JPS59187288A - 核燃料要素用ジルコニウム複合被覆容器の製法 - Google Patents

核燃料要素用ジルコニウム複合被覆容器の製法

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JPS59187288A
JPS59187288A JP58174381A JP17438183A JPS59187288A JP S59187288 A JPS59187288 A JP S59187288A JP 58174381 A JP58174381 A JP 58174381A JP 17438183 A JP17438183 A JP 17438183A JP S59187288 A JPS59187288 A JP S59187288A
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cladding
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、広くは核***原子炉の炉心に使用する核燃料
要素、特にジルコニウム合金管の内側表面に結合したス
ポンジジルコニウムの金jln障壁を右する複合被覆を
具える改良型核燃料要素の製法に関゛りる。
現在段、i1、製造および運転されている原子炉におい
−Cは、平板、管または棒のような種々の幾何学的形状
とし得る燃料要素中に核燃料を収容している。通常、耐
食性、非反応性かつ熱伝導性の容器または被覆内に核燃
料物質を封入する。冷却材流れヂA7ネルまたは領域内
に互いに一定間隔に格子状に燃料要素を集合し組立てて
燃料集合体(燃料アセンブリ)を形成し、これら燃料集
合体を適当数組合わせて自己持続型核***反応の可能な
核***連鎖反応型集合体または炉心を形成する。この炉
心を冷却材の流通する原子炉容器内に入れる。
被’Jl (Claciding )  (被覆容器(
Cladclingvessel) 、液密管(Cla
dding  pipe) 、被覆筒(Claddin
g tube)ともいう)は幾つかの目的で使用され、
その2つの主要目的のうちの第一は、核燃料と冷却材ま
たは減速材(減速材が存在する場合には減速材、または
冷却材および減速材の双方が存在する場合にはこれら双
方)との接触おJ、び化学反応を防止りることにある。
第二の目的は、一部が気体である放射性核***生成物が
燃131から冷却材または減速材または冷fJ1月おに
び減速材の双方が存在する場合にはこれら双方の中に漏
れ出るのを防止することにある。普通の被覆材料は、ス
テンレス鋼、アルミラムd3よびすの合金、ジルコニウ
ム、l13よびその合金、ニオブ〈コl」ンビウム)、
ある種のマグネシウム合金などである。被覆の破損、即
ち漏れ留封性の喪失が生じると、冷却月J、たけ減速材
およびその関連する系が、放射性長寿命生成物で゛プラ
ントの運転を妨げる稈に汚染される恐れがある。
被覆材料としである種の金属および合金を使用しC核燃
料要素を製)aお」;び運転する1合、特定の条件下で
これらの被覆ν刊に0機械的または化学的反応が生じる
ことから種々の問題が起つCいる。
ジルコニウムおJ:びその合金は、平常条件下では、優
秀41核燃料被覆拐で゛ある。その理由は、ジルコニウ
ムJ3よびその合金が、小さい由性子吸収断面積を有し
、さらに約750°F(約398℃)以下の温度では、
原子炉冷却材J3よび減速(Aどして普通に使用される
脱鉱物水または水蒸気の存在下C゛強く、延性を右し、
極めて安定で、かつ非反応性であるからである。
しかし、燃料要素の作動から、核燃料、被覆および核分
裂反応中に生成する核***生成物間の♀(1綜した相互
作用にJ、り被覆材に脆い割れが生じるという問題が明
らかになった。この望ましくない作動は、燃料−被覆の
膨服差ど摩擦に基づく被覆の局部的な救械的応力によっ
て促進されることが確かめられIc。原子炉の運転中に
***連鎖反応によって、***生成物が核燃料内に発生し
そし−にれらの核***生成物が核燃料から放出され、被
覆表面に存在する。ヨウ素や〕Jトミウムなどの特定分
裂生成物の存在下では、これらの局部化応力及びひずみ
は、応力腐食割れとか液体金属脆化として知られる現像
によって被覆の破壊を生じざUることがある。
シールされた燃料要素内で、被覆とその内側の残留水と
の遅い反応により水素ガスが発生し1ワ、この水素ガス
がある程度のレベルまで増加し、この結果、特定の条件
下で被覆が局部的に水素化され、これと同時に被覆の機
械的特1([が局部的に劣化することが起り得る。被覆
は、広範囲の温度にねたつ−C,酸素、窒素、−酸化炭
素および二酸化炭素のようなガスによっ−でも悪影響を
受(プる。
核燃料要素のジルコニウム被覆は、原子炉での照射中に
上述しに1種またはそれ以上のガスおよび核***生成物
にさらされ、このことは、これらのガスが原子炉冷却材
または減速材中に存在せず、ざらに被覆および燃料要素
の製造時に周囲雰囲気からできる限り除去されている事
実があるにもかかわらず生起づる。核燃料として使用さ
