JPS59159868A - 再剥離性粘着剤組成物 - Google Patents

再剥離性粘着剤組成物

Info

Publication number
JPS59159868A
JPS59159868A JP3384283A JP3384283A JPS59159868A JP S59159868 A JPS59159868 A JP S59159868A JP 3384283 A JP3384283 A JP 3384283A JP 3384283 A JP3384283 A JP 3384283A JP S59159868 A JPS59159868 A JP S59159868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
casein
acrylate
sensitive adhesive
suspension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3384283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6149350B2 (ja
Inventor
Toru Kinoshita
透 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3384283A priority Critical patent/JPS59159868A/ja
Publication of JPS59159868A publication Critical patent/JPS59159868A/ja
Publication of JPS6149350B2 publication Critical patent/JPS6149350B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粘着シートもbくは粘充テープに関するもので
ある。更に詳しくは多回1多様−の被着体に貼付−剥離
のサイクルを繰り返し行うことのできる粘着性微細球を
有する再剥離型粘着剤に関するものである。このような
粘着剤は多くの好ましい性質をもっている。例えば凡従
来の粘着シート類は紙、プラスチック、金属、ガラスな
どの破着体に貼付することは容易にできるが、剥離する
際に被着体の破断寸たは粘着シート、テープの破断する
ことが非常に多く発生する。
本発明で得られた粘着性微細球を粘着シート等に利用す
ることによって繰り返して貼ったり一剥離したシするこ
とが可能になる。どのような微細球の粘着剤は1972
年9月12日付でシルバーに与えられた米国特許3,6
91,140号に開示されている。該米国特許は、アク
リル酸アルキルエステルと水溶解性イオン性モノマー及
び無水マレイン酸からなるモノマーを保護コロイド1だ
はそれに属するもののない状態で水性懸濁重合によって
得られた共重合体微細球を種々の溶剤に分散してエアロ
ゾルスプレー粘着剤の用途に使用い紙などの被着体の表
面に貼付−剥離のサイクルを回数多く行うことかできる
とされている。
しかしながら保護コロイドを用いないで重合反応を行う
ために粒子と粒子との凝集を起し易く1目的の水性懸濁
液が得られ難い。壕だ粒子径を希望するところのサイズ
に任意に変えたり、均一の大きさにすることは極めて離
しい。特に粘着剤を塗布り乾燥したときの接着力\凝集
力\枯木力及び投錨性のバランスがとれず、結付−剥離
の繰シ返しがてきない。址だ特開昭54−41988号
公報に記載されている粘米性重合体微細月:は」−記の
シルバーの米国!I¥許に類以しているが−その特徴は
微細球がノニオン性モノマーがらつくられた非イオン性
のアクリル系共重合体がら々るものであること。またそ
の製造方法は、安定化剤としてポリアクリル酸塩\カル
ボギシ変性ポリアクリルアミド、アクリル酸−ジメチル
ア、ミノエチルメタクリレート共コ丁合体14級化ポリ
ビニルピロリドン共重合体、4級化アミン置換セルロー
シック・カルボキン変性セルローシック1ナトリウム力
ルポギシメチルセルローズ勢−のイオン性局濁安定化剤
と乳化剤を使用しIIM濁−重合を行うこととしている
。しかしながら、粘h′[「剤釦成の懸濁重合において
はイオン性千ツマ−を使用しないと重合時に粒子の凝集
が起り易く?1冒?蜀液が70キユレ=1・して凝固す
る危険がある。これをII)jぐために上記の如き安定
化剤を多量に使用すると凝集力と粘着力のバランスがく
ずれ、物性面に悪影響を及ぼす。伺故ならげ一上記の如
