JPS59187686A - 縞柄再帰反射装飾テントクロスの製造法 - Google Patents

縞柄再帰反射装飾テントクロスの製造法

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JPS59187686A
JPS59187686A JP6031383A JP6031383A JPS59187686A JP S59187686 A JPS59187686 A JP S59187686A JP 6031383 A JP6031383 A JP 6031383A JP 6031383 A JP6031383 A JP 6031383A JP S59187686 A JPS59187686 A JP S59187686A
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JP
Japan
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retroreflective
tent cloth
coating
decorative
knitted
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江原 祐一
垣 博
山中 和芳
高木 秀尚
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KANSAI PANPU KAGAKU BOUSUI KK
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KANSAI PANPU KAGAKU BOUSUI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は編柄を有する再帰反射装飾テントクロスに関す
るものである。
従来から営業店舗等での装飾テントは、綿1合成繊維な
どの基布に塩化ビニールと酢酸ビニールとの共重合物、
顔料の混合物を溶剤で溶解し、グラビア式塗布を行なっ
た後、熱処理またはエンボス加工をするか、或いは軟質
塩化ビニールをラミネートしてその上に着色顔料で捺染
する方法などが一般的であった。そして、着色顔料を選
択することにより、店舗の標識または広告機能の差別化
を図っているのであるが、このような装飾テントは昼光
時にのみ視認できるのであって、夜間などにおいては常
時照明がある場合以外は到底その機能を果たし得ないも
のである。
一方、近年生活様式の変遷がめざましく、大都市では夜
間営業の店舗が益々増加し、また地方でも24時間稼働
の自動販売機の浸透はもとより、全国的な高速道路網の
発達からドライブイン、ガソリンスタンドはじめ、沿線
での夜間営業の店舗が多くなっており、夜間における他
店との差別化。
広告、宣伝のため、夜間営業店舗向けの視認性の高い識
別標識が望まれている。
最近においては、光反射材料としてガラス微細球を透明
樹脂等に混入して織布地或いは編み立て地の表面に塗布
する方法、さらに再帰反射性能を向上させるため予め基
布の表面に金属蒸着面を形成させ、その面上に透明ガラ
ス球を混入した樹脂固着剤を塗布して再帰反射性を高め
たものや、或いは再帰反射シートの反射鏡膜を形成する
方法等、透明ガラス微細球を用いた再帰反射性布は透明
球の光屈折作用と透明球下部のバインダ一層下部に混入
させた反射材又はバインダ一層下部に形成させた反射材
層による反射作用とを有効に連結して得られるもので、
基布の表面に塗布機によって接着塗料を塗布した後、透
明ガラス小球を撒布固着して形成せしめた光再帰性反射
材料などが公知である。
そして、これらは何れも基布又はシートの固定樹脂層全
面に微細ガラス球を固着するものであるため、標識上の
差別化も容易でなく、また全面に該ガラス微細球を撒布
固着するため費用も高価となる。このため、例えば特公
昭56−45153号の如く部分反射材料を形成せしめ
る方法等が提案されているが、この場合も、キャリヤー
フィルム上の固定樹脂層が未硬化状態のとき別工程にお
いて文字紋様状にシリコン樹脂を塗布、乾燥して硬化さ
せるなどの複雑な処理が必要である。
本発明は従来みられた装飾テントの問題点を解消すべ(
鋭意研究の結果到達したものである。
本発明の目的は夜間営業店舗向けとして適した3− 再帰反射テントクロスを提供するにある。他の目的はか
かる装飾テントクロスを工業的有利に製造する方法を提
供するものである。
本発明は繊維基布の表面にガラス微細球、反射材、着色
材及び樹脂固着剤からなる再帰反射効果を有する配合物
を枠式コーティング法により塗着せしめてなる編柄再帰
反射装飾テントクロスの製造法に係るものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において使用する繊維織物基布1は、綿。
麻等の天然繊維、又はポリエステル、ポリアミド等の合
成繊維を素材とするものである。また、本発明において
使用するガラス微細球4は屈折率が高く、かつ透明な球
形の微粒子のガラスで、少なくとも屈折率1.7以上の
