JPS59159716A - 人工ホダ木ならびに茸栽培法 - Google Patents
人工ホダ木ならびに茸栽培法Info
- Publication number
- JPS59159716A JPS59159716A JP58033868A JP3386883A JPS59159716A JP S59159716 A JPS59159716 A JP S59159716A JP 58033868 A JP58033868 A JP 58033868A JP 3386883 A JP3386883 A JP 3386883A JP S59159716 A JPS59159716 A JP S59159716A
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- JP
- Japan
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- artificial
- mushrooms
- mushroom
- weight
- porous
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、シイタケ等のきのこの栽培に用いられる人工
ホダ木ならびに茸栽培方法に関するものである。
ホダ木ならびに茸栽培方法に関するものである。
従来シイタケ等の栽培には、ナラ、ブナ、シイ、カシ等
の原木を５０ｚ前後の長さに切断し、ホダ木としたもの
が用いられている。しかし、これらのホダ木は、天然原
木の入手が困難となってきており、さらに原木は生木す
ぎても古木すぎても茸栽培は不可能であり、さらに水分
の調整なども困難なものであった。また、鋸屑とぬか等
を箱に詰めて成型し人工ホダ木（茸栽培床）としたもの
がある。しかし、これは箱の上部のみしか栽培できない
ため、使用効率が極めて低くいと云う欠点があり、さら
に茸菌の培養時に雑菌に汚染され易すいため取扱性に問
題があった。また、茸を平面部で栽培するため茸のかさ
部分の発育に比べて足（茎）部分の発育がさかんとなる
ために、茸のかさ部分に商品価値のあるシイタケなどの
栽培には使用できないと云う欠点もあった。
の原木を５０ｚ前後の長さに切断し、ホダ木としたもの
が用いられている。しかし、これらのホダ木は、天然原
木の入手が困難となってきており、さらに原木は生木す
ぎても古木すぎても茸栽培は不可能であり、さらに水分
の調整なども困難なものであった。また、鋸屑とぬか等
を箱に詰めて成型し人工ホダ木（茸栽培床）としたもの
がある。しかし、これは箱の上部のみしか栽培できない
ため、使用効率が極めて低くいと云う欠点があり、さら
に茸菌の培養時に雑菌に汚染され易すいため取扱性に問
題があった。また、茸を平面部で栽培するため茸のかさ
部分の発育に比べて足（茎）部分の発育がさかんとなる
ために、茸のかさ部分に商品価値のあるシイタケなどの
栽培には使用できないと云う欠点もあった。
本発明者は、従来技術の欠点を解決するために鋭意研究
を行ない、最も好ましい人工ホダ木の形状および構成、
ならびにその人工ホダ木を用いた茸栽培方法を発見した
ものである。
を行ない、最も好ましい人工ホダ木の形状および構成、
ならびにその人工ホダ木を用いた茸栽培方法を発見した
ものである。
本発明は、直径４〜３ｏｃｒｎの多孔性シート筒の内部
に３〜１０重量部の焼せつこう、６０〜９゜にこの人工
ホダ木を用いてシイタケ等の茸を栽培する方法を提供す
る。
に３〜１０重量部の焼せつこう、６０〜９゜にこの人工
ホダ木を用いてシイタケ等の茸を栽培する方法を提供す
る。
本発明に用いられる多孔質チューブは、不織布、パルプ
成型シート、織布、多孔性プラスチックシート、耐水紙
、などの多孔質シートなチュー皓 ブ状にしたもので、中養基を充填するに充分な強度と、
湿潤使用時に耐える強度があり、しかも充１分な通気性
があるものが用いられる。特に多孔質シートの孔の大き
さは、バクテリアなどの雑菌が通過しないような小さな
