JPS59196029A - 食肉充填装置のためのシア−ドケ−シング送り出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シアートケーシングをノズルに接続し、該ノ
ズルから肉類を押し出して上記ケーシングに充填する食
肉充填装置に用いられ、上記シアートケーシング全ノズ
ルまで送少出して該ノズルに接続すると共に、シアート
ケーシングに肉類充填空間として直管状部を形成するク
アードケーシング送夛出し装置に関するものである。

この種の装置にあっては、従来シアートケーシングはノ
ズルの外周にて遊嵌・支持されて、上記ノズルから押し
出されケーシング内に充填される肉類の圧力にｘｂ所定
量だけ上記シアートケーシングに直管状ｍを形成しつつ
、該直管状部に肉類の充填を行っていた。しかしながら
シアートケーシングは極めて長いケーシングを長手方向
に折りたたんで短縮したものであり。

そのためケーシングの伸長時の直径に対し上記シアート
ケーシングの折！７たたみによる襞は比較的に大きく、
また該襞の内側にノズルが遊嵌されるので、上記シアー
ドケーシン／を肉類充填のために直管状に伸ばしたとき
、この直管状部の径とノズル内径とは大きな差が生ずる
。この直径の差が大きなためノズルから押し出される肉
類は上記直管状部の径に比してきわめて小さい径のもの
となりケーシング内に密な状態で充填されることは容易
ではなかった。一方、例えば特公昭５０−３２３１５あ
るいは同５２−２７７１５に開示されるごとく、ノズル
の肉類押し出し方向先方位置にケーシングを配置し、ケ
ーシングをノズルに接続する方式もあるが。

これは円筒とこれに套嵌される外筒とでケーシングを挾
持し外筒をシリングで駆動し、円筒と係止する係止爪の
作用と相俟ってケーシングをノズルに向けて繰り出すの
で極めて複雑な機構となってかり、しかも直管状ケーシ
ング？その対象としておりシアートケーシングには不向
きである。

本発明は上述の事情に鑑み開発されたものであり、簡単
な構造でしかも容易に取扱えかつシアートケーシングを
用いてケーシングの直径に近い径の肉類を、しかも連続
的にかつケーシング切断部の余長をなくすことによりケ
ーシングを経済的に使用して自動充填可能とする食肉充
填装置用シアートケーシング送シ出し装置を提供するこ
とをその目的とするものである。

本発明は、シアートケーシングをノズルに接続し、該ノ
ズルから肉類を押し出して上記ケーシングに充填する食
肉充填装置のためのものであって、下述の支持体と、ク
ランプ体と、駆動体とそして抵抗体と必要に応じ整合手
段とを備えて成るものである。

支持体は、ノズルの肉類押し出し方向先方位置でシアー
トケーシングを該シアートケーシングの内側から支持し
てりる。支持体の形状は特に限定されず、円筒体でも単
なる枠体であってもよい。またその支持面ｔ−なす外形
寸法、例えば円筒体の場合その外径も正確なものである
必要はなく、単にシアートケーシングを内側から支持で
きれば十分である。したがって一種のシアートケーシン
グを支持できる支持体は、それ以上の内径のシアートケ
ーシングならば内径に係りなく支持できることとなる。

クランプ体は、上記支持体により支持されているシアー
トケーシングのノズル側先端部を該シアートケーシング
の内側より圧してこれを堅持している。クランプ体扛上
記ケーシング内側から圧して堅持力を生ずる手段として
、仮構的にあるいに流体圧を受けてケーシング円で半径
方向に開閉自在な機構のもとに拡径されることにより該
ケーシングの内壁を圧する拡径機構を備えて−る。上記
堅持力は、シアートケーシングの先端部をとらえこれを
後述の駆動体によりノズルに接続させるべく送シ出すた
めのものであるから、堅持するに十分でなくてはならな
いのけ勿論ではあるが、ノズル方向に向って（「前方」
という。）進むとき（「前進」という。）のみに堅持力
を備えれば十分であり、後退時に岐堅持力を弱くもしく
は解除してもよい。

上記クランプ体は支持体の前部に固定的に取りつけられ
てかり両者は一体的に前進、後退するようになっている
。支持体内部にはクランプ体の拡径機構を操作するため
のカを伝達する伝達要素を有している。該伝達要素は拡
径機構と相対的に決められるものであるが１例えば支持
体内に穴を穿設して拡径機構に操作方金伝える流体室、
あるいは機械的なロンド、ネジ機構等が挙げられる。

駆動体は、上述のクランプ体をノズルに向は前進せしめ
、そしてシアートケーシングのノズルとの接続後、再び
後退せしめるべく上記クランプ体と一体的に取りつけら
れてｉる支持体と結合されて９る。

