JPS59182496A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS59182496A
JPS59182496A JP58055118A JP5511883A JPS59182496A JP S59182496 A JPS59182496 A JP S59182496A JP 58055118 A JP58055118 A JP 58055118A JP 5511883 A JP5511883 A JP 5511883A JP S59182496 A JPS59182496 A JP S59182496A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は鍵操作法に応じて自動的に楽音発音様式を切
換える電子楽器に関し、特にレガート式押鍵操作の判定
を適確に行なうようにしたことに関する。
従来技術 自然楽器の演奏方法には、大別すると、レガ〜1・奏法
とスタッカー1〜奏法とがある。スタッカー1・奏法の
場合は、個々の音の始まりがそれぞれ明瞭に認識できる
ように、発音の立上りにおいて音高、音色、音量等を変
化させて目立たせるか、レカート奏法の場合は、個々の
音の始まりか目立たず単に音高のみの変化が認識できる
ように、スタッカー1〜の一場合のような制御を行なわ
す、滑らかに次の発音に移るようにしている。
ところで、一般に、鍵盤式電子楽器では、個々の音を生
き生きき感じさせるために、発音の立上りにおいて音高
、音色、音量等を特別に変化させ、立上りを目立たせる
発音様式(いわはスタッカー1一式の発音様式)が通常
の発音様式とじて広く採用されている。そのような通常
の発音様式はレ−)J−1・奏法にとって不向きであり
、電子楽器においてレカート奏法の演奏を行なおうとす
る場合、発音の立上りか目立たない発音様式に切換える
必要がある。そのような発音様式の切換えを自動的に行
なうために、鍵演奏操作法によりシガー1−奏法と通常
奏法(いわばスタッカー1−奏法)とを自動的に区別し
、この区別に応じて発音様式を切換えることか従来から
行なわれている。そのために従来から実施されていたシ
ガー1−判定法は、すべての鍵が離された状態で何らか
の謎が新たに押圧された場合はスタッカー1−奏法と見
なし、何らかの鍵か押圧されている状態で更に別の鍵か
押圧された場合はシガー1−奏法と見なす、きい、うも
のであった。
しかし、上述した従来のレガート判定法によれは、伺ら
かの謎を押圧している状態で別の鍵が押圧された場合は
常にレカート奏法と見なされてしまい、演奏の自由度が
低い、という欠点があった。
実演奏においては、競る程度の時間間隔をおいて次々と
押圧鍵を追加していった場合はレカート式ではなく通常
の発音様式(スタッカ−1・式)て発音を行なった方か
良い場合が多く、逆に、押圧鍵を素速く変化させる場合
はその間に全滅が離された状態が一時的に介在したとし
ても通常の発音様式(スタッカート式)ではなくレガー
ト式で発音を行なった方が良い場合が多く、従来のシガ
ー1−判定法はこのような実情にそぐわないものであっ
た。
発明の目的 この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、シカ−1
一様式で発音すべきか否かの判定を、実際の@l演奏感
覚に合致して適確に行ない得るようにすることを目的と
する。
発明の概要 この発明の第1の特徴は、押鍵数の変化に応答してその
変化時間間隔(前回の変化から今回の変化までの間隔)
を測定し、その変化時間間隔か所定の基準時間より犬で
あるか小であるかを判別し、この判別結果に応じてレカ
ート弐発音または通常発音の切換えを行なうようにした
点にある。その結果、前回の離鍵または押鍵から今回の
押鍵まての時間間隔が短い場合はシガー1一式発音とし
、長い場合は通常発音(スタッカー1一式発音)とする
ことができ、実際の鍵演奏感覚に合致した制御か可能と
なる、 この発明の第2の特徴は、押鍵数の変化パターンが所定
