JPS5919625B2 - 電気的コネクタ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気的コネクタに関し、更に詳細には平板導体
ケーブルの導体と電気的接触をなすためのケーブル・コ
ネクタに関する。

複数の平板な電気的導体を薄い電気的絶縁フイルム内に
収容した平板多導体電力ケーブルは、例えば１９７９年
５月２５日出願された本発明と同じ譲受人に譲渡された
「多導体ケーブル」と題する米国特許願ＳｅｒｉａｌＮ
ＱＯ４２５４４号に記載されている。

複数のかかるケーブルが床上に置かれて幾つかの方向に
延びるようになされた方式においては、１つの平板多導
体ケーブルの導体をもう１つの平板多導体ケーブルの導
体と電気的に接続することが必要である。特にカーペツ
ト下の方式においては、接続装置が比較的設置し易いこ
と、醜いカーペツトのふくらみを防止するために最小の
厚さを有すること、そして種々の負荷の連続的な印加の
もとで確実な機械的電気的接触を与えることが望ましい
。平板導体ケーブルを接続するに用いられる１つの公知
の接続装置は１９７９年５月２５印こ出願され本発明と
同じ譲受人に譲渡された「自己ロツク型クランプ部材」
と題する米国特許願ＳｅｒｉａｌＮＱＯ４２４４ｌに記
載されている。

この出願において、平板導体ケーブルと共に用いられる
べきクランプ部材は互いに重なつて両者間に平板導体ケ
ーブルを受容するように屈曲せしめられる第１および第
２の屈曲可能な腕部分を有する。２つの対向する腕部分
表面は各々導体を包囲する絶縁を貫通してそれと電気的
接触をなす作用をする複数の絶縁貫通用歯をそなえてい
る。

コネクタ上にはケーブル導体との固定した接触した位置
にコネクタを保持するためにロツク機構が設けられてい
る。特に歯の構成により、このクランプ部材上に直接の
負荷を反復的または連続的に加えると導体と接触してい
る歯が緩み、それによつて接続の有効性および信頼性を
低下せしめる恐れがある。従つて、特に重い義務の環境
においてカーペツト下のコネクタとして用いるためには
、クランプ部材はコネクタに対する負荷の直接的な印加
を最小に抑えるかまたは防止するように弾性的な構成素
子により好ましくは支持される。本発明の目的は付加的
な弾性的な支持要素の必要なしに、確実な接続を保証す
るカーペツト下の設置に用いられるコネクタを提供する
ことにある。

本発明によれば、導体と電気的接触をなすためのもので
あつて２つの別々の平板導体ケーブルの導体を互いに結
合させる上に特に有用な電気的コネクタが提供される。
該コネクタは屈曲線に沿つて屈曲するための細長い屈曲
可能な板部材から成り、該部材は屈曲線によつて互いに
分離された第１の腕部分と第２の腕部分を含む。

各腕部分の表面からそれに沿つて突起が外方に延び、各
突起は該突起の両側壁表面に沿つて延びる１対の歯を有
する。突起上の歯は実質的に平行であつて各歯は各腕部
分の表面か最末端の位置に比較的鋭い縁を有する。突起
は、前記部材を屈曲線のまわりに屈曲せしめると突起が
対面関係に位置せしめられて歯縁がその間に配置された
導体と接触するように腕部分上に配列されている。この
導体接触位置において、対面し合う突起は一方の突起の
歯縁が他方の突起の歯縁間に対面的に位置するように互
いに関してずれている。好ましい一実施例においては、
突起は、屈曲と同時に歯縁が導体を貫通するように配列
されている。更に好ましい要素としては、導体を貫通す
る対面突起の歯縁は屈曲位置での前記部材の腕部分の中
間における共通平面を通過する。他の特徴としては、コ
ネクタは歯が導体との接触状態に保持されるように腕部
分を固定した屈曲位置にロツクするための手段を含む。
コネクタがまわりに封包用電気的絶縁を有する型式の平
板導体ケーブルとの電気的接続を与える上に使用される
ようになされた好ましい一実施例においては、屈曲軸の
まわりに屈曲される細長い板部材の各セクター上に１対
の歯をそなえた複数の突起が設けられ、該屈曲軸は板部
材の縦方向軸と実質的に直交する。

