JPS59176709A - 偏光板 - Google Patents
偏光板Info
- Publication number
- JPS59176709A JPS59176709A JP5119383A JP5119383A JPS59176709A JP S59176709 A JPS59176709 A JP S59176709A JP 5119383 A JP5119383 A JP 5119383A JP 5119383 A JP5119383 A JP 5119383A JP S59176709 A JPS59176709 A JP S59176709A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polarizing
- polarizing plate
- optical absorption
- anisotropy
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/30—Polarising elements
- G02B5/3025—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state
- G02B5/3033—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state in the form of a thin sheet or foil, e.g. Polaroid
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は偏光板に関する。
〈従来技術〉
従来の偏光板には、例えば第１図に示すように１軸方向
に延伸したポリビニルアルコールのフィルムに沃素また
は染料等の偏光物質を吸着させて偏光層ｌを形成し、そ
の両側の面を酢酸セルロースまたはアセテートセルロー
スのフィルム２および２ａで保護した構造のものがある
。しかし、このような構造の偏光板は、用途に応して光
の透過度や色彩を選択することが、偏光物質の吸着条件
によって制限されるのが欠点で、また、高温多湿の環境
における安定性に欠ける。
に延伸したポリビニルアルコールのフィルムに沃素また
は染料等の偏光物質を吸着させて偏光層ｌを形成し、そ
の両側の面を酢酸セルロースまたはアセテートセルロー
スのフィルム２および２ａで保護した構造のものがある
。しかし、このような構造の偏光板は、用途に応して光
の透過度や色彩を選択することが、偏光物質の吸着条件
によって制限されるのが欠点で、また、高温多湿の環境
における安定性に欠ける。
〈発明の目的〉
本発明の、目的は、従来の偏光板が有する上記のような
欠点を排除し、光の透過率および色彩の選択が容易で、
高温多湿の環境条件においても品質の安定性が優れ、ま
た紫外線の吸収度を選択することのできる偏光板を提供
することにある。
欠点を排除し、光の透過率および色彩の選択が容易で、
高温多湿の環境条件においても品質の安定性が優れ、ま
た紫外線の吸収度を選択することのできる偏光板を提供
することにある。
〈発明の構成〉
上記の目的を達成するため、本発明による偏光板は、
それぞれ片側の表面に、一方向にラビング処理のほどこ
された２枚のフィルムがラビング処理のほどこされた側
の面を互いに対向させ、がっ、ラビングの方向を平行に
保って平行な間隙をつくり、この間隙に光学的吸収特性
に異方性を示す物質を含んだ偏光物質の層が封入形成さ
れた構造を有する。
された２枚のフィルムがラビング処理のほどこされた側
の面を互いに対向させ、がっ、ラビングの方向を平行に
保って平行な間隙をつくり、この間隙に光学的吸収特性
に異方性を示す物質を含んだ偏光物質の層が封入形成さ
れた構造を有する。
〈実施例〉
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第２
図は本発明実施例による偏光板の斜視図で、層構造を明
示するため側面のシール部分は除かれている。図におい
て光学的吸収に異方性を有する偏光物質４を挟んでいる
平行な２枚のフィルム３および３ａは、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレンテレフタレート、芳香族ポ
リニス、チル樹脂、ポリフェニレンオキシド、ポリサル
ホン、ポリパラキシレン、ポリヒダントイン、ポリイミ
ド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリパラバン酸、
芳香族ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエステルスルホン、ポリスチ
レン、ナイロン、ポリ弗化ビニル等のフィルムで、共に
、偏光物質４に触れる方の表面に、互いに平行な方向に
ラビング処理が施されている。フィルム３．３ａの断面
に印された矢印はラビングの方向を示している。なお、
両フィルム間の間隙は数ミクロンないし数十ミクロンで
ある。フィルム両端の接着は熱接着の方法（超音波法、
高周波法、溶着性、インパルス法、熱板法等を含む）、
または、糊着による方法（接着剤、感圧接着剤、感熱接
着剤等を用いる）によっている。光学的吸収特性に異方