孔径（ａ４１を以下）であす告 る必要はなく、好ましくは毒養基がこぼれない程度に大
きな孔径の方が通気性が良好であるため茸の発育が良好
である。またチューブの大きさは、小さすぎると良質な
茸が得られず、大きすぎると人工ホダ木容積当りの茸の
収量が劣るために、直径４〜３’ Ｏｃｍ程度のものが
好ましい。チューブの両端部は培養基がこぼれないかぎ
り封印しておいても開口したままでもどちらでもよい。
成型シート、織布、多孔性プラスチックシート、耐水紙
、などの多孔質シートなチュー皓 ブ状にしたもので、中養基を充填するに充分な強度と、
湿潤使用時に耐える強度があり、しかも充１分な通気性
があるものが用いられる。特に多孔質シートの孔の大き
さは、バクテリアなどの雑菌が通過しないような小さな
孔径（ａ４１を以下）であす告 る必要はなく、好ましくは毒養基がこぼれない程度に大
きな孔径の方が通気性が良好であるため茸の発育が良好
である。またチューブの大きさは、小さすぎると良質な
茸が得られず、大きすぎると人工ホダ木容積当りの茸の
収量が劣るために、直径４〜３’ Ｏｃｍ程度のものが
好ましい。チューブの両端部は培養基がこぼれないかぎ
り封印しておいても開口したままでもどちらでもよい。
また、多孔性シートをチューブ状にする方法は、特に限
定しないが、糸でぬい合せる、接着剤で接合する、紙管
などの製法と同様にらせん形に２層以上に積層、成型す
る、熱接着するなどの方法が用いられる。な鮎長さにつ
いては、特に限定しないが、３０〜１００ｃｒｎ程度の
ものが取扱い作業性が良好である。また、培養基を充填
したチューブを薄い厚さの四方形などに成型して、ナメ
コなどの栽培用の人工菌床としてもよい。
定しないが、糸でぬい合せる、接着剤で接合する、紙管
などの製法と同様にらせん形に２層以上に積層、成型す
る、熱接着するなどの方法が用いられる。な鮎長さにつ
いては、特に限定しないが、３０〜１００ｃｒｎ程度の
ものが取扱い作業性が良好である。また、培養基を充填
したチューブを薄い厚さの四方形などに成型して、ナメ
コなどの栽培用の人工菌床としてもよい。
本発明に用いられる栄養基は、通常のビン栽□培あるい
は袋栽培に用いられている休養基でも用 □いることが
できるが、さらに好ましくは、３〜 ゛１０重景部の
焼石こ５を添加したものがよい。この理由は、鋸屑類と
ぬか類などを結合固定させるとともに、茸菌の生長時に
発生する有害な有機酸を中和させて正常な茸菌の生長を
促進させるためで、添加量が少なすぎると効果がなく、
多すぎると３（−の成長速度が阻害される。また、培養
基に配合される鋸屑類は、ナラ、ブナ、カシ、シイなど
の鋸屑のほか、製紙バルブ用のチップ、パルプ繊組、か
んな屑、サトウキビの絞りかすなどが単独あるいは２種
以上混合したもので、添加量は多すぎても、少なすぎて
も茸の栽培収量が減少するため、６０〜９０重量部が特
に好ましい。
は袋栽培に用いられている休養基でも用 □いることが
できるが、さらに好ましくは、３〜 ゛１０重景部の
焼石こ５を添加したものがよい。この理由は、鋸屑類と
ぬか類などを結合固定させるとともに、茸菌の生長時に
発生する有害な有機酸を中和させて正常な茸菌の生長を
促進させるためで、添加量が少なすぎると効果がなく、
多すぎると３（−の成長速度が阻害される。また、培養
基に配合される鋸屑類は、ナラ、ブナ、カシ、シイなど
の鋸屑のほか、製紙バルブ用のチップ、パルプ繊組、か
んな屑、サトウキビの絞りかすなどが単独あるいは２種
以上混合したもので、添加量は多すぎても、少なすぎて
も茸の栽培収量が減少するため、６０〜９０重量部が特
に好ましい。
また培養基に配合されるぬか類は、米、麦、トウモロコ
シなどの穀物ぬかのほか、少量の小麦粉、ブドウ糖、砂
糖などの多糖類を加えたものが用いられる。添加量は少
なすぎると、茸発育の為の養分が不足となって茸の成長
が遅く、かつ茸の栽培収量が減少し、多すぎると養分が
過多となって不経済となるばかりでなく雑菌の繁殖の危
険が増すので、１０〜３０重量部が好ましい。
