JPS5916696A - 溶接開先の自動合せ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアーク溶接を行なう場合の被溶接物の開先間隔
を自動的にセントする装置に関するものである。

従来のアーク溶接においては、開先間隔をセットする際
には、被溶接物にケージをあて所定の開先間隔になるま
で被溶接物を手動で移動させていた。

したがって、多くの作業者が必要であり、しかも開先セ
ットに時間を多く要していた。しかも手動であるため安
全上問題があった。また。

キャップ精度が悪くその結果溶接継手の良品質が得られ
ない場合もあり、その際には再溶接を行なうなど作業の
煩雑さがあった。

本発明は、被溶接物を搬送する一切のローラと、上記被
溶接物を把持する一対のチャックと。

同チャックをそれぞれに保持するチャック支持台と、上
記一対のチャック支持台の一方に配設されたチャック支
持台移動手段と、上記チャック支持台移動手段を有する
上記チャック支持台と適宜な間隔を有して配設されたチ
ャック支持台用ストッパと、上記一対のチャック支持台
間のほぼ中央に設けられた開先合せ用ストッパ支持台と
、同開先合せ用７．１〜ツバ支持台に保持され、上下に
摺動しかつ所定の厚みを有する開先合せ用ストッパとか
ら構成されることを特徴とし、その目的とするところは
上記の従来の欠点を解消し、省人化とともに、スピーデ
ィで精度の高い開先合せを自動的に行なう装置を提供す
るものである。

以下２本発明の好ましい一実施例を第１図乃至第４図に
図示する実施例に基づいて説明する。

第１図乃至第４図において、ｌａ、１１＋は被溶接物で
あるチューブ、２ａ、２ｂはチューブＩａ、ｌｂを搬送
するローラで図示省略のモータにて回転するものである
。８ａ、８ｂは搬送ローラ２ａ、２ｂを回転可能に支持
するローラ支持台、４ａ、４ｂはチャックでありその先
端にチューブｌａ、Ｉｂの把み機構５ａ、５１＋を有し
ており図示省略のモータで回転するものである。６ａ、
、ｆ＋ｂはチャック支持台であり、チューブＩａ、ｌｂ
を貫通させる貫通穴を有している。なお、チャック支持
台６ａの上面にはトーチ支持具７を介してＴＩＧ　）−
チ８が固定されている。またチャック支持台６ｂの下部
には床面９と摺動する摺動台ｌＯが固定されており。

同摺動台１０には油圧で移動するピヌトン１１を介して
シリンダ１２が連結されている。１３は摺動台１０のチ
ャック支持台スｌ−ソバてあり。

摺動台１０との間隔は任意に変化出来るように床面９に
設けられている溝と嵌合して任意の位置に固定されるも
のである。１４は開先合せ用ストッパーで所定の厚みを
有するものである。

１５はストッパ支持台であり、下端は床面９に固定され
ている。また、７トソパ支持台１５ｆこは２図示省略の
モータでストッパ１４が上下に摺動する溝１６が設けら
れている。

このように構成された実施例において、ローラ２ａ、２
ｂを図示省略のモータで回転させチューブｌａ、ｌｂを
搬送しチャック支持台６ａ。

６ｂ、チャック４ａ、４ｂを貫通させ把み機構５ａ、５
ｂよりある程度突出した状態にまでしておく。ついで、
チャック支持台用ストッパ１８を摺動台１０との間隔１
は第１式を満足するようｔこセットする。

ｌ−む−ｇ　　　　　　　　（第１式）なお、Ｌは開先
合せ用ストッパの厚み（第３図図示Ｌ　　ｇは開先間隔
（第４図図示）である。

図示省略のモータを作動させて所定の厚みを有する開先
合せ用ストッパ１４をチューブ１ｍ。

１ｂの高さ程度まで上方ヘヌライドさせる。

第２図に図示するごとく９図示省略のモータによってロ
ーラ８ａ、８ｂを回転させチューブｌａ、ｌｂを開先合
せ用ストッパ１４に衝突するまで移送させる。その後チ
ャック４ａ、４ｂの把み機構を自動的に閉ぢさせチュー
ブｌａ。

１ｂを開先合せ用ストッパ１４に衝突させたまま把着す
る。

第８図に図示するごとく、開先合せ用ストッパ１４を下
方へ移動させる。

第４図に図示するごとく、シリンダ１２内のピヌトン１
１を油圧で移動させ、摺動台１０がチャック支持台用ス
トッパ１８に衝突させる。

このような操作において、第１式に示すごとくチューブ
ｌａ、ｌｂの開先間隔は所定の間隔ｇに保持される。

このようｅこして所定の間隔ｇに開先を有するチューブ
ｌａ、ｌｂを図示省略のモータでチャック４ａ、４ｂを
介して回転させながらＴＩＧトーチ８を用いて溶接を行
なう。

以上本実施例において詳述したごとく本発明は、被溶接
物を搬送する一対のローラと、上記被溶接物を把持する
一対のチャックと、同チャックをそれぞれに保持するチ
ャック支持台と。

上記一対のチャック支持台の一方に配設されたチャック
支持台移動手段と、上記チャック支持台移動手段を有す
る上記チャック支持台と適宜な間隔を有して配設された
チャック支持台用ストッパと、上記一対のチャック支持
台間のほぼ中央に設けられた開先合せ用ストッパ支持台
と。

同開先合せ用ストッパ支持台に保持され」二下に摺動し
かつ所定の厚みを有する開先合せ用ストッパとから構成
される溶接開先の自動合せ装置であるので９次のような
効果が得られる。

１）自動システムであるので省人化が出来る。

２）自動的に開先合せを行なうので、開先合せのための
時間が大幅に節減出来る。

３）自動システムであるので作業者の安全が守られる。

４）自動的に開先合せを行なうので開先精度が向上する
とともに被溶接物ごとの精度も均一となり、その結果、
溶接継手の品質が向上しかつ均一となる。また、その結
果、再溶接するなどの作業が皆無となり大幅なコヌトダ
ウンが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明に係る一実施例の側面図であ
り、開先合せ順序の概要を図示したものである。 ｌａ、ｌｂ・・・被溶接物、　　２ａ、２ｂ・・・搬送
ローラ、８ｍ、８ｂ−・−ローラ支持台、４ａ、４ｂ・
・・チャック、５ａ、５ｂ・・・把み機構、６ａ、６ｂ
・・・チャック支持台、７・・・トーチ支持具、８・・
・Ｔｌ０１−−チ、９・・・床面、１０・・・摺動台、
１１・・・ピストン、１２・・・シリンダ、１８・・・
チャック支持台用ストッパ、１４・・・開先合せ用スト
ッパ。 １５・・・ストッパ支持台、１６・・・溝。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被溶接物を搬送する一対のローラと、上記被溶接物を把
   持する一対のチャックと、同チャックをそれぞれに保持
   するチャック支持台と、上記一対のチャック支持台の一
   方に配設されたチャック支持台移動手段と、上記チャッ
   ク支持台移動手段を有する上記チャック支持台と適宜な
   間隔を有して配設されたチャック支持台用ストッパと、
   上記一対のチャック支持台間のほぼ中央に設けられた開
   先合せ用ストッパ支持台と。 、同開先合せ用ストッパ支持台に保持され上下に摺動し
   、かつ所定の厚みを有する開先合せ用ストッパとから構
   成されることを特徴とする溶接開先の自動合せ装置。