のパターンに合致しているか否かを判断し、この条件が
満たされたとき上記判別結果に応じた発音様式切換えを
可能にした点にある。その結果、より一層実際の鍵演奏
感覚に合致したレカート制御が可能である。
実施例 第1図を参照してこの発明の基本構成につき説明すると
、押鍵数変化検出手段2ては鍵盤1における押鍵数の変
化を検出し、変化時間間隔測定手段6では押鍵数変化検
出に応答して前回の変化から今回の変化までの時間間隔
を測定する。比較手段4では、測定手段6で測定した変
化時間間隔と所定の基準時間Trefとを比較する。基
本的には変化時間間隔が基準時間Trcfより短かい場
合レカート式鍵操作と判断し、長い場合通常の(スタッ
カート式)鍵操作と判断する。楽音発生及び制御手段5
では、鍵盤1で押圧された鍵に対応する楽音信号を発生
すると共に、比較手段4の比較結果に応じて楽音の発音
様式をレカート様式(立上りを目立たぜない発音様式)
または通常の発音様式(立上りを目立たせる、いわばス
タッカート様式)のいずれかに制御する。
より一層適確なレガート判定を行なうために、押鍵数変
化バクーン判定手段6を用いるとよい。
この判定手段6では、押鍵数変化検出手段2による変化
検出に応答して押鍵数の変化パターンを検出し、この押
鍵数変化パターンか所定のレカート奏法バクーンに合致
するとき比較手段4に可能化信号を与える。こうして、
比較手段4ては、押鍵数変化パターンが所定の条件を満
たずとき変化時間間隔の比較が可能となり、シ/ノJ−
1−奏法に応じた発音様式の制御が可能となる。所定の
レノJ’−h奏法パターンとは、−例として、押鍵数か
一旦減少した後再ひ堆加するようなパターンである。
次に第2図以降を参照してこの発明の一実施例を詳細に
説明する。
第2図はマイクロコンピュ、−りを用いてこの発明を実
施した電子楽器のyz−Fウェア構成例を略示するもの
で、10は楽音を選択するための複数の鍵を具えた鍵盤
、11は音色、音量、音高、各種効果等を設定・制御す
るための複数の操作子を具えた操作パネル部、である。
マイクロコンビー−り部は、CPU(中央処理部)12
、ブロクラムROM(リー1−オンリーメモリ)16、
RAM(ランタムアクセスメモリ)14から成り、鍵盤
10における押鍵及び離鍵の演出処理並ひに押圧鍵を特
定数の発音チャンネルに割当てる処理及び押鍵数変化に
応じてレノフート判定を行なう処理、及び操作子パネル
部11における各操作子の状態検出処理、その他の処理
、を実行する。クイマ15は、押鍵数変化の時間間隔を
測定するためのものである。楽音発生回路16は各発音
チャンネルに割当てられた鍵に対応する楽音信号を夫々
発生するものであり、その楽音信号を制御するためのエ
ンヘローブ信号はエンベロープ発生器17で発生される
。この楽音発生回路16及びエンベロープ発生器17に
は、マイクロコンピュータ部12〜14による処理に従
って、鍵盤10における押圧鍵に関連する情報(キーテ
ーク)及び操作パネル部11の操作子の状態を示す情報
(パネルテーク)が与えられる。楽音発生回路16の出
力楽音信号はザウンドシステム18に与えられる。
まず、パネル操作子走査処理19てはパネル部11の各
操作子を順次走査してその設定状態を検出し、検出した
テーク(パネルテーク)をRAM14の所定記憶エリア
に記憶する。鍵走査処理20ては鍵盤10の各鍵を順次
走査し、押圧されている鍵を示すキーコードをRAM1
4の内部のキーコードレジスタKCRに取り込む。次の
フロック21では、今回の走査ザイクルてキーコードレ
ジスタKCRに記憶したキーフードの状態か前回の走査
→ノーイクルで記憶したキーコートの状態と異なってい
るか否か(つまり新たな押鍵または離鍵かあったか否か
)を判断する。YESならは割当て及びレ−)f−1−
検出ザフルーチン22を実行して、押圧鍵の発音割当て
処理及びレカート式鍵操作判定のための処理を行なう。
→ノーフルーチン22の終了後またはブロック21がN
oのときはフロック26に進み、パネルテーク及び各チ
