JPS5919918Y2 - 排熱回収装置の洗浄装置 - Google Patents

排熱回収装置の洗浄装置

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JPS5919918Y2
JPS5919918Y2 JP14805581U JP14805581U JPS5919918Y2 JP S5919918 Y2 JPS5919918 Y2 JP S5919918Y2 JP 14805581 U JP14805581 U JP 14805581U JP 14805581 U JP14805581 U JP 14805581U JP S5919918 Y2 JPS5919918 Y2 JP S5919918Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
heat exchange
cleaning
pipe
mud supply
Prior art date
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Expired
Application number
JP14805581U
Other languages
English (en)
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JPS5852496U (ja
Inventor
守政 矢崎
Original Assignee
株式会社トキメック
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Publication date
Application filed by 株式会社トキメック filed Critical 株式会社トキメック
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱交換器を洗浄液に浸漬して清掃するようにし
た排熱回収装置の゛洗浄装置に関する。
熱交換器に流通させる高温流体は近年の省エネルギー化
にもとづいて排気ガスや排液が非常に多く用いられ、そ
の汚染度が高い理由で従来廃棄されていたものまでがし
ばしば利用されている。
従ってこれらを高温流体に含まれる塵埃には付着性の強
いタール状のものが存在し、これが塵埃とともに高温流
体の通路に付着して熱交換効率が経時的に次第に悪くな
るという不都合が生じている。
このような不都合を解消するために従来は熱交換器の高
温流体の通路に洗浄ノズルを設け、定期的にノズルから
洗浄液を噴射して上記塵埃を洗い落すという手段が利用
されてきた。
しかしながらこのような従来の手段では熱交換器を構成
する熱交換エレメントの高温流体通路に付着した塵埃を
洗い流がす程度のものであり付着性の強い物質が含まれ
る場合には容易に取り去ることができず、塵埃の種類に
よっては洗浄効率が極めて悪い結果を示すという欠点が
あった。
本考案の目的は従来の洗浄手段に加ふるに高温流体中に
含まれる付着性の強い物質を溶解することのできる洗浄
液に熱交換器を数時間浸漬することにより、熱交換器の
汚染を清掃して熱交換効率を殆んど回復することができ
る排熱回収装置の洗浄装置を提供しようとするものであ
る。
以下図面にもとづき実施例を説明する。
第1図は従来の洗浄装置の実施例で機能概要を示す説明
図である。
第1図において排流ダクト1がL字形をなし高温排流体
が矢印で示すようにL字形に沿って下方から上方に流通
し、給泥ダクト2が逆コの字形をなし低温給流体が矢印
で示すように上方から下方に流通している。
また排流ダクト1と給温ダクト2との交差部分には熱交
換エレメント3を複数配列した熱交換部4が配置されて
いる。
熱交換部4について高温排流体と低温給流体の流れを説
明すると、高温排流体は熱交換部4の底面部の排流入口
5から熱交換エレメント3の外壁相互で形成する通路を
その上面部の排流出口6に向って流通する。
また低温給流体は熱交換部4の上側面部の給泥入ロアか
ら熱交換エレメント3の内壁で形成される通路をその下
側面部の給泥出口8に向って流通し、熱交換エレメント
3の伝熱面である壁を熱媒体として熱エネルギーを高温
排流体から吸収する。
すなわち排熱の回収を行う。この排熱回収装置において
は高温排流体中に含まれる塵埃が高温排流体の通路であ
る熱交換エレメント3の外壁に付着し、甚だしい場合に
は通路の目詰りを生じて伝熱面への熱伝導を阻害したり
流体の流通を阻害したりして熱交換効率を著しく低下さ
せる。
この欠陥防止のために伝熱面の汚れを自動的に洗浄しか
つ装置構成が簡単な洗浄装置が準備されている。
洗浄パイプ11は長手方向に数個の噴射ノズルを備え、
ストップバルブ12を介してポンプPとモータMとを主
要部分とする洗浄液供給装置13から加圧された洗浄液
を供給され、熱交換エレメント3の伝熱面に向は洗浄液
を噴射する。
洗浄液には例えば温水、石鹸水および溶剤等が利用され
る。
熱交換エレメント3の外壁の汚れを洗浄した廃液は排流
ダクト1の下方の洗浄廃液受皿9で集められ、ドレーン
口10から排流ダクト1の外部に導びかれる。
このようにして伝熱面は熱交換効率を回復する。
この洗浄は自動制御されるコントロールバルブからなる
ストップバルブ12と洗浄液供給装置の自動操作により
定期的に実行される。
しかしながら上述したように塵埃に付着性の強い物質例
えばタールのようなものが含まれる場合には洗浄回数を
増加しても容易に伝熱面の汚れを洗い落して熱交換効率
を回復することが困難である。
第2図は本考案になる洗浄装置の一実施例を示す説明図
である。
第2図で第1図と同一機能を示す物品は同一符号を使用
し説明を省略する。
洗浄パイプ11は第1図において説明したように熱交換
部4の上面部の排流出口6へ洗浄液を噴射流入する。
電動機MとポンプPと二方弁Vとを主要部分とする洗浄
液供給装置14はストップバルブ12を介して温水Wと
洗浄液Sとを適宜切換えて洗浄パイプ11に加圧供給す
る。
ダクト閉止弁15.16および17が給温ダクト2の給
泥入ロアと給泥出口8および排流ダクト1の排流入口5
の前面に配設される。
排流ダクト1および給温ダクト2は密封構造であるから
これらダクト閉止弁は何れもダクトを密封することが可
能で例えば自動制御のバタフライ弁である。
パイプ19は洗浄パイプ11とダクト閉止弁16の給泥
入口側ダクトとをストップバルブ18を介して接続する
