JPS5917357A - 循環体液温測定器 - Google Patents

循環体液温測定器

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JPS5917357A
JPS5917357A JP57128004A JP12800482A JPS5917357A JP S5917357 A JPS5917357 A JP S5917357A JP 57128004 A JP57128004 A JP 57128004A JP 12800482 A JP12800482 A JP 12800482A JP S5917357 A JPS5917357 A JP S5917357A
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cylindrical
annular
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bottomed tube
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菅野 道夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
■ 発明の背景 技術分野 本発明は、循環体液温測定器に関する。 さらに詳しくは、内圧が高い状態で体外循環されている
体液の温度の測定器に関する。 先行技術とその問題点 体外体液循環、特に人工心肺を用いる体外血液循環にお
いては、低体温法、常温循環法などに応じ、種々の温度
域にて体温コントロールを行っているが、この際1体外
循環中の血液温測定を行わなければならない。 これは、直腸温や食道温などの生体温は応答が緩慢であ
り、体温コントロールや、術後の復温等における制御因
子としては使用できないため、体外循環回路内の血液温
を測定して、敏感な温度モニターを行う必要があるがら
である。 ところで、血液温の測定には観梅的測定法と非観血的測
定法とがある。 前者の観梅的測定法は、温度測定10−ブを滅菌して、
これを直接血液流中に挿入して測定するものであるが、
プローブをその都度洗゛浄滅菌して再使用することにな
り、衛生面、作業性から好ましくない方法である。 これに対し、後者の非観血的測定法は、ステンレス等の
熱伝導性の良好な部分に血液を接触させ、この部分の表
面温度を測定するものである。 そして、気泡型人工肺
では、人工肺容器に、ステンレス製有底管を、インサー
ト成型、超音波インサート、接着剤による接着などによ
り固定して取りつけ、この有底管を容器内の血液と接触
させ、また有底管内に感温部を挿入して、血液温を測定
している。 ところで、人工肺には気泡型の他に、血液破壊が少なく
、小型、高性能の人工肺として、模型の人工肺か知られ
ている。 しかし、模型の人工肺では、従来、非観血的温度測定手
段を備えたものはなく、回路中に、ステンレスパイプ等
からなる温度コネクターを押入連結して、温度コネクタ
ーの表面温度を測定しなければならないなど1回路が複
雑となり、操作性や安全性も不十分である。 そこで、本発明者は、脱型、竹にホローファイバー型の
人工肺に、非観血的温度測定手段を(みこみ、衛生面で
の安全性、回路の簡略化による操作性、安全性の向−F
を図る目的で、先に述べた気泡型人工肺における温度測
定用の有底管を、インプート成型や、超音波インサート
や、接着剤により、ホローファイバーW人工肺のヘッダ
=(ボート)部分にとりつけたところ、70crnH2
0程度以下の低圧で用いられる気泡型人工肺とは異なり
、ホローファイバー型人工肺は、1000 mHf以上
の内圧にも耐える構造でなければならないため、耐圧性
、洩れの発生の点で、十分信頼できるものではないこと
が確認された。 ■ 発明の目的 本発明は、このような実状に鑑みなされたものであって
、その主たる目的は、特にホローファイバー型人工肺な
ど、高い圧力(例えば5 (10mm 1−1f程度以