れる二酸化ウランおよび他の組成物のような、焼結され
た耐火性のセラミック組成物は、加熱時、例えば燃料要
素の製造中に計量し1!7るff(の上記ガスを放出し
、またざらに核***連鎖反応中に核***生成物を放出す
る。核燃料どして使用される粒状耐火性レラミック組成
物、例えば二酸化ウラン粉末J3よび他の粉末は、照射
中に上記ガスを一層多量に放出することが知られている
。これらの放出ガスは核燃t1を収容したジルコニウム
被覆と反応しうる。
上)ボしたどころから明らかなように、原子ツノ発電所
の運転に燃おl要素を使用している期間全体にわたって
、燃料要素の内側からの、且つ被覆と反応性の水、水蒸
気および他のノjス、特に水素によって被覆がおかされ
るのを最小にするのが望ましいことがわかった。このよ
うな目的を達成づるための1方策は、水、水蒸気および
他のガスと迅速に化学反応して、これらを被覆の内部か
ら除去づる月利を見つけることであった。このような月
利はゲッタと称される。
他の方策は、いろいろな祠オ°31で核燃料物質を被覆
することであって米国特許第3108396号に開示さ
れでいるように、核112!i il’il )t3 
′A31をセラミックで被覆して、水分が核燃料材料と
接触りるのを防止することが行われている。米国特許第
3085059号に開示された燃料要素にa3いては、
核***可能セラミック材料の1個以上のベレン1〜を○
右づる金属ケーシングおよびセラミックペレットに結合
したガラス質4A利の店を設り、」ニ記層をケーシング
と核燃)′3Iとの間に配置してペレットからケーシン
グへの均一かつ良好な熱伝導を保証している。米国特許
第2873238号に記載された、金属ケースに内蔵さ
れたジャケット付核***可能ウランスラグにおいでは、
保護シャグツトを亜鉛−アルミニウム結合層としている
。米国特許第2849387号には、核燃料の複数個の
端部開口ジャクツトイ1本体部分よりなるジ17クツト
イ」核***可能71\休が開示されてJ3つ、上記本1
本部分を、ウラン本体部分と被覆との間に有効な熱伝導
性結合を形成する結合材料の溶融浴中に浸漬しでいる。
良好な熱伝導特性を右Jる汗愈の金属合金としてコーテ
ィングが記載されており、その例にはアルミニウムー■
」素おJ:び亜鉛−アルミニウム合金が含まれる。特公
昭47−/i、6559号(昭和/′17年11月24
日)には、ペレッ]へのまわりの高密度の滑らかな炭素
含有コーティングで核燃料粒子を被覆することにより、
各別の核燃第1粒子を炭素含有マ1〜リックスの燃料組
成物に固めることが開示されている。他のコーティング
が特公昭47−14200号に記載されており、この場
合には、2群のベレッ1〜のうち1群を炭化珪素の層で
コーティングし、他の群を熱分解・、炭素または金属炭
化物の層でコーティング−りる。
核燃お1物質のコーティングには、欠陥のない均一な=
1−ティングを得るのhで困難であるという信頼性に関
する問題がある。さらに、コーティングの劣化から、核
燃斜物質の長寿命作動に関りる問題が生じる。
米国特許出願第330152号<1973年2月6日出
願)に開示された核燃料被覆の暦車防止法は、ニオブの
ような金属を燃料に添加することからなる。この添加剤
は、後続の燃料処理運転にJ、り金属が酸化されないと
すれ(J粉末の形態て゛添加でき、あるいはまたワイヤ
、シー1〜または他の形状とじて燃料要素内に入れるこ
とができるし、まlcは燃オ′」ペレッI〜のまわりに
又はそれらの間に置くことができる。
1974年2月イ」の文R1GFAP−4555には、
ジルコニウム合金に冶金結合したステンレス鋼の内側ラ
イニングを右づるジルコニウム合金の複合被覆が記載さ
れている。この複合被覆は、ステンレス鋼の内側ライニ
ングを有するジルコニウム合金の中空ビレットを押出し
成形づることによって製造する。この被覆は、ステンレ
ス鋼が脆弱相を発現し、またステンレス鋼層の中性子吸
収ペナルティが同じ厚さのジルコニウム合金層のペブル
ディの10〜15倍であるという欠点を右づる。
米国特許第3502549号に開示されたジルコニウム
およびその合金の保護方法においては、クロムを電着し
−C原子炉に有用な複合材料を形成する。シルカ[]イ
ー2の表面に銅を電着し、次いで電着金属の拡散を行わ
Uるために熱処理Jる方法が、「]−ネルギア・ニュー
クリア(E nergiaNucleare ) J第
11巻、第9 y−y (1964”19月)、第50
5〜508頁に記載されている。1ノ・ブロン→す(F
、 Brossa )らの[ジルニ1ニウム含金に適用
した水素障壁の安定生および融和性(Stabilit
y  and  Compatibility  of
Hydrogen  B arriers  A pp
l ied  t。
Z irconium  A 1loys ) Jヨー
ロバ原子力共同体、合同原子核研究センタ(E uro
pean  A tomic[nergy    Co
mmunity、   Joint   Nuclea
rResearch   Center)EUR409