屈曲位置において、セクターは平板導体の両表面に隣接
して離隔関係に配列され、それにより対面し合う突起上
の歯は絶縁を貫通して導体と接触する。導体接触位置に
おいて、一方のセクター上の各突起の歯縁は他方のセク
ター上の関連した突起の歯縁間に対面的に位置する。突
起はセクター上に板部材の屈曲軸と平行にまたはそれと
直交して配列されてよい。前者の配置においては、対面
し合う突起は互いに関して縦方向にずれている。後者の
配置Ｚ（おいては、対面し合う突起は互いに関して細長
板部材の横断方向にずれている。コネクタがまわりに封
包用電気的絶縁を各々有する少なくとも２つの平板導体
ケーブルと電気的接続をなす上に使用されるようになさ
れた好ましい一実施例においては、屈曲と同時に各セク
ターがそれぞれの平板導体ケーブルに隣接して位置する
ように屈曲軸と直交し且つ板部材を横切つて横断方向に
延びる屈曲可能な細長板部材の２つのセクター上に１対
の歯を有する複数の突起が配列される。

該突起は屈曲と同時に対向し合う歯がそれぞれ隣接する
導体ケーブルの絶縁及び導体を貫通し、対面し合う歯が
互いに細長板部材の横断方向にずれた関係に位置し、そ
れにより一方のセクター上の各突起の歯縁が他方のセク
ター上の対面する突起の歯縁間に位置するように配列さ
れる。図面において、第１図には平板ケーブルの導体と
電気的接触をなす上に特に有用な本発明に係る電気的コ
ネクタ１０が示されている。コネクタ１０は屈曲線１２
に沿つて屈曲して第１および第２の腕部分１４及び１６
を画成するようになされた屈曲可能な部材を含む。図示
の好ましい実施例においては、コネクタ１０全体は該コ
ネクタ１０を平板導体ケーブルの導体に取付けてそれと
の電気的接触を行なう時に電気を導くに適当であるよう
に金属製である。腕部分１４，１６の形状は五角形とし
て示されているが、他の形状を用いてもよく且つ腕部分
１４および１６は同一形状を有さなくてもよいことを理
解すべきである。屈曲可能な部材は細長として示され、
その縦方向軸はその屈曲軸または線１２と直交している
。腕部分１４は該腕部分１４の表面２０から外方に且つ
それを横切つて横断方向に延びる複数の突起１８をそな
えている。

各突起１８はその両側壁表面２４，２６に沿つて縦方向
に延びる１対の歯２２を有する。各突起上の歯２２は互
いに実質的に平行に延び且つ表面２０から極端な末端位
置に比較的鋭い縁２８を有するように形成されている。
腕部分１６も同様に該腕部分１６の表面３２から外方に
且つそれを横切つて横断方向に延びる複数の突起３０を
そなえている。各突起３０はその両側壁表面３６，３８
に沿つて縦方向に延びる１対の歯３４を有する。歯３４
は互いに且つ第１の腕部分１４上の歯２２と実質的に平
行となるように形成されている。歯３４はまた表面３２
から最末端の位置に比較的鋭い縁４０を有するように形
成されている。好ましい実施例においては、それぞれの
腕部分１４，１６の各々の上の突起１８，３０は屈曲線
１２と実質的に直交する表面２０，３２に溢つて延びて
いる。

突起１８，３０は更に、第４図について詳述するごとく
歯２２，２４が互いにある距離だけ横断方向にずれるよ
うにそれぞれの表面２０，３２上に形成されている。第
１の腕部分１４は第１図に示すごとく表面２０から遠ざ
かる方向に延びる屈曲可能なタブ４２を好ましくはそな
えている。