シなどの穀物ぬかのほか、少量の小麦粉、ブドウ糖、砂
糖などの多糖類を加えたものが用いられる。添加量は少
なすぎると、茸発育の為の養分が不足となって茸の成長
が遅く、かつ茸の栽培収量が減少し、多すぎると養分が
過多となって不経済となるばかりでなく雑菌の繁殖の危
険が増すので、１０〜３０重量部が好ましい。
多孔質チューブの内部に上記成分の培養基を設ける方法
は、あらかじめ培養基に加水、加熱、加圧などによって
棒状あるいは四方形に成型して多孔質チューブに挿入し
ても、粉末状の培養基な詰込んでもよく、また多孔質シ
ートをチューブ状に成型するときに培養基も同時封入し
てもよい。また培養基中の水分は、多すぎても少なすぎ
ても茸の発育が悪くなるので５０〜７０％に調整したも
のが好ましい。
は、あらかじめ培養基に加水、加熱、加圧などによって
棒状あるいは四方形に成型して多孔質チューブに挿入し
ても、粉末状の培養基な詰込んでもよく、また多孔質シ
ートをチューブ状に成型するときに培養基も同時封入し
てもよい。また培養基中の水分は、多すぎても少なすぎ
ても茸の発育が悪くなるので５０〜７０％に調整したも
のが好ましい。
次に、本発明の人工ホダ木を用いて茸を栽培する方法を
述べる。人工ホダ木は水分調整及び滅菌を行なった後、
茸菌の接種を行ない、一部に通気性かつ雑菌不透過性の
多孔性フィルムを有するプラスチックフィルム袋あるい
は容器中で培養される。この理由は、本発明の人工ホダ
木の表面層は多孔質ソートでおおわれているが、若し、
多孔質シートが湿潤している場合は、雑菌の侵入が容易
となるため茸菌の接種が行なわれた人工ホダ木は、白い
菌糸で表面がおおわれるまで一部に雑菌不透過で通気性
のある多孔性フィルム部を有するプラスチック袋の内部
で茸菌培養を行°な５ことが好ましい。この理由は、人
工ホダ木は天然ホダ木の如き厚い樹皮におおわれていな
いため、雑菌の侵入を防ぐ必要があるためでもあるが、
実質的な効用としては菌糸の発生をより効率よく迅速に
行なわれるようにするためであり、さらに人工ホダ木の
水分の蒸発を防ぐなどのためである。なお人工ホダ木の
表面が菌糸で白くおおわれた後は雑菌に対する抵抗力は
高（、かつ水分蒸発の心配も少なくなるばかりでなく、
菌糸→茸栽培においては、より多量の空気が成長の為に
必要となるため、プラスチック袋の一部又は全部を切開
あるいは容器蓋を開ける。なお、栽培時の人工ホダ木の
並べ方は特に限定しないが、成るべく立てかげるなどし
てお互にホダ木が接触しない方が好ましい。本発明の人
工ボダ禾の茸栽培に用いられる容器の材質は、木、プラ
スチックなど特に限定しないが、プラスチックフィルム
袋は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル
、ポリエステルなど比較的耐熱性があり、しかも高強度
の１０−〜１５０μのフィルムを袋状にしたもので、袋
の大きさは人工ホダ木を１〜２０本人れられる程度の大
きさが好ましい。また、該プラスチック袋の一部に設け
られる雑菌不透過性で通気性の多孔性材質としては、マ
イクロポーラスフィルム、高密度不織布、連続気泡ウレ
タンフオーム、発水性抄造紙などが用いられる。多孔性
材質の大きさは、小さすぎると空気の通気量が不充分で
あり、大きすぎると水分の蒸発が過多となるため、人工
ホダ木容積１℃当り０５〜２０ｒ、ｒｌ程度が好ましく
、１ケ所又は数ケ所に分けて設けてもよい。
述べる。人工ホダ木は水分調整及び滅菌を行なった後、
茸菌の接種を行ない、一部に通気性かつ雑菌不透過性の
多孔性フィルムを有するプラスチックフィルム袋あるい
は容器中で培養される。この理由は、本発明の人工ホダ
木の表面層は多孔質ソートでおおわれているが、若し、
多孔質シートが湿潤している場合は、雑菌の侵入が容易
となるため茸菌の接種が行なわれた人工ホダ木は、白い
菌糸で表面がおおわれるまで一部に雑菌不透過で通気性
のある多孔性フィルム部を有するプラスチック袋の内部