きイオン性ポリマーからなる懸濁安定化剤はそれ自体の
皮膜が強靭で接着力の弱いものであるから、その使用量
の増大が粘着剤の物性に顕著に出てしオう欠陥がある。
本発明者らは上記の如)欠点を除くために研究した結果
1従来粘着剤組成の水性懸濁重合には使用された例のな
いカゼインを保進コロイドとして使用することによって
極めて工業的に使用し易くhがっ高い品質特性を具備し
た水性層濁液を得ることを見い出し・本発明に至ったも
のである。
即ち・不発[す」は(A)炭素数4〜12のアルギル基
を有するアクリル酸および/またはメタクリル酸のアル
キルエステル70〜99.9ii%、(B)α−モノオ
レフィンカルボン酸0.1〜10重量%及び(C)上記
(A)、(B)両成分以外のビニル化合物O〜29.9
重蛍%とからなる単量体成分を、カゼインを主成分とす
る保進コロイドの存、在下に水性懸濁重合を行って得ら
れた固有粘着性共重合体碑細球を含有してなる再剥離性
粘着剤組成物である。
本発明で使用される(A)成分の(メタ)アクリレート
としてはブチルアクリレ−1・、2−エチルヘキシルア
クリレート1インノニルアクリレ−)、ラウーモノオレ
フィンカルボン酸としてはアクリル酸、メタクリル酸\
イタコンH,マレイン酸hクロトン酸なとが挙げられる
。Jだ粘着力と凝集力の調整の7こめ+j?’Thクリ
レー9ル・ブ・ピオン酸ビニル、スチレンhアクリロニ
[・リル等を少量用いることも効果的である。
本発明の粘着+14共重合体倣組球はその粒子径が10
= 10071の範囲に入るように製造きれるだめ(で
塗布後は連続皮膜とならず凹凸な表面に近い状態となる
従って粒子は粘着力が強く内部凝集力の高い弾性体でな
ければならない。これらの条件を満すためには(A)成
分の(ツタ)アクリレートは少なくとも70i:聞%が
必′決であり、女了寸しくは80〜99屯g%である。
α−七ソノオレフィンカルボン酸してIt−1クロトン
酸が特に&rtL<−その使用量は10重量%以上では
i[j合反応か薫11シ<1寸た内部凝集力が高くなり
過きるので粘11−力が弱くなり被着体に対して接着不
能になる。寸だ使用量が0.]庫(is%以下では重合
反応g44に粒子の凝固が起き、水性懸濁液が製造でき
ない。
凝固を防くために攪拌を速くすると若干は改碧できるが
\粒子径の分イ[Jが3〜250μと広範囲に散在した
慰7蜀液になってし捷う。好ましい使用量は1〜5重量
%である。
本発明の懸濁重合に使用される保進コロイドはカゼイン
を主成分とするものから斤るが、カゼインとしてはα−
カゼイン、β−カゼイン、r−カゼインの蛋白質からな
る複合蛋白質で、)自分80%以上、上火ト 灰分3Wものかよく、特に酸カゼ−インを使用すること
か好ましい。その使用量は要求される物性によって異な
るが、モノマー100重量部に対して2〜8重量部で充
分である。カゼインの使用にあ、たってはアンモニア寸
/こはアミンの水溶液にて完全なる安定液にしておく。
保燕コロイドとしてツノゼインの他にポリアクリルアミ
ド1ポリエチレングリコール誘導体客を併用すると水性
懸濁液をつくり易い場合もある。特に粒子径を20〜5
0μに統一する場合においてはカゼインに対して30〜
40重量%のポリアクリルアミド1ポリエチレングリコ
ール誘?、9体を使用することによって比較的容易に生
成する。カゼインはアクリル系単量体の乳化重合或いは
懸濁重合において使用される例はなく・合成ゴム、天然
ゴムラテックスの乳化安定剤に応用されるのみであった
。寸だアクリル系粘着剤の乳化重合時の保護コロイドと
して使用する層化は皆ツIIrであった。本発明者らは
後述する実施例の如き重合反応技術によってアクリル系
粘着剤にカゼインを利用することを知見した。本発明に
よって得られるアクリル系共重合体の水性層濁液を先月
に塗布した場合−カゼインのもつ接着力を利用し紙への
投錨性を期荀するものである。従来の懸濁液の利用方法
は懸濁液から微細球状の粒子を取り出し1乾燥するかま
たは水分を減じてアルコール類に分散させ、その他の有
機溶剤に膨潤させて塗布乾燥する方法となっている。こ
のため多くの工程を必要とするから製造価格が高くなっ
ていた。本発明に使用している(71Jコロイドはツノ
ゼインを主成分とするものであるためその必−決もなく
1重合反応で得プζ水性懸濁液をその1ま塗工すること
によって充分目的を達することができる。カゼインを含
んだ水溶液は紙への接着剤の働きをすると同時に球状の
粒子を固着する重要な働きをするものである。もちろん
水分を減じて有機溶剤に分散して使用することもできる
が価格が高くなるので工業的には不向きである。