性を示す偏光層は、光学的吸収特性に異方性を有する二
色性分散性染料、二色性イオン性染料または沃素と、こ
れら光学的吸収特性に異方性を有する物質の「支持体」
となる高分子または低分子の液晶物質との混合体より構
成されている。光学的吸収特性に異方性を有する上記の
物質は、フィルム間に挿入されて後、フィルム面に施さ
れたラビングの方向に配向整ダル、全体として偏光効果
を発揮する。図において参照番号５は、光学的吸収特性
に異方性を有する物質がラビングの方向に配向している
状態を模式図的に示している。
図は本発明実施例による偏光板の斜視図で、層構造を明
示するため側面のシール部分は除かれている。図におい
て光学的吸収に異方性を有する偏光物質４を挟んでいる
平行な２枚のフィルム３および３ａは、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレンテレフタレート、芳香族ポ
リニス、チル樹脂、ポリフェニレンオキシド、ポリサル
ホン、ポリパラキシレン、ポリヒダントイン、ポリイミ
ド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリパラバン酸、
芳香族ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエステルスルホン、ポリスチ
レン、ナイロン、ポリ弗化ビニル等のフィルムで、共に
、偏光物質４に触れる方の表面に、互いに平行な方向に
ラビング処理が施されている。フィルム３．３ａの断面
に印された矢印はラビングの方向を示している。なお、
両フィルム間の間隙は数ミクロンないし数十ミクロンで
ある。フィルム両端の接着は熱接着の方法（超音波法、
高周波法、溶着性、インパルス法、熱板法等を含む）、
または、糊着による方法（接着剤、感圧接着剤、感熱接
着剤等を用いる）によっている。光学的吸収特性に異方
性を示す偏光層は、光学的吸収特性に異方性を有する二
色性分散性染料、二色性イオン性染料または沃素と、こ
れら光学的吸収特性に異方性を有する物質の「支持体」
となる高分子または低分子の液晶物質との混合体より構
成されている。光学的吸収特性に異方性を有する上記の
物質は、フィルム間に挿入されて後、フィルム面に施さ
れたラビングの方向に配向整ダル、全体として偏光効果
を発揮する。図において参照番号５は、光学的吸収特性
に異方性を有する物質がラビングの方向に配向している
状態を模式図的に示している。
以上は本実施例の構成の説明であるが、以下に本実施例
の製造方法を説明する。片面に布または刷子でラビング
処理を施した、上記高分子のフィルム２枚を、ラビング
処理した面を対向させ、がっ、ラビング方向を平行にし
て重ね、ラビング方向またはラビング方向に直交する方
向の両端部を上記した熱接着の方法または接着剤を用い
る方法により接着、 「底なし袋」状のフィルムを形
成する。次に２枚のフィルム間にスペーサを挿入して数
ミクロンないし数十ミクロンの間隙をつくり、そこに、
上記の二色性分散染料、二色性イオン性染料または沃素
のいづれがと、高分子または低分子の液晶物質との混合
体より成る偏光物質の表面張力を利用する方法、滴下法
、または真空注入法を用いて注入する。フィルム間の間
隙は高々数十ミクロンであり、注入が過剰にならない限
り、注入された偏光物質は「自然の状態」でフィルム間
からこぼれ出ることはない。偏光物質の注入が終れば、
２枚のフィルムから成るこの「底なし袋」の底辺部と上
辺部を熱着法により接着させ、２枚の、ラビング処理の
施されたフィルム間に偏光物質を完全密封することによ
り、本実施例による偏光板が完成する。
の製造方法を説明する。片面に布または刷子でラビング
処理を施した、上記高分子のフィルム２枚を、ラビング
処理した面を対向させ、がっ、ラビング方向を平行にし
て重ね、ラビング方向またはラビング方向に直交する方
向の両端部を上記した熱接着の方法または接着剤を用い
る方法により接着、 「底なし袋」状のフィルムを形
成する。次に２枚のフィルム間にスペーサを挿入して数
ミクロンないし数十ミクロンの間隙をつくり、そこに、
上記の二色性分散染料、二色性イオン性染料または沃素
のいづれがと、高分子または低分子の液晶物質との混合
体より成る偏光物質の表面張力を利用する方法、滴下法
、または真空注入法を用いて注入する。フィルム間の間
隙は高々数十ミクロンであり、注入が過剰にならない限
り、注入された偏光物質は「自然の状態」でフィルム間
からこぼれ出ることはない。偏光物質の注入が終れば、
２枚のフィルムから成るこの「底なし袋」の底辺部と上
辺部を熱着法により接着させ、２枚の、ラビング処理の
施されたフィルム間に偏光物質を完全密封することによ
り、本実施例による偏光板が完成する。
〈発明の効果〉
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、偏光
物質を基体に吸着させることなく「液状」のまま用いる
ので、偏光物質を構成する光学的吸収特性に異方性を有
する物質の濃度は任意に選ぶことができ、従って、光透
過度および色彩の選択幅が増し、かつ、フィルム材は上
記のように多種の物質より選ぶことができるので、使用
条件に応じて特性の安定した偏光板が得られ、しがも、