で茸菌培養を行°な５ことが好ましい。この理由は、人
工ホダ木は天然ホダ木の如き厚い樹皮におおわれていな
いため、雑菌の侵入を防ぐ必要があるためでもあるが、
実質的な効用としては菌糸の発生をより効率よく迅速に
行なわれるようにするためであり、さらに人工ホダ木の
水分の蒸発を防ぐなどのためである。なお人工ホダ木の
表面が菌糸で白くおおわれた後は雑菌に対する抵抗力は
高（、かつ水分蒸発の心配も少なくなるばかりでなく、
菌糸→茸栽培においては、より多量の空気が成長の為に
必要となるため、プラスチック袋の一部又は全部を切開
あるいは容器蓋を開ける。なお、栽培時の人工ホダ木の
並べ方は特に限定しないが、成るべく立てかげるなどし
てお互にホダ木が接触しない方が好ましい。本発明の人
工ボダ禾の茸栽培に用いられる容器の材質は、木、プラ
スチックなど特に限定しないが、プラスチックフィルム
袋は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル
、ポリエステルなど比較的耐熱性があり、しかも高強度
の１０−〜１５０μのフィルムを袋状にしたもので、袋
の大きさは人工ホダ木を１〜２０本人れられる程度の大
きさが好ましい。また、該プラスチック袋の一部に設け
られる雑菌不透過性で通気性の多孔性材質としては、マ
イクロポーラスフィルム、高密度不織布、連続気泡ウレ
タンフオーム、発水性抄造紙などが用いられる。多孔性
材質の大きさは、小さすぎると空気の通気量が不充分で
あり、大きすぎると水分の蒸発が過多となるため、人工
ホダ木容積１℃当り０５〜２０ｒ、ｒｌ程度が好ましく
、１ケ所又は数ケ所に分けて設けてもよい。
次に本発明の実施例についてのべる。
実施例１
直径８ｃｒｎで長さ３０ｃｍのポリエチレン長繊維より
なる不織布（商品名、タイベーク、米国、デュポン社製
造）筒の内部に、焼せつこう粉末５重量部、ナラ鋸屑８
０重量部、米ぬか１５重量部よりなる混合培養基を詰め
込み、さらに少量のブドウ糖３％、麦芽糖３％の水溶液
に含水させて水分を約６３％に調整し人工ホダ木を得た
。これを有効面積が１０ＣＦ／Ｉの多孔質フィルム、マ
イクロポーラスフィルム（商品名、ジュラガード、米国
セラニーズ社製）を設けた折山１５ｃｒｎで袋長が５０
ｃｒｎで厚さ６０μのポリプルピレンフィルム袋に入れ
て約１００℃で３時間蒸気滅菌し、冷却後シイタケ菌を
人工ホダ木の上部に接種し、プラスチック袋の上部開１
」部を密封したる後、通常の条件で菌培養を行なった。
なる不織布（商品名、タイベーク、米国、デュポン社製
造）筒の内部に、焼せつこう粉末５重量部、ナラ鋸屑８
０重量部、米ぬか１５重量部よりなる混合培養基を詰め
込み、さらに少量のブドウ糖３％、麦芽糖３％の水溶液
に含水させて水分を約６３％に調整し人工ホダ木を得た
。これを有効面積が１０ＣＦ／Ｉの多孔質フィルム、マ
イクロポーラスフィルム（商品名、ジュラガード、米国
セラニーズ社製）を設けた折山１５ｃｒｎで袋長が５０
ｃｒｎで厚さ６０μのポリプルピレンフィルム袋に入れ
て約１００℃で３時間蒸気滅菌し、冷却後シイタケ菌を
人工ホダ木の上部に接種し、プラスチック袋の上部開１
」部を密封したる後、通常の条件で菌培養を行なった。
約７０１ヨ後に人工ホダ木の表面が白い菌糸でおおわれ
たのでプラスチック袋の上部を開口し、さらに１５℃の
温度で３０日間栽培を行ったところ、キノコかさの直径
が約６６ｎのシイタケが約４００７得られた。このシイ
タケはかさの直径が大きくかつ均一で、かさの肉厚も厚
く、しかも、茸の足長の短かい極めて良質なものであっ
た。また、茸の培養〜栽培の全期間は天然ホダ木の場合
より、約８０係短縮されていた。
たのでプラスチック袋の上部を開口し、さらに１５℃の
温度で３０日間栽培を行ったところ、キノコかさの直径
が約６６ｎのシイタケが約４００７得られた。このシイ
タケはかさの直径が大きくかつ均一で、かさの肉厚も厚
く、しかも、茸の足長の短かい極めて良質なものであっ
た。また、茸の培養〜栽培の全期間は天然ホダ木の場合
