JPS5917319B2 - 光線式安全装置の故障チエツク機能を具えたプレス装置 - Google Patents

光線式安全装置の故障チエツク機能を具えたプレス装置

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JPS5917319B2
JPS5917319B2 JP53060409A JP6040978A JPS5917319B2 JP S5917319 B2 JPS5917319 B2 JP S5917319B2 JP 53060409 A JP53060409 A JP 53060409A JP 6040978 A JP6040978 A JP 6040978A JP S5917319 B2 JPS5917319 B2 JP S5917319B2
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JP
Japan
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circuit
relay
output
turned
relay coil
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JP53060409A
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俊一 永井
泰裕 馬野
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は光線式安全装置の故障チェック機能を具えた
プレス装置に関する。
プレス機械等におり・ては安全性確保のために光線式安
全装置が用いられている。
この光線式安全装置は危険領域内に1本又は複数本の光
線を投射し、この光線が人間の身体の一部等によって遮
断されると、非常停止信号を出力し、この信号によって
プレス機械のスライド等を停止させるようにしたもので
ある。
ところで上記従来の光線式安全装置は光線を投射する発
光素子ある(・はこの光線を受光する受光素子あるいは
これらの周辺回路に異常が生じると安全装置の役目を果
さなくなることがあり、この異常に気がつかずに危険領
域内に手等を入れると、その手等を失うことになりかね
ないので非常に危険である。
そこで、上記のような実情に鑑みて、発光素子および受
光素子の異常を検出する装置が考案されている(特願昭
52−80212(特開昭54−14079号公報参照
)・発明の名称「光線式安全装置の故障検出装置」に開
示)。
この発明は上記特願昭52−80212号に開示されて
いるような故障検出装置のプレス装置への組込を具体化
したもので、該プレス装置を運転する場合における安全
性を向上させるようにした光線式安全装置の故障チェッ
ク機能を具えたプレス装置を提供しようとするものであ
る。
この発明によればプレス装置の運転開始指令により上記
故障検出装置を作動させて光線式安全装置の発光素子、
受光素子およびそれらの周辺回路の故障を調べ、正常で
ある場合は、前記運転開始指令と併わせてプレス装置を
運転可能とし、故障が検出された場合は運転を禁止させ
るようにして、プレス装置の運転を開始する直前に安全
装置の作動をチェックするようにしている。
以下この発明を添付図面の一実施例にもとづいて詳しく
説明する。
まず、受光素子および発光素子の故障を検出する故障検
出回路について説明する。
第1図において発光信号発生器1は発光素子2at2b
t2ct2dを発光させるための発光信号Sa、sb、
Sc、Sdを発生するものであり、この発光信号5a−
8dは夫に2人力ナンド回路3a、3bt3c、3dを
介して各発光素子28〜2dに加えられる。
発光素子28〜2dはプレス機械のスライド通過部等の
危険領域に光線を投射するものであり、例えば発光ダイ
オードからなる。
発光ダイオード28〜2dには対応して受光素子4a、
4bt4ct4dが配設されている。
受光素子48〜4dは発光素子28〜2dから投射され
る光線を受光すると受光信号を出力し、この信号は同期
回路5に加えられる。
また同期回路5には前記発光信号発生回路1から発光信
号5a−8dが加えられている。
同期回路5は発光信号Sa〜Sdとこれに対応する受光
信号とを夫夫突合せ、両者共に信号が有る場合は対応す
る出力ラインla、tb、tc、tdに信号を出力し、
また発光信号は出力されて(・るが、それに対応する受
光信号がない場合は光線が遮断されたものとして対応す
る出力ラインに信号を出力しないようにするものである
この同期回路5としては発光信号Sa〜Sdとこれに対
応する受光信号とのアンド条件を夫にとるアンド回路群
