JPS59174402A - 錠剤包装機の制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は病院などにおいて、患者毎に異る処方箋に基づ
き指定の剤種をキーインするとその薬剤が自動的に包装
される錠剤包装機の制御方法に関する。

（ロ）従来技術 病院などでは投薬業務の合理化を目的として錠剤包装機
が使用されているが、大病院においては一台では患者の
薬待ち時間の解消にいたらず数台大型であり、数台を並
設した場合には薬局が包装機によってかなりのスペース
がさかれること罠なる。しかもこのときオペレータは各
錠剤包装機をかけもちしなければならず大変な労力とな
る。

（ハ）　目的 上記点より本発明は、複数台並設した錠剤包装機を一台
の制御器によって効率的に制御できる錠剤包装機の制御
方式を提供するものである。

に）構成 一台の制御器に対して複数の錠剤包装機を並設するシス
テムにして、錠剤種・剤数・分包数を示す処方箋データ
が入力すると制御器は非動作状態にある一つの錠剤包装
機を選出して処方箋データを転送し、処方箋データを受
取った錠剤包装機は動作状態を示す信号を出力して錠剤
包装動作を行うと共に、制御器は処方箋データの転送後
に次の処方箋データが入力されると、非動作状態にある
一つの錠剤包装機に次処方箋データを転送する。

（ホ）実施例 第１図は錠剤包装機の構成を示し、上部にタブレットケ
ース収納部（１）が形成されており、その下方にホッパ
（２）及びシャッタ（３）と錠剤包装機構（４）が配置
されている。タブレットケース収納部（１）には錠剤の
種類に応じてタブレットケース（５）・・・（５）が載
置されており、タブレットケース（５）・・・（５）は
所定の摘出信号の入力により駆動して錠剤を摘出し、図
示しない落下通路を通してホッパ（２）へ導入するよう
に構成されている。錠剤包装機構（４）は、熱溶着が可
能で予め二つ折り圧された包装紙（６）を巻回したロー
ラ（７）、テンションローラ（８）、そして包装紙（６
）を縦にヒートシールして連続した小袋を形成する縦と
一トシール機構（９）、更に錠剤が投入された小袋の上
部開口を密封する横ヒートシール機構（１０）、及び送
りローラＱｌ）とから構成されている。そして送りロー
ラα１）は間欠的に駆動して包装紙（６）を搬送し、搬
送停止時に縦ヒートシールによる小袋形成・シャッタ（
３）の開放による錠剤投入・横ヒートシールによる小袋
の密封の各動作が成される。

本発明では上記した錠剤包装機が複数台並設されており
、一台の制御器をホスト側としてその動作が統括して制
御される。第２図は本発明によるシステムを示すブロッ
ク図で、αのはホスト側である制御器、　　（１３Ａ）
（１３Ｂ）・・は錠剤包装機である。制御器Ｑ３は、Ｃ
ＰＵ（１４）と、キーボードａ９と、キーインされた処
方箋の内容をストアする処方箋バッファメモリ（１６１
と、取扱う錠剤種毎のコード・薬品名・略称をストアす
る検索メモリαηと、ＣＲＴ表示装置ａ均とインターフ
ェイスａ優とから構成されている。また各錠剤包装機（
１３Ａ）（１３Ｂ）・・は夫々、処理装置（イ）と、処
方箋バッファメモリシ１）と、メモリＭ。

・Ｍ２・Ｍ、と、錠剤包装制御部（イ）と、ＣＲＴ表示
装置（ハ）と、インターフェイスＣ！◇とから構成され
ており、各錠剤包装機（１３Ａ）（１３Ｂ）・・には夫
々同一の錠剤がその種類毎にタブレットケース（５）・
・・（５）に収納されている。そして検索メモリ０？）
への剤種設定時には、キーボード０９のファンクション
キーを操作して登録モードを指定し、錠剤種類毎にコー
ド番号と薬品名と略称とを順次数字キー及び文字キーの
操作にて検索メモリ（Ｉ７）へストアしていくものであ
る。また各錠剤包装機（１３Ａ）（１３Ｂ、）・・のタ
ブレットケース（５）・・・（５）は夫々スイッチ装置
を具備しており、収納した錠剤種類に対応するコード番
号が２進符号にて設定される。