上)が内圧として加わるような状態での体外循環回路中
での体液の温度を、非観血的方法で測定するにあたり、
体液洩れが少なく、十分な耐圧性をもつ循環体液温測定
器を提供することにある。 本発明者は、このような目的にっき゛陣々検討を行い、
本発明をなすに至った。 すなわち、本発明は、循環体液回路内に設けられる容器
を有し、 該容器の外壁に、容器外方に突出する筒状体
を設け、 該筒状体の筒状部をとおして容器の外部と内
部とを連通させ、 該筒状体内に、金属製の有底管を該
有底管底部が前記容器内部に突出するように配置し、 
環状弾性体を、該有底管と前記筒状体とに接触させ、 
しかも、該有底管を前記筒状体に係止し、 前記有底管
内に、感温部を着脱自在に挿入してなることを特徴とす
る循環体液温測定器である。 本発明の実施態様は、このような目的をより一層有効に
実状する具体的構成に関するものであって、以下のとお
りである。 i)本発明において、 筒状体か、容器に連結した筒状部と、該筒状部内にその
一部または全部が挿入できる係止用環状部とからなり、
 有底管の開口端に鍔部を設け、 環状弾性体を、該鍔
部と前記筒状部とに接触さゼ、 前記係止用環状部を用
いて、前記有底管を前記筒状部に係止すること。 ii)上記i)において、 容器の外壁に、該容器の内部と外部とを連通ずる開孔を
設け、 該容器外壁の該開孔の周縁に、該開孔の径より
大径の油状部を設け、該開孔の周縁部と、該筒状部の内
壁と、有底管の鍔部の底部側の外衣面との間に環状弾性
体を介在させ、 係止用環状部を前記有底管の鍔部の開
口端側外表面に接触させること。 ii)上記i)または1j)Icおいて、係止用環状体
が、係止用環状体がらなり。 該係止用環状体を、筒状部内壁忙連結同宇してなること
。 iv)上記i)において、 係止用環状体を、超音波融着または割り嵌合して、筒状
部内壁に連結固定してなること。 リ 上記i)またはii)において、 係止用環状部が、係止用環状体と固定用環状部とからな
り、 該係止用環状体を筒状部内に配置し、該筒状部に
固定連結した固定用環状部に、rす、前記係止用環状体
を介して、有底管の鍔部な係Iトすること。 虜)上記V)において、 固定用環状部を、着脱自在にn、)状部に固定連結する
こと。 vi)本発明において、 有底管の開口端部を筒状体の筒状部内壁に固定連結する
こと。 vii)本発明または上記i)〜vi)のいずれかにお
いて、 感温部を有底管に着脱自在に固定連結すること。 ix)上記V)または■)において、 固定用環状部が、固定用環状体と、弾性環状板とからな
り、 該固定用環状体を、該弾性環状板を介し、筒状部
外壁に着脱自在に固定連結し、 該弾性環状板により感
温部を固定すること。 X)本発明または上記i)〜■)のいずれかにおいて、 容器内部に人工肝臓、人工腎臓、人工肺または熱交換器
の機能をもつ構造体が収納されていること。 xi)本発明または上記l)〜X)のいずれかにおいて
。 構造体が、複数本の細管を集束して、容器内壁に設けら
れた一対の隔壁にて支持し、該隔壁の外面にて、前記細
管を開口して構成さ一ト部または体液流出ボート部の一
方または両方に、筒状体および有底管を配置したこと。 xi)本発明または上記l)〜孜)のいずれかにおいて
、 容器が、体液循環用回路チューブ間に連結可能な連結管
であること。 ■ 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成を第1図〜第11図に示され
る実施例に従い詳細に説明する。 本発明の循環体液温測定器は、循環体液回路内に設けら
れる容器を有する。 本発明においては1例えば500 ram H?程度の
高い内圧に耐えうるので、用いる容器としては、このよ
うな高い内圧に対する耐圧性を要求するところの人工肺
、人工腎臓、人工肝臓、熱交換器等の容器や、このよう
な商い内圧が加わりうる体外循環用の回路チューブ間に
連結可能な連結管を用いるのが好適である。 このような場合、人工肺、人工腎臓等としては、模型、
特にホローファイバー型のものが好適である。 また、