等を用いて構成することができる。
非常停止信号発生回路6は前記同期回路5の出力ライン
ta−tdの信号を集計し、その信号が全て有る場合は
バイレベルの信号を出力し、その信号のいずれかに信号
が無い場合はローレベルの信号を出力するものであり、
この回路6は例えば4人力アンド回路から構成すること
ができる。
非常停止信号発生回路6の出力はリレーコイル1に加え
られ、回路6の出力がバイレベルのときにはリレーコイ
ル1を励磁し、回路6の出力がローレベルのときにはリ
レーコイルγを消磁する。
なお後に詳述するようにプレス運転時にリレーコイルγ
が消磁されるとリレー接点γa(第2図に示す)を開き
プレスに非常停止信号を与えるようになっている。
第1図に示す接点34d、3γc、38dおよび40f
は夫々第2図に示すリレーコイル34゜37.38およ
び40の励磁、非励磁に応じて開閉制御される常閉接点
または常開接点である。
前記リレー接点34ay37c、38dおよび40fは
後述するように、機械運転開始のスイッチ投入とともに
すべて開き、発光素子2a〜2dおよび受光素子48〜
4dの故障検出動作を開始させる。
ノア回路9とノア回路10はフリンプフロンプド/Fを
形成しており、ノア回路9の入力Sの信号がローレベル
となるとセント出力であるノア回路9の出力Qは・・イ
レベルとなり、ノア回路100入力Rがローレベルとな
るとノア回路9の出力Qはローレベルとなる。
またノア回路10の出力Qはセント出力Qの反転出力で
、この信号はインバータ11を介して、カウンタ12の
リセット端子Rに加えられている。
カウンタ12はバイナリカウンタで、カウント人力CO
には後述するナンド回路11からの信号が加えられてお
り、ナンド回路11からの信号の立下り時にカウントア
ツプするものである。
カウンタ12の計数値はデコーダ13に加えられBCD
コードに変換される。
従って、カウンタ12の計数値がOである場合はデコー
ダ13のOを示す出力ラインLOのみローレベルであと
の1から9を示す出力ラインL、〜L9の信号はバイレ
ベルである。
なお、コンデンサ30は電源投入時に前記フリツプフロ
ツプF/Fをリセットするためのものである。
すなわち、電源投入時においてコンデンサ30の電圧は
抵抗29の抵抗値とコンデンサ30の容量値によって決
定される時定数によってローレベルからバイレベルに立
上るのでこれを利用してクリップフロンプF/F等の回
路をイニシャルクリアするようにしたのである。
今、リレー接点34d、37c、38dおよび40fが
開いており、またカウンタ12の計数値はOであるとす
る。
このときフリツプフロツプF/Fを形成するナンド回路
9の入力Sはローレベルとなり、ナンド回路9の出力Q
はバイレベルとなる。
この信号はナンド回路15aに加えられる。
ナンド回路15aは2人力ナンド回路で、他の入力端子
には前記デコーダ13の出力ラインL。
の信号をインバータ14aで反転した信号が加えられて
いる。
ここでカウンタ12のa↑数値は0であるのでデコーダ
13の出力ラインL。
の信号はローレベルであり、ナンド回路15aのナンド
条件は成立し、ローレベルの信号を前記ナンド回路3a
に加える。
これによりナンド回路3aは閉じられ、発光信号発生回
路1からの発光信号Saは遮断される。
なお、他のナンド回路3b、3c。3dには、デコーダ
13の出力ラインL1 、L2 tL3の信号を夫b
インバータ14bt14ct14dで反転した信号及び
ナンド回路17の出力が共通に加わる2人力ナンド回路
15by 15ct15dの出力が加えられており、こ
のときデコーダ13の出力ラインL1 、L2 、L3
の出力は全てハイレベルであるのでナンド回路15 b
t15ct15dのナンド条件は成立せず、ナンド回
路3by3c、3dは全て開かれて(・る。
従って、発光信号Saに対応する発光素子2aのみ消灯
する。
これにより発光素子2aに対応する受光素子4aの出力
は無くなり、同時に同期回路5の出力ラインtaの信号
も無くなり、非常信号発生回路6の出力はローレベルと
なる。
非常停止信号発生回路6の出力はインバータ16で反転
され、ナンド回路17に加えられる。
ナンド回路17は2人力ナンド回路からなり、他の入力
端子には前記デコーダ13の出力ラインL3の信号がイ
ンバータ14d1ナンド回路15d、ジャンパー線18
を介して加えられて(・る。
ここでデコーダ13の出力ラインL3の信号は〕・イレ
ベルであるのでインバータ14dの出力はローレベルで
ありナンド回路15dのナンド条件は成立せずナンド回
路1γに加わる信号は・・イレベルとなる。
従ってナンド回路11のナンド条件は成立し、ハイレベ