透明球体が望ましく、粒径44〜88μ、屈折率1.9
3の準高屈折率を有するもの等4使用する。そして、ガ
ラス微細球は樹脂固着剤の薄層上に1個宛整然と並ぶよ
うに散在止着されることが望ましい。
次ぎに、反射材5は再帰反射を効率よく行なわA− せるため反射率の高いものが適当であり、例えば鱗片状
アルミ箔片、板状結晶をなす塩基性炭酸鉛。
雲母などの微細物体を用いることができる。
樹脂固着剤6としては、ガラス球を均一、かつ単層に結
合するものであって、良質でしかも耐候性を有すること
が必要であり、ウレタン系樹脂は耐候性からも不適当で
あり、例えば酢酸ビニールマレイン酸とブタジェンアク
リルニトリル共重合体、或いはアクリル系樹脂を主体と
したものを使用することができる。
着色材7は、固着樹脂中に混練せしめる着色剤であって
容易に変色しない材料であることが必要であり、必要に
応じ顔料若しくは染料の如き有色素体を適宜混練して使
用することができる。
なお、テントの場合必要な耐光堅牢度は7級以上であり
、これはフェードメーターで160時間照射する範囲で
ある。このため、耐光堅牢度を向上せしめるためには水
性顔料を使用することが望ましい。
さらに、表面処理は必要に応じて行なうが、ガラ5− ス微細球1反射材などを保護するものであり、無色、又
は着色された透明材料8で、耐水性、耐湿性、かつ可撓
性を有することが望ましく、アクリル系樹脂などが適し
ている。
本発明方法においては、まず、綿、麻、又はポリエステ
ル素材の如き繊維織物基布を予め毛焼きし、精練、連続
染色を行なう。なお、ポリエステル/綿混紡織物では顔
料染色、ポリエステルでは分散染料での高温高圧染色を
行ない、綿の場合は必要に応じシルケット加工を行なう
次いで、弗素系撥水剤2〜3%に含浸し、キユアリング
を行なった後、表面平滑性を付与するためカレンダーロ
ール処理を行なう。
次ぎに、多形色の塗布方法である枠式コーティング法に
より、再帰反射性能を有し、かつ−波型の配合物、例え
ば−波型再帰反射捺染用配合物を塗布、固着せしめ、編
柄を有する再帰反射装飾テントクロスを得るものである
上記枠式コーティング法における捺染用配合物の塗布量
は、40〜80g/ポ固形物重量、望ま6− しくは50〜70g/mであり、処理速度は15〜25
m/分である。色彩の選択またはその組合せ、或いは編
柄の本数は所望により任意に変更できるが、編柄の横巾
は最低2cth程度まで設定することが可能である。
さらに、必要に応じ散在止着せしめたガラス微細球4の
剥離を抑え、又は樹脂塗膜面の摩耗強度を向上せしめる
ためアクリル系樹脂などを用いて透明被膜を形成せしめ
る表面被覆処理を施し、熱処理を行なう。また、テント
に求められる耐水圧は450mm以上となっているため
、これが要求される場合には、必要により基布裏面にア
クリル系樹脂により厚さ10〜20μ程度の被膜9を形
成せしめる被覆処理を行なう。
本発明方法においては、常法の多彩色コーティングに用
いられる枠式コーティング法の装置を使用することが可
能であり、着色材を混練させた一液型の再帰反射用捺染
配合物の如き、−液タイプの再帰反射効果を有する配合
物と再帰反射材を含有しない着色材及び固着樹脂などか
らなる配合物 7 − とをそれぞれ別個の容器に入れ、枠式コーティング法に
より同時に塗布、固着せしめるものである。
したがって、色彩は着色材により自由に変更でき、また
編柄の横11の選択2本数も自由である。
そして、再帰反射機能を有する部分2と再帰反射機能を
有しない部分3が編柄として構成されるため夜間の識別
標識として視認性を向上せしめることができる。このた
め夜間営業向けの装飾テントのみでなく、登山時のキャ
ンプ・テントや、セールクロスなどにも広く利用できる
ものである。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 ポリエステル100%、平織、20番双糸、96本の基
布を用い、毛焼き処理を経た後、精練、染色を行ない、
乾燥した。
次ぎに、弗素系撥水剤A−16(大日本インキ側〕2〜
3%で含浸処理し、160〜170℃、5分間熱処理し
た。
次いで、基布の片面に下記の配合物を枠式コーティング
法の装置を用いて塗工した後、130℃〜140℃、3
分間処理し、編柄回帰反射装飾テントクロスを得た。編
柄は6本/mであり、色彩は白、金茶、グリーンの3色
で、このうち再帰反射機能を有するのは金茶、グリーン
であり、白色部分は酸化チタン顔料(商品名[リューダ
イ・ホワイト、 TA−705J  (大日本インキ■
)5%(重量)とアクリル系樹脂固着剤の配合物のみを
塗着したものである。
一波型再帰反射捺染用配合物(重量%)+11再帰反射
構成樹脂P−06(林化学) 90.0%(2)エポキ
シ系架橋剤          3.0%(3)水(粘
度調節)6.5% (4)有機アミン系触媒          0.5%
上記配合物の粘度は5000〜6000cpsであり、
それぞれ金茶、グリーンの着色材として、下記の水性顔
料3〜5%を混練した。PHは弱酸性である。
(1)全茶色水性顔料(大日本インキ@)「リューダイ