人工肝臓としては、容器内に吸着物質を内臓し、必要に
応じ、容器内両端に吸着物質流出防市川のメツシュを有
するものが好適である。 さらに、熱交換器としては、
ステンレス等の細管を用いたものが好適である。 従って、第1の態様においては、容器内部に、人工肺、
人工腎臓、人工肝臓または熱交換器の機能をもつ構造体
が収納された容器を用いることになる。 そして、これらの中では、特に、複数本のホローファイ
バーあるいは金属製の細管などの細管を集束して、これ
を容器内壁に設けられた一対の隔壁で支持し、隔壁の外
面にて各細管を開口して構成される、人工肺、人工腎臓
または熱交換器の機能をもつ構造体を収納した容器であ
ることが好ましい。 この3Lうな場合、後に詳述する本発明における筒状体
および有底管は、各隔壁の外側に位置する体液流入ボー
トおよび体液流出ボートのいずれか一方、あるいは両方
(好ましくは両方)の外壁に設けられる。 第1図には、本発明をホローファイバー型人工肺に適用
したときの例が示される。 このような場合、細管13としては、多孔性中空糸を用
いる。 多孔性中空糸ガス交換膜は、通常、少なくともその内壁
面、すなわち血液接触面が疎水性のものであり、内壁面
の水に対する接触角は90°以上であり、ポリゾロピレ
ン、ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂、フッ素
樹脂、シリコーン樹脂等の疎水性樹脂製や、あるいは、
その他の側斜かもなり・、その少なくとも内壁面を、シ
リコーン油や反応性シリコーン樹脂等で処理して疎水性
としたものなどを用いることができる。 これらのうち、多孔性中空糸としては、ポリオレフィン
系樹脂、特にポリゾロピレンから形成されるものである
ことが好ましい。 このよちな材質からなる多孔性中空糸は、その内壁と外
壁とを連通ずる微小細孔を多数有する。 微小細孔の平均細孔径には、特に制限はないが、一般に
、200〜200OAであることが好ましい。 また、中空糸の平均空孔率にも特に制限はないが、一般
に20〜80%程度であることが好ましい。 なお、中空糸などのガス交換膜の平均肉厚は、一般に、
概ね10〜50μ常程度とすればよい。 ホローファイバー型人工肺は、このような多孔性ガス交
換膜により、血液室とガス室とが形成されるように構成
される。 すなわち、図示のように、ポローファイバー型人工肺1
は、両端が開口した、例えばアクリロニトリル−スチレ
ン共重合樹脂製などの円m 状のノ・ウジング12を備
えている。 このハウジング12の周壁121によって規定される内
部空間には、ノ・ウジング12の長手方向に並列的に、
中空糸膜からなる細管13が、複数本配置され細管の束
を構成している。 このような、中空糸膜からなる細管束は、各中空糸膜の
細管13の内部空間を閉塞しない状態で、ハウジング1
2の両端部内において、一対の隔壁(第1図においては
、一方の隔壁141のみが図示されている。)によって
支持されている。 これら隔壁は、高分子ポツティング材、例えばポリウレ
タンによって形成されている。 そして、これらの隔壁141などは、各中空糸膜の細管
13およびノ・ウジング120周壁121との間にガス
室15を規定して0る。 ハウジング12には、その両端付近の周壁21において
、ガス室15と連通してガス流入口161およびガス流
出口165が設けられている。 他方、ハウジング12の両端面部には、それぞれ、血液
流入、流出のための血液流入口部】71および体液流出
口部175を有する体液流入ボート181および体液流
出ボート185がeり付けられている。 これら体液流入ボート181および体液流出ボート18
5は、それぞれ、環状締付は部側185 ]、1855
の螺合締付けにより、ノ・ウジング】2に固着される。 そして、体液流入ボート181および体液流出ボート1
85は、それぞれ、隔壁141および】45との間に血
液の流入および流出のための体液流入室(第1図におい
ては、切がいていないのでみえていない)および体液流