ルからローレベルに立下る信号なカウンタ12のカウン
ト人力CUに加える。
これによりカラ/り12はカウントアンプする。
するとデコーダ13の出力ラインL。
の信号はローレベルから・・イレベルとなり、出力ライ
ンL1の信号は・・・イレベルからローレベルに変化す
る。
出力ラインL。
の信号が・・イレベルとなると、ナンド回路15aのナ
ンド条件は成立しなくなり、ナンド回路15aの出力は
ノ・イレベルとなって、前記ナンド回路3aを開き、再
び発光素子2aを点燈させる。
また、このときはナンド回路11の出力がローレベルと
なっているためナンド回路15b〜15dのナンド条件
も成立しなくなり、結局発光素子28〜2dは全て点燈
するので非常信号発生回路6の出力はハイレベルとなり
、ナンド回路1γのナンド条件は成立しなくなり、その
出力はハイレベルとなる。
すると今度は出力ラインL。の信号はローレベルとなっ
ているので、すぐにナンド回路15bのナンド条件が成
立し、ローレベルの信号をナンド回路3bに加え、発光
信号sbを離断し、発光信号sbに対応する発光素子2
bを清澄させる。
従って、発光素子2bに対応する受光素子4bの出力信
号は無くなり、非常信号発生回路6の出力はローレベル
となって、カウンタ12はナンド回路17の出力の立下
り時にカウントアンプする。
このようにナンド回路15a〜15dはカウンタ12の
計数値に応じて順次ナンド条件が成立し、このナンド回
路15a〜15dの出力によってナンド回路3a〜3d
を順次閉じるように走査する。
すなわち発光信号発生回路1から各発光素子28〜2d
に加わる発光信号Sa〜Sdを順次遮断するように走査
し、発光素子28〜2dを順次清澄するのである。
この走査によりカウンタ12の計数値が10進数で3に
なると、デコーダ13の出力ラインL3の出力がローレ
ベルとな9、ナンド回路15dのナンド条件が成立する
従ってナンド回路15dの出力はローレベルとなり、こ
の信号はジャンパー線1Bを介2してナンド回路1γの
一方の入力端子に加わるので、ナンド回路11は開かれ
たままになり、カウンタ12の計数は停止する。
また上dピジャンパー線18を介して取り出されたナン
ド回路15dの出力はインバータ19で反転ツされて3
人力ナンド回路20に加えられる。
ナンド回路20の他の入力端子には前記リレー接点34
d、37ct38dおよび40fからの信号及び前記リ
レーコイルTの励磁によって開くリレー接点7cからの
信号が加えられている。
このリンレー接点34d、3rct38dおよび40f
からの信号はこれらリレー接点34d、37c。
38dおよび4()fがすべて開いているとローレベル
で1つでも閉じるとハイレベルとなるものである。
またリレー接点1cからの信号は抵抗211を介して接
地されており、リレー接点1cが閉じていると(すなわ
ちリレーコイル1が励磁されていないと)・・イレベル
となり、リレー接点7cが開いているとローレベルとな
るようになっている。
従って、リレー接点34d、3γct38aおよフび4
0fのいずれかが閉じるとナンド回路20のナンド条件
は成立し、ローレベルの信号を前記フリツプフロツプF
’/Fのリセット端子Rであるノア回路100入力端子
に加える。
これにより反転出力Qであるノア回路10の出力は・・
イレベルとなり、この信号をインバータ11を介してカ
ウンタ12のリセット端子Rに加え、カウンタ12をリ
セットする。
カウンタ12がリセットされると、デコーダ13の出力
はラインL。
の信号を除いて全てハイレベルとなり、またフリツプフ
ロツプF/Fの出力Qであるノア回路9の出力もローレ
ベルとなるのでナンド回路15a〜15dのナンド条件
は全て成立しなくなり、ナンド回路3a〜3dは全て開
かれる。
これにより非常停止信号発生回路6の出力はハイレベル
となって、全光線のチェックは完了する。
以上の説明は発光素子2a〜2d及び受光素子4a〜4
d及びそれらの周辺回路に異常がない場合の動作に関す
るものであるが、発光素子28〜2dある(・は9元素
子48〜4dあるいはそれらの周辺回路に異常があると
、発光素子28〜2dに加わる発光信号5a−8dを順
次遮断するように走査しても非常信号発生回路6の出力
は・・イレベルとならず、リレーコイル1は消磁したま
まである。
第2図はこの発明にかかる故障チェック機能をプレス機
械の制御に応用した場合の一実施例を示したものである
第2図の各リレー接点はリレーコイル31〜40のうち
同一の数字番号の付されて(・るリレーコイルの励磁、
消磁により開閉制御される。
例えばリレーコイル31にはリレー接点31a、31b
t31c。
31dが対応しており、該リレーコイル31が消磁され