8e(1969年)に、種々の二1−ティングのJl 
梢方法およびそ゛の水素拡散障壁どしての効率が記載さ
れてd6す、Al−8iコーテイングが水素拡散に対す
るもっとも有望な障壁どされている。ダブリュー・シー
・シックナー(W 、 C、3chickner)らの
[ジルコニウムおよびジルコニウム−錫への電気めっき
(E lectroplating on  Z ir
conium旧司 Z irconium −1−in
) jテクニカル・インフA−メーション・サービス(
T C4C11+1 i Ca Jl nformat
ion  3 arvice) B M I −757
(1952年)に、ジルコニウムおよびジルコニウム−
錫合金にニラクルを電気めっきし、これらの合金を熱処
理して合金拡散結合を形成刃る方法が記載されている。
米国特ム′1第3625821号に燃料被覆管をイコづ
る原子炉用燃料要素が記載されており、この燃料液aT
 Flの内表面にニラクルのような中性子捕獲断面積の
小さい金属をコーディングひるとともに、可燃性毒物の
微細分散粒子を配置する。「原子炉開発訓画進行レポー
ト(Reactor    Development 
   Progran+Progress Repor
t ) J△N L −RD P−19(1973年8
月)に、スデンレス鋼被覆の内表面にクロムの犠牲層を
設(プた化学的ゲッタ配置が開示されている。
燃料要素の被覆の内側表面上のコーティングを開示して
いる伯の特許がいくつかある。米国特許第314515
0号では、***性物T4Bのコアをゆるく支持する金属
水素化物の中空畜14型圧力容器とを該圧力容器を囲む
7シい耐腐食性ジVクツ1〜とを右する燃料要素を特許
請求している。米国特許第3053743 @に開示さ
れている燃A′3I要素は、金属被覆筒を為し、その内
側壁を金属ニッケル又はニッケルー鉄−クロム合金ひ被
覆してJ−3つ、そして当該管は核燃お1ペレツトのコ
アを囲み、該ペレッ1〜の間にはところどころにスペー
サーがある。
英国特許明細書第933500母に記載されCいる変形
断面型核燃わl要素では、個々の燃料粒子がそれらの表
面に1つ以上の物質でコーティングされ、被覆部拐に封
入されそしη当該要素の断面を縮小するために変形プロ
セスに置かれている。
他の方法では、核燃料物質とこれを保持覆る被覆どの間
に自立型障壁を介在さゼる。このような方法は、米国特
許第3230151号(銅P1)、ドイツ連邦共和“国
特晶′1公告第DAS1238115号(チタン障壁)
、米国特許第32129.88゛号(ジルコニウム、ア
ルミニウムまたはベリリウムのさや)、米国特許第30
18238号(UO2とジルコニウム被覆との間に精品
質炭素の障壁)、および米国特許第3088893号(
スデンレス鋼箔)に開示されでいる。障壁を設(シる思
想は有望であるが、上述した文献の一部には核燃料また
は被覆または核***反応と両立し剌い材料が含まれてい
る。例えば核燃わYに関しては、炭素が核燃料からの酸
素と結合し冑、被覆に関しては、成る金属が被覆と反応
し覆り、被覆の特性を変え、ざらに核***反応に関して
は、中性子吸収材として作用し得る。
障壁の思想に沿った他の解決策として、米国特許第39
69186号には、耐火性金属、例えばモリブデン、タ
ングステン、レニウム、ニオブおよびこれらの合金が被
覆と燃料量の単層または多層の管または;bの形であり
、また米国特許第3925151号には、ジルコニウム
、ニオブまたはこれらの合金の箔が、核燃料と被覆との
間(こあって、高潤滑性材料の]−ティングを該ライナ
又は被覆に設りることがそれぞれ記載されている。
発明の目的 本願発明の目的は、被覆の割れAb腐食又は他の燃料欠
陥問題を生じることなく、長期間にわたって原子炉内′
C運転できる核燃料要素を提供することである。
本願発明の他の目的は、ペレツ1−と被覆の相互作用(
PCI)問題を克服すると同峙に水(または蒸気)の混
入後の被覆劣化を克1恨するために複合被覆(複合被覆
管、複合被覆容器、複合被覆筒)を設りた核燃ヤ[要素
を提供覆ることである。
本願発明の他の目的は−、ジルコニウム合金管の内側表
面に結合された金属障壁からなる複合′a覆を有し、前
記結合が当該含企答と金属障壁の間の長ズテ命結合をも
たらしている核燃わl要素を提供することである。
本願発明の更に他の目的は、ジルコニウム合金管の内側
表面に結合された金属障壁からなる複合被覆を右し、金
属障壁がスポンジジルコニラl\からなっている核燃料
要素をもたらりことCある。
発明の構成 原子炉のコアに使用する特に効果的な核燃料要素は、複
合被覆を有しており、これが、ジルコニウム以外の成分
を重量で5000 ppm以上含むジルコニウム合金管
の内側面に冶金結合されたスポンジジルコニウムのよう
な適度な純度のジルコニウムの金属障壁を右づる。複合
被覆は、核燃料物質を囲み、核燃″A′31物質と複合
被覆の間に隙間を残す。当該金属障壁は、複合被覆内に
閉じ込められた核燃料物質から合金管を保護しで、核分
裂生成物とガスから合金管を保護1−る。金属障壁は、
