JPS5918368Y2 - 電力増幅回路等の電流検出回路 - Google Patents

電力増幅回路等の電流検出回路

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JPS5918368Y2
JPS5918368Y2 JP1484879U JP1484879U JPS5918368Y2 JP S5918368 Y2 JPS5918368 Y2 JP S5918368Y2 JP 1484879 U JP1484879 U JP 1484879U JP 1484879 U JP1484879 U JP 1484879U JP S5918368 Y2 JPS5918368 Y2 JP S5918368Y2
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JP
Japan
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transistor
circuit
input
current
current detection
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JP1484879U
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JPS55113977U (ja
Inventor
徹夫 高橋
Original Assignee
株式会社ケンウッド
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電力増幅回路等の電流検出回路に関シ、特にシ
ングルエンデツドプッシュプル(以下、単に5EPPと
記す。
)回路の出力電流の検出に好適な電流検出回路に関する
従来、電力増幅回路等の出力電流の検出を行うには該増
幅回路の出力端に負荷と直列に電流検出用の抵抗を挿入
することにより前記増幅器の出力電流に対応した該抵抗
の両端電圧を検出するか、あるいは負荷と直列に変成器
の一次側を挿入し、その二次側から前記増幅器の出力電
流に対応した電圧を検出する等の方法が用いられていた
しかしながら、これらの方法のうち前者の方法では検出
抵抗の抵抗値を小さくしなければならない為に通常、信
号電流をある程度以上大きくしなければ検出が困難であ
るから電力増幅器等の利得を大きくする必要があり、そ
の結果該増幅器の周波数特性を犠牲にしなければならな
かった。
また後者の方法においてもインピーダンス素子を出力端
に挿入する為に前記電力増幅器等の周波数特性、直線性
等の性能を犠牲にすることが強いられていた。
本考案の目的は上記従来技術の欠点に鑑み、電力増幅器
等の特性に影響を与えることなく出力電流の検出が可能
な電流検出回路を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図においてQl、Q2はトランジスタであり、5EPP
回路の初段の差動増幅回路を構成しており、これらのト
ランジスタのエミッタは共通接続され抵抗R1を介して
正電源(十B)に接続されている。
更にトランジスタQ1のベースは抵抗R2を介して接地
されると共に結合コンデンサC1を介して入力端1に接
続されている。
更にトランジスタQ1のコレクタは抵抗R3を介して負
電源(−B)に接続されている。
一方、トランジスタQ2のコレクタは負電源(B)に接
続され、ベースは抵抗R4、コリデンサC1よりなる直
列回路を介して接地されている。
ここで抵抗R4とコンデンサC2との直列回路は高域に
おける位相補償用である。
前記トランジスタQ1のコレクタは次段のトランジスタ
Q3のベースに接続され、該トランジスタQ3のコレク
タは抵抗R5゜R6、及びダイオードD1.D2の直列
回路を介して正電源(十B)に、エミッタは負電源(−
B)に夫々、接続されている。
NPN)ランジスタQ4、PNP)ランジスタQ5はエ
ミッタ抵抗R7,R8(抵抗値は共にr)の直列回路を
介してコンプリメンタリ接続されており、該トランジス
タQ4のベースは前記ダイオードD1のアノードに、ト
ランジスタQ5のベースは前記トランジスタQ3のコレ
クタに夫々、接続されている。
尚、ダイオードD1.D2はバイアス用ダイオードで゛
あり、トランジスタQ4の温度補償用も兼ねている。
また前記トランジスタQ4.Q5のコレクタは夫々、正
電源(十B)、負電源(−B)に接続され、エミッタは
夫々、入力抵抗R9,RIO(抵抗値は共に2R)を介
して差動増幅器DA1の一方の入力端2に接続されてい
る。
そして抵抗R7,R8の中間接続点すは負荷(例えばス
ピーカのボイスコイル)R1,を介して接地されると共
に入力抵抗R1□を介して他の入力端3に接続され、他
方帰還抵抗RIOを介して前記トランジスタQ2のベー
スに接続されている。