ているときは夫b”閉°′、゛開″、°°開″、開”と
なり、励磁されているときは夫k”開パ、°閉”′、1
閉″、″閉″となる。
なお、リレー接点γa。γb、?aは第1図に示したリ
レーコイルγにより開閉される接点である。
ロータリーカムスイッチRCLS1.RCLS2゜RC
LS3.RCLS4るよひRCL S 4%まプレス機
械のストローク角度(以下プレスストロークという)に
応じて個kに動作するスイッチである。
この実施例にお(・では上記各スイッチRCLSI 4
蕉LS4’はプレスストロークが夫す第3図に斜線で示
す角度にあるときにオンするように設定されている。
リレーコイル31〜40は電源に対して夫々並列に接続
されており、各リレーコイル31〜40は各々に直列接
続されているスイッチ類がすべてオンしたとき励磁され
る。
例えばリレーコイル31.32および33はロータリー
カムスイッチRCLS1.RCLS2およびRCLS3
がオンすることにより夫々励磁される。
また、リレーコイル34はリレー接点γd 、37a
、38a 、39ay36aおよび31aがすべてオン
すると励磁される。
なお、リレー接点34aはリレーコイル34の自己保持
用の接点である。
リレーコイル36および37も同様にして励磁され、夫
hリレー接点36bおよび3γbにより自己保持される
ようになっている。
リレーコイル38および39はプレス機械の運転を開始
させるための運転押ボタン41 a 、4 l bの操
作に応じて励磁あるいは消磁される。
この実施例におし・では運転押ボタン41at41bが
ともに押込まれているときのみリレーコイル38が励磁
され、またリレーコイル39が消磁されてプレス機械が
運転されるようになっている。
リレーコイル40はリレー接点34c、38cおよび3
9bがすべてオンされているとき励磁され、更にリレー
接点31d、32b、36dがすべてオンされていると
きリレー接点40dにより自己保持される。
クラッチプレーキンレノイドバルブ42はリレーコイル
40が励磁されているときリレー接点40eのオンによ
り励磁される。
プレス機械の運転はこのクラッチブレーキソレノイドバ
ルブ42が励磁されることにより行なわれる。
非常停止回路43はプレス機械のスライド(図示せず)
を停止させるためのものである。
リレー接点γa、40c、34c、33bおよびロータ
リーカムスイッチRCL S 4はこの非常停止回路4
3の動作条件を決定するようになっている。
すなわち、接点γaおよび40c、スイッチRCLS4
もしくは接点31cおよび33bがすべて開(・ている
ときのみ非常停止回路43を動作させ、クラッチプレー
キンレノイドバルブ42への給電を停止してプレス機械
のスライドを停止させる。
この実施例においてはプレスのスライドが下降している
とき言(・かえればプレスストロークが危険な範囲にあ
るときはスイッチRCLS4および接点40cをオフと
して接点γaを働かせるようにしている(すなわちプレ
ス機械の危険領域内に手などがはいったとき非常停止が
かかるようにして(・る)。
また、プレスのスライドが上昇して(・るとき言いかえ
れば危険の少ないときはスイッチRCLS4をオンとし
、また接点31c、33bのいずれかまたは両方をオン
として、接点γaがオフとなった場合においても非常停
止がかからないようになっている。
ここで第1図および第2図に示す回路により構成される
故障チェック機構の動作の−flJについて説明する。
いま、プレスのスライドが上死点(プレスストロ−フカ
00)に停止しているとする。
このとき電源が投入されていると第1図に示すリレー接
点34d、3γct38dおよび40fのうち38dの
みオンしく運転押ボタン41a、41bはまだ投入され
ておらず、このためリレーコイル38は消磁されている
)、クリップフロップ回路F/Fの入力Sはバイレベル
となり、また人力Rはコンデンサ30の働きによりやや
おくれてバイレベルとなり、その結果出力Qが・・イレ
ベルとなってカウンタ12をイニシャルクリアする。
また出力Qがローレベルとなり、ナンド回路15a〜1
5dのナンド条件はすべて成立せず、このため、全元素
子28〜2dは走査されずに全て点燈された状態となる
そして、非常停止信号発生回路6の出力はバイレベルと
なり、リレーコイル1は励磁される。
またこのときは第2図におけるロータリカムスイッチR
CL1〜RCL 4’は第3図かられかるようにスイッ
チRCL3およびRCL4’のみオンしている。
以上から、このときはリレーコイルはリレーコイル33
および39のみ励磁された状態で安定している。
ここで、運転押ボタン41aおよび41bを押すとリレ