複合被覆の厚ざの5〜30%を形成刃る。複合被覆の厚
さの5%より薄い金属障壁では、ジルコニウム合金管へ
微小クランクが伝播するのを防止1゛るには不十分であ
り、複合被覆の厚さの30%より厚い金属障壁では、厚
さを加重し−Cも利益を加重することにならないのであ
って、ざらに複合被覆の全体の強度を下げてしまう。障
壁(linerbarrier >は、I H4で11
000r)l)、J、り多く5000 ppmより少な
い不純物を含むが、その純粋さのために、照則中軟さを
維持し、核燃料要素内の局部化されたひずみを極小にし
、かくして応力腐食割れ又は液体金属脆化から合金管を
保護づ−るのに役立つ。設計上及び機能上、複合被覆の
合金筑部分は、従前の原子炉慣行と全く代わらないのて
′あって、ジルコニウム合金のような従来の被覆月利か
ら選択される。
高純度の、すなわち不純物の量が重量cl 000 p
pn+以下のジルコニウム障壁をジルコニウム合金管に
冶金結合Jることは、例えば特開昭51−69795号
により公知になっている。しかし、高純度のジルコニウ
ムは高価であって入手し難いうえ、水の浸食に対して敏
感である。これに対して、スポンジシルコニ・ツムは適
度の不純物を含有しでいて、低価格C゛容易入手できる
うえ、PCIに対する抵抗性能に関しては高純度のジル
コニウムよりほんのわずかに劣るたりで゛ある。
ざらに水の浸食に対するスポンジジルコニウムの抵抗が
著しく大ぎい点で、スポンジジルコニウムは高純度ジル
コニウムより有利であり、このことは特開昭51 69
795 eから示唆されないし、明白でもない。
本発明に係わる投合被覆を製造する方法におい(は、(
1)金属障壁の中空カラーを中空のジルコニウム合金ビ
レット内に嵌挿し、当該中空カラーをビレットに爆発結
合し、次いでこの複合体を押出し−Cから管縮小加工す
るか、(2)金属障壁の中空カラーを基1本の中空のジ
ルコニウム合金ビレット内に嵌挿し、カラーJ3よびビ
レット圧縮荷重の下C′加熱して管のごレットへの拡散
結合を行い、次いでこの複合体を押出しCから管縮小加
工でるか、または(3)金8障壁のカラーを中空のジル
コニウム合金ビレット内に嵌挿し、次いでこの複合体を
押出してから管縮小加工】る。
本発明により核燃料要素に長い動作寿命をf」与づ“る
幾つかの利点が得られる。これらの利点と(よ、複合被
覆と核燃料との化学的相互作用を減少させること、複合
被覆のシルコニ・ツム合金管部分に加わる局部化応力を
最小にづ゛ること、複合被覆のジルコニウム合金管部分
に加わる応力腐食とひずみ腐食を最小にすること、ジル
コニウム合金管に割れ破損が生じる可能性を減少さぼる
ことである。
本発明に係わる複合被覆の重要な・141貿は、上述し
た種)?の改良を中性子ペナルテ5rを(,1と/υど
増加することなく実現できることにある。このJ、うな
複合被覆は原子炉に容易に使用できる。その理由は、冷
却viそう失事故またEよ核制御棒が落下するなどの事
故の際に、複合被覆が共融混合物を形成しないからであ
る。さらにこの複合被覆は、別個の箔またはライナを燃
料要素内に挿入した状態で生じるような熱伝達に対する
熱障壁がないのでその熱伝達ペナルティが極めて小さい
当該金属障壁は、重大な中性子捕獲ペナルティ、伝熱ペ
ナルティまたは材料非両立問題を本願発明の燃料要素に
惹起しない。また本発明の複合被覆は、製造及び運転の
種々の段階で通常の非破壊測定法によって検査すること
ができる。
実施例のβ1明 本発明を一層よく理解できるJ、うにするために、以下
に図面を参照しながら本発明を説明Jる。
第1図に核燃料集合体10を部分的に破断した断面図と
しで示す。この燃料集合体10は、上端に吊上げ取手1
2を、下端に先端郡拐(nosepiece)  (集
合体10の下部を省略したので゛図示されていない)を
それぞれ設【プた大体正方形断面の箆状流れチャネル1
1を貝える。チt・ネル11の上端には開口13が、ま
た下端の先端部材には冷却制欲れ開[Iがそれぞれ設け
られている。燃料要素または俸14の配列体はチャネル
11内に入れられ、ここに上端プレート15および下端
プレー1〜く集合体10の下部を省略したのC図示され
ていない)によって支持されている。冷却液は通常、先
頭部拐の下端の開口から入り、燃オ′ミ(要素14のま
わりを上方に通過し、上部出口13から沸騰形原子炉の
場合には部分的に蒸発した状態で、また加圧形原子炉の
場合には蒸発せぬ状態でかつ高温度で外へ出る。
核燃わ1要素または核燃第31棒14の端部が、複合被
覆17に溶接された端部プラグ18によつCシールされ
、プラグ18にはスタッド19が設りられ、これにより
燃料要素の集合体への肢着を容易にしている。燃料要素
の一端に空隙スペースまたは空所20を設りて、燃わ1
物質が長さ方向にlV!服し、また燃料物質から放出さ
れたガスが溜まり青るようにする。螺線部材の形状の核
煤斜物質保持部拐24を空所20内に配置して、特に燃
オ′31要素の取扱いd3よび輸送中にペレット柱が軸
方向に移動するのを制止する。