尚、負荷RLのインピーダンスをZとすれば差動増幅器
DA1の入力抵抗R11の抵抗値RはZよりも十分に大
きく、また入力抵抗R9,RIOの抵抗値2Rも同様に
前記エミッタ抵抗R7,R8の抵抗値rよりも十分に大
きく選択することにより検出部5を付加することによる
5EPP回路及び負荷Rt、側への影響を回避している
以上の如く構成された本考案に係る電流検出回路の動作
について説明する。
5EPP回路の出力段を構成するトランジスタQ4.Q
5はB級動作で駆動されるが、周知の如くクロスオーバ
歪の発生を回避する為にバイアス抵抗R5,R6及びダ
イオードDI、D2により多少のベース電流が流れるよ
うにバイアスがかけられている為に前記トランジスタQ
4.Q5には常時、アイドリング電流が抵抗R7゜R8
を介して流れている。
一方、前記5EPP回路の入力端1にオーディオ信号が
入力されていない状態において負荷Rr−に正電圧が発
生するとトランジスタQ2のベース電位が上昇し、エミ
ッタ・ベース間電圧が減少する為に該トランジスタQ2
のコレクタ電流が減少する。
従って差動増幅器を構成する他のトランジスタQ1のコ
レクタ電流が増大し、抵抗R3の両端電圧が増大する為
にトランジスタQ3のコレクタ電流が増大する。
次いでトランジスタQ4.Q5のベース電位が下がり、
該トランジスタQ4のコレクタ電流は減少し、他方トラ
ンジスタQ5のコレクタ電流は増大する。
この結果点すにおける電位は負の方向に移動し、トラン
ジスタQ1.Q2により構成される差動増幅器が平衡状
態に達するまで減少し続ける。
そして前記トランジスタQ4.Q5に常時、流されるア
イドリング電流により生ずる点すを基準にした点a−b
間及び点c−1)間の電圧、υ8.及びυ。
、は逆極性で等しいから、点すにおける電位は直流的に
は常に0■に維持されるので負荷RLには直流電流は流
れない。
但しυ2は信号電流により生ずる電圧であり、無信号時
にはυ2=0となる。
つまり(3)式において右辺のυ8.+υc5の項は、
υ85の内のアイドリング電流による電圧とυcbの内
のアイドリング電流による電圧は絶対値が等しく符合は
互いに逆であるから加算すると打ち消され、結局υab
、υc5の内の信号電流による電圧のみが加算されるわ
けである。
また前記差動増幅器DA1の他の入力端3における電位
はυ5に等しいから出力端4には負荷R,−に流れる信
号電流により生ずる信号電圧υ、のみが出力される。
従って、前記出力端4には前記5EPP回路の入力端1
にオーディオ信号が入力されない状態においては常にO
Vが出力され、オーディオ信号が前記入刃端1に入力さ
れ負荷RLに出力電流が流れるとこの出力電流に対応し
た信号電圧vpのみが出力される。
以上の如く構成したので本考案によれば、負荷と直列に
検出用抵抗または変成器等を挿入する必要がない為電力
増幅器の周波数特性、直線性等の性能に影響を与えるこ
となく、出力電流の検出を行うことが可能となる。
尚、本考案に係る電流検出回路は、パワーメータの他、
出力電圧と比較することにより負荷インピーダンス検出
回路としても使用できるので保護回路へも応用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る電流検出回路の一実施例を示す回路
図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対のNPN)ランジスタとPNP)ランジスタのエミ
    ッタ間に等しい抵抗値rを有する二つのエミッタ抵抗の
    直列回路を接続すると共に前記直列回路の中間接続点か
    ら負荷へ給電する如くなした出力回路を有する5EPP
    (シングルエンデツドフ。 ツシュプル)回路において、二つの入力端から入力され
    る信号の差分を出力する差動増幅器を設けると共に、該
    差動増幅器の一方の入力端に前記NPNトランジスタ及
    びPNP)ランジスタの双方のエミッタから夫々抵抗値
    2Rを有する入力抵抗を介して、また他方の入力端に前
    記中間接続点から抵抗値Rを有する入力抵抗を介して夫
    々接続し、該差動増幅器より出力電流に対応した検出出
    力を得るように構成したことを特徴とする電流検出回路
JP1484879U 1979-02-06 1979-02-06 電力増幅回路等の電流検出回路 Expired JPS5918368Y2 (ja)

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JPS55113977U JPS55113977U (ja) 1980-08-11
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ID=28835503

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