第３図は包装時におけるＣＰＵ（１４）の動作を示すフ
ローチャートであり、キーボード（ハ）により包装すべ
き錠剤種の略称をキーインすると、Ｃ’ＰＵＱ４）は検
索メモリ０ηにストアされている各略称と比較して指定
された錠剤の薬品名とコード番号を検出し処方箋バッフ
ァメモリ顛へ導入する。このとき−ＣＲＴ表示装置Ｑｌ
　）’！キーインの略称を先ず表示して、ＣＰＵＱ４１
の薬品名検出によりこの薬品名を表示する。そして−投
薬（即ち一分包）におけるその錠剤種の剤数をキーイン
すると、ＣＰＵ（１４１はこの剤数データを処方箋バッ
ファメモリαＱへ導入する。斯る動作の繰返しで一投薬
における錠剤種と剤数とが設定されるが、キーボードＱ
５１の菜種指定終了キーの操作により投薬数（即ち分包
数）指定モードとなって、ＣＰＵＱ４）はキーインされ
る分包数を処方箋バッファメモリ（イ）へ導入する。し
かして分包数の設定後、ＣＰＵ（ｔ４は各錠剤包装機（
１３Ａ）（１３Ｂ）・・・の処理装置翰にＢＵＳＹ信号
の送信を指令する制御コードをコモンバス（ハ）に出力
し、非動作状態にある錠剤包装機（１３ＡＸ１３Ｂ）・
・を走査する。

この制御コードは錠剤包装機（１３Ａ）（１３Ｂ）・・
毎に異っており、対応する制御コードを受信した錠剤包
装機はそのとき動作状態にあるとＢＵＳＹ信号を出力す
るようになっている。セしてＣＰＵ（１４１が、各錠剤
包装機（１３Ａ）（１３Ｂ＞・・に順次所定の制御コー
ドを出力してＢＵＳＹ信号の発生しない非動作状態にあ
る錠剤包装機を検出すると、ＣＰＵ（１４はこの空いて
いる錠剤包装機（１３Ａ）（１３Ｂ）・・の処理装置□
□□へ処方箋バッファメモリ（１６）にストアしている
データを転送する。このデータ転送に先立ちＣＰＵＱ４
１ハ：Ｉ　モｙ　ハスＱ５１　Ｋ特定ノ錠剤包装機（１
３Ａ）　（１３Ｂ）・・・を指定する制御コードを出力
するために、該当する処理装置−のみが転送モードとな
ってＣＰＵ０４との間でデータ転送が可能となる。そし
て転送終了後、ＣＰＵＱ４１は再びキーインの待機状態
となる。

第４図は錠剤包装機（ｉｓ（ｔ３１・・・における処理
装置−の〕四−チャードを示している。各処理装置（イ
）はＣＰＵ（１４ｓより制御コードが導入されると、こ
の制御コードが自己への指定コードであるかを判読すＹ
信号をセットした後ＣＰＵＱ４１との間でデータ転送を
行い、ホスト側の処方箋バッファメモリ（１６）の内容
を錠剤包装機（１３Ａ）の処方箋バッファメモリＱυに
ストアする。しかして処理装置−は処方箋バッファメモ
リｃ！１）Ｋストアされ工いる錠剤種データ及び七〇剤
数データをメモリＭｉ　Ｋストアし、メモリＭ１　がＯ
でないことを条件に摘出すべき錠剤種データをメモリＭ
、にストアする。そしてメモリＭ２　にストアされてい
る錠剤種を検出して対応するコード番号を包装機構（社
）へ出力する。錠剤包装制御部翰ではコード番号を示す
入力信号があると、その番号に対応する錠剤種を収納し
たタブレットケース（５）が駆動して錠剤を排出する。

タブレットケース（５）の下部の錠剤落下口にはセンサ
が配設されており、処理装置（イ）はコード番号の出力
からセンサにて排出錠剤による検出信号が導入されるま
での２５０ｍ５の間待機状態となっている。