燃料要素は、複合被覆および燃料物質が良好に熱接触し
、奇生的中性子吸収を最小にし、さらに冷2JI月が高
速度で流れることにより貯々生じる反りJ3 J:び振
動に対して抵抗力を右するように設計する。
本発明に従って構成した核燃料要素まtcは核燃料棒1
4を第1図に一部を破断して示−リ−0この燃料要素は
、本例Cは核***可能J3よび/または燃オ′31親物
質の複数個の燃オElペレッ1−どしで示されている核
燃料物質のコアまたは中央円119形部分16を構造用
複合被覆17内に配置して構成されている。
場合によっては、燃斜ペレッ1へを円筒形ペレットまた
は球のような種々の形状とづることがCぎ、他の場合に
は粒状燃才ごlのような異なる燃料形状を使用すること
ができる。燃お1の物理的形状は本発明にとって重要で
ない。核燃13+にはウラン化合物、プルl−ニウム化
合物、1〜ツリウム合物A3 J:びこれらの混合物を
含む移々の核燃料物質を使用づることができる。好適な
燃お1は二酸化ウランまたは二酸化ウランおよび二酸化
プル1ヘニウムよりなる混合物である。
第2図では、燃料要素14の中火コアを形成づる核燃料
物質16は複合被覆17でかこまれCいる。複合被覆は
原子炉にJ3Lプる使用中、]アと複合被覆との間に隙
間23を残すようにして、コアを囲んでいる。複合被覆
のジル−コニウム合金管21は、本願発明の好ましい実
施例では、ジルカロイ−2で作られている。当該ジルコ
ニウム合金管はその内面で金属障壁22に冶金結合し、
従って金属障壁はジルコニウム合金管21と複合被覆内
に保持された核燃料との間に遮蔽を形成する。
金属障壁は複合被覆の厚さの5〜30%をなづようにし
、低中性子吸収金属すなわち適度な純度のジルコニウム
く例えばスポンジジルコニウム)に」、り形成1ノる。
金属1gμm?22は)JスおJ:び核***生成物との
接触および反応から複合被覆のジルコニウム合金部分を
保護すると共に局部化応力とひずみの発生を防止する。
適度な純度の金属障壁の内容物は重要な因子で、金属障
壁に特殊な性質を付与する作用をなり。一般に金属防壁
の月利中には、不純物が重量で少なくとb約10001
’1l)IIIより多く且つ約5000ppmより少な
く、好ましくは約4200ppm以下とづる。これら不
純物のなかで酸素を約200〜1200pI)tllの
範囲に維持づ−る。他の全ての不純物は、市販のものの
通常の範囲内にdうる。原子炉級のスポンジジルコニウ
ムを次に示す。
アルミニウムー75 pI)m以下、ボウ累−0,4p
pm以下、カドミウム−0、4ppm以下、炭素−27
0ppm以下、クロム−200ppm以下、コバルl”
 −”201)1)11以下、銅−501)Dnl以下
、八ツニウム−100ppm以下、水素−251)I)
In以下、鉄−1500ppm以下、マグネシウム−2
0111’1Ill以下、マンガン−50ppm以下、
モリブデン−50ppm L:l下、ニックルー 70
 allnl 以T、−Aブー1100pp以下、チッ
素−80ppm以下、クイ素−120ppm以下、づ−
J” −50ppm以下、タンゲス−rン−10opp
m以下、チタン−50ppウラン−3.5ppm以下。
本発明の核燃料要素の複合被覆は基(A71なわらジル
コニウム合金管に強固な結合部で゛結合した金1屈障壁
を右する。金属組織学的な検査に1、れば、結合部を形
成するのに十分な基体材料および金属障壁の交差拡散(
Cross  diffusion )が存在づるが、
この交差拡散は、結合区域から離れてはない。
本発明者らは、複合被覆の金属障壁を形成するスポンジ
ジルコニウム金属が高い耐放射線硬化性を右し、これが
ため金属障壁が、長期間の照射後に、降伏強さ215よ
び硬さのような構造的特性を、同様に照射された普通の
ジルコニウム合金にりもかなり低いレベルに好適に維持
しleることを発見し 1こ 。
実際のジルコニウム障壁イ」ぎ複合被覆の至稿硬ざに関
し−C本件出願人が得たデータによれば、第3図に示J
−ように、高度の中性子照射による硬化作用にもかかわ
らづ2つの純度レベルのジルコニウムがジルノJ Ll
イー2よりもはるかにその柔らかさを維持した。これら
の実験にお(づる照射温度は、核燃料の被覆に加えられ
る範囲内にあった。最高純度のジル」ニウムは、それよ
りb秤度の低い「低酸素スポンジ」ジル:1ニウムJ、
りも柔らかさを糾J:′1′?する。しかし、低酸素ス
ポンジ・シルニにニウムはジルカロイJこりもはるかに
その柔らかさを維持づる。
実際に金属障壁は、照射を受りたとぎに、普通のジルコ
ニウム合金はどには硬化されないし、またこれは、その
低い初期降伏強さと共に、金属障壁が塑性変形し、出力
移行(power transient )中に燃料要
素にペレットによって誘発される応力を解放しうるJ、
うにする。燃料要素内のベレッl〜誘起応力は、例えば
原子炉運転湿度(300〜350℃)で該燃料のペレッ
1〜が膨潤してペレットが被ビと接触することによって
生じ得るものである。
ざらに、本発明者らは、スポンジジルコニラl\の金属
障壁を好ましくは複合被覆の厚さの約5〜15%程度、