図示の実施例では、タブ４２は第１の腕部分１４から押
抜きまたは型打ちされたものである。第２の腕部分１６
は屈曲可能な部材１０を屈曲線１２に沿つて屈曲せしめ
て第１および第２の腕部分を互いに接近せしめる時にタ
ブ４２を受容するようになされるように屈曲線１２に関
して配置された開口４４をそなえている。腕部分１６の
反対側表面にはタブ４２が開口４４内に進入してこれを
貫通する時にタブ４２を屈曲せしめるためのフード４６
（第３図）が設けられている。タブ４２、開口４４およ
びフード４６は屈曲可能な部材が後述のごとくその所望
位置へと屈曲せしめられた後に腕部分１４および１６を
固定位置に保持するためのロツク手段として作用する。
かかるロツク装置は１９７９年５月２５印こ出願され参
照によりここに組込まれる「自己ロツク型クランプ部材
」と題する米国特許願ＳｅｒｉａｌＮＱＯ４２４４ｌに
更に詳細に述べられている。屈曲線１２のまわりでの第
１および第２の腕部分１４，１６の正確な屈曲を容易な
らしめるために、切欠き４８を設けて線１２に沿う断面
積を減少せしめるようにしている。腕部分１４，１６を
固定位置に保持するには上述のごときタブ４２が好まし
いが、他の適当なロツク装置を用いてもよいことは言う
までもない。本発明の電気的コネクタ１０は第２図に示
すごとく重なり合う２つの平板導体ケーブル５０，５２
の電気的導体を相互接続する上に特に有用であり、平板
ケーブル５０，５２はまわりの電気的絶縁により封包さ
れた複数の導体を有する公知型式のものである。

図示したごとく、相互接続のための所望の位置において
ケーブル５０，５２には複数のスロツト５４および穴５
６が穿たれている。上述のごときコネクタ１０はロツク
用タブ４２が心合穴５６を介して突出するようにして心
合スロツト５４を介して挿入される。第３図に示すごと
く、コネクタ１０はその屈曲線のまわりに屈曲せしめら
れて第１の腕部分１４を導体ケーブル５０に隣接位置せ
しめ第２の腕部分１６を他方の導体ケーブル５２に隣接
位置せしめる。

第３図に示すごとく且つ第４図により詳細に示すごとく
、それぞれの腕部分１４，１６上の歯２２，３４は各ケ
ーブル５０，５２の外面とちようど接触しており、コネ
クタ１０はその最終位置に完全にはクランプされていな
い。この位置において、突起１８，３０は互いに対向す
るように位置せしめられており、それぞれの腕部分１４
，１６の表面２０および３２は実質的に平行で且つ互い
に対向―隔している。第４図において、ケーブル５０は
電気的導体６０を包囲する電気的絶縁の層５８を含むも
のとして示されており、ケーブル５２は電気的導体６４
のまわりの電気的絶縁の層６２を含むものとして示され
ている。

またそれぞれの突起１８および３０の好ましい歯形状も
示されている。図示の実施例では、突起１８および３０
の両側壁表面２４，２６および３６，３８は実質的に平
面状であり、各表面はそれぞれ歯２２，３４の側部の一
方を形成する。各歯２２の他側は側壁２４，２６と共に
収斂して歯２２に沿つて鋭い縁２８を形成する湾曲表面
６６，６８によつてそれぞれ形成されている。同様に、
各歯３４の他側はそれぞれ側壁３６，３８と共に収斂し
て歯３４に溢つて鋭い縁４０を形成する湾曲表面７０，
７２によつて形成されている。第４図に示した歯形状が
好ましいが、突起のための他の歯形状も本発明の範囲内
において有用であることは言うまでもない。かかる他の
形状は例えば１９７４年５月２１日に発行された米国特
許第３８１２４４８号の第８図および第９図に図示説明
されている。再び第４図を参照すると、いま対面関係に
ある腕部分１４，１６上の突起１８，３０の横断方向ず
れがわかる。