本発明の水性懸濁重合においては少量のアニオン性界面
活性剤\ノニオン性界面活性剤もしくは両性イオン界面
活性剤を使用するが−特にアニオン性界面活性剤を極く
少量使用することによって特長ある物性が得られる。
懸濁重合における重合開始剤は通常の油溶性である例え
ばベノゾイルパーオギザイドなどでよく\その他特に限
定されていない。
寸だ必扱に応じて粘着剤組成物中に水溶性あるいは油溶
性の酸化防止剤、紫外線吸収剤1防腐剤、消泡剤、充填
剤等を添加して物性の向上を図ることもできる。寸だ懸
濁液中の粒子を融着させない程度に粘着付与剤などを添
加して粘〃テカの向上あるい(d基材への投錨性の増強
を企てることもできる。
以下実施例を挙げて説明する。尚、実施例中1部とある
ものは全て重量部を意味するものである。
実施例1゜ 温度Hト環流冷却器・変速機伺攪拌機を備えた11三つ
ロフラスコに水100部、予め溶解しておいた15部濃
度のカゼインアンモニア水溶液30部、アニオン性界面
界性剤1部を仕込み充分攪拌する。次に2−エチルへギ
ンルアクリレート25部−ブチルアクリレート25部、
クロトン酸1.5部・過酸化ベンゾイル0.5部を別の
容器にて攪拌I@解する。次いでこのモノマー混合液を
先に準備されだ拓希液に添加して攪拌する。攪拌20O
rpm前後、反応温度は70〜75℃で重合反応が始1
す180〜82℃位から急、に激しくなり85−88℃
まで発熱する。冷却し81〜82℃を保持させ2時間反
応する。フラスコ中には均一な粒子径をもった水性膚濁
液が生成する。続いて次の沖合工程に入る。別の容器に
2−エヂルヘキ/ルアクリレート25音1六ブチルアク
リレ−1・25部、アニオン性界面活性剤0.5部hク
ロトン酸1.5部\過酸化ベノゾイル0.5部−水50
部を良く攪拌混合する。続いてこれらの1/2を約30
分で滴下して81〜82℃で1時間反応する。
その後残りの1/2を滴下して同様に段階的重合反応を
3時間続ける。その後冷却させ取り出し、水性懸濁液の
蒸発残分、粘度を確認した。蒸発残分37.0912粘
度250cp/ 30℃であった。
実施例2 実施例1に論述した装置及び手続きを用いてブチルアク
リレートの内2.5部を初期仕込み及び滴下仕込み分に
アクリロニトリルを使用した。1だ、15部濃度のカゼ
インアンモニア水溶液20部とり」−に分子量10〜1
5万のポリエチレンオキサイド(PEO−13=鉄化学
工業製)2部を使用したリグlは、全て同じ方法にて行
った。イSIられだ水1り、懸濁液はj、全残分3G、
5%、粘度500cp/ 30℃てあった。
実施例1.2で得られた水性懸濁液を上質紙(55k)
に卓上塗布器を用いて、乾燥後20〜25gr/ mI
+・こなるように直接塗布乾燥させたmtt /=粘着
シートをステンレス板に貼り合せ、J工S Z 023
7−1980に従って粘着力、保持力、タンクを、’A
べた。
その結果は次の通りである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (A)炭素数4〜12のアルキル基を有するアクリル酸
    および/またけメククリル酸のアルキルエステル70〜
    99.9重量%、(B)α−モノオレフィンカルボン酸
    0.1〜10重景%及び(C)上記(A) 、(B)両
    成分以外のビニル化合物O〜29.9重量%とからなる
    単量体成分を\カゼインを主成分とする保護コロイドの
    存在下に水性懸濁重合を行って得られだ′固翁粘着性共
    重合体倣細球を含有してなる再剥離イク1.粘着剤組成
    物。
JP3384283A 1983-03-03 1983-03-03 再剥離性粘着剤組成物 Granted JPS59159868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3384283A JPS59159868A (ja) 1983-03-03 1983-03-03 再剥離性粘着剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3384283A JPS59159868A (ja) 1983-03-03 1983-03-03 再剥離性粘着剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59159868A true JPS59159868A (ja) 1984-09-10
JPS6149350B2 JPS6149350B2 (ja) 1986-10-29