出室195を構成しており、体液流入口部171および
体液流出口部175は、それぞれ、体液流入室および体
液流出室】95を介して、各中空糸膜3の内部空間と連
通している。 なお、人工透析器とするときには、中空糸膜として、例
えば平均細孔径30〜60λ程度の銅アンモニウムセル
ロース等のM厚5〜30μ毒、平均内径50〜500μ
気程度の親水性中空糸膜を用い、ガス流入口161、ガ
ス流出口165を用い、ガス室15に、透析液を流通さ
せればよい。 また、熱交換器とするときには、例えばステンレス製な
どの細管を用い、ガス流入口161、ガス流出口165
を用い、ガス室15に、温水等を流通させればよい。 そして、これら各場合とも1本発明における筒状体およ
び有底管からなる測定部3は、上記体液流入ボー)18
1、体液流出ボート185のいずれか少なくとも一方(
好ましくは両方)の外壁に設げられ、本発明の循環体液
温測定器が構成される。 一方、第2の態様においては、第11図に示されるよう
に、両端に、体液循環用回路チュウブを連結可能な連結
管2を容器とし、この連結管2の外壁に、後に詳述する
筒状体と有底管とを設けて1本発明の循環体液温測定器
が構成される。 このような前提において、本発明においては、第2図〜
第10図に示されるように、上記したような各種合成樹
脂製の種々の容器の外壁4に、容器外方に突出する筒状
体5が設けられる。 そして筒状体5の筒状部51をと
おして、容器の外部と内部とを連通させる。 そして、この筒状体5内に、金属製有底管6を、有底管
6の底部が容器内部に突出するように配置する。 さらに、環状弾性体7を、有底管6と筒状体5とに接触
させ、有底管6を筒状体5に係止する。 そして、有底管6内に感温部8を着脱自在に挿入してな
るものである。 このように構成することによって、内外圧、特に内圧に
対して十分信頼できるシール状態が得られる。 また、
環状弾性体7により、温度変化による材質収縮率や線膨
張率の差による寸度変化が吸収される。 さらに震動や
衝撃に対しても高い信頼性が得られる。 このような場合、筒状体5の筒状部51は、容器の外壁
4と連結するように、通常、合成樹脂からなる容器と一
体的に形成することが、信頼性向上の点で好ましい結果
を与える。 これに対し、有底管6は、金属、例えばステンレス、ア
ルミニウム、シンチュウ等の材質から、容器側に底部を
有し、他端を開口して形成される。 そして、その寸法
は、後述の感温部8が挿入可能な大きさとされる。 なお、有底管の肉厚は、一般に、005〜0.5叫程度
とすればよい。 そして、上記の筒状部51は、との有底管6が挿入でき
る大きさとされ、有底管6は、筒状部51に、後に詳述
するように係止される。 一方、環状弾性体7としては、通常、ゴム、シリコーン
ゴム等の高弾性物質からなる0 −リンクを用いるのが
好適である。 他方、筒状体5と有底管6との間圧環状弾性体7を介在
させるには種々の方法があり、筒状体5の筒状部5】内
壁と、有底管6の外壁との間に介在させたりすることも
できるが、シール状態の信頼性をより高いものとするた
めには、第2図〜第10図に示されるように、有底管6
の開口端に鍔部65を設け、この鍔部6°5と筒状部5
1内壁とに、環状弾性体7を接触させることが好ましい
。 そして、このような場合には、第2図〜第10図に示さ
れるように、容器の外壁4に、容器の内部と外部とを連
通し、有底管6の鍔部65が係止される開孔45を設け
、容器外壁の開孔45の周縁に、開孔45の径より大径
の筒状部51を設け、この開孔45の周縁部と、筒状部
51の内壁と、有底管6の鍔部65の底部側の外表面と
の間に環状弾性体7を介在させることが好ましい。 こ
のとき、シール状態の信頼性はより一層高いものとなる
。 これに対し、上述したように、有底管6は、環状弾性体
7を介在させた状態で、筒状部51に係止されるもので
あるが、このような係止を行うには、以下のよ5な種々
の態様に従うことができる。 係止の第1の態様は、第2図〜第6図に示されるように
、筒状体5を、容器と連結した筒状部51と、この筒状