より、約８０係短縮されていた。
実施例２
直径１１Ｑｎで長さ３０ｃｎＴ、厚さ２咽のパルプモル
ディングシート（商品名、ピロシート、九三製紙製）よ
り作成された紙管の内部に実施例１で用いたと同様の培
養基を充填し、さらに麦芽糖３チ、ブドウ糖３％の水溶
液を含水させて、水分を約６５係に調整して人工ポダ木
を４本得た。得られた４本の人工ホダ木を有効面積が３
０ｃａのポリエチレンマイクロポーラスフィルム（商品
名、ＦＩ） −１、旭化成工業■製）を設けた折山５０
ｃｍ ｓ袋長６０α、フィルム厚が７０μの高密度ポ
リエチレンフィルム袋に入れて約９８℃で３５時間蒸気
滅菌し、冷却後人工ホダ木にシイタケ菌を接種して、袋
の開口部を密封した後、実施例１と同様にシイタケ菌の
培養を行ない白い菌糸の発生後、袋の上部を開口し、栽
培を行ったところ、実施例１と同様に極めて良質のシイ
タケが、従来技術での培養〜栽培期間より短かく雑菌に
汚染されることなく得られた。
ディングシート（商品名、ピロシート、九三製紙製）よ
り作成された紙管の内部に実施例１で用いたと同様の培
養基を充填し、さらに麦芽糖３チ、ブドウ糖３％の水溶
液を含水させて、水分を約６５係に調整して人工ポダ木
を４本得た。得られた４本の人工ホダ木を有効面積が３
０ｃａのポリエチレンマイクロポーラスフィルム（商品
名、ＦＩ） −１、旭化成工業■製）を設けた折山５０
ｃｍ ｓ袋長６０α、フィルム厚が７０μの高密度ポ
リエチレンフィルム袋に入れて約９８℃で３５時間蒸気
滅菌し、冷却後人工ホダ木にシイタケ菌を接種して、袋
の開口部を密封した後、実施例１と同様にシイタケ菌の
培養を行ない白い菌糸の発生後、袋の上部を開口し、栽
培を行ったところ、実施例１と同様に極めて良質のシイ
タケが、従来技術での培養〜栽培期間より短かく雑菌に
汚染されることなく得られた。
また、本発明の人工ホダ木は、その形状を厚さ５〜１０
ｍの長方形に成形すると、ナメコなど平面床部の栽培に
適する茸の栽培に用いられるいわゆる人工菌床として好
ましいもので、菌床自体がプロ、り状であるため箱など
が不要であり、取扱い性が容易である。しかも、良質の
キノコが高い生産性で栽培することができるものである
。
ｍの長方形に成形すると、ナメコなど平面床部の栽培に
適する茸の栽培に用いられるいわゆる人工菌床として好
ましいもので、菌床自体がプロ、り状であるため箱など
が不要であり、取扱い性が容易である。しかも、良質の
キノコが高い生産性で栽培することができるものである
。
本発明による人工ホダ木は、前述の如く天然資源の供給
量に影響を余り受けることなく、安価で大量に量産する
ことが可能であり、茸菌の接種も容易である。また、プ
ラスチック袋あるいは容器で栽培することにより、良質
の茸が非常に短かい成育期間で多量に、しかも取扱い性
が容易でありながら雑菌に汚染されることなく茸の栽培
か行なえるものである。
量に影響を余り受けることなく、安価で大量に量産する
ことが可能であり、茸菌の接種も容易である。また、プ
ラスチック袋あるいは容器で栽培することにより、良質
の茸が非常に短かい成育期間で多量に、しかも取扱い性
が容易でありながら雑菌に汚染されることなく茸の栽培
か行なえるものである。
特許出願人 有限会社コンペックス
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （］） 直径４〜３０ｃＴｎの多孔質チューブの内部
に３〜１０重量部の焼せつこう、６０〜９０重量部のａ
ｌｌ：ｍｍ、１０〜３０重量部のぬが類を主成分とする
培養基を設けたことを特徴とする人工ホダ木。 （２） 多孔質チューブが、不織布、パルプ成型シー
ト、繊維織布より選ばれたものである特許請求の範囲第
一項記載の人工ボダ木。 （３） 多孔質チューブの内部に焼せつこう、鋸屑類
、ぬか類を主成分とする培養基を設けた人工ホダ木を水
分５０〜７０係に調整すると共に滅菌し、茸菌を接種し
た後、一部に雑菌、不透過性で通気性ノ多孔性フィルム
部を有するプラスチックフィルム袋あるいは容器に入れ