・イエローFF3RJ 3.0%(重量)[リューダイ
・レッドFFGRJ  O,5%(重量)9− 1ll− (2)グリーン水性顔料(大日本インキ@)「リューダ
イ・グリーンFBJ  5.0%(重量)実施例2 ポリエステル40/綿60.平織、19番双糸引き揃え
の60X40本1重(J274g/n(を基布とし、実
施例1と同様に、精練、染色及び撥水処理を行ない、次
いで同様に一波型再帰反射捺染用配合物を用い、枠式コ
ーティング装置により塗着処理を行なった。
再帰反射効果を付与したのは、オレンジ色であり、白色
との2色、4本稿柄の装飾テントクロスを得た。白色部
分は実施例1と同じく酸化チタン顔料「リューダイ・ホ
ワイトT^−705J 5%(重量)とアクリル系樹脂
固着材のみからなる塗着処理である。オレンジ色は下記
の着色材を使用した。
(11オレンジ水性顔料(大日本インキ■)「リューダ
イ・イエローFF3RJ  1.5%(重量)「リュー
ダイ・レッドFFGRJ   1.5%(重量)さらに
、耐水性を向上せしめるため透明アクリル樹脂で、20
〜35g/%固形物重量の表面被10− 膜処理を行なった。
実施例3 実施例1で得られた装飾テントクロスについてJTS、
Z−9117による該クロスの反射性能試験を行なった
。その結果を第1表乃至第2表に示す。第1表は色相が
グリーンの場合、第2表は色相が全茶色の場合、なお第
3表は他社品の比較例であり、その色彩は同じくグリー
ンである。
この試験は財団法人日本車両検査協会に依頼したもので
、その試験成績書に記載された数値を表わすものである
品  名 再帰反射クロス 試験月日 昭和58年3月10日 試験機器 反射シーl−反射性能測定装置規格基準 J
IS、Z−9117−1975以下空白 11− 上記の表からも明らかなように、本発明方法により得ら
れた装飾テントクロスの再帰反射性能試験数値では、観
測角度0.21〜O15°において1、JIS、Z−9
117−1975に基づく1級乃至2級の反射性能数値
より低くなっている。しかしながら、この反射性能は反
射シートを感圧形成いは加熱圧層形接着剤で接着した道
路標識ならびに道路付属物などの交通標識に適用される
ものであって、走行する自動車等の交通安全を図るため
要求される視認性の高い反射性能で、本発明方法にかか
る夜間営業店舗向は装飾テントとは趣きを異にする。
そして、本発明方法は一液型の再帰反射材配合物と再帰
反射材を配合しない着色材と樹脂固着剤などからなる配
合物を多彩色捺染で使用される枠式コーティング装置を
用い、効率的、かつ工業的容易に所望の多彩色再帰反射
装飾テントクロスを得るものである。しかも〜ガラス微
細球の固着が全面のような高価のものではなく、夜間営
業店舗等おける標識としては再帰反射機能をもった部分
13− 12− が編柄として顕現され、また所望の色彩又はその組合せ
を自由に選択できる等の利点を具備しており、夜間営業
向けの′frA認性の高い編柄の多彩色再帰反射装飾テ
ントクロスを提供するものである。
このように、本発明方法による編柄再帰反射性装飾テン
トクロスは等しく夜間営業用の標識として差別化を求め
る店舗等のニーズに応え得るものであり、夜間における
優れた視認効果を期待できると共に、編柄の任意の色を
自由に選択でき、さらに枠式コーティング方法により容
易に均一、安定加工ができるなど優れたものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1
図は本発明にかかる装飾テントクロスの部分正面図、第
2図は一部断面略図である。 1・・・基布、2・・・再帰反射部分 4・・・ガラス微細球、5・・・反射材、6・・・樹脂
固着剤、 特許出願人 関西帆布化学防水株式会社14−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維基布の表面にガラス微細球、反射材、着色材及び樹
    脂固着剤からなる再帰反射効果を有する配合物を枠式コ
    ーティング法により塗着せしめることを特徴とする編柄
    再帰反射装飾テントクロスの製造法。
JP6031383A 1983-04-06 1983-04-06 縞柄再帰反射装飾テントクロスの製造法 Granted JPS59187686A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6031383A JPS59187686A (ja) 1983-04-06 1983-04-06 縞柄再帰反射装飾テントクロスの製造法

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Publication Number Publication Date
JPS59187686A true JPS59187686A (ja) 1984-10-24
JPS6110599B2 JPS6110599B2 (ja) 1986-03-29

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