ーコイル39は消磁し、リレーコイル3Bは励磁される
リレーコイル38が励磁されると第1図におけるリレー
接点38dがオフとなって、リレー接点34d、3γc
t38dおよび40fはすべてオフとなり、クリップフ
ロップ回路F/Fの入力茗はローレベルとなる。
従ってクリップフロップ回路F/Fの出力Qはバイレベ
ルとなり、ナンド回路15aのナンド条件が成立しくカ
ウンタ12の計数値はOであるため)、前述した全元素
子28〜2dおよび受光素子4a〜4dの故障チェック
が開始される。
故障チェックが行なわれているときは非常停止信号発生
回路6の出力はローレベルとなるためリレーコイルγは
消磁される。
このため第2図におイテリレー接点7bはオンされ、リ
レーコイル31が励磁される(リレー接点38bは押ボ
タン41a、41bの投入でオンされ、リレー接点36
c、34eはリレーコイル36,34が消磁されてとも
にオンしているため)。
リレーコイル3γがオンされるとリレー接点37bがオ
ンし、該IJシレーイル31は自己保持される。
また、第1図におけるリレー接点3γCがオンし、クリ
ップフロップ回路F/Fの入力Sはノ・イレベルとなり
、故障チェックを開始させるための信号(フリップフロ
ップ回路F/Fの出力Q)をチェック開始前の状態(ロ
ーレベル)にもどす。
全元素子28〜2dおよび受光素子48〜4dがすべて
正常に動作し、→の故障チェック動作が完了すると非常
停止信号発生回路6の出力はバイレベルとなり、リレー
コイル1が励磁される。
リレーコイルγの励磁により、第2図のリレー接点7d
がオンし、リレーコイル34が励磁される(リレー接点
37a、38a、39a、36aおよび31aはこのと
きすでにオンしているため)。
そしてこのリレーコイル34はリレー接点34aにより
自己保持される。
ところで、前記発生素子28〜2dおよび受光素子4a
〜4dのいずれかが故障している場合は非常停止信号発
生回路6の出力はバイレベルとならず、従って、リレー
コイル1更にはリレーコイル34は消磁されたままにな
り、以後の動作が進行しなくなる。
リレーコイル34が励磁されるとリレー接点34eがオ
フされ、リレーコイル31は消磁されて、自己保持が解
除される。
これにより、第1図におけるリレー接点3γCはオフさ
れるが、その前にリレー接点34dはオンされるのでク
リップフロップ回路F/Fの入力Sはバイレベルを維持
する。
またリレーコイル34の励磁によりリレー接点34cが
オンして、電流がリレー接点γaまたは40cから非常
停止回路43、リレー接点34cy38cy39bを介
してリレーコイル40に流入し、該リレーコイル4oを
励磁する。
リレーコイル40の励磁によりリレー接点40eがオン
し、これによりクラッチブレーキソレノイドパルプ42
が励磁されてプレス運転が開始される。
また、このとき非常停止回路43に接続されているリレ
ー接点40cはオフされるため、非常停止回路43はリ
レー接点7aがオフすることにより、すなわち全元素子
28〜2dおよび受光素子48〜4dの間を手などが横
切ることにより動作するようになる。
プレスの運転が開始され、スライドが下降し始めるとま
もなくロータリカムスイッチRCLS3がオフされる(
第3図参照)。
また、同時にC−タリカムスイッチRCL S 4もオ
フし、これに連動するロータリカムスイッチRCLS4
’がオンする。
従って、リレーコイル35に接続されて(・るロータリ
カムスイッチRCLS4’およびリレー接点34by3
2ay40aおよび33aがすべてオンし、該リレーコ
イル35は励磁される。
このリレーコイル35はリレー接点35aにより自己保
持される。
運転が開始され、プレスストロークが下死点付近に達し
ていなし・間は第3図かられかるようにロータリカムス
イッチRCLS1はオフされているため、リレーコイル
31は励磁されず、リレー接点31dもオフとなってい
る。
従ってこの区間においてはリレー接点40dによりリレ
ーコイル40を自己保持することができず、例えば、こ
のとき運転押ボタン41aおよび41bをオフするとリ
レーコイル40は消磁され、クラッチブレーキソレノイ
ドバルブ42も消磁されてスライドの下降は停止する。
ここで運転押ボタン41aおよび41bを再投入すると
前述した一連の故障チェックを行なった後、運転が再開
される。
スライドが下降してロータリカムスイッチRCLS2が
オンするとリレーコイル32が励磁され、更にロータリ
カムスイッチRCL S 1がオンするとリレーコイル
31が励磁され、このリレーコイル31の励磁によりリ
レー接点31bがオンしてリレーコイル36が励磁され
る。
このリレーコイル36はリレー接点36bにより自己保