ャンネルに割当てられた鍵に関連するキーテークを楽音
発生回路16及びエンベロープ発生器17に送出する。
割当て及びレカート検出すフルーチン22の詳細は第4
図に示されている。まず、フロック24では、鍵走査処
理20のときに記憶したキーコードレジスタKCRの内
容にもとつき発音割当て処理を行なう。各チャンネルに
既に割当てられているキーコードの内容とキーコードレ
ジスタKCRに記憶されているキーコートとを比較し、
またとのチャンネルにも割当てられていないキーコート
かレシス外KCRにあれは、その新キーコー1−を空白
チャンネルのどれかに割当てる「新割当て処理」を行な
い、既にいずれかのチャンネルに割当てられているキー
コードがレソスクKCRに記憶されていなけれは、その
キーコードが割当てられているチトンネルに関してIキ
ーオフ処理」を行なう。ここで、RAM14にお(づる
メモリマツプの一部を示すと第5図のようであり、各チ
ャンネル1 c h〜Nchに対応して、当該チャンネ
ルに割当てられた鍵のキーコードを記憶するエリアKC
(1)〜KC(へ)、キーオン信号を記憶するエリアK
ON(1)〜K ON (N)、強制ダンプ信号を記憶
するエリアFD(1)〜F D (N)、レガート奏法
タを記憶するエリアL G T (1)〜I、 G T
 (N) 、が夫々設けられている。強制ダンプ信号と
は、離鍵後の減衰発音中の音を強制的に急速減衰させる
ための信号であり、レガート奏法クとは、当該チャンネ
ルにおける楽音の発音様式をレガート奏法に見合った様
式にすることを指示する信号である。前述の「新割当て
処理」の場合、新キーコー1−を空白チャンネルに対応
する記憶エリアKC(1)〜K C(N)の1つにセッ
トし、そのチャンネルに対応するキーオン信号記憶エリ
アKON(1ン〜K ON (N)に1′′をセットし
、かつそのチャンネルに対応する記憶エリアFD(1ン
〜 F  D  IN)  、 L  G  T (1
) 〜 L G  T  (N) をO″にリセットす
る。また、「キーオフ処理」の場合、そのチャンネルに
対応するキーオン信号記憶エリアKON(1)〜K O
N 、(N)を0”にリセットする。
第4図のブロック25では、タイマ15のカウント値を
タイマレジスタTIMEREG (第5図)に取り込ん
だ後、タイマ15をリセノl−して新たに時間カウント
を開始する処理を行なう。サブルーチン22は、キーコ
ードレジスタKCRの内容か変化する毎に、つまり新た
な押鍵または離鍵かある毎に、行なわれるので、タイマ
レジスタTIM E RE’Gへの取り込みとタイマ1
5の更新は新たな押鍵または離鍵がある毎に行なわれる
ことになる。新たな押鍵または離鍵かあれば鍵盤1oに
おける押鍵数が必らす変化する。従って、押鍵数が変化
する毎にタイマレジスタTIMEREGへの取り込みと
タイマ15の更新か行なわれる。こうして、前回の押鍵
数変化から今回の押鍵数変化までの時間間隔(前回の押
鍵数が持続した時間)に対応するカラン1−値がレジス
タTIM、EREGに取り込まれる。
ブロック26では、前回押鍵数レジスタKONCN T
 (2)の内容を前々回押鍵数レジスタKONCNT(
3バこ移し、今回押鍵数レジスタK ON CNT(1
)の内容を前回押鍵数レジスタK ON CN T (
2)に移す処理を行なう。次に、ブロック27では、現
在の押鍵数をカウントし、そのカウント値を今回押鍵数
レジスタK ON CN T (1)にセントする。現
在の押鍵数カウントは、各チャンネル1c1〕〜Nch
に対応するキーオン信号記憶エリアKON(IJ〜KO
N (N)においてキーオン信号KONとして°1゛′
(“l“は押鍵を示す)が記憶されている数をカウント
することにより行なうことかできる。
フロック28では、前述の割当て処理ブロック24で「
新割当て処理」を行なったか否かを確認する。離鍵によ
って今回の押鍵数変化が生じた場合は、フロック28は
Noであり、このサブルーチン22を終了する。押鍵に