そしてコード番号を出力した各タブレットケースより検
出信号が導入されると、処理装置−はメモリＭ３　に検
出信号を出力する。尚、錠剤種が複数の場合、処理装置
（イ）は錠剤種毎のコード番号を順次時分割で出力し、
且つ２５０ｍ５経過後、コード番号を出力した順に所定
のタイミングで発生する錠剤種毎の各検出信号をメモリ
Ｍ、に順次ストアする。しかしてメモリＭ３への書込み
終了後、処理装置■はメモリＭ、　、　Ｍ、の内容を比
較して、指定された錠剤種が全て排出されているかを判
定し、等しい場合に各錠剤種の剤数よりｌを減算する。

しかしながらメモリＭｔ　、　Ｍｓの内容が一致しない
場合、処理装置（イ）はＣＰＵ（１４へ異常信号を出力
し、続いて排出されなかった錠剤種の薬品名データを転
送する。ＣＰＵ（１４１は錠剤包装機（１３Ａ）の処理
装置−とのデータ転送が終了すると、次の処方箋に関す
るキーインが可能であるが異常信号の入力により割込処
理を行う。この割込処理でＣＰＵ（１４）は処理装置（
イ）よりの異常である薬品名データを受信してインタフ
ェイス０へ導入し、ＣＲＴ表示装置α岨まこの薬品名を
表示して異常であることを示す。

第５図は錠剤包装制御部四の各タブレットケース（５）
・・・（５）に関する制御回路と処理装置（イ）との接
続を示す図で、処理装置（イ）は出力ラインＮ、・Ｎ、
・・・Ｎｎによってコード番号を２進符号で出力し、且
つセットラインＳ及びリセットラインＲにて夫々セット
信号・リセット信号を出力する。そして各タブレットケ
ース（５）・・・（５）のセンサ（イ）は錠剤の検出に
より検出信号をラインｌにて処理装置（イ）へ出力する
ように構成されている。またタブレットケース（５）・
・・（５）の制御回路は、収納している錠剤のコード番
号が予め設定される前述したスイッチ装置勾と、処理装
置（イ）より導入されるコード番号とスイッチ装置（財
）に設定されたコード番号とを比較する比較装置−と、
記憶回路−と、錠剤摘出動作を行う駆動装置（７）とを
具備している。斯る構成で、処理装置（イ）がコード番
号と共にセット信号を出力すると、コード番号に対応す
るタブレットケース（５）の比較装置（ハ）には一致信
号が得られて記憶回路−のデータ端子りへ導入され、記
憶回路−はラインＳを通して処理装置（イ）よりセット
信号が導入されているためにセットし、駆動装置（至）
は動作を開始する。そして排出錠剤種が複数の場合には
、各錠剤種毎のコード番号を出力すると同時にセット信
号を出力して順次記憶回路−をセットする。しかして２
５０　ｍｓが経過すると、処理装置ｃＡは時分割でライ
ンｌの検出信号を走査し、各タイミングでコード番号を
出力した錠剤種に関して夫々錠剤排出の有無を検出する
と共に、リセット信号をラインＲを通して出力し記憶回
路−をリセットする。

第４図のフローチャートで、メモリＭ２．　Ｍ３の内容
が等しく指定した錠剤種の一錠目が正常に排出されたこ
とを検出し、メモリＭ、に記憶されている各錠剤種毎の
剤数データより１を減算すると、処理装置（２０）はメ
モＩＪ　Ｍ、　の剤数データにより二錠目の摘出の要否
を判定する。そして二錠目排出の要を判定すると、処理
装置（イ）は二錠目摘出が必要な錠剤種を再びメモ’Ｊ
Ｍ２　にストアし上記動作を繰返す。しかしてメモリＭ
、の剤数データが全て０となると、処理装置（イ）は包
装機コントロールモードとなって、錠剤包装制御部翰の
シャッタ（３）・横ヒートシール機構αＱ・縦ヒートシ
ール機構（９）に夫々制御信号を与えて錠剤投入・小袋
密封・小袋形成の各動作を制御し、しかる後、送りロー
ラ（１１）の駆動装置へ制御信号を与えて包装紙（６）
を長手方向へ所定寸法移送させる。この移送終了により
一分包の包装が成されるが、次に処理装置−は処方箋バ
ッファメモリＣυにストアされている分包数データより
１を減算し、分包数データが０とならない場合、処方箋
バッファメモＩＪＣ）υの錠剤種データ及び七〇剤数デ
ータを再びメモリＭ、にストアして二分包目の包装動作
となる。そして指定数の分包が終了し処方箋バッファメ
モリ（ハ）の分包数データがＯとなると、処理装置−は
ＢＵＳＹ信号をリセットして錠剤包装機（１３Ａ）は動
作を終了する。