持される。
また、ロータリカムスイッチRCLSIが励磁されるの
とほぼ同時にロータリカムスイッチRCL S 4がオ
ンし、非常停止回路43への入力の経過はリレー接点γ
aのほかにロータリカムスイッチRCLS4およびリレ
ー接点31cの経路が形成される。
従って、このとき以後(第3図に示す例ではプレススト
ロークが下死点付近に達してから以後)は発光素子28
〜2dおよび受光素子48〜4dの組合せから成る安全
装置は動作しなくなる。
これは、プレスし終わってスライドが上昇しているとき
は安全装置を働かせる必要がな(・ためである。
リレーコイル31および36および32がオンすると、
リレー接点31dおよび36dおよび32bがオンし、
リレーコイル40はリレー接点40dにより自己保持さ
れる。
リレーコイル40が自己保持されると運転押ボタン41
aおよび41bをオフしても該リレーコイル40は消磁
されない。
すなわち、スライドが下死点直前から下死点に至り、更
に上死点に至るまでの間は運転押ボタン41aおよび4
1bをオフしても機械は停止されない。
ところで、リレーコイル31が励磁されるとリレー接点
31aがオフとなってリレーコイル34が消磁される。
これにより第1図に示すリレー接点34dはオフとなる
が、そのときはすでにリレー接点40fがオンとなって
いるため、フリンプフロソプ回路F/Fの入力Sは更に
)・イレベルを維持し続ける。
プレスストロークが約270°付近に達すると、ロータ
リカムスイッチRCLS3がオンし、リレーコイル33
を励磁する。
これによりリレー接点33aはオフされ、リレーコイル
35は自己保持が解除される。
スライドが更に上昇し、プレスストロークが約30d)
付近になると、ロータリカムスイッチRCLSIはオフ
し、これによりリレー接点31dがオフしてリレーコイ
ル40は自己保持が解除される。
従ってクラッチブレーキソレノイドバルブ42が消磁さ
れ、機械の運転は停止しスライドは上死点付近に停止す
る。
また、リレーコイル40の自己保持解除によりリレー接
点40bがオフとなり、リレーコイル36の自己保持も
解除されて、すべてのリレーコイルは初期状態にもどさ
れる。
そして再び運転押ボタン41aおよび41bをオンする
ことにより故障チェックから始まる一連の動作が繰返さ
れる。
以上説明したようにこの発明によれば、光線式安全装置
を具えたプレス装置にお(・て、該プレス装置を始動さ
せる前に上記光線式安全装置の故障を調べるようにした
ので、該プレス装置を運転する際の安全性を向上させる
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に適用される光線式安全装置の故障検
出装置の一実施例を示すブロック図、第2図はこの発明
の一実施例を示すブロック図、第3図は第3図の実施例
に示したロータリカムスインチの動作の→lを示す図で
ある。 1・・・全元信号発生回路、28〜2d・・・発光素子
、4a〜4d・・・受光素子、5−・同期回路、6・・
・非常停止信号発生回路、12・・・バイナリカウンタ
、13・・・デコーダ、γ、31〜40・・・リレーコ
イル、RCL S 1〜RCLS 4 、RCLS4’
・・・ロータリカムスイッチ、41a、41b・・・運
転押ホタン、42・・・フランチブレーキソレノイドバ
ルブ、43・・・非常停止回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 危1倹領域内に少なくとも1本の光線を投射し、こ
    の光線の誘断によりプレス運転回路に非常停止信号を出
    力するようにした光線式安全装置と、前記光線を投射す
    る発光素子の入力信号を順次側断するように走査し、こ
    の走査にもとづいて前記光線式安全装置が正常動作を行
    なうか否かを検出する故障チェック回路とを具えるプレ
    ス装置において、当該プレス装置の運転開始指令にもと
    づいて前記故障チェック回路を作動させる回路と、前記
    故障チェック回路の作動の結果故障が検出されない場合
    に前記運転開始指令と併せて前記プレス装置を運転可能
    とする回路と、前記作動の結果故障が検出された場合に
    前記プレス装置を運転不能とする回路とを前記プレス運
    転回路に組合せたことを特徴とするプレス装置。
JP53060409A 1978-05-19 1978-05-19 光線式安全装置の故障チエツク機能を具えたプレス装置 Expired JPS5917319B2 (ja)

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