よって今回の押鍵数変化が生じた場合は、フロック28
ζ;YESであり、レガート判定処理を行なう。
ブロック29では、押鍵数変化パターンが所定のレガー
ト奏法パターンに合致するか否かを判定する。その判定
条件は、KONCNT(2)<KONCN T (3)
とKONCNT(1)>KONCNT(2)が共に満足
されているか、ということであり、これが共に満足され
たときは前回の押鍵数が前々回の押鍵数より減少し、か
つ今回の押鍵数が前回の押鍵数より増加していることを
意味する。フロック29がYESのときブロック60に
進み、タイマレジスタTIMEREGのカウント値(前
回の変化から今回の変化までの時間間隔を示している)
が所定の基準値より小さいか否かを判断する。フロック
29と60が共にYESならば、今回の押鍵数変化をも
たらした新押鍵がレガート式押鍵操作でなされたと判定
し、該押圧鍵に対応する楽音をレガート様式で発音させ
るための処理をフ七ツク61゜62で行なう。
ブロック29と30か共にYES(!:なる場合とは、
上述から明らかなように、押鍵数か一旦減少しその後再
び増加するようなパターンの押鍵数変化があり、かつ減
少変化から増加変化までの時間、間隔が所定の基準時間
より短い場合である。つまり、成る鍵が離された後に直
ちに何らかの鍵が押圧されるような場合である。そのよ
うな場合では、押鍵数が一旦減少した状態が持続する短
時間(基準時間より短かい時間)の間は、レガート式押
鍵操作のための過渡的な状態であると考えるのが実際演
奏上合理的であり、従って短時間の押鍵数減少状態の次
に来る押鍵数増加状態はレノJ’−ト式押鍵操作による
押圧鍵の増加によってもたらせたものであると見なすの
か妥当である。尚、上述の条件を満たす押鍵数変化の具
体例を示する、2−〉1→2(最初の2は前々回の押鍵
数、次の1は前回の押鍵数、最後の2は今回の押鍵数を
示す。以下同様。)、1→0→1.3−> 2−>3.
2−) O−) ]、1→0→2、なと無数の組合せか
ある。
ブロック61ては、キーオン信号記憶エリアKON(1
トK ON (N)においてキーオン信号KONとして
′0“(°“0″は離鍵を示す)が記憶されているすべ
てのチャンネルに関して、強制ダンプ信号記憶エリアF
D(1)〜F D (N)における強制ダンプ信号FD
の値を1″にセントする。これは、レガート発音様式で
新たな音を発音する場合、それ以前に離鍵された減衰発
音中の音をすべて急速減衰させるためであり、これによ
り減衰音とレガートで立上る新たな音との重なりを殆ん
ど無くし、重なりによる音の濁りを防止することを意図
している。
ブロック62では、前述の割当て処理ブロック24で新
割出てか行なわれたチャンネルに関して、レガートテー
ク記憶エリアL G T (1)〜L G T (N)
におけるシカ−1〜テークLGTを“1″にセットする
。こうして、レガートテークLGTを1“にセットする
ことにより、当該チャンネルにおける発音様式をレガー
ト様式にすべきことを指示する。他方、前記の判断フロ
ック29.30がN。
の場合、つまりレガート式押鍵操作と判定されなかった
場合、ブロック66によって、新割当てか行なわれたチ
ャンネルに関して、シカ−1−テーク記憶エリアLGT
(υ〜L G T (N)におけるレガートテークLG
Tを°゛0″にリセットする。
以上のようにして、所定の内容にセットまたはりセット
された各チャンネルIC1〕〜Nchの記憶エリアKC
(υ〜L G T (N)のテークが、第3図のブロッ
ク26の処理において楽音発生回路16及びエンベロー
プ発生器17に送出される。詳しくは、記憶エリアKC
(1)〜K C(N)’、LGT(1)〜L G T 
(N)に記憶した各チャンネルのキーコードKCとレガ
ートテ−クLGTが楽音発生回路16に送出され、記憶
エリアKON(1)〜K ON (N)、FD(1)〜
F D (N)、L a T (1)〜L G T (
N)に夫々記憶した各チャンネルのキーオン信号KON
、強制タンプ信号FD、レガートテークLGTかエンベ