部内にその一部または全部が挿入できる係止用環状部5
3とから形成し、この係止用環状部53により、有底管
6を筒状部51に係止する場合である。 コ(77)ような場合、前記したように、有底管6の開
口端には鍔部65を形成しておくことが好ましいので、
係止用環状部53は、有底管6の鍔部65の外表面に接
触して、有底管6を係止することが好ましい。 そして、前記したよ5にして弾性環状体7を介在させ、
しかも有底管6を係止するように、係止用環状部53は
筒状体5に固定連結される。 このような係止用環状部53は、通常、第2図〜第6図
に示されるように、係止用環状体531かも構成される
。そして、との係止用環状体531は、筒状部51内壁
内に個定配置されて、筒状部51内壁と連結固定される
。 この係止用環状体531は、通常、合成樹脂から形成さ
れる。 筒状部51内壁内に係止用環状体531を固定配置する
には、筒状(第2図および第5図・第6図参照)に、あ
るいは後端に鍔部をもつ筒状(第3図、第4図参照)な
どとして形成した係止用環状体531を、筒状部51の
内壁t
【いし先端面などに、溶剤接着によって接着した
り、接着剤によって接着したり、超音波などによって溶
着したり、ネジ部を形成して螺着したり、圧着嵌合した
り、さらには、係止用環状体531を筒状部51内壁に
モールドしたりするなど種々の方法が可能で多)る。 なお、係止用環状体53】を同心筒状の形状とし、外方
筒状部を筒状体51外壁に螺合したり、嵌合したり、接
着したりして、内方筒状部で、前記有底管の鍔部65を
係止することもできる。 なお、第2図には、筒状の係止用環状体531を、有底
管6の鍔部65を係止するよ5に、筒状部51の内壁に
接着した例が示される。 そして、これらの場合、いずれであっても十分なシール
性が得られることになる。 ただ、組立作業がきわめて簡易となる点では、第3図お
よび第4図に示されるよ5に、係止用環状体53]を筒
状体5に超音波浴着するか、あるいは第5図および第6
図に示されるように、係止用環状体531を筒状体5に
割り嵌合することが好ましい。 この場合、第3図および第4図に示される例では、係止
用環状体531として筒状体後端に鍔部5315を設け
、この鍔5315の先端側の内側の而に溶着用突起53
16を形成したものを用い、環状弾性体7、有底管6、
この係止用環状体531の順に筒状体51内に挿入し、
係止用環状体53】の鍔部5315外表面と、容器外v
4の内表面とを一対の金型で挾持し、溶着用突起531
6を筒状部51の先端面に超音波溶着して形成されてい
る。 また、第5図および第6図に示される例では、係止用環
状体531の先端には係止用凸部5311を設け、また
その長手方向に、複数σ)割り溝5312を形成し、係
止用凸部53】1が係止可能な溝515を形成した筒状
部51に、この係止用環状体531を割り嵌合している
。 これに対し、係止用環状部53を用いて、有底管6を筒
状体5に係止するうちの第2の態様としては、第7図に
示されるように、係止用環状部53を、係止用環状体5
31と固定用環状部55とから形成し、係止用環状体5
31を筒状部51内に配置し、固定用環状部55を筒状
部51に固定連結して、係止用環状体531を介して有
底管6の鍔部65を係止する場合である。 このような場合、固定用環状部55は、筒状部51に固
定連結できる固定用環状体551から形成し、これを筒
状部51の特に外壁に、着脱自在に嵌着ないし、螺着し
て着脱自在に固定連結し、その内方に配置した係止用環
状体531を介して、有底管6を係止するのが一般的で
ある。 なお、このよ5な場合、係止用環状体531は、筒状部
51に固定連結されていても、いなくても、いずれであ
ってもよい。 さらに、有底管6の係止の第3の態様としては、第8図
に示されるように、有底管6の開口端部を筒状部51の
内壁に固定連結する場合がある。 このような場合には、通常、有底管6の端部に設けた鍔
部61をそのままさらに延長し、この延長した大径部6
