JPS5919534A - 揮発性物質の継続的供給方法 - Google Patents

揮発性物質の継続的供給方法

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JPS5919534A
JPS5919534A JP12898982A JP12898982A JPS5919534A JP S5919534 A JPS5919534 A JP S5919534A JP 12898982 A JP12898982 A JP 12898982A JP 12898982 A JP12898982 A JP 12898982A JP S5919534 A JPS5919534 A JP S5919534A
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JP
Japan
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liquid
container
volatile
insecticides
gas permeable
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Pending
Application number
JP12898982A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Kurita
栗田 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J4/00Feed or outlet devices; Feed or outlet control devices
    • B01J4/001Feed or outlet devices as such, e.g. feeding tubes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は揮発性物質の継続的供給方法に関する。詳しく
は揮発性を有する液体を特定な構造を有する容器に収納
することで該液体が気化した蒸気の特性を十分発揮させ
る方法である。
揮発性の物質は、冷蔵庫2食器棚、サイドボード内等の
消臭剤;自動車用、家庭用の芳香剤;あるいは家庭用、
農業用の殺虫剤等、広範囲忙亘って使用されている。従
来、上記物質はそれ自体または溶液として活性炭、ゼオ
ライト類等の担体に吸収させ、この担体から該揮発性有
効成分を徐々に発揮させ、周囲の大気中に供給し、それ
ぞれの目的を達していたり、あるいはスプレ一方式によ
って、気体の有効成分を大気中に供給する方法が用いら
れている。しかし、担体に吸収させる場合には、保液量
圧限界があり、しかも用いる担体の種類、孔径陀より、
溶液の吸収速度及び保液力が異なり、一般的に吸収した
液体が完全には放出し難く、一定の放出速度が保てる期
間が短かいという欠点を有している。またスプレータイ
プでは当然持続性は期待できない上、圧力をかけるため
罠用いられるガスは時として有害であり、しかも鑵を破
棄する場合にも問題がある。最近では更に揮発性液体を
容器に収納し、該容器の上部を開口し、該開口部より、
多孔性の部材等を介して液体を揮発させ、大気中に拡散
させることを意図したものがある。これと類似の方法と
して容器中に揮発性の液体を収納させ、該容器中にスポ
ンジ等の芯を入れ、毛細管現象により該芯に吸収された
液体が上部の蒸発部で気化することを利用したものもあ
る。
これらの方法では、容器中の液体はほぼ完全に利用し得
る。しかも、溶液の有無が目視できるので、揮発性物質
の取換えが容易に行ない得る。
ところが、これらの方法は、容器の開口部がスポンジ等
の多孔質部材だけであるため、取扱いの際、不注意忙よ
り容器が転倒した場合には内部に収納された溶液が漏洩
し、失われるほか、シミを生じたりする欠点がある。
特に液体が有害成分を含有する場合には、危険でもある
。本発明は特定な容器内に揮発性の液体を収納した揮発
性物質の継続的供給方法を提供するもので、その要旨は
、上面または側面の少なくとも一部な通気性かつ非透液
性の部材で構成した容器内に、揮発性の液体を収納して
なる揮発性物質の継続的供給方法である。
本発明に用いられる容器は、該容器の一部が通気性かつ
非透液性の部材で構成されているため、内部の有効成分
を含む液体は揮発して、上記部材を通過して周囲の大気
中に拡散する。しかるに、該部材は非透液性であるため
、容器の転倒などに際しても、内部の液が容器外へ洩れ
ることはない。
本発明の特徴の一つは、通気性でありかつ非透液性の部
材で容器の少なくとも1部が構成されていることにある
。かかる性質を有する部材は、一般にガス透過性フィル
ムがあるが、ガス透過機能のあまり圧少ないものは、本
発明には適さない。本発明に用いられる上記部材は、一
般にガーレの測定方法により、10〜300秒特に好ま
しくは30〜200秒程度である。また非透液性とは、
水柱10G程度の圧力差においても液が浸み出さない程
度のものである。かかる性質の部材として一般的なもの
は、微多孔膜である。通常使用する液との関係で、濡れ
難い素材程大きい孔径であってもよいが、1〜100μ
程度の孔径の孔を多数有する部材である。例えば、水溶
液の如く、極性の大きい液体を対象とする場合には、ポ
リオレフィンの如き極性の小さい材質よりなる多孔膜が
よく、逆に多くの有機物に見られる如く、極性の少ない
液体を対象とする場合には、極性の大きい材質やフッ素
樹脂の如く、表面活性の少ない材質が好まし℃・。
上記部桐としては特に制限されないが、布状物あるいは
無機充填材35重皿%以上、好ましくは40〜85重葉
%を含有する熱可塑性樹脂の延伸シートが好適に使用さ
れる。h・かる延伸シートは、ポリエチレン、ボリア’
l−ピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル。
ポリエステル、ポリアミド等の熱可塑性樹脂に所定麓の
無機充填剤を含有させてシート状物を得、これを体積延