Family

ID=12397741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3384283A Granted JPS59159868A (ja) 1983-03-03 1983-03-03 再剥離性粘着剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59159868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61254678A (ja) * 1985-05-07 1986-11-12 Nitto Electric Ind Co Ltd エアゾ−ル型感圧性接着剤組成物
JPH02219886A (ja) * 1989-02-22 1990-09-03 Saiden Kagaku Kk 床材用接着剤

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435887Y2 (ja) * 1987-12-28 1992-08-25

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61254678A (ja) * 1985-05-07 1986-11-12 Nitto Electric Ind Co Ltd エアゾ−ル型感圧性接着剤組成物
JPH0242397B2 (ja) * 1985-05-07 1990-09-21
JPH02219886A (ja) * 1989-02-22 1990-09-03 Saiden Kagaku Kk 床材用接着剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6149350B2 (ja) 1986-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5663241A (en) Removable pressure sensitive adhesive and article
US4656218A (en) Adhesive copolymer microspheres-containing aqueous suspension and method for producing the same
JP5346048B2 (ja) 複合感圧接着性微小球
US4645783A (en) Adhesive copolymer microspheres-containing aqueous suspension and method for producing the same
JPH03111473A (ja) 中空の粘着性ミクロ球体及びマクロモノマー含有バインダ共重合体を含む感圧接着剤
JPH08901B2 (ja) 感圧接着テープ
JPS61261382A (ja) 再剥離性粘着剤組成物
JPS61264077A (ja) 水分散型感圧性接着剤組成物の製造法
JPS59159868A (ja) 再剥離性粘着剤組成物
JPH01161078A (ja) エマルジョン型粘着剤の製造方法
JP2610616B2 (ja) 水分散型感圧性接着剤組成物
JPS61152779A (ja) 再剥離型粘着剤組成物
JP2001164221A (ja) 再剥離型粘着剤および粘着シート類
JPH0623364B2 (ja) 水分散型感圧性接着剤組成物
JPH10306274A (ja) 感圧接着剤用水性樹脂分散体
JPH03152168A (ja) 水性樹脂分散液
JPS6011569A (ja) 再剥離性粘着剤組成物およびその製造法
JPH0225390B2 (ja)
JPS6143394B2 (ja)
JPS61271367A (ja) 水分散型感圧性接着剤組成物の製造法
JPS6345430B2 (ja)
JPH0423877A (ja) 水分散コンタクト型接着剤及びその使用法
JPS60120777A (ja) 感圧性接着剤組成物
JPS63260972A (ja) 微球状感圧性接着剤
JP2582767B2 (ja) 水分散型感圧性接着剤組成物