7にネジを形成し、これを筒状部51内壁に形成したネ
ジと螺合すればよい。 加えて、有底管6を係止する第4の態様としては、第9
図に示されるように、後述の感温部8を筒状体5に固定
連結して、有底管6を係I卜する場合がある。 このような場合、熱電対、?−ミスタ等を有する感温部
8は、その中途を、筒状部内壁に着脱自在に螺着(第9
図参照)ないし嵌着され、有底管6の鍔部65を感温部
8の中途で係止するか、あるいは感温部8の先端部にて
、有底管6の底部内壁を係止したりするのが一般的であ
る。 このように、筒状体5の筒状部51との間に環状弾性体
7を介在させた状態で、筒状体5に係止たれる有底管6
には、感温部8が着脱自在に挿入される。 感温部8は、通常、熱電対、サーミスタ等と、リード線
とを有し、これをケーシング中に収納して構成される。 そして、感温部8は、有底管6内に単に押入するだけで
もよいが、第9図に示されるように、螺着ないし嵌着l
−たりして、有底管6内に着脱自在に挿入固定すること
が好ましい。 このとき、有底管6底部と感温部8先端部の密着が確実
となるからである。 このような固定にあたっては、第10図に示されるよう
に、弾性環状板57により、感温部8を固定すると、よ
り好ましい結果を得る。 このような場合には、固定用塊状部55を固定用環状体
551と弾性環状板57とから構成する。 そして、同
定用環状体551を、弾性環状板57を介し、通常、筒
状部51の外壁に、螺合、嵌合等により着脱自在に固定
すればよい。 このとき、感温部8は、図示のよ5に、
弾性環状板57によって固定される。 この場合、上記と同様、有底管6の鍔部65は、係止用
環状体531と弾性環状板57とを介し、固定用環状体
55によって係止される。 あるいは、上記のように連
結固定した係止用環状体531によって係止される。 このように構成することにより、感温部8として、専用
のものを用いる必要がなくなり、広汎に入手できる、例
えば直腸温測定用のカテーテル型サーミスタや熱伝導を
そのまま用いることができる。 なお、感温部8は、有底管6の内壁面とできるだけ大き
な接触面積で接触していることが好ましい。 このようなためには、空気よりも熱伝導度の良好なもの
を有底管6の先端部内に充填しておけばよいが、特に、
グリース、シリコーングリース等の粘稠性ないし半個体
状の物質を充填したり、オイル等をスポンジ状の軟質の
多孔質体に含浸させて充填したりすると、取扱いが容易
となる。 そして、このようなとき、検温誤差は01〜
0.2℃以下となり、実用上問題ののない精度の測定を
行うことができる。 ■ 発明の具体的作用 本発明の循環体液温測定器は、容器内部に血液等の体液
を循環させて、その際の循環体液温を検温部により、有
底管を介し、非観血的に測定する。 なお、このような場合、容器内部に、測定部3とともに
必要に応じ設けられる構造体の種類に応じ、体液は、必
要に応じ流通されるガス流、透析液流、温水流などと、
物質ないし熱などの交換を行う。 すなわち、構造体が人工肺であるときには、ガス流とガ
ス交換を行う。 また、人工腎肺であるときには、透析液と、また人工肝
臓であるときには、吸着物質と、それぞれ物質交換を行
5゜ さらには、熱交換器であるときには、温水流と熱交換を
行う。 ■ 発明の具体的効果 本発明によれば、非観血的温度測定を行うので、衛生面
で安全である。 しかも、ホローファイバー型人工肺などの体外循環回路
のように、高い内圧が加わるような場合にも、シール状
態が安定であり、体液洩れは生じない。 また、外圧に対する耐圧性も良好である。 そして、温度が変化したときでも、環状弾性体7が、材
質の違いによる収縮ないt、jIe張の差を吸収するの
で、シール状態は安定である。 加えて、衝撃、振動に対してもシール状態は安定である
。 このような場合、有底管6をステンレス製とし、外径4
mm、鍔部外径6■、長さ151肌、肉厚0.2 rt
mとし、これをポリカーボネートmの体液流入ボート1
81および体液流出ボート185の3調理の外壁に形成