図示の位置において、各突起１８上の歯縁２８の一方は
対向する関連突起３０の歯縁４０間に対面的に位置して
いる。第４図に示すごとく、前記横断方向ずれは対向す
る歯縁２８と４０との間の距離Ｓ１を特徴としている。
好ましい実施例においては、突起１８，３０は表面２４
と２６との間隔Ｓ，が表面３６と３８との間隔Ｓ，にほ
ぼ等しくなるように形成されている。また、突起１８間
の間隔Ｓ４は好ましくは突起３０間の間隔Ｓ，に等しい
。更に、後述するごとく、歯縁４０間に位置する歯縁２
８が一方の歯縁４０により近接し、間隔Ｓ１が一方の歯
２２の幅のオーダーであることが好ましい。次に第５図
を参照すると、第４図に位置せしめられているごとき第
１および第２の腕部分１４，１６は適当な手段（不図示
）によつて最終的な閉位置に更にクランプまたはクリッ
プされて導体６０および６４との接触を確立する。

２つの平板導体ケーブル５０と５２との相互接続の好ま
しい形態においては、歯２２と３４がそれぞれの絶縁層
５８および６２とそれぞれの電気的導体６０および６４
を貫通することが意図される。

突起の横断方向ずれは対向する歯２２，３４の鋭い縁２
８，４０が２つの対面する腕部分１４，１６の中間の共
通平面を貫通しうるように設けられるものであり、該共
通平面は第５図に数字７４で示されている。均等に離隔
した歯および突起と共に少なくとも歯の幅と同じ間隔Ｓ
１を有するように突起を形成することによつて、歯２２
および３４は対向する表面３２および２０上に着座する
ことができ、それによりコネクタ１０の最小厚さを許す
。図示説明した実施例においては、歯２２，３４は歯３
４間に位置する歯２２の表面２６のごとき平面状の歯表
面が歯３４の一方の表面７２のごとき湾曲した歯表面に
より近接するように形成されることが好ましい。この歯
配置は、２４および３６のごとき対向した平面状表面が
互いに比較的接近している場合に、特に歯縁２８，４０
が共通平面７４を貫通するようにコネクタ１０がクラン
プされる場合に生じる恐れのあるはさみ式切断作用を最
′卜に抑える上で望ましいものである。第５図に示した
実施例では、最終的なクランプ位置において突起１８上
の歯の１つ、例えば、歯２２ａが第１のケーブル５０の
絶縁５８と導体６０を貫通しまた第２のケーブル５２の
絶縁６２を貫通して導体６４と接触することがわかる。

突起１８上の他方の歯２２ｂは絶縁５８を貫通し後述の
ごとく切断される導体６０と接触する。対向する関連突
起３０上では、歯の１つ、例えば対面する歯２２ｂによ
り近接した歯３４ｂが第２のケーブル５２の絶縁６２と
導体６４を貫通しまた第１のケーブル５０の絶縁５８を
貫通し導体６０と接触する。突起３０上の他方の歯３４
ａは絶縁６２を貫通し導体６４と接触する。すべての歯
縁において導体は切断されるが、かかる切断は各歯にお
いて純粋なせん断によるものではないと信じられる。

例えば、導体６０については、クリップ時にその歯２２
ｂが導体６０をある程度まで押出して導体を湾曲せしめ
次いで対向する歯３４ｂの相互作用がせん断力と引張力
との組合せにより導体６０の破断を生ぜしめるのだと信
じられる。歯２２ｂと３４ｂの間のこの界面においては
、破断した導体の一部６０ａが楔状に食い込むことによ
り対向する歯の間および導体６０との良好な機械的接触
を確立するのだとも信じられる。同様に、一部分６４ａ
が歯２２ａと３４ａの界面間に楔状に食い込んで導体６
４との良好な接触を確立するのだとも信じられる。また
突起１８間では穴をあけられた導体６０の一部分６０ｂ
が平面状表面２４と２６の間に楔状に食い込むものと信
じられる。また、穴をあけられた導体６４の一部分６４
ｂは離隔した突起３０の平面状表面３６と３８の間に楔
状に食い込むものと信じられる。このように楔状に食い
込んだ部分６０ｂおよび６４ｂは金属コネクタ１０の屈
曲した腕部分１４および１６を介して導体６０と６４間
の更なる接触を確立する。コネクタ１０の好ましい実施
例は屈曲線１２と実質的に直交する第１および第２の腕
部分１４上に形成された複数突起１８および３０を有す
る屈曲可能な部材を含むものとして説明されたが、他の
コネクタ形状を利用しうることは言うまでもない。