抵抗体は支持体に支持されたシアートケーシングの折り
たたみ襞に掛止し、かつ該シアートケーシングの掛止襞
との相対運動により、該シアートケーシングに肉類を充
填する九めの空間とな淋直管状部を形成するように配設
されている。

以下図面に示す実施例について説明する。

第１図は第２図に示す本発明実施例のシアートケーシン
グ送多出し装置を採用した食肉充填装置の一例の全体正
面図で、第３図は哨２図の本災施例装置の動作原理をそ
の順序にしたがい示す概要図である。

第１図に２いて１が支持体で円筒体状をなし内側からシ
アートケーシング５全支えている。

支持体ｌに、ノズル６のピストン６１による肉類押し出
し方向（矢印方向）先方位置（図中右方位置）に配設さ
れ、〃ｘつ保持体９１に同定的に取りつけられて肉類の
充填量（充填長さ）に応じて上記保持体９１を適宜の任
意位置に設定することにより、上記支持体１は所定位置
に定められる。シアートケーシング５の内側かつノズル
側先端部には、支持体１の前部に一体的に取りつけられ
たクランプ体２が配置されている。

クランプ体の詳細は後述する。また上記支持体１を保持
してする保持体９１は下記の駆動体４により前進、後退
駆動されるようになっている。

駆動体４は装置枠体１０に固定されたエアシリンダ４０
のロッド４１を保持体９１に連結して成っている。すな
わちロッド４１は保持体９１の下端に取付片９２を介し
て連結されてかり、かつ保持体９１の下部は案内パー４
９にエリ摺動案内されている。

支持体１の前方にセ、シアートケーシング５の襞に喰い
込んで掛止する中抜き円板状の抵抗体３が配設されてい
る。該抵抗体３は支持ｓ３１、に取付けられ、該支持棒
３１は、保持体９１に取付けらｎｆＣエアシリンメ３２
のロッドの先端に連結されている。ただし上記エアシリ
ンダは後述の整合手段のためのものでろり、ケーシング
に直管状部を形成する際には作動せず抵抗体３は保持体
９１と一体的に移動する。

クランプ体２は、支持体１の先端に一体的に取付けられ
、支持体１円に設けらＩした流体室からの流体圧で作動
するピストン２２８の直線変位を坐径方向変位に変換す
る拡径機構２２とを備えている。−ト叱拡径機構２２に
ピストン２２８の前方に突出して設けられたロッド２２
１の先端に取付けられた錐体２２２及び該錐体２２２に
接面する円錐面を有しピン２２４まわりに回動可能な拡
径体２２５とを備えている。そして−ｈｆ！拡径機構２
２は、ピストン２２８への流体圧が解除されたとき拡径
体２２５を原位置に復帰（縮径）せしめるために拡径体
２２５の周囲をとりまくバネ２２６と、ピストン２２８
を後方に押し戻すノマネ２２７とを備えている。

支持体１の内部には伝達要素のための流体室が設けられ
ている。該流体室は支持体１の内部に前便に貫通して穿
設された中空穴に圧力媒体となる流体を充填することに
より形成されている。そして上記流体室はクランプ体２
のピストン２２８まで連通しており、また中空穴１５の
右端の加圧口１４から図示しないボ／プにより加圧され
る。

さらに上記クランプ体２は、その先端で拡径体２２５０
枠体上金摺動可能に配設され、ノズル６に当接すると後
方に没してケーシングの先端を突出せしめて該ケーシン
グ先端をノズルに挿嵌しやすくする頭部２３″を有して
−る。該頭部２３は、′スル６と当接しないときは、バ
ネ２３１０弾圧力によし前方位置にある。

上記頭部２３の先端にはケーシングの先端（切断位ｒｉ
ｗ−）＊検出する検出６２３５が取りつけられ、抵抗体
３と相俟りて整合手段２０を構成している。シアートケ
ーシングのノズルへの接続のための前進開始前にふ・い
てはｔクランプ体の先端の位置とケーシングの先端（切
断位置）との距離は各充填毎（ｆｆ品毎）に肉類の大き
さによりケーシング緊張のための引戻し距離がちがうの
で、おのずと一定せず長短が生ずる。整合手段２０は上
記距′＠を一定に整えるためのもので、本実施例では上
記検出器２２５の位置までケーシングの先端ｔ−後退せ
しめるもので、該後退のために抵抗体３を採用している
。そのために抵抗体３を取付けている支持棒３１の後端
は、既述のエアシリンダ３２のロッドに連結されてぬる
。

