JPS59175505A - 電力ケーブル - Google Patents
電力ケーブルInfo
- Publication number
- JPS59175505A JPS59175505A JP5110483A JP5110483A JPS59175505A JP S59175505 A JPS59175505 A JP S59175505A JP 5110483 A JP5110483 A JP 5110483A JP 5110483 A JP5110483 A JP 5110483A JP S59175505 A JPS59175505 A JP S59175505A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- impregnated
- pellets
- plastic
- insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はポリエチレン（ＰＥ） 、ポリプロピレン（Ｐ
Ｐ）、ポリスチレン（ｐｓ）等のプラスチックを押出成
形して導体の絶縁層とした電カケープル（固体ケーブル
という）の改善ならひに同製造方法に係わる。
Ｐ）、ポリスチレン（ｐｓ）等のプラスチックを押出成
形して導体の絶縁層とした電カケープル（固体ケーブル
という）の改善ならひに同製造方法に係わる。
従来の固体ケーブルの導体に対する絶縁はプラスチック
材料に必要に応して架橋剤、酸化安定剤等を加えて押出
成形したものである。
材料に必要に応して架橋剤、酸化安定剤等を加えて押出
成形したものである。
これだと絶縁層中に、製造中等において生じたミクロボ
イド、材料プラスチックの結晶質でない非晶質空間の存
在等が課電時コロナ発生、トリー発生につながり、まだ
一度このような部分的欠陥に生じた電気劣化現象は固体
絶縁である限シ、その進展を止め、もしくは自己回復さ
せ、あるいは電気劣化そのものを抑止することはできな
い。
イド、材料プラスチックの結晶質でない非晶質空間の存
在等が課電時コロナ発生、トリー発生につながり、まだ
一度このような部分的欠陥に生じた電気劣化現象は固体
絶縁である限シ、その進展を止め、もしくは自己回復さ
せ、あるいは電気劣化そのものを抑止することはできな
い。
これに対して流動絶縁体、例えば絶縁油、絶縁性ガスを
用いるものは、それのみでは単位ボリーム轟りの示す電
気絶縁耐力で固体絶縁材料に比較して劣るが、その本質
的にもつ一様性があり、これが第１に前記プラスチック
の欠点であるボイドを作らないこと、第２に仮に部分的
にコロナ放電が生じて不純物質を生起したとしてもこれ
らを拡散の原理で分散化してしまうこと、更に第３とし
て流動絶縁体としては、その種類によっては、電気劣化
のもとになる電荷を自らの分子中に吸収拡散することに
より帯電を阻止するものがあることなど特質があり、一
様性の保持と自己回復性が流動絶縁体の高信頼のもとと
なっている。
用いるものは、それのみでは単位ボリーム轟りの示す電
気絶縁耐力で固体絶縁材料に比較して劣るが、その本質
的にもつ一様性があり、これが第１に前記プラスチック
の欠点であるボイドを作らないこと、第２に仮に部分的
にコロナ放電が生じて不純物質を生起したとしてもこれ
らを拡散の原理で分散化してしまうこと、更に第３とし
て流動絶縁体としては、その種類によっては、電気劣化
のもとになる電荷を自らの分子中に吸収拡散することに
より帯電を阻止するものがあることなど特質があり、一
様性の保持と自己回復性が流動絶縁体の高信頼のもとと
なっている。
本発明は従来からある固体ケーブルの短所を補うため、
すでに説明した流動絶縁体のもつ、一様性の保持、自己
回復性を十分活かすように構成された絶縁油含油プラス
チック絶縁体室カケ−プルならびにその製造方法を提供
しようとするものである。
すでに説明した流動絶縁体のもつ、一様性の保持、自己
回復性を十分活かすように構成された絶縁油含油プラス
チック絶縁体室カケ−プルならびにその製造方法を提供
しようとするものである。
ここでまず製造方法について説明する。
あらかじめ絶縁層として押出されるＰＥ、ＰＰ、 ポリ
スチレン等のプラスチックベレ・ントに絶縁油を含浸し
ておき、このような含油ベレットを必要比率で非含油ペ
レットで混合して押出機に投入し、押出機を通す導体上
に押出し、成形して導体と一体化した含油固体ケーブル
を製造する。
スチレン等のプラスチックベレ・ントに絶縁油を含浸し
ておき、このような含油ベレットを必要比率で非含油ペ
レットで混合して押出機に投入し、押出機を通す導体上
に押出し、成形して導体と一体化した含油固体ケーブル
を製造する。
ペレット形成時には、ＤＤＢ、ポリブテン、鉱油等を例
えば前述のようなＰＥ、ＰＰ、ポリスチレ／等プラスチ
ックに含浸させ、混練し、切断してペレットを形成する
が、この場合、使用されるブラスチッ、りと絶縁油の相
溶性を表わすＳＰ値（溶解度指数ニブラスチックと絶縁
油のそれぞれＳＰ値が近い程その近親度が強く、相互に
溶解して混然一体となる程度が大きい）が共に８内外で
よく似かよっており、本発明の場合の絶縁体として好適
であシ、電気特性の改善に安定化した結果を示すことも
実験により確めている。
えば前述のようなＰＥ、ＰＰ、ポリスチレ／等プラスチ
ックに含浸させ、混練し、切断してペレットを形成する
