JPS5917625Y2 - 成形用金型 - Google Patents

成形用金型

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Publication number
JPS5917625Y2
JPS5917625Y2 JP6504979U JP6504979U JPS5917625Y2 JP S5917625 Y2 JPS5917625 Y2 JP S5917625Y2 JP 6504979 U JP6504979 U JP 6504979U JP 6504979 U JP6504979 U JP 6504979U JP S5917625 Y2 JPS5917625 Y2 JP S5917625Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
slide core
undercut
core
operating
Prior art date
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Expired
Application number
JP6504979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55166625U (ja
Inventor
孝志 長尾
Original Assignee
東芝機械株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP6504979U priority Critical patent/JPS5917625Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は成形品の内側にいわゆるアンダカットの有する
成形用金型に関するものである。
アンダカットを有する金型において型を分離するときア
ンダカット部から金型を引抜くためには一般に斜押出機
構が採用されている。
しかしながらアンダカットが深い場合は斜に引出すので
アンダカット内部の金型が成形品と干渉することがあり
甚だしいときには成形品に傷を付ける場合もあった。
また斜押出は機構が概して複雑であり型合せし難い欠点
があった。
本考案はかかる欠点を除去したものでその目的は、簡単
な機構であるから金型を深いアンダ勿ットから無理なく
引出すことにより、成形品を傷付けることを阻止した成
形用金型を提供することにある。
以下本考案の詳細を一実施例である第1図ないし第5図
について説明する。
第1図および第2図に示した成形品11において、中央
には深いアンダカット部12が形成されている。
かかる成形品を製造するための金型13を第3図に示す
移動金型14は移動板15に固着されかつ固定金型16
に対向し、両金型14および16に形成されたキャビテ
イ17内部に成形品11が成形される。
アンタ勿ット部12にはスライドコア18が挿入され、
このスライドコア18は移動金型14の一部であるコア
27に取付けたガイドブロック19により、図において
上下方向の移動は阻止されるが左右方向には移動可能に
なっている。
すなわち、ガイドブロックは、第3図に示すように、ス
ライドコア18を挾み込む状態にコア27にボルトにて
締付けである。
また、ガイドブロック19の下方には操作シリンダ20
のピストンロッド21先端に取付けた作動ブロック22
が移動金型14に形成した陵面23(第4図にも示す。
)に沿って上下、動可能に配置されており、かつ作動ブ
ロック22にはスライドコア18を貫通する傾斜ピン2
4が固着しである。
また操作シリンダには2本の配管25および26が取付
けてありシリンダ内部へ圧力流体の配置を行っている。
次に本考案の作用について説明する。
図示していない型締機構により移動金型14を前進させ
て固定金型16に定着させた後、図示していない射出成
形機により樹脂をキャビテイ17内部に射出して成形品
11を成形し冷却固化を待つ。
次いで管路25から圧力流体を操作シリンダ20へ送っ
てピストンロッド21および作動ブロック22を降下さ
せる。
このとき傾斜ピン24も同時に降下するのでスライドコ
ア18は図において左方に移動しアンダカット12から
抜は出す。
スライドコア18がアンタ勿ット12から抜は出した時
点で移動金型14を後退させれば、移動金型14は固定
金型16から分離し成形品11は固定金型16に残る。
この状態を示したのが第5図である。
上記説明では成形金11を両金型14および16の分離
時に固定金型16側に残し固定金型16から取出す場合
を説明したが、これとは逆に移動金型14に成形金11
を残す場合は両金型14および16を分離し、成形品1
1を突き出す前にスライドコア18を後退させればよい
さらに型締動作のときはどの時点でスライドコア18を
アンダカット12に挿入してもよい。
本考案における成形金型は上述したように、型分離前に
シリンダを用いてスライドコアを成形金の内側へスライ
ドさせてアンダカットから抜き出すことにより型分離時
に成形金を固定金型へ残すようにしたから、アンダカッ
トが成形金の内側で゛深くてもスライドコアを無理なく
抜き出すことができ、成形金を傷付けることがないばか
りか、型開きには関係なく作動できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は成形金
の一部正面図、第2図は第1図の2−2線断面図、第3
図は成形用金型の型合せ時の一部を断面にした側面図、
第4図は同じく正面図、第5図は型離れ時の一部を断面
にした側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側端部付近にアンダカットをもつ深vIJ成形品を成
    形すべく前記アンダカット部分に挿入するスライドコア
    を金型のコア面に摺動させるようにした移動金型および
    固定金型よりなる成形用金型において、前記スライドコ
    アを前記アンダカット位置に対し接離する方向に移動可
    能に案内するガイドブロックと、前記スライドコアを斜
    めに貫通する傾斜ピンと、この傾斜ピンを固着し、かつ
    前記スライドコアの移動方向と略直角方向に移動可能な
    作動ブロックと、この作動ブロックを前記スライドコア
    に対して接離移させる操作シリンダとを具備し、型分離
    前に前記操作シリンダにより前記作動ブロックを前記ス
    ライドコアから離れる方向に移動し前記傾斜ピンの移動
    に伴い前記スライドコアを前記アンダカットから抜き出
    すことにより型分離時に成形品を固定金型へ残すように
    したことを特徴とする成形用金型。
JP6504979U 1979-05-16 1979-05-16 成形用金型 Expired JPS5917625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6504979U JPS5917625Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16 成形用金型

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JP6504979U JPS5917625Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16 成形用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55166625U JPS55166625U (ja) 1980-12-01
JPS5917625Y2 true JPS5917625Y2 (ja) 1984-05-22

Family

ID=29299049

Family Applications (1)

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JP6504979U Expired JPS5917625Y2 (ja) 1979-05-16 1979-05-16 成形用金型

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019123139A (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 クミ化成株式会社 射出成形用金型
JP2022074805A (ja) * 2020-11-05 2022-05-18 株式会社水谷製作所 金型

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Publication number Publication date
JPS55166625U (ja) 1980-12-01

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