した内径6閣の筒状部51に、シリコーンゴムNO−リ
ングj〜j状弾性体7を介し、第2図〜第10図に示さ
れる各場合に従い係止してホローファイバー型人工肺と
したところ、各場合とも、3000■Hノの内圧におい
ても、全く洩れを生じなかった。 また、70℃、2時
間の加熱に引永つづき、−20℃で2時間冷凍する操作
を2回(つかえしても、このような特性にまったく変化
を生じなかった。 これに対し、上記体液流入ボート181および体液流出
ボート185の外壁に、上記の有底管6を、インサート
成型による接着によって固着したところ、70℃、2時
間の加熱後、−20℃、2時間冷凍する操作を1回行っ
たとき、1200 ttrmHffの内厚にて洩れを生
じた。 本発明によれば、このような効果が実現するものである
が、上記実施態様1)〜1i)によれば、シール状態の
安定性はより一層高いものとなり、そのとき、構造も簡
易なものとなる。 また、■)によれば組立作業性も向上する。 さらに、■)によれば、簡易な構造でシー 49図ル状
態の安定性が向上する。 また、vi )によれば 組立作業性が向上す  断る
。 さらに、■)によっても、簡易な構造でシ  部−ル安
定性が向上する。 そして、vii)によれば検温精度が向上する。  部
また、■)によれば、検温精度が向上し、   けしか
も専用の検温部を用いなくとも、十分な@温精度が得ら
れる。             すさらに、X)によ
れば、体外循環回路中に  図別途温度測定部を設ける
必要がなくなり、操そ。 省1 ような構成をとるとき、特にすぐれたものとなる。 ま
た、温度測定を行わないときでも  示“操作のじゃま
とはならない。 また、上記xii)のように構成したときにも、体液温
測定上、操作性が良好となる。 面の簡単な説明 第1図は、本発明の実施例を示す、一部を”面にて表わ
す正面図である。 第2図は、本発明の他の実施例を示す、−省略断面図で
力)る。 第3図は、本発明の別の実施例を示す、−省略断面図で
あり、第4図は、第3図におる係止用環状体を示す断面
図である。 第5図は、本発明のさらに別の実施例を示、一部省略断
面図であり、第6図は、嬉5における係止用環状体を示
す斜視図である。 窮7図、第8図、第9図および第10図は、hぞれ1本
発明の他の実施例を示す、一部略断面図である。 篤11図は、本発明のさらに別の実施例を中正面図であ
る。 1 ・・・・・・・・・・・・・・・ホローファイバー
型人工肺2・・・・・・・・・・・・・・・連結管3・
・・・・・・・・・・・・・・測定部4・・・・・・・
・・・・・・・・容器外壁5・・・・・−・・・・・・
・筒状体 51・・・・・・・・・・・筒 状 部53・・・・・
・・・・・・・係止用環状体531・・・・・・・・・
係止用環状体55・・・・・・・・・・・・固定用環状
部551 ・・・・・・・・・固定用環状体57・・・
・・・・・・・・弾性環状板6・・・・・・・・・・・
・・・・有底管65・・・・・・・・・・・・鍔  部
7・・・・・・・・・・・・・・・環状弾性体8・・・
・・・・・・・・・・・・感温 郡山 願 人  テル
モ株式会社 代理人 弁理士  石 井 陽 − 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 Fi2.1 第7図 第8図 5 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 循環体液回路内に設けられる容器を有し、該容器
    の外壁に、容器外方に突出する筒状体を設け、 該筒状
    体の筒状部をとおして容器の外部と内部とを連通させ、
     該筒状体内に金属製の有底管を、該有底管底部が前記
    容器内部に突出するように配置し、 環状弾性体を、該
    有底管と前記筒状体とに接触させ、しかも該有底管を前
    記筒状体に係止し、 前記有底管内に、感温部を着脱自
    在に挿入してなることを特徴とする循環体液温測定器。 2、 筒状体が、容器に連結した筒状部と、該筒状部内