例えば、第６図において、コネクタは板部材７６の縦方
向軸と直交する屈曲軸７８のまわりに屈曲可能な細長い
板部材７６から成つてもよい。屈曲軸７８は部材７６を
それぞれ第１および第２の平板導体ケーブルに隣接して
屈曲可能に位置せしめられるようになされた第１および
第２のセクター８０，８２に分割する。第１のセクター
８０上には各々１対の歯２２を有する複数の突起１８ノ
が形成され、第２のセクター８２上には各々１対の歯３
４を有する複数の突起３０が形成される。

それぞれのセクター８０，８２上の突起１８，３０は互
いに関して板部材に沿つて縦方向にずれていて上述のご
とき望ましい導体接続を与える。なおこの形状について
は、屈曲平面における板部材の非均一な厚さのため、適
当な屈曲用工具によつてコネクタの適正な屈曲を与えて
よい。また、ロツク用タブ８４および開口とタブ屈曲用
フード（不図示）とを含む閉鎖手段８６を設けてもよい
。コネクタ１０の好ましい実施例は電気絶縁および導体
が好ましくはずれた突起の歯によつて貫通されるように
した２つの重なり合う平板導体ケーブルの導体間に電気
的相互接続を行なうためのものとして説明されたが、そ
の用途はそのように限定されるものでないことは言うま
でもない。かかるコネクタは歯が導体に侵透するが導体
を貫通しはしないような相互接続を行なうために本発明
の範囲内で利用されうるものである。更に本コネクタは
単一の導体との電気的接触を行なう成端としても利用さ
れうる。更にまた、本コネクタにより行なわれる接続ま
たは相互接続は電気的絶縁をもつたあるいはもたない導
体に対しても行ないうるものである。従つて、本発明の
電気的コネクタは屈曲可能な細長部材の２つの腕部分の
各表面から外方に延びる１対の歯を有する突起が屈曲軸
と直交してもよいしあるいは平行であつてもよい２つの
形状において提供されうることを理解すべきである。

いずれの配置においてもすべての歯は実質的に平行であ
る。前者の構成にあつては、屈曲部材を横方向に横切る
歯の連続が第１の突起上に一方の歯があり、次いで第２
の突起上に一方の歯があり、続いて第１の突起上に他方
の歯がありそして第２の突起上に他方の歯があるという
ように他方の腕部分上の突起の横方向範囲と縦方向に心
合した横方向範囲を一方の腕部分上の突起が屈曲可能部
材に有する。後者の構成にあつては、屈曲可能部材に縦
方向に沿つて屈曲線から増大する距離における歯の連続
が第１の突起上に一方の歯があり、次いで第２の突起上
に一方の歯があり、続いて第１の突起上に他方の歯があ
り、次いで第２の突起上に他方の歯があるというに各突
起は屈曲線から異つて離隔し且つ屈曲線と実質的に平行
な縦方向範囲を有する。上記の特定的に開示された実施
例に対する種々の変更は当業者には明らかであろう。

