JPS59170230A - ワイヤ放電加工用電極線 - Google Patents
ワイヤ放電加工用電極線Info
- Publication number
- JPS59170230A JPS59170230A JP4174083A JP4174083A JPS59170230A JP S59170230 A JPS59170230 A JP S59170230A JP 4174083 A JP4174083 A JP 4174083A JP 4174083 A JP4174083 A JP 4174083A JP S59170230 A JPS59170230 A JP S59170230A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- electric spark
- electrode wire
- spark machining
- electrical discharge
- Prior art date
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- Pending
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はワイヤ放電加工用電極線に関するもので特に放
電加工速度を向上せしめ・、かつ被加工体への刺着を減
少せしめたものである。
電加工速度を向上せしめ・、かつ被加工体への刺着を減
少せしめたものである。
ワイヤ放電加工とは走行する直径０２鴫程度の線を電極
線として、被加工体との間で放電現象を起させ、該放電
によシ被加工体を溶融切断するもので特に複雑で精密な
形状を有するプレス機械用金型等の超硬合金からなる被
加工体を加工するのに適している。
線として、被加工体との間で放電現象を起させ、該放電
によシ被加工体を溶融切断するもので特に複雑で精密な
形状を有するプレス機械用金型等の超硬合金からなる被
加工体を加工するのに適している。
このようなワイヤ放電加工においては、被加工体の仕上
り表面状態及び寸法精度が良好で電極線から飛散した飛
沫が被加工体に付着しないこと、更に放電加工時間が短
いことが特に強く要求されており、これらの放電加工特
性を満足させるためには電極線と被加工体の間で起る放
電現象効率を向上させる必要がある。
り表面状態及び寸法精度が良好で電極線から飛散した飛
沫が被加工体に付着しないこと、更に放電加工時間が短
いことが特に強く要求されており、これらの放電加工特
性を満足させるためには電極線と被加工体の間で起る放
電現象効率を向上させる必要がある。
一般にワイヤ放電加工においてはワイヤ放電加工機の型
式と被加工体とが指定されると被加工体の仕上シ表面状
態、寸法精度および加工速良は使用する電極線によって
大きく左右される。
式と被加工体とが指定されると被加工体の仕上シ表面状
態、寸法精度および加工速良は使用する電極線によって
大きく左右される。
ワイヤ放電加工において被加工体の仕上り表面状態およ
び寸法精度も重要な特性であるがワイヤ放電加工機のコ
ストおよびランニングコストを考慮すると放電加工速度
（単位時間当りの被加工量）と被加工体への付着量が少
ないことが重要視されている。
び寸法精度も重要な特性であるがワイヤ放電加工機のコ
ストおよびランニングコストを考慮すると放電加工速度
（単位時間当りの被加工量）と被加工体への付着量が少
ないことが重要視されている。
従来、放電加工に用いられる電極線としては目的に応じ
て硬銅線、６５７３５黄銅線、タングステン線等が使用
されているがいずれも放電加工速度が小さく、まだ硬銅
線６５／３５黄銅線では被加工体への付着量が多い欠点
があり、その改善が強く望捷れている。
て硬銅線、６５７３５黄銅線、タングステン線等が使用
されているがいずれも放電加工速度が小さく、まだ硬銅
線６５／３５黄銅線では被加工体への付着量が多い欠点
があり、その改善が強く望捷れている。
本発明は、これに鑑み種々研究の結果、放電加工速度が
犬１Ｊに向上し、かつ被加工体への付着量の少ない電極
線を開発したもので、その第１発明はＭ ｇ ０．２〜
１．５ｗｔ％を含有し残部がＣｕと不可避的不純またそ
の第２発明はＭｇ０．５〜１２ｗｔ係に更にＡＱｏ、５
〜２．０ Ｗ ｔ％ を含有し残部がＣｕと不可避的
不純物からなることを特徴とするワイヤ放電加工用電極
線である。
犬１Ｊに向上し、かつ被加工体への付着量の少ない電極
線を開発したもので、その第１発明はＭ ｇ ０．２〜
１．５ｗｔ％を含有し残部がＣｕと不可避的不純またそ