    にその一部または全部が挿入できる係止用環状部とから
    なり、 有底管の開口端に鍔部を設け、 環状弾性体を
    、該鍔部と前記筒状部とに接触させ、 前記係止用環状
    部を用いて、前記有底管を前記筒状部に係止する特許請
    求の範囲第1項に記載の循環体液温測定器。 孕、容器の外壁に、該容器の内部と外部とを連通ずる開
    孔を設け、 該容器外壁の該開孔の周縁に、該開孔の径
    より大径の筒状部を設け、 該開孔の周縁部と、該筒状
    部の内壁と、有底管の鍔部の底部側の外表面との間に環
    状弾性体を介在させ、 係止用環状部を前記有底管の鍔
    部の開口端側外表面に接触させる特許請求の範囲第2項
    に記載の循環体液温測定器。 4、係止用環状部が、係止用環状体からなり、該係止用
    環状体を、筒状部内壁に連結固定してなる特許請求の範
    囲第2項または第3項に記載の循環体液温測定器。 5、係止用環状体を、超音波融着または割り嵌合して、
    筒状部内壁に連結固定してなる特許請求の範囲第4項に
    記載の循環体液温測定器。 6.係止用環状部が、係止用環状体と固定用環状部とか
    らなり、該係止用環状体を筒状部内圧配置し、 該筒状
    部に固定連結した固定用環状部により、前記係止用環状
    体を介して有底管の鍔部を係止する特許請求の範囲第2
    項または第3項に記載の循環体液温測定器。 7、 固定用環状部を1着脱自在に筒状部に固定連結す
    る特許請求の範囲第6項に記載の循環体液温測定器。 8 有底管の開口端部な筒状体の筒状部の内壁に固定連
    結する特許請求の範囲第1項に記載の循環体液温測定器
    。 9、感温部を有底管に着脱自在に固定連結する特許請求
    の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の循環体液
    温測定器。 10、固定用環状部が、固定用環状体と、弾性環状板と
    からなり、 該固定用環状体を、該弾性環状板を介し、
    筒状部外壁に着脱自在に固定連結し、該弾性環状板によ
    り感温部を固記載の循環体液温測定器。 Il、容器内一部に人工肝臓、人工腎臓、人工肺または
    熱交換器の機能をもつ構造体が収納された特許請求の範
    囲第1項ないし第10項のいずれかに記載の循環体液温
    測定器。 12、構造体が、複数本の細管を集束して、容器内壁に
    設けられた一対の隔壁にて支持し、該隔壁の外面にて、
    前記細管を開口して構成され、 前記外壁の外側に位置
    する体数流入ポート部または体液流出ボート部の一方ま
    たは両方に、筒状体および有底管を配置した特許請求の
    範囲第1項ないし第11項のいずれかに記載の循環体液
    温測定器。 13、容器が、体液循環用回路チューブ間に連結可能な
    連結管である特許請求の範囲第1項ないし第10項のい
    ずれかに記載の循環体液温測定器。
JP57128004A 1982-07-22 1982-07-22 循環体液温測定器 Granted JPS5917357A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010107477A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toshiba Corp 温度センサ
JPWO2020170000A1 (ja) * 2019-02-21 2020-08-27

Cited By (3)

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US11889665B2 (en) 2019-02-21 2024-01-30 Nissan Motor Co., Ltd. Power converter

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