特に好ましくは複合被覆の厚ざの10%のRさとしてジ
ルコニウム合金管に結合した場合に、応ノjが減少し、
複合被覆の破損を防止するのに十分な障壁効果が19ら
れることを発見した。 適当な合金管としてM <ジル
コニウム合金にジルカロイ−2とジルカロイ−4がある
。ジルカロイ−2は、重量で、約1.5%Sn、0.1
2%ト0.0.09%Cr及び0.005%Nlを含イ
ラし、広く水冷型原子炉に使用されている。
ジルカロイ−4は、ジルノJロイ−2よりニッケル含石
棺が少なくて、鉄含有量がわずかに多い。
本発明の核燃料要素に使用する複合被覆は以下に説明づ
る方法のうち任意の方法で製造づることかできる。
1方法においては、金属障壁として選択されl〔スポン
ジジルコニウムの中空カラーを、合金管として選択され
たジルコニウム合金の中空ビレット中に挿入し、次いで
この組立体に11v発結合を施してカラーをビレツ1〜
に結合でる。通常の管胴押出技術を用いてこの複合体を
約1000〜1400°(:(約538へ・750℃)
の高温で押出す。次に押出榎合体に通常の管縮小加工処
理を庵こして所望の−(」法の複合被覆を得る。
仙の方法においては、金属障壁として這↑Rされたスポ
ンジジルコニラ11の中空カラーを合金管として選択さ
れたジルコニウム合金の中空ビレット中に挿入し、次い
でこの組立体に加熱処理[例えば1 /1. OO下(
750’C)に約8時間]を施こしてカラーおよびビレ
ット間に拡散結合を行わせる。
次に通常の管胴押出技術を用いてこの複合体を押出し、
押出複合体に通常の管縮小加工処理を施こして所望の寸
法の複合被覆を得る。
さらに他の方法にJ3いでは、金属障壁として選択され
Jこスポンジジルコニウムの中空カラーを合金管とし′
C選択されたジル」ニウム含金の中空ビレット中に挿入
し、次いで通常の管胴押出技術を用いにの組立体を押出
10次に押出複合体に通常のrτ縮小加工処理を施こし
て所望の刈払の複合被覆を1ワる。
本発明の複合被覆を製造する上)ホの方法は、被覆の製
造に用いられる電気めっきまだは蒸るのような他の方法
よりも経済的である。
本発明の核燃料要素の製造方法においては、ジルコニウ
ム合金管の内表面に結合したスポンジジルコニウム金属
ドX壁を右づる複合被覆をつくり、この複合被覆は、一
端がυ旧]していて、その開口端に空所を残して月つコ
ノ7と複合被覆の間に隙間を残して、核燃料物質のコア
を複合被覆に充填し、上記空所に核燃料物質保持装置を
挿入し、上記空所を核燃料と連通させた状態で複合被覆
の開口端に閉1に部材を殴り、次いで一複合被覆の端部
を上記閉止部拐に結合ざじてこれらの間に緻密なシール
を形成ザる。
次に、本発明に従って原子カプラントのために製造され
、それに利用された核燃料要素の実施例を示ず。
実施例 ジルカロイ−2合金管の内面に適度な純度の(スポンジ
)ジルコニウムを金属n tとし−C冶金結合した複合
被覆を各々杓する複数の核燃13+要素を次の工程に従
って製造した。
中空のジルカロイ−2ビレツ1へ内に低酸素<600p
pm未満)のスポンジジルコニウムの中空カラーを挿入
し、通常の押出技術にJ、りこの組立体を押出しで、外
径2.50インチ<6.35cm)、全壁厚0.480
インヂ(’1.22Cm)の複合管体をlI 造した。
そのうち、スポンジジルコニウム層の厚さは0.050
インチ(0,13cm)であった。
次に、複合管体をピルガ−ミル法ににり管縮小処理を行
い、外径01483インチ(1,23cm>、仝2に一
’0.032インチ<ci、oacm>の複合被覆を製
造した。複合被覆のスポンジジルコニウム障壁の厚ざは
0.003インヂ(0,008cm)であった。
複合被覆には、0.410インチ(1,04cm)径C
約95%理論密度の二酸化ウラン<1.JO2)の焼結
ペレットを充填した。それから、通常の燃料要素製造技
術により、複合被覆内をJJI気し、ヘリウムを充填し
て、密封した。
このようにして製造した核燃料要素を(穴械的に組立て
て、沸騰水型原子炉(BWR)用途に適した核燃料組立
体とした。この核燃わl組立体の特性は次の通りeある
寸法形状    8×8列の核燃刊要素核燃斜要素のピ
ッチ 0.640インチ(1,63On+)水−燃料体
積比   2.55 熱移動面積     94.33平方フイー1〜(8,
76m2 ) () 02 重L7シ         199.3k
qU  重量     175.7hg IJ−235濃縮    2.82重蚤%(平均)これ
らの核燃組立体を原子力発電プラン1〜(直接サイクル
BWR型、出))810MWe ) ニ装荷した。運転
経過は全く順調であった。
次に、本発明にかがる核燃料要素が従来技術のものに比
較し−C著しい特徴や効果をイfl−シているので、そ
れについて説明づる。
PCI特性 PCIによる破壊に対する抵抗を試験するために381
されたパワーランブテス1〜(pOWQrrampte
st、 )において、本発明にかかる核燃料の↑η能を
試験した。この試験のデータを第4図に示づ。
同図で、ジルコニウム障壁を説tプた核燃331要素の