ロープ発生器17に送出される。
楽音発生回路16とエンベロープ発生器17ては、レガ
ートテークLGTかI+ 111または’U”117)
どちらであるかに応じて各チャンネルで発音すべき楽音
の発音様式を夫々制御する。発音様式の制御態様例を示
すと、音量、音色、音高等を制御するためのエンベロー
プ信号(これは勿論エンベロープ発生器17で発生され
る)が第6図(a) 、 (b)のように切換制御され
る。通常発音様式ては(LGTかu OI+のとき)、
第6図Ca)のように立上りを目立させたエンベロープ
信号を発生し、レガート発音様式では(LGTが′1′
のとき)、第6図(b)のように立上りを目立たせない
エンベロープ信号を発生する。別の制御態様例としては
、ボルタメントまたはグライド効果を制御することを挙
けることができる。つまり、通常発音様式(LGTが′
0″)では、この効果をオフC1音高を前音から新音に
急激に変えることにより新音の立上りを目立たせるが、
レガート発音様式(LGTが” 1 ” )では、この
効果をオンし、音高を前音から新音まで徐々にスライド
させるようにしてレガート奏法らしい滑らかな音の移行
を表現する。尚、両発音様式共にこの効果をオンしてお
き、通常時は音高変化レートを速くし、レガート時は遅
くするように切換える制御であってもよい。更に別の制
御態様例としては、アクツクピッチまたはアクツクワウ
効果を制御することを挙げることができる。つまり、通
常発音様式ではこの効果をオンし、音の立上り時に音高
または音量、音色を変調することにより立上りを目立た
せるが、シガー1−発音様式ではこの効果をオフし、立
上りを目立たせないようにする。尚、両発音様式共にこ
の効果をオンしておき、レガート時は変調スピードまた
は深さを弱めるようにしてもよい。上述に限らす、音高
、ようにするこきができる。
強制ダンプ信号FDによるエンベロープ制御例を示すと
第7図(a)、 (+))のようである。同図(a)に
は、第1チヤンネル1 c hで減衰発音中に第2チヤ
ンネル2 c hでレノj’−ト様式の楽音が立上る例
が示されている。この場合は第1チヤンネル1c[〕に
対応して強制タンプ信号FDか1“となり、これにより
第1チヤンネル1 c hのエンベロープ信号が急速減
衰する。一方、第2チヤンネル2c1〕に対応してレカ
ートデークLGTがパ1″となり、このチャンネル2c
hではレガート様式でエンベロープ信号が立上る。第7
図(b)には、抛1チャンネルlchと第2チヤンネル
2c11で減衰発音中に第3チヤンネル3chてレヵー
I・様式の楽音が立上る例が示されている。この場合は
、第1及び第2チヤンネル1 c h 、 2 c h
に対応して強制タンプ信号FDか°1″となり、両チャ
ンネルのエンベロープ信号が急速減衰する。
尚、上述の実施例では強制タンプ信号FDによっつ減衰
発音中の全音を強制タンプ(急速減衰)させることによ
り、レガート様式で立上る新音と古い減衰音との重なり
を防止しているが、そのような強制タンプの手法を用い
ずに(あるいはそれと併用して)トラツプ−1・処理を
用いることによって同様の効果を得ることもできる。す
なわち、レガート式押鍵操作か検出されたとき、レヵー
ト様式で発音すべき新押圧鍵を前回の押鍵数変化のとき
に離鍵された鍵が割当てられているチャンネルに割当て
るようにする。そのために、前回の押鍵数変化のときに
離鍵された鍵に係る当該チャンネルの割当てを解除して
当該鍵の減衰音をトランケート(消去)し、こうしてト
ランケートチャンネルに新たな押圧鍵を割当てる。−例
を示せば、押鍵数か2→1−〉2と変化した場合は、減
少した1錠(離鍵)が割当てられているチャンネルに増
加した1鍵(レガート式押鍵)をトランケート処理によ
って割当てる。また、押鍵数が2→0→1と変化した場
合は、減少した2鍵(離鍵)のうち1鍵が割当てられて
いるチャンネルに増加した1鍵(レガート式押鍵)をト
ラツプ−1・処理によって割当て、もう1つの離鍵か割