の第２発明はＭｇ０．５〜１２ｗｔ係に更にＡＱｏ、５
〜２．０ Ｗ ｔ％ を含有し残部がＣｕと不可避的
不純物からなることを特徴とするワイヤ放電加工用電極
線である。
即ち本発明はＣｕＫＭｇを添加すると電極線の放電特性
及び耐熱性が向上するためかこれを電極線として用いる
と放電加工の際電極線の張力を大きくすることができ、
放電加工速度が犬［１］に向上し、寸だ被加工体への付
着も少いことを知見して第１発明を得だものであり、第
１発明組成にＡＱを添加すると放電加工速度は更に向上
することを知見して第２発明を荘だものである。
及び耐熱性が向上するためかこれを電極線として用いる
と放電加工の際電極線の張力を大きくすることができ、
放電加工速度が犬［１］に向上し、寸だ被加工体への付
着も少いことを知見して第１発明を得だものであり、第
１発明組成にＡＱを添加すると放電加工速度は更に向上
することを知見して第２発明を荘だものである。
しかして本発明において各添加元素の成分範囲を上記の
ように限定したのは次の理由による。
ように限定したのは次の理由による。
Ｍｇを０．２−１．５ ｗｔ％とじたのはＭｇが０．２
ｗｔ％未満では放電加工速度向上の効果及び付着量減
少の効果が小さく、１．５ｗｔ％を越えると鋳、造性、
伸線加工性が著しく低下してしまうからである。
ｗｔ％未満では放電加工速度向上の効果及び付着量減
少の効果が小さく、１．５ｗｔ％を越えると鋳、造性、
伸線加工性が著しく低下してしまうからである。
Ａｆｆｉを０５〜２．０ｗ贈としたのはＡＡがＱ、 ５
ｗｔ係未満では放電加工速度向上の効果が著しくな（
２，０ｗｔ％を越えると、放電加工速度向上の効果が飽
和してし甘うとともに、鋳造性が低下し、伸線加工性も
悪く多数回の中間焼鈍を必要としコスト高となるためで
ある。
ｗｔ係未満では放電加工速度向上の効果が著しくな（
２，０ｗｔ％を越えると、放電加工速度向上の効果が飽
和してし甘うとともに、鋳造性が低下し、伸線加工性も
悪く多数回の中間焼鈍を必要としコスト高となるためで
ある。
尚本発明において通常使用するＣｕ地金中に含有されて
いる程度の不可避的不純物を含有していても差し支えな
い。
いる程度の不可避的不純物を含有していても差し支えな
い。
以下本発明を実施例により説明する。
小型高周波炉を使用して黒鉛ルツボにＣｕを溶解しその
湯面を木炭で被覆しだ状態でＭｇ、ＡＡを添加し第１表
に示す組成の鋳塊（’、ｄＥ ２’ ５ ｍｍ 、厚さ
２５３、長さ１Ｉ００諭）を得た。
湯面を木炭で被覆しだ状態でＭｇ、ＡＡを添加し第１表
に示す組成の鋳塊（’、ｄＥ ２’ ５ ｍｍ 、厚さ
２５３、長さ１Ｉ００諭）を得た。
次いでこの鋳塊を一面当り２咽面制してから８５０℃加
熱して、溝ロールによる熱間加工を加えて直ｑ％ ８
ｍｍの荒引線を作り、引続いて伸線加工と焼鈍を繰返し
加えて直径０．２ｍｍの電極線を製造した。
熱して、溝ロールによる熱間加工を加えて直ｑ％ ８
ｍｍの荒引線を作り、引続いて伸線加工と焼鈍を繰返し
加えて直径０．２ｍｍの電極線を製造した。
斯くして得た電極線をワイヤ放電加工機に取付けて放電
加工速度および被加工体への付着状態を調べ第１表に示
しだ。
加工速度および被加工体への付着状態を調べ第１表に示
しだ。
各電極線の放電加工速度は、被加工量（ｍｇ）と加工時
間（分）の比から求めた値を、硬銅線の放電加工速度と
比較し硬銅線のそれをｉｏｏとした時の相対値で示した
。従ってこの値が大きい方が放電加工速度は大きいこと
になる。
間（分）の比から求めた値を、硬銅線の放電加工速度と
比較し硬銅線のそれをｉｏｏとした時の相対値で示した
。従ってこの値が大きい方が放電加工速度は大きいこと
になる。
まだ各電極線の被加工体への、付着量はＸ線を用いた分
析装置で面分析を行って硬銅電極線で加工した被加工体
への付着量を１００として、これと比較した相対値で示
した。従って値が小さい程被加工体への付着量は少ない
ことになる。
析装置で面分析を行って硬銅電極線で加工した被加工体
への付着量を１００として、これと比較した相対値で示
した。従って値が小さい程被加工体への付着量は少ない
ことになる。
また鋳造性、伸線加工時の必要焼鈍回数、破断状況を考
慮して製造の難易を判定し、その結果を第１表に併記し
た。
慮して製造の難易を判定し、その結果を第１表に併記し
た。
第 １ 表
注：放電加工速度、被加工体への付着量欄の一印は鋳造
性、伸線加工性が悪く電極線が製造できなかったことを
示す。
性、伸線加工性が悪く電極線が製造できなかったことを
示す。
第１表から明らかな如く本発明電極線Ｎ［１１〜１１５