性能を従来のジルカロイ被覆の核燃料要素の性能と直接
に比較した。これらのテストでは数個のランプシークン
スが使用された。すなわち、C−ランプあるいはC′−
ランプで表示したものはクルトラフアース1〜ランプ率
(328KW/m/分以上) t”あり、他のデータは
18KW/m/分以下で′ランプしたものである。
このデータによれば′、高純石ジルコニウムまたは低酸
素スポンジジルコニウムの金h5障壁を右づる核燃料要
素は従来のものに比較してP CI抵抗において勝れて
いる。141VIwd/lくgU、J、り大ぎいバーン
マツプを行った従来の核燃料要素は50K W / m
以上の直線的パワーレベルにランプしたどき必づ゛破壊
された。しかし、ジルコニウム障壁(高純度または低酸
素スポンジ)を設けた核燃料要素はこのパワーレベルま
でのランプに対し実際に強いことがわかる。しかし、P
CI抵抗に対し−Cは純度の影響もある。高純度ジルコ
ニウム(最高の純度で、2001)I)III未渦の酸
素)の金属障壁を右づる核燃料要素は、高バーンアップ
で約59K W 、/ mへの最8速パワーランプにも
耐えられる。
しかし、低酸素スポンジジルコニウム障壁l壁の核燃料
要素は、16 、4 MWd /i<g’、 Uのバー
ンアッブで、56KW/mにウルトラファーストランプ
をすると破壊される。それひも、従来のく障壁のない)
核燃料要素にお1ノるランプテストの95%破壊率の曲
線よりははるかに上にある。更に、酸素含有量が高い(
約1000pl)11 )スポンジジルコニウムの金属
障壁を有する核燃料要素の性能も極めて良好であったが
、低酸素のものほどではなかった。こうして、純度の実
際的範囲が定められlこ 。
水(または蒸気)混入後の複合被覆の劣化ジルコニウム
障壁を有する核燃料要素は、ジルカロイが冷却材兼減速
材の水と接触方ると共にジルコニウム障壁が核燃料体と
接触−Jるにうに設計されている。高温の水(または蒸
気)中でのシルカ1」イの酸化抵抗はジルコニウムより
大ぎい。複合被覆は、ジルコニウム障壁と水との間の直
接接触を防止づ″るように設計されているが、複合被覆
に欠陥があれば水(または蒸気)が核燃わl要素内に入
って、金属障壁と反応を起こす可能性がある。
この状態のシミコレ−ジョン試験を本件出願人は行って
おり、第5図に未照射複合被覆に関覆るブータラ示づ一
0350℃(運転中におけるジルコニウム障壁の妥当な
1「定温度)におりる酸化率は、高純度ジルコニウムよ
りも低酸素スポンジジルコニウムの方が著しく低いく前
者の83.3mg7dm27日に対し−c後者は62 
、 5mg/dm2/日)。
これらのデータによれば、低酸素スポンジジルコニウム
の障壁を右する核燃料要素に欠陥がある場合、高純度ジ
ルコニウムのトナ壁を右づる核燃料要素に同様に欠陥が
ある場合よりも、劣化の度合が遅いということが推定さ
れる。
1m述したことは、次のようにしC1核燃料照剣実験に
おいて確められた。ジルコニウム障壁付き複合被覆を有
する核燃料要素の複合被覆に欠陥(穴)を設けで、水(
蒸気)を混入させた。このような核燃料要素を試験用原
子炉で約3Mwd/k(JjJで運転し、次いで試験し
た。これらの試験ぐ、欠陥のある核燃お1要素(従来方
式のもの、ジルコニウム障壁のあるもの)の全てが無事
であった。
しかし、高純度ジルコニウム障壁を右覆る核燃1ゴ要素
のジルコニウム障壁は酸化が著しく、且つ複合被覆内に
水素化物(ジルコニウム水素化物)が生じることがわか
った。この水素化物の水素はジルコニウムが水によって
酸化されたときの反応生成物である。この反応は次の通
りである。
ペレット表面ぐ: 600℃ U  02   +  1−+2   o−+  U 
 Oux   +  X  +−12+(1−X) 1
−120 障壁内で: 350 ’C Zr+2H20→Zr 02 +282Z  r   
−ト 1−h   → Zr+2  上1−Zr  +
 2H→ Zr  ト12 しかし、低酸素スポンジ障壁を右する核燃料要素では、
障壁の酸化が著しく少なく、障壁内の水素化物も極めて
少なかった。核燃料要素のピークパワーのところでは、
高純度ジルコニウム障壁は実際に完全に酸化されていた
。そし°C1それににる水素が複合被覆の外側表面に層
状のジルコニウム水素化物として沈積しでいたく第6図
の写真の上部の暗部で示される〉。低酸素スポンジジル
−1ニウム障壁を右Jる核燃料要素にスJ ′1Jる同
様の結果にJ、れば、第7図に示すように、障壁はわず
かに部分的に酸化されていたたりであり、複合被覆の外
側表面には水素化の集中が見られなかったし、複合被覆
内の水素化物の集積は極めて少なかった。
価格と入手可能性 米国においては、高純度ジル]ニウl\の供給業者は1
社Cあり(Te1edyne Wah  Chang)
 、そこから入手で込・るだ(プであるが、低酸素スポ
ンジジルコニウムは数社の供給業者から入手できる。
最近の比較見積価格によれば、高純度ジルコニウムの価
格は、低酸素スポンジジルコニウムよりも3.5倍以上
にもなる。この見積価格は、中空のジルカロイビレット