伸倍率50〜500%。
好ましくは200〜400%の範囲で一軸または二軸に
延伸することによって得られる。
該無機充填剤としては、一般に平均粒径が0.1〜10
0μ特K O,5〜20μ程度を有するカルシウム、−
qグネシウム、アルミニウム。
シリコーン等の酸化物、水酸化物、塩等の無機化合物が
好適忙使用される。このよ5にして得られた延伸シート
は微細な多孔を有し、通気性及び非透液性に優れたもの
である。なお、本明細書において「シート」とは厚みに
関して厳密な意味をもつものではなく、フィルムも含む
意味である。
本発明に用いられる揮発性物質としては、前記要件を満
足するものなら全て用いられる。
一般には各用途に適する薬剤を、それが液体であればそ
のまま、また固体であれば溶剤溶液としたり水分散液と
することKより用いられる。該薬剤としては、例えば殺
虫剤;有害生物忌避剤;芳香剤;消臭剤;防錆剤;鮮度
保持剤;防引剤;防かび剤等公知のものが用いられる。
殺虫剤としては、ビレスルイド系殺虫剤、有機すン系殺
虫剤2合成カルバミン酸系殺虫剤が一般的である。また
、有害生物忌避剤としては、2,3,4.5−ビス(△
2−ブ望レン)−テトラヒドロフルフラール、ジーノル
マループロビルインミンコメロネート。
ジーノルマルーズチルザクシネート、2−ハイドルキシ
エチルオクチルザルファイト、ピリミジン酵導体2モル
フォリン防導体のINi乃至2柚を併用することが一般
的で、中でも2.3,4.5−ビス(△、−ブチレン)
−テトラヒドロフルフラール ルインミンコメpネートが好ましく用いられる。また芳
香剤や消臭剤などに用いる香料とシ゛〔は、ヴエチヴエ
ルト油,ジャスミンアブンルート,クエチグエリル7セ
デート,レモン油等公知のものが特しこ制限なく使用す
ることができる。また溶剤としては、アセトン。
メタノール、エタノール、エーテル、ベンゼン、トルエ
ン等の公知のものが用いられる。
またL記物質に対する水または溶剤の割合は各物質の特
性に応じて任意に選定すればよい。
以下、本発明を図面により詳細に説明するが、本発明は
該図面KnE定されるものではない。
第1図は、本発明に用いられる容器の代表的なり様を示
す正面図である。第1図(でおいて、↓は容器であり、
揮発性の液体2を収納し、通気性かつ非透液性の部材3
1Cよって上面または側面の少なくとも一部が構成され
ている。
本発明において、容器1は上面または側面の少なくとも
一部が通気性かつ非透液性の部材3で構成され、他の部
分が非透液性の部材4で構成されていてもよい。非透液
性の材質は特に制限なく使用される。例えば、ポリプル
ピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等のプラスチック
、ガラス、樹脂や非透液性物質を塗布または積層、した
紙等が一般に使用される。上述した部材を用いて容器1
を構成する態様は特に制限されないが、一般には第1図
に示す如く、非透液性の部材によって構成された開口部
を有する容器4を、通気性かつ非透液性の部材3で接着
、融着、挟着等の手段により刺止するのが好ましい。該
開口部を有する容器4は透明または半透明性を有する部
材で構成することが、内部を透視することができ好まし
い。なお、上記態様は容器1の一部を通気性かつ非透液
性の部材3で構成する態様を示したが、容器1の全部を
該部材で構成することもできる。また第2図に示す如き
孔部5を複数ケ所設けた多孔性の外装容器6を用いるこ
とも好ましい。
また、本発明においては、第1図に示す如く、通気性か
つ非透液性の部材30部分に蓋7等を用いて気密構造と
することが好ましい。
このような構造とすることにより、使用しないときでも
内部の液を揮発させずに保存できる。また蓋7の開口l
の度合により揮発成分のコントロールも行なうことが出
来る。
本発明方法を用いることKより、上述した各種の用途に
おいて十分な効果が発揮される。
例えば第1図に示す如ぎ容器で、上部の開口部が57で
内容積100m+!のガラス容器中にテニ 2、3,4.5−ビス(△,−ブチレン)−テトラヒド
ロフルフラール(商品名ジッパ−1l1:吉富製薬(株
)製)5部と7七トン100部よりなる混合液を90m
l入れ、通気性かっ非透液性の部材(重炭酸カルシウム
70重且部。
ボリプpピレン30重且部に安定剤,可塑剤を少量添加
して作ったペレットを用い、押出機を通して得たシート
を120”Cの温度下に二軸延伸して得た厚さ100ミ
クロン、平均細孔径2ミクロンのもの)により上記開口
部を接着したものを台所に放置したところ、約3ケ月間
ゴキブリは見られなかった。また、同様な容器に植物性
の香料を95%エタノールに溶解させたものを入れたと
ころ、約3ケ月間その香りが持続した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられる容器の代表的態様を示す正
面図で、第2図は本発明の容器の別態様を示す斜視図で
ある。 図において、↓は容器、2は揮発性の液体。 3は通気性かつ非透液性の部側、4は非透液性の容器、
5は孔部、6は外装容器、7は蓋である。 特許出願人 徳山曹達株式会社 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)上側または側面の少なくとも一部を通気性かつ非
    透液性の部材で構成した容器内に、揮発性の液体を収納
    してなる揮発性物質の継続的供給方法(2)揮発性物質
    が殺虫剤、有害生物忌避剤、香料の内より選ばれた少な
    くとも1種である特許請求の範囲第1項記載の方法 (3)殺虫剤がビレスルイド系殺虫剤または有機リン系
    殺虫剤である特許請求の範囲第2項記載の方法 (4)有害生物忌避剤が2+L4,5−ビス(△2−テ
    コ ズ≠レン)−テトラヒドロフルフラールまたはジ〜ノル
    マループρビルインミンコメpネートである特許請求の
    範囲第2項記載の方法
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