なお上記検出器は光電式スインナ、近接スイッチ等ケー
シンブの先端を検出するものであｔば特に制限はない。

なお図中６２は、７アードケーシングの先端がノズルに
挿着されたとき、これ全挾持するチャックであり、７は
ケーシングの直管状部に肉類が充填された後順次該肉類
の両端でケーシングを結縛する第−結縛部７１及び第二
結縛部７２を有する結縛手段であり、第二結縛部’１２
Ｖこはケーシングを絞９込む絞秒手段８１ｅ内蔵すると
共に、ケーシング全切断する切断手段９を後方に隣接し
て備えている。ま７′ｃクランプ体は、第二結縛前に充
填をより密にするために上記絞り込みと相俟って再度後
退すべく設定されることが望ましい。この再後退時には
クランプ体２の堅持力は少くとも強の状態になくてはな
らない。

以上の構成の本実施例につｖ５て、次にその作動を説明
する。

先ず支持体１にシアートケーシング５１″支持せしめ、
その前方端部を抵抗体３から引き出してクランプ体２に
より堅持する。

クランプ体２の作動は、流体圧によって行われる。すな
わち加圧口１４に流体圧を加えると、流体圧は中空穴１
５円を通してピストン２２８ｑＡネ２２７に抗して前進
せしめる。このピストン２２８の前進は、ロッド２２１
を介し錐体２２２をも前進せしめ、該錐体２２２と接面
する拡径体２２５はこれをとりまくバネ２２６に抗して
ビン２２４まわ抄に回動して拡径し、その結果シアート
ケーシングを同側から堅持する（第２図、第３図（１）
）。

次くエアシリンダ４０を作動せしめてそのロッド４１に
前進させる。すると取付片９２を介してロッド４１と連
結されている保持体９１も前進し、その結果支持体１と
これに一体的に取付けられているクランプ体２も前進し
クランプ体２の先端の頭部２３がノズル６に当接する。

該クランプ体２の頭部２３がノズル６に当接すると、該
頭部２３はバネ２３１に抗して後退して没しケーシング
の先端が頭部２３より突出する（第３図（２））。該突
出したケーシングの先端がノズルに挿嵌されるとエアシ
リンダ４０の作動圧は解除されクランプ体の前進は停止
し、次にチャック６２が作用しケーシング全挾持する。

そして望ましくは上記チャック６２の作動と共に加圧口
１４への流体圧も遮断され、クランプ体２の堅持力も解
除されている。

かくしてケーシングのノズルへの接続は完了し、次にク
ランプ体２は後退する。このとき抵抗体３の支持棒３１
が連結されているエアシリンダ３２は作動していな―の
で、抵抗体３は支持体１と共に後退する。すなわち抵抗
体３はケーシングの折たたみ壁に掛止して後退するので
、抵抗体３の前方に扛ケーシングの直管状部が形成され
て行く。この直管状部の形成後、ノズル６から肉類を押
し出して上記直管状部門に充填する（第３図（３））。

その後第−結縛部７１によりケーシングの肉類のノズル
側（左側）を結縛すると共に、チャック６１が解除され
た後、絞り手段８の絞ね動作と相俟ってクランプ体２が
再び後退し充填された肉類全ケーシング内で密になるよ
うにケーシングを緊張せしめ、そして第二結縛部７２の
結縛の後切断手段９によってケーシングを切断し一連の
充填動作を終了する（第３ｖＡ４（４））。ただし上記
クランプ体の再彼退時にあってはクランプ体のケーシン
グ堅持力は再び作用して−る。

そして次の充填動作に入るが、その前にケーシングの切
断端（先端）をクランプ体２の頭部２３の先端に位置合
せ（整合）ｆｔ行う。この整合はケーシングの先端と頭
部の先端と全一定位置関係にすれば十分であるが、本実
施例では両者を一致せしめるようにしている。整合手段
２０のその動作は、先ずクランプ機構２２の堅持力を解
除し、次にシリンダ３２にエフ抵抗体３を後退させる。

すると該抵抗体３はシアートケーシングの装部において
該ケーシングを後方に押し戻°シ、ケーシングの先端も
後方に移動し該ケーシングの先端が頭部２３の先端位置
より後方に没したときに検出益はクランプ体２の先端を
検出して信号を発しシリンダ３２を停止せしめ。

整合がなされる。なお、整合後上記抵抗体３は次の整合
時までに整合前の原位置に復帰する。

以上のように本発明は、ノズルの肉類押し出し方向先方
位置にシアートケーシングを配置し。

該ケーシングのノズル側端をクランプ体により内側よ抄
堅持し、該クランプ体を前進させてノズルに接続せしめ
ると共に直管状部を形成するように構成されたシアート
ケーシング送り出し手段としたので、該直管状部の８仇
に近似した内径を有するノズルから肉類全充填すること
ができ充填効率が極めて向上し、さらに上記充填は自動
的に連続して実行できるので作業効果が上がり、しかも
内径寸法の異なるシアートケーシングを何ら部品等を交
換す゛ることなく扱えるので装置の簡略化、取扱−の容
易化が図れる。