従つて、上記の好ましい実施例は例示的なものであつて
限定的なものではない。本発明の真の精神および範囲は
特許請求の範囲に記載した通りである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電気的コネクタの好ましい一実施
例の斜視図、第２図は２つの重なり合う平板導体ケーブ
ルの斜視図であつて第１図のコネクタを該２つのケーブ
ルの導体を接続するための組立ての中間段階において示
す図、第３図は第２図の導体ケーブルの側立面図であつ
てコネクタ歯第２図のそれぞれのケーブル内への侵透直
前における位置に閉鎖されたコネクタを示す図、第４図
は第３図の４−４線に沿つて見たコネクタおよびケーブ
ルの拡大一部断面図、第５図はコネクタがケーブル上で
その最終位置に閉鎖された第４図の次段階図、第６図は
本発明のコネクタの他の実施例の屈曲以前における斜視
図である。 主要部分の符号の説明、１０・・・・・・電気的コネク
タ、１４・・・・・・屈曲可能部材の第１の腕部分、１
６・・・・・・屈曲可能部材の第２の腕部分、１８，３
０・・・・・・突起、２２，３４・・・・・・１対の歯
、２８，４０・・・・・・各歯の比較的鋭い縁、４２・
・・・・゛・屈曲可能なタブ、４４・・・・・・開口、
４６・・・・・・フード。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 屈曲線に沿つて屈曲するための屈曲可能な部材であ
   つて前記屈曲線によつて互いに分離される第１の腕部分
   と第２の腕部分とを含み該腕部分は屈曲と同時に互いに
   離隔した対面関係に位置せしめられるようになされた屈
   曲可能な部材と、各腕部分の表面からそれに沿つて外側
   にのびる突起とから成り、各突起は該突起の両側壁表面
   に沿つて延びる１対の歯を有し、各歯は各腕部分の表面
   から最末端位置に比較的鋭い縁を有し、それぞれの腕部
   分の突起上の歯は実質的に平行であり、前記突起は前記
   部材を屈曲線のまわりで屈曲させると一方の突起の歯縁
   が他方の突起の歯縁間で対面的に位置するように互いに
   ずれた配置で前記腕部分上で心合することを特徴とする
   電気的コネクタ。 ２ 特許請求の範囲第１項において、対面する突起の歯
   縁は屈曲位置における前記部材の腕部分の中間の共通平
   面を貫通するように配置されていることを特徴とする電
   気的コネクタ。 ３ 特許請求の範囲第１項において、突起は他方の突起
   の歯縁間に対面的に位置する前記一方の突起の前記歯縁
   が前記他方の突起の歯縁の１つにより近接して位置する
   ように配置されていることを特徴とする電気的コネクタ
   。 ４ 特許請求の範囲第１項において、前記腕部分の各々
   の表面上には複数の突起が設けられ、該腕部分上の突起
   は互いに実質的に平行であり、前記突起は該突起を対面
   関係に位置せしめるべく前記部材を屈曲せしめると同時
   に関連した両突起が互いにすぐれた関係になることによ
   り一方の腕部分の突起の各々の歯縁が他方の腕部分上の
   関連した突起の歯縁間に対面的に位置するように前記腕
   部分上に配置されていることを特徴とする電気的コネク
   タ。 ５ 特許請求の範囲第４項において、前記屈曲可能な板
   部材は細長く、前記屈曲線はその縦方向軸と実質的に直
   交することを特徴とする電気的コネクタ。 ６ 特許請求の範囲第５項において、前記腕部分上の前
   記突起は前記腕部分の幅を横切つて横断方向に前記屈曲
   線と実質的に直交して延びており、対面関係にある突起
   は前記縦方向軸の横断方向に互いに関してずれているこ
   とを特徴とする電気的コネクタ。 ７ 特許請求の範囲第５項において、前記腕部分上の前
   記突起は前記腕部分の長さに沿つて前記屈曲線に実質的
   に平行に延びており、対面関係にある突起は互いに関し
   て縦方向にずれていることを特徴とする電気的コネクタ
   。 ８ 特許請求の範囲第５項において、前記腕部分の各々
   の上の突起は実質的に等しく離隔されていることを特徴
   とする電気的コネクタ。 ９ 特許請求の範囲第１項において、前記腕部分をその
   屈曲位置にロックすることにより前記突起が比較的固定
   した関係に保持される手段を更に含むことを特徴とする
   電気的コネクタ。