また排流入口5の下方に洗浄廃液を回収する洗浄廃液受
皿9が備えられ、その先端にドレーン口10がストップ
バルブ20を介してドレーンパイプ21に接続される。
パイプ23はダクト閉止弁16の給泥入口側ダクトとド
レーンパイプ21とをストップバルブ22を介して接続
する。
脱流口24が給泥入ロアに近く給温ダクト2の上面に備
えられる。
以上のように構成される洗浄装置の洗浄作用を次に説明
する。
洗浄開始にあたりダクト閉止弁15.16および17が
閉じる。
ストップバルブ20と22とを閉じる。次にストップバ
ルブ12と18とを開き、かつ給温ダクト2の脱流口2
4を開口すると密封がとかれ洗浄液供給装置14から洗
浄パイプ11を介して流入する洗浄液Sは給温ダクト2
の底部から流入しやがて充満するとともに排流ダクト1
にも充満する。
熱交換部4の熱交換エレメント3は伝熱面をなす壁面が
薄く、充満する洗浄液の液柱圧により損傷されないよう
に熱交換エレメント3の内部と外部とに同時に洗浄液を
充満する必要がある。
このような熱交換部4を洗浄液に浸漬する状態を数時間
保持することにより熱交換エレメントの特に外壁に付着
している塵埃に含まれる付着性の強い物質は洗浄液で溶
解し極めて除去し易くなる。
次にストップバルブ20と22とを開き、充満している
洗浄廃液をドレーンパイプ21から脱離した塵埃ととも
に排出する。
次に洗浄液供給装置14の三方弁Vを操作して温水Wを
使用して洗浄液Sと同様なバルブ操作によって洗浄液と
塵埃を洗い落とす。
洗浄終了にあたりダクト閉止弁15.16および17を
開き、ストップバルブ22.12および18を閉じ、脱
流口24を閉止する。
このような洗浄は長時間を要し、その間排熱回収を停止
することになるが、熱交換効率の著しい回復により排熱
回収の停止による損失を補って余りあるものである。
なお洗浄操作はプログラムを組んでストップバルブやダ
クト閉止弁を自動化してマイコン制御による自動制御に
よればより効果的に実施できる。
本考案による洗浄装置によれば従来高温流体の塵埃中に
含まれる付着性の強い物質が存在する故に廃棄されてい
た熱エネルギごを有効に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の洗浄装置の実施例を示す説明図、第2図
は本考案になる洗浄装置の一実施例を示す説明図である
。 1・・・・・・排流ダクト、2・・・・・・給温ダクト
、3・・・・・・熱交換エレメント、4・・・・・・熱
交換部、5・・・・・・排流入口、6・・・・・・排流
出口、7・・・・・・給泥入口、8・・・・・・検流出
口、9・・・・・・洗浄廃液受皿、10・・・・・・ド
レーン口、11・・・・・・洗浄パイプ、13と14・
・・・・・洗浄液供給装置、15と16と17・・・・
・・ダクト閉止弁、12と18と20と22・・・・・
・ストップバルブ、19と23・・・・・・パイプ、2
1・・・・・・ドレーンパイプ、24・・・・・・脱流
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. いづれも密封構造の排流ダクト1と給泥ダクト2との交
    差部分に熱交換エレメント3を複数配列した熱交換部4
    が配置され、高温排流体が熱交換部4の底面部の排流入
    口5から上面部の排流出口6に向って熱交換エレメント
    3の外部を流通し、低温給流体が熱交換部4の上側面部
    の給泥入ロアから下側面部の検流出口8に向って熱交換
    エレメント3の内部を流通して排熱回収を行う装置にお
    いて、排流出口6へ洗浄液を噴射流入する洗浄パイプ1
    1とこの洗浄パイプ11にストップバルブ12を介して
    温水と上記洗浄液とを切換え加圧供給する洗浄液供給装
    置14と、給泥入ロア、検流出口8および排流入口5の
    前面に配置され、それぞれ排流ダクト1および給泥ダク
    ト2の密封を行うダクト閉止弁15.16および17と
    、洗浄パイプ11とダクト閉止弁16の給泥入口側ダク
    トとをストップバルブ18を介して接続するパイプ19
    と、排流入口5の下方に備えられる洗浄廃液受皿9の先
    端をなすドレーン口10からストップバルブ20を介し
    て接続されるドレーンパイプ21と、このドレーンパイ
    プ21とダクト閉止弁16の給泥入口側ダクトとをスト
    ップバルブ22を介して接続するパイプ23と、給泥入
    ロアに近く給泥ダクト2の上面に備えられる脱流口24
    とを具備することを特徴とする排熱回収装置の洗浄装置
JP14805581U 1981-10-05 1981-10-05 排熱回収装置の洗浄装置 Expired JPS5919918Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14805581U JPS5919918Y2 (ja) 1981-10-05 1981-10-05 排熱回収装置の洗浄装置

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JP14805581U JPS5919918Y2 (ja) 1981-10-05 1981-10-05 排熱回収装置の洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5852496U JPS5852496U (ja) 1983-04-09
JPS5919918Y2 true JPS5919918Y2 (ja) 1984-06-08

Family

ID=29940879

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14805581U Expired JPS5919918Y2 (ja) 1981-10-05 1981-10-05 排熱回収装置の洗浄装置

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JP6830237B2 (ja) * 2016-11-14 2021-02-17 株式会社サムソン 真空冷却装置

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JPS5852496U (ja) 1983-04-09

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