が、この場合、使用されるブラスチッ、りと絶縁油の相
溶性を表わすＳＰ値（溶解度指数ニブラスチックと絶縁
油のそれぞれＳＰ値が近い程その近親度が強く、相互に
溶解して混然一体となる程度が大きい）が共に８内外で
よく似かよっており、本発明の場合の絶縁体として好適
であシ、電気特性の改善に安定化した結果を示すことも
実験により確めている。
しかし、シリコン油はＳＰ値が５内外でプラスチックの
それとは離れおり、プラスチックとシリコン油は殆んど
溶解せず、電気特性の改善、安定化罠は好ましくないこ
とがわかっている。
それとは離れおり、プラスチックとシリコン油は殆んど
溶解せず、電気特性の改善、安定化罠は好ましくないこ
とがわかっている。
前述の絶縁油ＤＤＢ、ポリブテン、鉱油のいずれかを使
用し、プラスチックとしてＰＥ、ＰＰ、ポリスチレンの
いずれかを使用すると前記絶縁油をプラスチックに対し
、略１０〜３０重量％含油させたペレットを得ることが
できる。
用し、プラスチックとしてＰＥ、ＰＰ、ポリスチレンの
いずれかを使用すると前記絶縁油をプラスチックに対し
、略１０〜３０重量％含油させたペレットを得ることが
できる。
押出の際、この含油ペレットと非含油ペレットとを必要
比率で混ぜ合せ、これに必要に応じて架橋剤、酸化安定
剤等と混合し、押出機によりこれを通過する導体上に所
定の絶縁層を押出し、成形する。
比率で混ぜ合せ、これに必要に応じて架橋剤、酸化安定
剤等と混合し、押出機によりこれを通過する導体上に所
定の絶縁層を押出し、成形する。
、 この場合、非含油ペレットを使用せず、含油ベレ
ットを１００％用いることもできる。
ットを１００％用いることもできる。
このように絶縁層が施された固体ケーブルを１條あるい
は複数條更に保護的手段を施したのち、金属シースで被
い必要に応じて絶縁性ガスを金属シースと絶縁層の間に
封入する。金属シースで覆えば吸水性もなくなり、特に
導体に中空導体を使用するとき、ケーブル絶縁層の内外
よシ絶縁性ガス、例えばＳＦ６．Ｎ２．フロン等を封入
すれば、一層絶縁効果が向上する。
は複数條更に保護的手段を施したのち、金属シースで被
い必要に応じて絶縁性ガスを金属シースと絶縁層の間に
封入する。金属シースで覆えば吸水性もなくなり、特に
導体に中空導体を使用するとき、ケーブル絶縁層の内外
よシ絶縁性ガス、例えばＳＦ６．Ｎ２．フロン等を封入
すれば、一層絶縁効果が向上する。
以上製造方法について説明したが、本発明の固体ケーブ
ルについてはすでに説明したところから明らかであるの
で、繰返して説明しない。
ルについてはすでに説明したところから明らかであるの
で、繰返して説明しない。
以上説明したように、本発明の固体ケーブルによれば、
固体絶縁体中に含まれる絶縁油により、非晶質やミクロ
ボイドが満たされ、流動絶縁体のもつ電気的特性が十分
活かされ、普通の固体ケーブルと同等の取扱い可能な固
体ケーブルでありながら、長期にわたシきわめて電気的
に安定したケーブルを得ることができる。
固体絶縁体中に含まれる絶縁油により、非晶質やミクロ
ボイドが満たされ、流動絶縁体のもつ電気的特性が十分
活かされ、普通の固体ケーブルと同等の取扱い可能な固
体ケーブルでありながら、長期にわたシきわめて電気的
に安定したケーブルを得ることができる。
なお金属シースを用いれば、プラスチックの吸水性を無
くシ、絶縁性ガスを金属シースとケーブル絶縁層との間
に封入すれば絶縁効果を更に向上させることができ、導
体に中空導体を用いて、絶縁性ガスを絶縁層を挾んで内
外に封入すれば、一層絶縁効果は向上し、いずれにして
も長期にわたシ電気的に安定したケーブルを得ることが
できる。
くシ、絶縁性ガスを金属シースとケーブル絶縁層との間
に封入すれば絶縁効果を更に向上させることができ、導
体に中空導体を用いて、絶縁性ガスを絶縁層を挾んで内
外に封入すれば、一層絶縁効果は向上し、いずれにして
も長期にわたシ電気的に安定したケーブルを得ることが
できる。
また本発明の製造方法によれば、あらかじめベレットの
状態で絶縁油を含浸させたものを使用するので、プラス
チックにおける含浸絶縁物の分散を比較的一様ならしめ
ることができ、これにより押出成形される絶縁層に比較
的均一な絶縁油の含浸状態を保持することができる。
状態で絶縁油を含浸させたものを使用するので、プラス
チックにおける含浸絶縁物の分散を比較的一様ならしめ
ることができ、これにより押出成形される絶縁層に比較
的均一な絶縁油の含浸状態を保持することができる。
Claims (5)
- （１） 導体上に含油プラスチックの押出による含油
絶縁層を備えることを特徴とする電カケープル。 - （２） 含油絶縁層の上に金塊シースを被ふせ、絶縁
性ガスを封入したことを特徴とする特許請求範囲第１項
記載の電カケープル。 - （３） 中空導体を用いることを特徴とする特許請求
の範囲第２項記載の電カケープル。 - （４） プラスチックに含浸させる絶縁油として少く
ともＤＤＢ、ポリブテン、鉱油のいずれか、プラスチッ
ク七して少なくともＰＥ、ＰＰ、ポリスチレンのいずれ
かが使用されること全特徴とする特許請求の範囲第１〜
３項記載の電カケープル。 - （５） プラスチックペレットヲ作る段階で、あらか
じめペレットに絶縁油を含浸させておき、前記含油ペレ
ットに非含油ペレットを混合し捷たは混合せずに、押出
機により導体上に前記絶縁体を押出し、成形して含油絶