この錠剤包装機（１３Ａ）の動作中、ＣＲＴ表示装置（
ハ）は処理装置（イ）の制御により処方箋バッファメモ
リＱυの内容を表示し、また処理装置−は錠剤の非排出
を検出するとその錠剤種の薬品名をＣＲＴ表示装置（ハ
）で表示するよう制御する。

上記ノ如＜、ＣＰＵ（１４）は処方箋のキーインがある
と非動作状態にある特定の錠剤包装機（１３ＡＸ１３Ｂ
）・・・を選出し、この錠剤包装機の処理装置（イ）と
の間でデータ転送を行い処方箋データを導入する。そし
てデータ転送が終了するとＣＰＵα４）は次の処方箋の
キーインが可能となり、キーインされると非動作状態に
ある別の錠剤包装機（１３Ａ）（１３Ｂ）・・を指定し
てこの処方箋データを転送する。一方、錠剤種・剤数・
分包数を示す処方箋データが導入される錠剤包装機（１
３Ａ）（１３Ｂ）・・は、ＢＵＳＹ信号をセットして動
作状態であることを示すと共に、錠剤種データに基づき
所定のタブレットケースより錠剤を剤数データ分だけ取
り出して錠剤包装制御部（イ）により包装する動作を分
包数データ分だけ繰返し、包装終了によりＢＵＳＹ信号
をリセットして動作を完了する。

（へ）効果 本発明に依ると、一台の制御器で多数の錠剤包装機の動
作を制御するために、薬局における錠剤包装機の占める
スペースの軽減が図れる。そして制御器は処方箋データ
が入力されると、非動作状態にある錠剤包装機を選出し
て処方箋データを転送するために、制御器と各錠剤包装
機とは共通のデータバスにて接続でき信号線が大巾に削
減される。しかも制御器は処方箋データの転送を終了す
ると、次の処方箋データが入力が可能となって、入力が
あるとこの処方箋データを別の錠剤包装機へ転送するた
めに錠剤包装機の並行運転が可能となって、錠剤包装業
務の効率化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は錠剤包装機の機構図、第２図は本発明を示すブ
ロック図、第３図はＣＰＵの動作を示すフローチャート
、第４図は処理装置の動作を示すフローチャート、第５
図はタブレットケースの制御回路を示す。 ａ２）・ｆｌｌＪ御Ｗ、　　（１３Ａ）（１３Ｂ＞・！
剤包装機、α４）・・・ＣＰＵ、　　（１５１・・・キ
ーボード、　αｅ・・・処方箋バッファメモリ、　（イ
）・・・処理装置、　ＣＩ）・・・処方箋バッファメモ
リ、　（社）・・・錠剤包装制御部。 特開昭５９−１７４４０２（６）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、一台の制御器に対して複数の錠剤包装機を並設する
   システムにして、前記制御器は、錠剤種・剤数・分包数
   を示す処方箋データを入力する手段と、非動作状態であ
   る一つの錠剤包装機を選出する手段と、選出した前記錠
   剤包装機に前記処方箋データを転送する手段とを備え、
   各々の前記錠剤包装機は、前記制御器にて選出されると
   動作状態或いは非動作状態に応じて動作の可能性を示す
   信号を出力する手段と、転送されてくる前記処方箋デー
   タをストアする手段と、該処方箋データに基づき分包動
   作を行う包装機構とを夫々備え、前記制御器は前記処方
   箋データの転送終了後には次の処方箋データの入力が可
   能で、次の処方箋データが入力されると前記信号に基づ
   き動作可能な一つの前記錠剤包装機を選出して該処方箋
   データを転送することを特徴とした錠剤包装機の制御方
   式。