熱ヘッ
ドによ・す２Ｑ、ｍｓの印加パルス幅増加率から染料の
昇華量の増加率を求めた。第１図の線ＰＳは、この増加
率とＰＳの添加量との関係を示Ｔ０ 晋ＰＳかられかるように、４１ｒＳ −６１ａは、昇華
量かがりスチレンの添加量と共に直線的に増加し、昇華
性が改＠ざ孔る。才た、この実施例及び比較例に２いて
、インキリボンと印画紙との間で融着現象は起こらなか
った。
なお、この実施例で用いた結合剤、即ち、酢酸セルロー
ス及びＰＳのカラス転移点及び両者の相溶性を調べるた
め、各樹脂の割合ｆｉ：変えてＴｒ３Ａ装置により動的
損失率の温度依存性を測定した。
ス及びＰＳのカラス転移点及び両者の相溶性を調べるた
め、各樹脂の割合ｆｉ：変えてＴｒ３Ａ装置により動的
損失率の温度依存性を測定した。
測定結果をグラフで第２図に示す。第２図力）ら、酢酸
セルロース（！：ＰＳのガラス転移点はそれぞれ２１４
Ｃと１０５Ｃであり、相溶性の悪いことがわかる。
セルロース（！：ＰＳのガラス転移点はそれぞれ２１４
Ｃと１０５Ｃであり、相溶性の悪いことがわかる。
実施例６及び４
Ｐ、Ｓの代りにｐ Ｍ、 Ｍ Ａを用いた以外は実施例
１及び２と同様にしてインキリボンを作成し、前記比較
例を基準として染料の昇華量の増加率を求めた。第１図
の線Ｐ ＩＭ、 Ｍ Ａで示される通り、ＰＭＭＡの添
加量の増加と共に染料ＴＳ−６１８は昇華量が直線的に
増加し、昇華性か改善される。また、この実施例及び比
較例において、インキリボンと印画紙との間に融着現象
は起こらなかった。
１及び２と同様にしてインキリボンを作成し、前記比較
例を基準として染料の昇華量の増加率を求めた。第１図
の線Ｐ ＩＭ、 Ｍ Ａで示される通り、ＰＭＭＡの添
加量の増加と共に染料ＴＳ−６１８は昇華量が直線的に
増加し、昇華性か改善される。また、この実施例及び比
較例において、インキリボンと印画紙との間に融着現象
は起こらなかった。
なお、この実施例で用いた酢酸セルロースとＰＭＭＡに
ついて、前記実施例と同様にして動的損失率の温度依存
性を測定した。測定結果をグラフで第３図に示す。第６
図から、酢酸セルロースとＰＭＭＡのガラス転移点はそ
れぞれ２１４Ｃと１１５Ｃであり、相溶性の悪いことが
わかる。
ついて、前記実施例と同様にして動的損失率の温度依存
性を測定した。測定結果をグラフで第３図に示す。第６
図から、酢酸セルロースとＰＭＭＡのガラス転移点はそ
れぞれ２１４Ｃと１１５Ｃであり、相溶性の悪いことが
わかる。
本発明によれば、例えば、第６表に示すインキ組成物を
用いてインキリボンを作成することができる。数字はす
べて重量基準である。
用いてインキリボンを作成することができる。数字はす
べて重量基準である。
第 ６ 表
これらのインキリボンを用いてカラー原画を熱転写する
と、従来のインキリボンにより得られる画像に比べて、
色再現範囲が広く、かっ色再現性の向上した画像が得ら
れる。
と、従来のインキリボンにより得られる画像に比べて、
色再現範囲が広く、かっ色再現性の向上した画像が得ら
れる。
第１図はインキ組成物におけるＰ Ｍ ＭまたはＰｓｔ
の添加量と染料の昇華量の増加率との関係を示すグラフ
、第２図及び第６図はそれぞれ酢酸セルロースとＰＳ及
び酢酸セルロースとＰＭＭＡからなる結合剤樹脂の動的
損失率の温度依存性を示すグラフである。 代理人 上屋 勝 〃 常包芳男 〃 杉浦俊貴 −５１・
の添加量と染料の昇華量の増加率との関係を示すグラフ
、第２図及び第６図はそれぞれ酢酸セルロースとＰＳ及
び酢酸セルロースとＰＭＭＡからなる結合剤樹脂の動的
損失率の温度依存性を示すグラフである。 代理人 上屋 勝 〃 常包芳男 〃 杉浦俊貴 −５１・
Claims (1)
- 昇華性染料と結合剤とを主体とする昇華転写式コピー用
インキリボンのインキ組成物において、前記結合剤が昇
華性染料の昇華開始温度よりも高いガラス転移点を有す
る樹脂と、前記樹脂との相溶性が悪くかつ前記昇華開始
温度よりも低いガラス転移点を有する樹脂とからなるこ
とを特徴とするインキ組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58075144A JPS59199295A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 昇華転写式コピ−用インキリボンのインキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58075144A JPS59199295A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 昇華転写式コピ−用インキリボンのインキ組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59199295A true JPS59199295A (ja) | 1984-11-12 |
| JPH0472716B2 JPH0472716B2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=13567705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58075144A Granted JPS59199295A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 昇華転写式コピ−用インキリボンのインキ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59199295A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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