当てられているチャンネルに関しては強制タンプ信号F
Dを発生して制強タンプ処理によって発音を消去する。
上記実施例ではソフトウェア処理によって鍵数を検出し
ているが、例えは実公昭5 7 − =1. 7 8 
2 9号に示されたような押鍵数検出回路を用いてハー
ド的に構成してもよい。また、必らすしも押鍵数を正確
に検出しなけれはならないわりではなく、要は押鍵数の
増減変化が検出できれはよい。
発明の効果 以上の通りこの発明によれは、レガート式押鍵操作を適
確に判定し、実際の鍵演奏感覚に適合して通常発音とレ
ーJJート発音の切換えを適確に行なうことかできるよ
うになり、演奏性能か向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本構成を機能的に示すフロック図
、第2図はこの発明の一実施例のバー1〜構成を示すフ
ロック図、第3図は同実施例におりるマイクロコンビー
−り部によって実行されるメインルーチンプロクラムを
略示するフローチャート、第4図は第3図における割当
て及びレノf−l・検出サフルーチンのブロクラムを略
示するフローチャー1・、第5図は第2図におけるRA
Mのメモリマツプの一部を示す図、第6図(a)は通常
発音様式に対応するエンベロープ信号の一例を示す図、
同(りはレガート発音様式に対応するエンベローフ信号
の一例を示す図、第7図(2す, (+))はレカート
発音時における前音の強制タンプ制御例を示すエンベロ
ープ信号波形図、である。 1、10・・・鍵盤、2・・・押鍵数変化検出手段、6
・・・変化時間間隔測定手段、4・・比較手段、5・・
楽音発生及び制御手段、6・・・押鍵数変化バクーン判
定手段、15・・・変化時間間隔測定用のタイマ、16
・・・楽音発生回路、17・・・エンベロープ発生器。 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、楽音を選択するための複数の戚を具えた鍵盤と、こ
    の鍵盤における押鍵数の変化を検出する押鍵数変化検出
    手段と、この押鍵数変化検出手段による変化検出に応答
    して前回の変化から今回の変化までの時間間隔を測定す
    る変化時間間隔測定手段と、この測定手段で測定した変
    化時間間隔に応じて楽音の発音様式を制御する手段とを
    具えた電子楽器。 2、楽音を選択するための複数の謎を具えた鍵盤と、こ
    の鍵盤における押鍵数の変化を検出する押鍵数変化検出
    手段と、この押鍵数変化検出手段による変化検出に応答
    して前回の変化から今回の変化までの時間間隔を測定す
    る変化時間間隔測定手段と、この測定手段で測定した変
    化時間間隔と所定の基準時間とを比較する比較手段と、
    前記押鍵数変化検出手段による変化検出に応答して押鍵
    数の変化パターンを検出する手段と、この押鍵数変化パ
    ターンが所定のパターンに合致するとき、前記比較手段
    の比較結果に応じて楽音の発音様式を制御する制御手段
    とを具えた電子楽器。 3、前記所定のパターンは、押鍵数が一旦減少した後再
    び増加するパターンであり、このパターンに合致した押
    鍵数変化が検出されたとき前記制御手段では前記変化時
    間間隔が前記基準時間より短かいことを条件にレガート
    奏法に見合った発音様式で楽音を制御するようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の電子楽器。
JP58055118A 1983-04-01 1983-04-01 電子楽器 Granted JPS59182496A (ja)

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JPH0418320B2 JPH0418320B2 (ja) 1992-03-27

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