ｉ７ｊ、従来電停線Ｎα２０．２１に比較して放電加工
速度が大ｒ１ｊに向上しかつ被加工体への付着も少いこ
とがわかる。
ｉ７ｊ、従来電停線Ｎα２０．２１に比較して放電加工
速度が大ｒ１ｊに向上しかつ被加工体への付着も少いこ
とがわかる。
これに対し本発明における第１発門主４ヴ線よりもＭｇ
の少ない比較電極線Ｎ［１１１１は製造は容易なるＮα
１６及びＡＰ、の少い比較電極線Ｎａ １８は、製造は
容易なるも放電加工速度向上の効果が小さくＭｇの多い
比較型（夕線Ｎα１７及びＡｌ！の多い比較電極線Ｎα
１っは製造困か１ｔで電極線を製造できなかったことが
わかる。
の少ない比較電極線Ｎ［１１１１は製造は容易なるＮα
１６及びＡＰ、の少い比較電極線Ｎａ １８は、製造は
容易なるも放電加工速度向上の効果が小さくＭｇの多い
比較型（夕線Ｎα１７及びＡｌ！の多い比較電極線Ｎα
１っは製造困か１ｔで電極線を製造できなかったことが
わかる。
以上述べた如く本発明電極線は放電加工速度が大きく被
加工体への付着も少いものであり、ワイヤ放電加工上ｈ
ｔｒｒ茗な効果を奏するものである。
加工体への付着も少いものであり、ワイヤ放電加工上ｈ
ｔｒｒ茗な効果を奏するものである。
Claims (2)
- （１） Ｍｇ ０．２〜１．５ｗｔチを含有し残部が
Ｃｕと不可避的不純物からなることを特徴とするワイヤ
放電加工用電極線 - （２） Ｍｇ Ｏ，２−１，５ｗｔ％に更にＡｌ Ｏ
，５−２，０ｗｔ％を含有し残部がＣｕと不可避的不純
物からなることを特徴とするワイヤ放電加工用電極線
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4174083A JPS59170230A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | ワイヤ放電加工用電極線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4174083A JPS59170230A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | ワイヤ放電加工用電極線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59170230A true JPS59170230A (ja) | 1984-09-26 |
Family
ID=12616819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4174083A Pending JPS59170230A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | ワイヤ放電加工用電極線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59170230A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014095107A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-22 | Fujikura Ltd | Ｃｕ−Ｍｇ合金体、Ｃｕ−Ｍｇ合金体の製造方法および伸線材 |
| CN111032892A (zh) * | 2018-03-20 | 2020-04-17 | 古河电气工业株式会社 | 铜合金线材和铜合金线材的制造方法 |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP4174083A patent/JPS59170230A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014095107A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-22 | Fujikura Ltd | Ｃｕ−Ｍｇ合金体、Ｃｕ−Ｍｇ合金体の製造方法および伸線材 |
| CN111032892A (zh) * | 2018-03-20 | 2020-04-17 | 古河电气工业株式会社 | 铜合金线材和铜合金线材的制造方法 |
| CN111032892B (zh) * | 2018-03-20 | 2021-12-14 | 古河电气工业株式会社 | 铜合金线材和铜合金线材的制造方法 |
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