て無菌的に培養することを特徴とする茸栽培方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58033868A JPS59159716A (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 人工ホダ木ならびに茸栽培法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58033868A JPS59159716A (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 人工ホダ木ならびに茸栽培法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59159716A true JPS59159716A (ja) | 1984-09-10 |
Family
ID=12398482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58033868A Pending JPS59159716A (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 人工ホダ木ならびに茸栽培法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59159716A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH044815A (ja) * | 1989-05-08 | 1992-01-09 | Daisuke Higuchi | シイタケ栽培方法 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49115843A (ja) * | 1973-02-26 | 1974-11-06 | ||
| JPS50151665A (ja) * | 1974-06-03 | 1975-12-05 | ||
| JPS52131857A (en) * | 1976-04-28 | 1977-11-05 | Kariya Motsukoushiyo Yuugen | Artificial chippwood for cultivating edible mushroom |
| JPS5568286A (en) * | 1978-11-14 | 1980-05-22 | Mori Sangyo Kk | Culture medium of sawdust for fungus mycellia |
| JPS5574725A (en) * | 1978-11-29 | 1980-06-05 | Kanebo Foods | Cultivation of edible mashroom |
| JPS57129614A (en) * | 1981-02-04 | 1982-08-11 | Yabe Butsusan Kk | Artificial cultivation container of mushroom |
-
1983
- 1983-03-03 JP JP58033868A patent/JPS59159716A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49115843A (ja) * | 1973-02-26 | 1974-11-06 | ||
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|---|---|---|---|---|
| JPH044815A (ja) * | 1989-05-08 | 1992-01-09 | Daisuke Higuchi | シイタケ栽培方法 |
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