偏光物質中に紫外線吸収剤を添加することにより、紫外
線吸収効果がコントロールされた偏光板を得ることも可
能となる。
物質を基体に吸着させることなく「液状」のまま用いる
ので、偏光物質を構成する光学的吸収特性に異方性を有
する物質の濃度は任意に選ぶことができ、従って、光透
過度および色彩の選択幅が増し、かつ、フィルム材は上
記のように多種の物質より選ぶことができるので、使用
条件に応じて特性の安定した偏光板が得られ、しがも、
偏光物質中に紫外線吸収剤を添加することにより、紫外
線吸収効果がコントロールされた偏光板を得ることも可
能となる。
第１図は従来の偏光板の構成を示す斜視図、第２図は本
発明実施例による偏光板の構成を示す斜視図である。 ３．３ａ −内側の面にラビング処理の施されたフィル
ム ４−偏光物質 ５−光学吸収に異方性を有する物質の配向の状態を示す
。 特許出願人 シャープ株式会社 代理人 弁理士面１）新 第１図 第２図
発明実施例による偏光板の構成を示す斜視図である。 ３．３ａ −内側の面にラビング処理の施されたフィル
ム ４−偏光物質 ５−光学吸収に異方性を有する物質の配向の状態を示す
。 特許出願人 シャープ株式会社 代理人 弁理士面１）新 第１図 第２図
Claims (3)
- （１） それぞれ片側の表面に一方向にラビング処理
のほどこされた２枚のフィルムが、ラビング処理のほど
こされた側の面を互いに対向させ、かつ、ラビングの方
向を平行に保って平行な間隙をつくり、この間隙に光学
的吸収特性に異方性を示す物質を含んだ偏光物質の層を
封入形成して成る偏光板。 - （２）上記偏光物質が二色性分散性染料、二色イオン性
染料および沃素から成る物質群の巾より選択した光学的
吸収特性に異方性を示す物質と液晶物質を含んでいるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の偏光板。 - （３）上記偏光物質が紫外線吸収剤を含んでいることを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の偏光板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5119383A JPS59176709A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 偏光板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5119383A JPS59176709A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 偏光板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59176709A true JPS59176709A (ja) | 1984-10-06 |
Family
ID=12880036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5119383A Pending JPS59176709A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 偏光板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59176709A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5004327A (en) * | 1987-12-01 | 1991-04-02 | Svecia Antiqua Limited | Light-polarizing material in the form of sheets or of a web and a method for the manufacture of the material |
| JP2020076839A (ja) * | 2018-11-06 | 2020-05-21 | 住友化学株式会社 | 偏光板、画像表示装置及び偏光板の製造方法 |
-
1983
- 1983-03-26 JP JP5119383A patent/JPS59176709A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5004327A (en) * | 1987-12-01 | 1991-04-02 | Svecia Antiqua Limited | Light-polarizing material in the form of sheets or of a web and a method for the manufacture of the material |
| JP2020076839A (ja) * | 2018-11-06 | 2020-05-21 | 住友化学株式会社 | 偏光板、画像表示装置及び偏光板の製造方法 |
| CN112969938A (zh) * | 2018-11-06 | 2021-06-15 | 住友化学株式会社 | 偏振板 |
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