に挿入する前の状態のジルコニウムカラーのものであっ
て、この後に押出加工により、ジルコニウム障壁イ」き
複合管体を形成づ。
る。実際には、この複合管体に管縮小処理を行なってジ
ルコニウム障壁付き複合被覆を製造づる。
このことについCは、すでに述べCある。
本件出願人の検討によれば、高純度ジルコニウムに関し
現在の世界的生産能力は現在の原子力市場の需要を満た
ずのに充分ではない。もちろん、充分な投資により生産
能力を増大することは究極的には可能である。しかし、
現在の供給おJ、び市場状態のもと°Cは、ジルコニウ
ム障壁市場の供給能力は、低酸素スポンジジルコニウム
を利用する本発明に1/〈存することになる。
日本においては、スポンジジルコニウムは市場で入手で
きるが、その重陽価格は極め°C変すJし−(゛)ずい
。一方、高純度ジルコニウムは市場で人手できない。
当業者には明らかなJ、うに、本願発明者をその範囲内
でいろいろと変形改良づ−ることが−Cぎる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従って構成された核燃料要素を右りる
核燃131集合体を示ず部分破断断面図、および第2図
は第1図の核燃料要素を拡大しC示づ横断面図、第3図
はジルコニウムとジルカロイ−2の中性子照射量と硬さ
の関係を示す図、第4図はジルコニウム障壁イ」き核燃
料要素のランプテスト結果を示ず図、第5図は複合被覆
の腐食による重量増加と日数の関係を示1図、第6a、
6b図は、ピークパワー位置にJ3りる高純度ジルコニ
ウム障壁の酸化(第6a図、磨いたまま、50X)と被
覆の水素化合物分布(第6b図腐食後、100X)を示
す写真で、第7a、7b図はビークパワー位置にお(プ
るスポンジジルニウム障壁の酸化(第6a図、磨いたま
ま、50X)と被覆の水素化合物分布(第7b図腐食後
、100X)を示す写真Cある。 10・・・核燃わ1集合体  11・・・ヂャネル14
・・・核燃料要素   16・・・核lI2!i料17
・・・被覆 18・・・端部プラグ〈栓部拐) 20・・・空所      21・・・管22・・・金
属障壁    24・・・保持装置。 a ・/’+102     b −UO2C・・・ジ
ルコニウム水素化物 Fig、/ Fig、2 手続補正書く方式〉 昭和59年4月77日 特許庁長官   若 杉  和 夫  殿1、事件の表
示  昭和58年特許願@174381号2、発明の名
称  核燃N要素用ジルコニウム複合被覆の製法3、補
正をする者 事件との関係 出願人 住所(居所) アメリカ合衆国 12305  ニュー
ヨーク州スケネクタデイ リバーロード 1番 氏名(名称) ゼネラル エレクトリック カンバニイ
代理人 サムソン へルフゴット 4、復代理人 住 所    〒105東京都港区虎ノ門1丁目2番3
号虎ノ門第−ビル5階 6、補正の対象 願書の代理人の欄、および明細書の図面の簡単な説明の
欄7、補正の内容 (1)  願書を別紙1の通り補正する。 (2)  明細書の第36頁および第37頁を別紙2の
通り補正する。 2の中性干魚DAffiと硬さの関係を示す図、第4図
はジルコニウム障壁付き核燃料集合体のランプテスト結
果を示す図、第5図は複合被覆の腐食による重量増加と
日数の関係を示す図、第ea、6b図は、被覆と金属障
壁と核燃料ペレットの一部の組織を示す顕微鏡写真で、
ビークパワー位置にJ5ける高純度ジルコニウム障壁i
壁の酸化(第6a図、磨いたまま、50×)と被覆の水
素化合物分布く第6b図腐食後、100X)を示し、第
7a、7b図は被覆と金属障壁と核燃料ペレッ1〜の一
部の組織を示す顕微鏡写真で、ビークパワー位置におけ
るスポンジジルニウム障壁の酸化(第6a図、磨いたま
ま、50X)と被覆の水素化合物分布く第7b図腐食後
、100X)を示す。 10・・・核燃料集合体  11・・・ヂャネル14・
・・核燃料要素   16・・・核燃料17・・・被覆 18・・・端部プラグ(栓部材) 20・・・空所      21・・・管22・・・金
属障壁    24・・・保持装置。 a  =−71n  O=        b  −U
O2C・・・ジルコニウム水素化物 特許出願人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 重量でioooppmより多く50001)t)mu、
    り少ない不純物を含むジルコニウムの中空カラーを、重
    量で5006 ppm以上の不純物を含むジルコニウム
    合金の中空ビレツ1〜内に挿入し、この組立体を管押出
    加工により一緒に押出しC複’ffi管体を作り、この
    複合管体に管縮小加工を行なって複合被覆どづる核燃料
    要素用ジルコニウム複合被覆の製法。
JP58174381A 1977-09-30 1983-09-22 核燃料要素用ジルコニウム複合被覆容器の製法 Granted JPS59187288A (ja)

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