縁層を形成することを特徴とする電カケープルの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5110483A JPS59175505A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5110483A JPS59175505A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 電力ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59175505A true JPS59175505A (ja) | 1984-10-04 |
Family
ID=12877496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5110483A Pending JPS59175505A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 電力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59175505A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5318712A (en) * | 1976-08-03 | 1978-02-21 | Dai Ichi Pure Chem Co Ltd | Assembly for collecting useful components from human urine |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP5110483A patent/JPS59175505A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5318712A (en) * | 1976-08-03 | 1978-02-21 | Dai Ichi Pure Chem Co Ltd | Assembly for collecting useful components from human urine |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3775548A (en) | Filled telephone cable | |
| JP2814687B2 (ja) | 水密型ゴム・プラスチック絶縁ケーブル | |
| DE69814921T2 (de) | Elektrisches kabel mit eine halbleitende wasserblockierende expandierte schicht | |
| US4333706A (en) | Filling materials for communications cable | |
| US3096210A (en) | Insulated conductors and method of making same | |
| JP2001527267A5 (ja) | ||
| US4004077A (en) | Water blocked electric cables | |
| JPS6029778Y2 (ja) | 防水電気ケ−ブル | |
| US5256482A (en) | Cross-linked polyethylene insulated cables | |
| US4382821A (en) | Filling materials for communications cable | |
| CN105255017A (zh) | 中压电力电缆用乙丙绝缘料及其制备方法 | |
| GB334840A (en) | Improvements in the manufacture of electric cables | |
| JPS59175505A (ja) | 電力ケーブル | |
| JPH04106B2 (ja) | ||
| US4691082A (en) | Plastic cable | |
| JPS5846802B2 (ja) | 電力ケ−ブル | |
| EP0099640A1 (en) | Cross-linked polyethylene insulated cables | |
| US4426230A (en) | Filling materials for communications cable | |
| AU2002346702B2 (en) | Electrical cable with foamed semiconductive insulation shield | |
| JP2800079B2 (ja) | 直流電力ケーブル | |
| JP2923319B2 (ja) | ペレットの製造方法 | |
| JPS63210150A (ja) | 電力ケーブル被覆用樹脂組成物 | |
| CN1009684B (zh) | 直流电缆 | |
| JPH103823A (ja) | 直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル | |
| JPH0126003Y2 (ja) |