上記連続充填を可能にしたことに加え、ケーシングの切
断位置にクランプ体の先端を整合せしめることも可能と
したので、いわゆるケーシングロスもなくなりシアート
ケーシングを経済的に使用できることとなる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る装置の実施例を示し、第１図は本実
施例装置金採用した食肉充填装置全体の構成を示す正面
図、第２図は第１図中の本実施例装置の縦断面図、第３
図は本実施例装置の動作を示す概要断面図でその動作の
順に示されているものである。 １・・・支持体　　　１５・・・伝達要素（中空穴）２
・・・クランプ体　２２・・・拡径機構２３・・・頭部
　　　３−・・抵抗体 ４・・・駆動体　　　５・・・シアートケーシング６・
・・ノズル　　　２０−・・整合手段特許出願人　中　
村　　賞 代理人　弁理士　　腋　岡　　　　徹

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　シアートケーシングをノズルに接続しｔ該ノ
   ズルから肉類を押し出して上記ケーシングに充填する食
   肉充填装置のためのシアートケーシング送シ出し装置に
   おりて、 ノズルの肉類押し出し方向先方位置でシアートケーシン
   グを該シアートケーシング内側よ抄支持する支持体と、 上記支持されたシアートケーシングのノズル側先端部を
   該シアートケーシングの内側エフ圧してこれを堅持する
   クランプ体と、クランプ体をノズルに向は前進、そして
   シアートケーシングのノズルへの接続後、再び後退の往
   復運動せしめる駆動体と、 シアートケーシングの襞に掛止して該シアートケーシン
   グの掛止襞との相対運動により該シアートケーシングに
   直管状部を形成する抵抗体とを備えて成り。 上記支持体とクランプ体は一体的に前進。 後退し、 上記クランプ体は堅持力を生ずるための半径方向に開閉
   自在な拡径機構を有し、 上記支持体＃ｉ門部に拡径機構操作のための！伝達要素
   を有して釣ることｔ％徴とする食肉充填装置のためのシ
   アートケーシング送シ出し装置。
2. （２）　　拡径機構は流体圧で作動するピストンによる
   直線変位を半径方向変位に変換する機構から成抄、伝達
   要素は支持体内に設けられ、上記ピストン全作動せしめ
   る圧力流体を収容する流体室を備えていることを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項記載の食肉充填装置用シ
   アートケーシング送シ出し装置。
3. （３）　　クランプ体は、ノズルに当接した際後方に没
   してシアートケーシング先端をノズルＬ／ｃ挿嵌すべく
   突出せしめる頭部を備えていることを特徴とする特許請
   求の範囲第（１）項または第（２）項記載の食肉充填装
   置のためのシアートケーシング送り出し装置。
4. （４）　　クランプ体は、シアートケーシングの内側よ
   りのその堅持力を前進時には強く、稜退時には弱く設定
   していることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項な
   いし第（３）項のうちの１つに記載の食肉充填装置用シ
   アートケーシング送り出し装置。
5. （５）　　クランプ体は、直管状部への肉類の充填後、
   該直管状部を緊張すべく再度後退し、その際シアートケ
   ーシングの緊持力を再び強ならしめること全特徴とする
   特許請求の範囲第（４）項記載の食肉充填装置用シアー
   トケーシング送り出し装置。
6. （６）　　シアートケーシング全ノズルに接続し、該ノ
   ズルから肉類を押し出して上記ケーシングに充填する食
   肉充填装置のためのシアートケーシング送シ出し装置に
   お−て、 ノズルの肉類押し出し方向先方位置でシアートケーシン
   グを該シアートケーシング内側よ秒支持する支持体と、 上記支持されたシアートケーシングのノ、ぜル側先端部
   を該シアートケーシングの内ｇｌｌより圧してこれを堅
   持するクランプ体と、クランプ体をノズルに向は前進、
   そしてシアートケーシングのノズルへの接続後、再び後
   退の往復運動せしめる駆動体と、 シアートケーシングの襞に掛止して該シアートケーシン
   グの掛止襞との相対運動により該シアートケーシングに
   直管状部を形成する抵抗体と、 クランプ体の先端とシアートケーシングの切断位置とを
   一定の関係位置に設定する整合手段と金備えて成抄、 上記支持体とクランプ体は一体的に前進。 後退し、 上記クランプ体は堅持力を生ずるための半径方向に開閉
   自在な拡径機ｓを有し。 上記支持体は内部に拡径機構操作のための力の伝達要素
   を有していることを特徴とする食肉充填装置のためのシ
   アートケーシング送り出し装置。